忍者ブログ
個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、 小説のレビューなどをポツポツと…
[401]  [400]  [399]  [398]  [397]  [395]  [394]  [393]  [392]  [390]  [389
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

   The Disappeared


(2008)イギリス
出演…ハリー・トレッドウェイ
グレッグ・ワイズ
ロス・リーミング
監督…ジョニー・ケヴォーキアン
★★★


〔ストーリー〕
 更正施設からやっと自宅に帰ることを許された、青年マシュー。自宅には疲れた様子の父がひとりだけ。じつは、およそ一年前に彼らは幼い弟のトミーの行方を失っていた。監視カメラに自宅のアパート前の公園で遊ぶトムの姿が映っていたきり、彼は忽然と姿を消してしまっていた。罪悪感に駆られ、父親ともうまく接することができないマシュー。だが、父が録画していたトム捜索のテレビ番組を観ていると、突然トミーの呼びかける声が聞こえてきて…??


 これ、ずっと観たかったんですよー、超王道なシックスセンス・ホラー!

 なんだか、〈ハリポタ〉 のいじわるっ子(トム・フェルトンくん)が出演しているということで、話題になってるようなんですが、期待どおりのきっちりした映画でした。トレイラーからもわかるとおり、かなり丁寧に、実直に撮られている作品です。

 監督のジョニー・ケヴォーキアンは、これが長編第一作目となるようです。最近とみに思うんですけど、いまのひとって、ほんと器用な方が多い! なんだかんだいって、うまいこといい感じに撮れちゃうみたいです。

 冒頭、更正施設から帰宅するマシュー(ハリー・トレッドウェイ)のシーンからはじまります。

 マシューは父の待つアパートに帰るのですが、なんだか浮かない様子。じつは、彼には幼い弟のトム(ルイス・ランペルール・パルマー)がいたのですが、およそ1年前に行方不明になっていました。
手掛かりはなく、父はテレビ出演をしてトムの情報をよせてくれるよう訴えかけたり、いろいろな努力をしたのですが、結局見つかりませんでした。トムが消えた夜、マシューは自宅でパーティーをひらいていて、遊んでくれるようにせがんだトムを無視、そのためトムはひとりで外にいってしまったのです。

 そんな理由から罪悪感に悩まされて、素行も悪くなってしまったマシュー。父のジェイク(グレッグ・ワイズ)も表むきは冷静に振る舞ってますが、かなり焦燥しています。

 帰宅したその日、父の録画していたテレビ番組に目を通すマシュー。そこに映しだされるのは、公園でひとり遊ぶの映像… 悲しみがこみあげてきたそのとき、「マシュー!」と、トムの声が。なんだ? え? 幻覚? しかし、テープを巻きもどしてみると、やっぱりおなじ箇所で声が聞こえます。

 やがて、声ばかりでなく、姿も見えるようになってしまうマシュー。友人のサイモン(トム・フェルトン)、幼なじみのエイミー(ロス・リーミング)に相談したりして、自分はおかしいんだろうか? いや、もしかしたらトムはどこかに生きていて、自分に伝えたいことがあるんじゃないか…? そう考えるようになるのですが…

 正直に申しあげまして、簡単に結末が読めてしまうお話。
それでも最後まで飽きさせないのは、マシュー青年の内面がしっかり描かれているから。

 マシュー演じるハリーくんの表情もいいんですが、イギリスのごくフツーの若者像が描かれていて、とても感情移入しやすいです。たとえば、なんにもない退屈な町だったり、低所得者むけの巨大アパートだったり、いじめっ子軍団だったり(…このいじめっ子軍団がまた、万国共通の憎たらしさでムカつきますよ~)、おなじように退屈している友人、日曜の教会通い… ああ、こういうのって、ほんとにイギリス青年の等身大の生活なんだろうなと、思ってしまいます。ストーリーも骨子がしっかりしていて、結末までひっぱります。

 ほんとうは職探しして、新しい人生をはじめなければいけないのに、トムの事件からなかなか前に進めなくなっているマシュー… 父親とのぎこちない会話シーンもよいですね。

 簡単に予想がついちゃう結末ですが、最後の最後、中盤のとあるシーンが納得できるようになってまして、「ああ、あれってそういうことだったのかー!」と、せつなくなったり。
それから、犯人の動機ですが、物語に登場するある象徴、古い写真などから… なんとなーくですけど、チラリとその理由をほのめかしています。いやな動機だなあ。

 これはよい映画!!
結末がなんともいえない、せつなくてやるせない気持ちになっちゃいます。









マシュー演じるハリー・
トレッドウェイ。








いじめっこ!!
いじめっこ!!








父との会話も気まずい
です…








地下のランドリー室で、
トムの亡霊を目撃!!









エイミーだけは彼の話を
信じてくれるのですが…







PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
<< Blood River  | HOME |  Sauna >>
カレンダー
09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:

 独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。

〈好きかも♪〉
 おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…

〈苦手かも…〉
 かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
ねこじかんです

ホームページ制作浮気調査ホームページ制作会社 東京浮気調査ホームページ制作 千葉ホームページ制作ブログパーツ 動物

最新CM

[03/28 PatlealaRag]
[02/29 あぐもん]
[02/29 あぐまn]
[01/11 わかりません]
[01/01 クロケット]
[10/23 ナマニク]
[10/23 ナマニク]
[10/20 nasu]
[10/17 奈良の亀母]
[10/16 ななみ]
気になる新作!

*A Lonely Place to Die

*Super 8

*Insidious

*The Woman

*Rammbock

*Season of the Wich

*Red Rising

*The Violent Kind

*Red White & Blue

*11-11-11

*The Feed

*Nang Phee

*Scream of the Banshee

*Dylan Dog: Dead of the Night

*Misteri Hantu Selular

*The Silent House

*Who Are You

*I Didn't Come Here to Die

*Famine

*I'm not Jesus Mommy

*Monster Brawl

*Some Guy Who kills People

*Falling Skies

*The Wicker Tree

*Hisss

*ChromSkull: Laid to RestⅡ

*Father's Day

*Drive Angry

*Fertile Ground

*Wake Wood

*Mientras Duermes

*Hobo with a Shotgun

*Atrocious

*KaraK

*Penunggu Istana

*Borre

*The Broken Imago

*Madison Country

*Viy

*Jenglot Pantai Selatan/Beach Creature

*Urban Explorer

*Los Infectados

*Isolation

*2002 Unborn Child

*The Pack

*El Incidente

*Rat Scratch Fever

*4bia
最新記事

(10/16)
(10/11)
(10/07)
(10/04)
(10/01)
(09/30)
(09/29)
(07/17)
(06/29)
(06/19)
ブログ内検索

みなさまの足跡
アクセス解析
バーコード
忍者ブログ [PR]

Graphics by Lame Tea / designed by 26℃