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個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、 小説のレビューなどをポツポツと…
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   Dead Space:
     Aftermath


(2011)アメリカ
出演…リカルド・チャビラ
カート・コーネリアス
エリン・フィッツジェラルド
監督…マイク・ディサ
★★☆


〔ストーリー〕
 西暦2509年、地球は惑星採掘船USGイシムラとコンタクトがとれなくなっていた。しかし、USGオバノンが派遣したレスキューチームが、破壊した宇宙船から四人の生存者を発見する。なぜ、彼らなのか? なぜ彼らだけ助かったのか? 研究員はマインドコントロールを使って、彼らの深層心理に入りこむのだが…


 今回は、まーーーったく、趣味の分野のレビューなのです!!!
ですので、どうか温かい目で、サラッと受け流してやってください。

 さて、とうとう発売となってしまいました、「Dead Space2」のスピンオフ・アニメーションです。
デモ・ムービーとか観たんですけど、敵、こあいよ!! 強すぎるよっ!! とりあえず、気合の入りまくった内容になっているようなのです!

 話が逸れてしまいましたが、アニメーションの解説をしておきます。

 一応前回の続編になっているらしく、事後の世界。オバノンは生存者4名を救出しますが、この4名は2人の兵士、そして科学者2名。なぜ、彼らだけ助かったのか? という疑問から、ひとりずつマインドコントロールで事情を聞いていく、という流れです。

 今回は、CGと手書きアニメのミックス。CG部分はゲームっぽくて、入りこみやすいんですが、手書きアニメになると、ありゃりゃ? キャラが百八十度変わってしまいます。なんなの、これ? えーと、新しい手法? (← …って、なんの??)と、えらくとまどってしまいますが、登場人物がすくないですから、落ち着いて考えればわかりますでしょうか。

 それでもわからないの! という方のために…
①サージェンコ兵士
黒人。ガタイのでかい人。ヴィヴィア~ン、待って~、うふふ~ と、始終頭がふわふわしてます。ついでにチーム随一の疫病神だったりします。この人が、奇妙な建造物の破片を拾ってしまってことから…

②アレジャンドロ
片腕マシン。気性は荒いけど、案外頼りになる人。だが、それだけである!

③ノーマン博士
オドオドしてます。戦力にはなりません。おなじ科学者仲間のアレクシスから、「ち! 触るんじゃねーよ、クソがっ!!」と、いつも蔑まれています。

④アレクシス博士
クレオパトラ顔だから、唯一見わけがつくかと思ってたら… やっぱり手書きシーンになると、あぼーんでした。アハーン なシーンが多いです。アハーン ときたら、彼女と思いましょう。でも、どうせなら、CGでもアハーン してくれよ!

 ゲームをやったことがない方でも、わりと楽しめるストーリーになっています。残酷描写も全開。ただし、今回はストーリーに重点を置いたため、肝心のエイリアンの登場がすくなくて、やや不完全燃焼。そこが不満でしょうか。

 次回からは、ちゃんとした映画レビューにもどりたいと思います。すいません!!
それにしても、わたしは「クロックタワー」のつぎくらいに、期待しているんですけど… あの、その… 実写版はまだですか?












CG部分。








アニメ部分。















(デモ・ムービーから)ちびっこエイリアン来襲!!!















こっわ~、無理、ぜったい無理!!!













どー考えても無理!!死んでも無理!!!!








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   Amer


(2009)フランス/ベルギー
出演…カサンドラ・フォレット
マリー・ボス
監督…ヘレナ・カテット
ブルーノ・フォーザニ
★★☆


〔ストーリー〕
 高台の邸宅に両親と暮らす、少女アナ。祖父を亡くしたばかりで、一階の部屋には遺体が安置されていた。ふとした好奇心から、死体が握っていた懐中時計を盗んでしまったため、奇怪な悪夢に襲われるようになり…


 懐古趣味満載の、フランス産ジャーロ。
たしかにオープニングから、クラシックな香りがぷんぷんするんです… という、触れこみだったのですが…

 よくも悪くも、フランス映画でした!!
ということでして、正直わかりづらいんです~~

 OPから30分までがとにかく、つらい、ああ、つらいです。ですので、この30分さえ乗りきれば、あとは勝ったも同然!! (なんで勝負しなくちゃいけないのか、よくわかんないんですけど~(笑)

 フランス・ホラーはハズレなしだと思ってたんですが、たまーにこういうのも出てきてしまう。それで、誤解を承知でこんなこと書いてしまいますが、フランスってこういうのを至高! とか思ってるかぎり、ハリウッドから敬遠されちゃうと思います~。

 上記の説明だけでは、たぶんきっと、わけワカランとなると思いますので。本作は一応、三部作っぽいつくりとなってます。

 ①少女時代のアナ(カサンドラ・フォレット)
高台の不気味な邸宅に、両親と暮らすアナ。祖父が死んだばかり、しかし母親は嘆き悲しんでいる様子はありません。祖父の遺体から懐中時計を盗んだことから、喪服姿のナゾの女に襲われたり、よみがえった祖父に襲われたりと、いろいろとこわいめに…

 ②娘時代のアナ(シャーロッテ・ユージン・ギボート)
それから十数年後。
すっかり大人になったアナ、瑞々しい若さで男どもの視線を集めて、そんな自分が楽しくって仕方ありません。
いっぽう母親は、そんな彼女にひそかに対抗心を燃やしているようなのですが…

 ③中年期のアナ(マリー・ボス)
それからまた、十数年後。
すっかり成熟したアナ、白髪を染めていた母を内心バカにしていましたが、その母と同年代になりました。色っぽいおねいさんとなりましたが、いまだ独身。また、母のきびしい躾のせいか、男性恐怖症ぎみでもあります。
その母も亡くなったようで、遺産相続した彼女は、かつての高台の邸宅へとむかいます。さて、その目的とは…

 こうやって書いてみると、一応ストーリーとして映画が成立しているように思えますが、じつはセリフはほとんどなくて、登場人物のドアップばっか(笑)。これ、顔面恐怖症の人が観たら、たまらない内容だと思います。とにかくドアップ、ドアップ!! 細かい流れをいいますと、

 キャラクターのドアップ!→ ドアップ!→ ドアップ!→ 象徴的なシーン → ドアップ!→象徴的なシーン → ドアップ!→ 意味深なシーン → ドアッ(しつこいので、このへんで…)

 こんな映画なのですよ。
美男美女のドアップだったらまだしも、本筋とは関係のないオッサンのドアップだとか、オッサンの唇のドアップだとか、オッサンのモミアゲのドアップだとか…(ああまたドアップ連呼、すいません…)

 こういう映画、好きな方はたぶん好きなんだと思います。たしかに、撮り方はおもしろいんですけど。
ですが、ギャスパー・ノエの「カルネ」(1991)を観て、なんだかなーと思ったわたしには、いまいち興味深さや知的さが伝わってきませんでした。映画にくわしい方がいましたら、ごめんなさい。

 ついでに、途中、何度もこれ、ホラーだったよね? と、確認したくなりました。
黒手袋が登場するのは、ラスト20分を切ってからです。黒手袋さえ出せば、ジャーロと呼んでいいと思ってるのか、責任者呼んでこい、コラー!! と、文句いいたくなりますが、まあ、最後の剃刀の執拗ないたぶりが痛そうだったので、ここは許してあげましょう。

 あと、ラストの超展開は、ちょっとびっくりするかも… って、ほどでもないか。まあー、これも予想範囲内。ようするに、〇〇モノってことです。











赤と青。
バーヴァですか。








ママの〇〇を
目撃しちゃった!!






娘盛りのアナは…








ちょいエロ画像。









色っぽいおねいさんと
なりましたが…







   Shadow


(2009)イタリア
出演…ジェイク・マクスワーシィ
カリナ・テスタ
ノート・アーキント
監督…フェデリコ・ザンパッリォーネ
★★★



〔ストーリー〕
 マウンテンバイクでヨーロッパの山岳地帯を旅行中の青年、デイヴィット。途中、山小屋のバーで柄の悪い2人組に絡まれていたアンジェリクを助けたことから、以降ふたりで旅することに。しかし、柄の悪い2人はハンターで、彼らが鹿狩りするところを故意に邪魔したことから、つけ狙われるようになり… “シャドウ” と呼ばれる、危険な山に足を踏み入れてしまう…


 ちょうどフランス・ホラーでおなじタイトルのものがありまして、すっかり混同していました。正しくは、フランス産のものが犯罪心理が絡んだサスペンス、こっちはシンプルな拷問ホラーです。

 マウンテンバイクで旅する青年、デイヴィット(ジェイク・マクスワーシィ)。山の中腹のバーに立ちよると、そこには先客の美人アンジェリク(カリナ・テスタ)が。ラッキー これはもしや、運命の出会い…? などと、ひそかにわくわく期待していると、やってきました、地元の柄の悪いふたり組み!!

 美人なアンジェリクはさっそく目をつけられてしまい、デイヴィットは男らしく彼女をかばうのですが… しかし、この時点ではどうにかセーフ。危機を脱出、おまけにアンジェリクと仲よくなって、いっしょにキャンプして旅する仲に。

 でも、悪い縁というのは切っても切れないものなんですねー、鹿狩りをしていた例のふたり組みとふたたび鉢あわせ、アンジェリクは鹿を助けようと、故意にハントの邪魔をしてしまいます。

 これが彼らの怒りを買って、恐怖のデットチェースのはじまりに。こっちは自転車、むこうは車、おまけに犬も連れてます! 必死に逃げまわるデイヴィットらは、いつしか “シャドウ” と呼ばれる危険な山に踏みこんでしまうのですが…
 ここまでが前半。後半から、ようやくお約束の拷問人(ノート・アーキント)が登場します。

 この手のものは、観すぎるほど観てきた感があったのですが… ポイントさえ押さえていれば、いくらでも観れちゃうものなんだと納得しました。まず、シンプルな作りがよいです。拷問人が登場するまでに時間がかかるのですが、これが一種の伏線にもなっています。

 そしてこの拷問人、最初はたいしたことない? ぐらいに思ってたんですが、拷問するときの力み顔や不気味パントマイムなんかが、キモイ、キモイー!!! 完全にイッちゃってます、この人!!
横顔なんか、ノスフェラトゥみたいだし、こんなキモイ男にとっ捕まったデイヴィットくん、無事逃げだすことができるんでしょうか?? などと、ハラハラしながら観る映画でっす。

 …でもですね、真相が明かされたとき… キモイ拷問人、ただのキモイ拷問人ではなかったのではないか? という考えが生まれてきます。要は、デイヴィットくんの行動ひとつにすべてがかかっていると!

 前半部分の伏線がもうすこし丁寧だったら、佳作になったのでは、と思われる出来。ですが、おもしろかったのでさり気にオススメしておきますー あと、この監督さんはチェックしておいても損はないかもしれません。

 じつは、オープニングのデイヴィットの独白に重要な意味が隠されていると。
衝撃のラストは、みなさんでご確認を!!












アンジェリクと、
デイヴィット。








極悪人登場!!
(でも、
犬は愛してるの!!)









キモイ拷問人。
まずは背中から。










…横顔…











恐怖の拷問ショーの
はじまり~!!!







   I Spit on Your Grave



(2010)アメリカ
出演…サラ・バトラー
ジェフ・ブランソン
アンドリュー・ハワード
監督…スティーヴン・R・モンロー
★★★



〔ストーリー〕
 女流作家のジェニファーは新作を書きあげるため、ひとり別荘にむかう。途中、スタンドで地元の男性と仲よくなるが… この連中、とんでもない男たちで、ジェニファーは彼らにのぞき見されていることに気づかない。そしてとうとうある晩、彼らは別荘に踏みこんでくるが…


 直訳すると、「おまえの墓に唾吐いたるわっ!!」(「おまえの墓の上で踊ったるわ!!」より、インパクトある表現なんだと思う… たぶん)。

 ええと、78年の「発情アニマル」のリメイクです。しかしこのタイトル、一度観たら忘れられませんね。ホラーじゃないみたいです。

 誠に残念なことですが、このオリジナルを一度も観たことがないのです。なので、比較することができなくて、申しわけないんですが… わたし的には、けっこうおもしろかったかな。
予想していたほど悲惨さがなくて、これはこれで、エンタメ映画として成功しているんだと思います。

 簡単なあらすじを書きますと、
美人作家のジェニファー(サラ・バトラー)が新作を書きあげようと、ひとり森のなかの別荘にむかう。そこで地元の連中に暴行されて、心身ともにボロボロに。川に落ちて死んだはずのジェニファー、翌日から復讐の鬼と化して、男どもをつぎつぎ血祭りにあげていく。
こんな内容ですー。

 オリジナルは、それはもう、レイプシーンがすごい、ひどい、ひどすぎる!! と、噂に聞いておりました。それでヒヤヒヤしながら観たんですけど、なんてことはない、やっぱりクラシック・リメイクの「The Last House on the Left」「ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト/鮮血の美学」2009)みたいな感じです。スリルやサスペンス性を前面に押しだして、不愉快な場面はそうでもなく。

 まず、レイプする側もされる側も、わりかしこぎれいな方たちなんで、画面じたいに悲壮感や暴力性がそう感じられないです。イケメンがいたり、知的障害者がいたり、悪徳警官がいたり… で、悲壮感がそう感じられないって、映画としてはマトモな部類なんだと思います。前半は、こぎれいなレイプ映画! 後半から、どんな復讐劇がはじまるのかとwktkする映画!!

 映画そのものはまあまあの出来。一般的にもかなり楽しめると思います。レイプ犯たちが徹底したクズとして描かれているので、後半の復讐劇にも抵抗を感じない。これって、弱い者イジメすると、いつか必ずしっぺ返しを食らうよ!!ていう、教訓話ですよね。あと、被害者の報復活動も正当化してますね。

 一応おもしろい映画なんですけど、ひとつだけショックなことが…

 それはですね、
わたしがひそかに注目していた俳優さん、アンドリュー・ハワードが~~、アンドリュー・ハワードが~~~、

 ただの小悪党になっちまってる件!!!!

 いえ、この映画では、小悪党設定でいいんですけどね!! ただ、あのカリスマ性は? ねえ、危険な色気はどこにいっちゃったの?? と、そればかり気になって、肝心の映画のほうがあんまり頭に入ってきませんでした。ぐっすん。。。

 映画はよくある復讐劇でして、後半からの創意工夫を凝らした殺害方法がたいへんよかったです。アレしたりとかね、コレしたりとかね でも、山小屋の楽しそうな武器を使わなかったのは、ちいと残念でした。ついでに、鋏で去勢するシーンですけど、ただ〇〇するだけかよっ!!と、つっこみたくなりますが。

 あーあ、アンドリュー・ハワードもただの悪役になっちゃった。この人、これからもこんな役ばっかりやっていくんだろうなーと、ありし日の彼を偲びつつ、今回はこのへんで…











女性のひとり歩きは
危険なんですよ!!









あーあ、
いわんこっちゃ…








ボロボロに
されちゃいました…






ウフフ、
やっぱりイジメる方が
楽しいヮ








この後、
あうあうーな展開に!!







   Chain Letter



(2010)アメリカ
出演…ニッキ・リード
マイケル・J・パガン
コーディ・カッシュ
監督…デオン・タイラー
★★★


〔ストーリー〕
 ネットゲームにはまっているニール、ある晩チェーンメールをもらう。メールの指示通り知人に転送すれば、おまえは助かる、という内容だが… 直前妹のレイチェルと口喧嘩をしたニールは、彼女の携帯電話に送る。これがきっかけとなって、ニールとレイチェルの仲間、ジェシーたちにまでチェーンメールがまわってくることになるのだが…


 監督のデオン・タイラーは、「7eventy 5ive」(2007)というスラッシャーを撮った方です。この作品は、観ている方もけっこう多いのではないですかね? わたしも一応、この手のものは大好きなんですど、いまいちだったのでレビューしませんでした。で、合間にテレビシリーズで腕を磨いていたらしく、ひさしぶりに完成したのがコレ。

 これがですね、気持ちいいほど王道ホラーになっています。

 ヒロインは、わりと裕福な家庭の学生ジェシー(ニッキー・リード)。ボーイフレンドのダンテ(ノア・セガン)ともいい関係、ほかに、筋トレ男のジョニーくん(マット・コーヘン)とか、お調子者のマイケル(マイケル・J・パガン)、双子の兄妹のレイチェル(シェリリン・ウィルソン)とニール(コーディ・カッシュ)。

 ニールとレイチェルの家は放任主義といいますか、いつも両親が家をあけていて、そのため二ールはオタク街道まっしぐら。ゲーセンに通いつめて、ネトゲにはまり、ついにはおかしなチェーンメールをもらってしまいました。その不気味な内容に、妹のレイチェルに嫌がらせしようとメールを送ってしまうのですが…

 はっきりいって、映画の作りは文句なしによかったです。
スピード感もあるし、構成の無駄がなく、盛りあげ方なんかもやたらめったらうまい。これぞ王道ホラー!! といった内容なので、レンタル店にはたくさん並びそうな予感がします…

 なのですが、惜しいことに~~、やっぱり(?)予想どおりに内容スカスカっでっす。
驚いちゃったのがですね、チェーンメールをまわさないと、ホントにチェーン男が殺しにきちゃうよっ!! っていう、小学校レベルのフォークロアがメイン… いえ、おもしろければ、それでいいんですけどね!
正直、映画はとってもおもしろかったんです。でも、なにも考えずにワーキャー騒いで観るレベル。

 やっぱり使った材料じたいが、イマドキ感がありありでっす。。。
内容的にいうと、テクノロジーの恐怖+都市伝説ミックスの青春スラッシャー。あー、やっぱ古い。
チェーン男(この男、武器もチェーンなんです。ホント、まんまやんけ!!)の正体をもうすこし掘り下げてくれれば、内容的によくなったかもしんないんですが…

 あ、でも、チェーン男の暴れっぷりは楽しかったですよ
荒っぽいうえに残酷でして、これくらい思いきってやってくれたほうが、印象も強くなりますもんね!!

 内容はないよう(すんません)なもんですが、映画の作り方は異常にうまいという、不思議(?)な作品。
これは、これから映画の勉強をしたいなっていう方には、最適なホラー教材かと。










ジェシーとダンテ。






さっそく届きました、
謎メール







ご丁寧に、現場に
チェーンを残す殺人鬼…
(ナニモノ?)






だれかに
見られている??






あーっっっ!!!
すんごい残酷絵に
なってますが。。。







   Psych:9



(2010)アメリカ・イギリス・チェコ
出演…サラ・フォスター
ケイリー・エルウィス
ガブリエル・マン
監督…アンドリュー・ショーテル
★★☆



〔ストーリー〕
 廃業となった病院で、深夜に書類整理の職を得たロズリン。そこは不気味な病院で、初日そうそう奇怪な物音を聞いたり、監視カメラに不審な人影を見るという怪奇現象を経験してしまう。折りしもそのころ、病院の周辺では若い女性が鈍器でメッタ打ちにされて殺害されるという、連続殺人が起こっていた…


 このごろ風邪気味でして、思いっきり早寝ばっかしてました、すいません!!

 えーと、「Psych:9」です。
一瞬「Session 9」「セッション9」2001)のパチモンかなと、思っちゃうんですけど、まあ、内容も近からず、遠からず。
たしか、作品じたいはだいぶ以前に完成していたはずですが、諸事情により、発表が遅れてしまったようです。廃病院、深夜勤務とくると、超自然現象!! って、期待しちゃうんですけど、タイトル通りのサイコ・ホラーです。あと、「SAW」シリーズのケイリー・エルウィスも出演しています。

 ヒロインのロズリン(サラ・フォスター)は、トラブルで職を失ってしまい、急遽廃病院で深夜に書類整理をするという職を得ます。深夜に廃病院で、書類整理…?? このあたりから、ものすーごく怪しいんですけど、まあ、雰囲気はいいので大目に見てあげましょう。

 この病院、ホラーに登場する病院として、期待を裏切らない不気味さ。ロズリンはしょっぱなから、怪現象に悩まされてしまいます。「この病院、ナンカいるんぢゃないの??」 と、ブルってますと、精神科医だというクレメント(ケイリー・エルウィス)が登場します。彼もべつの階で、職場を移動するにあたっていろんな整理をしていたのですね。で、一応頼れる人がいるんだと、安心するロズリン。

 しかし、そのころ、その病院周辺で若い女性ばかりを狙った殴殺事件が起きておりました。犯人はいまだ捕まらす。とうとう被害者が運ばれていくところを目撃してしまったロズリン、ここでまた、たいそうビビリます。

 ついでに、マーリン刑事(マイケル・ビーン)に職務質問されちゃうロズリン。疲れて家に帰れば、呑気にソファでぐたぐたしている夫のコール(ガブリエル・マン)。夫婦仲は徐々にささくれだして、不気味な病院の影響か、ロズリン自身もヒステリックになっていき…

 …とまあ、こんな感じのお話です。
う~ん、オープニングの雰囲気はたいへんよかったんですけど。
蓋をあけてみれば、よくあるタイプのサイコロジック。結末もだいたい読めちゃうんですけどねー、でも、俳優さんたちが個性的だし、ロズリンのヒステリーがだんだん感極まっていくところなんか、迫力あったかもです。

 精神科医のクレメントが、「SAW」で足首ギコギコしていたエルウィスさんです。あと、ずいぶん老けちゃったマイケル・ビーンは、最初だれだかわかりませんでした。
穿った考え方をすると、いろんな心理要素を含んでいて、興味深い内容なの… かも?
それから、ラストのオチはちょっとこわいです。

 結論。女は魔物!!
でも、病んでたっていーじゃない、周囲に迷惑をかけなければ!!











夫婦仲はよいはず
なのですが…









バスタブには死体が
隠れております。










マイケル・ビーン、
カッコよかったのになー。









どんどん病んじゃう
ロズリン。






クレメントは気軽に
相談役に。






怪しい人がいっぱい
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:

 独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。

〈好きかも♪〉
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〈苦手かも…〉
 かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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