個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Blood River
(2009)アメリカ
出演…アンドリュー・ハワード
テス・パンザー
イアン・ダンカン
監督…アダム・メイスン
★★★
〔ストーリー〕
コロラドの砂漠を横断中のカップル、サマーとクラーク。サマーは妊娠中で、ふたりは幸せいっぱい。途中、ヒッチハイクの男性を見かけるが、クラークは警戒して無視してしまう。そしてモーテルにたどりつくと、そこにはさっき追い越したはずのヒッチハイカーが。しかし、ふたりはそれに気づかず、不気味なヒッチハイカーはモーテルの女主人に近づくのだが…?
最近快作つづきなので、ここらでちょっと冒険してみようかと思います。
まずは、ひそかなホラー界の新鋭(← 勝手に決めました!)、アダム・メイスンの新作スリラー。
たぶん、ほとんどの方は知らないと思いますが、メイスン監督は「Broken」(「JIGSAW/デッド・オア・アライブ」2006)、「The Devil's Chair」(「悪魔の椅子」2006)と、たてつづけにホラーを撮って、一部のマニアからチラチラ話題になりはじめているイギリス人監督さんです。で、今回は配給会社がアメリカ。メイスン監督、ちょっぴり出世しましたー、やったね♪
「悪魔の椅子」 はそのブッ飛んだストーリーから、ホラー心をいっきにわしづかみされてしまう内容でした。で、「悪魔の椅子」 でも主演をつとめたアンドリュー・ハワードが、今作でも主演。このコンビ、ホントいい仕事するんですよ。
ストーリーはいたって簡単。
とあるカップルが砂漠を横断して旅行中。妻のサマー(テス・パンザー)は妊娠中、クラーク(イアン・ダンカン)もゴキゲンで車を飛ばしています。と、そこへ謎のヒッチハイカーのハワード登場! ハワードの役名は「ジョセフ」、じつはこの名前にも深い意味があるんですねー。
サマーは彼を乗せようとしますが、クラークは警戒して無視。そのまま走り去ってしまいます。そして途中で辿りついたモーテルには、追い越したはずのハイカーが??
でも、ウキウキ気分のふたりはまったく気づきません。ハイカーのほうも、どうでもいい様子です。彼はモーテルの女主人を口説きはじめるのですが…
翌日、モーテルの女主人は不在。不審に思いながらも、カウンターに鍵を置いて出発するクラークとサマー。と、ここで運命の歯車が狂いだしてしまうのですね~、見事に事故って、クラークは怪我をし、妊娠中だというのにサマーといっしょに炎天下のなかを歩きつづけることになります。
やがて、見捨てられたゴーストタウンに到着。だれも住んでいないし、水もありません。パニックになって泣きだしてしまうサマー。「だいじょうぶ、ぼくを信じるんだ!」 と、なんの根拠もなく慰めるアホなクラーク。
でも、そこにはじつは住人がいたのです。それがきのう無視した、ハイカーのジョセフでした。
ジョセフはじつはけっこう親切な男で、サマーの身体を気づかい、とりあえずひと晩過ごして、翌日になったら車をとりにいこうという話になります。
最初は警戒心満々のクラークでしたが、サマーはすっかり彼のことを気に入った様子。なんだか彼がお腹に手をかざしただけで、彼女の気分も爽快になってしまったのです! やがて3人は打ち解けた仲になります。そして、静かな夜が明けるころ…
たぶん、かなーりひいき目入っちゃってるかと思います。でも、結論として、この監督さんはやっぱりイイ!!
スリラーと書きましたが、ジョセフが直接暴力を振るうわけではなく、夫婦に心理ゲームをしかけるんですね。で、彼がなんでそんなことをしているのかというと…??
「悪魔の椅子」でも、その迫力に一発でノックアウトされてしまったんですが、アンドリュー・ハワード、やっぱりいい役者さんです! とくべつハンサムでもないのに、どのシーンでも妙にきまっちゃうんですよ。ちょっと、若いころのイングランドおじさんに似ていますかね? でも、おじさんよりアクが強い方かもしれません。わたくし、ふだんは文学系美青年好きなんですけど、この方は表情ひとつとっても魅力的♪ とくに、カメラにむかって意識的に微笑むシーンなんか、
惚れてまうやん~!!!
というくらい、妙にクセのあるカッコよさがあります。だれがなんというと、ステキな役者さんだと思います。もうですねー、このひとが出ているだけで、いい画面になってしまうからなんでもいい! そう思えるくらいの存在感があります。
でも、一応ストーリーのほうも、しっかりしたものになってますよ。ストーリーがどうのこうのというより、この監督さんは、もともと気迫で見せる作品を作るのが得意なひとみたいです。よって、ハワードにつられて、テス・パンザーも、イアン・ダンカンも、かなり切迫した演技を見せてくれます。
とてもクールでイカした映画でした。この作品も、レンタルになるといいんですけ
ど~、といっても、めったに置いてないレンタルになりそうですけど…
この調子だと、「Luster」(2009)も非常に楽しみです!
荒野をさまよう
カップル。
あれ?話してみると、
ジョセフはけっこう
いい男。
ジョセフの部屋には、
壁一面にナゾの
写真が…?
なあ奥さん、いいだろう!
と、いっているわけでは
ありません!
んで、キレちまったクラークは!!
素顔のハワード。
知的な雰囲気のひとなんですね。
(2009)アメリカ
出演…アンドリュー・ハワード
テス・パンザー
イアン・ダンカン
監督…アダム・メイスン
★★★
〔ストーリー〕
コロラドの砂漠を横断中のカップル、サマーとクラーク。サマーは妊娠中で、ふたりは幸せいっぱい。途中、ヒッチハイクの男性を見かけるが、クラークは警戒して無視してしまう。そしてモーテルにたどりつくと、そこにはさっき追い越したはずのヒッチハイカーが。しかし、ふたりはそれに気づかず、不気味なヒッチハイカーはモーテルの女主人に近づくのだが…?
最近快作つづきなので、ここらでちょっと冒険してみようかと思います。
まずは、ひそかなホラー界の新鋭(← 勝手に決めました!)、アダム・メイスンの新作スリラー。
たぶん、ほとんどの方は知らないと思いますが、メイスン監督は「Broken」(「JIGSAW/デッド・オア・アライブ」2006)、「The Devil's Chair」(「悪魔の椅子」2006)と、たてつづけにホラーを撮って、一部のマニアからチラチラ話題になりはじめているイギリス人監督さんです。で、今回は配給会社がアメリカ。メイスン監督、ちょっぴり出世しましたー、やったね♪
「悪魔の椅子」 はそのブッ飛んだストーリーから、ホラー心をいっきにわしづかみされてしまう内容でした。で、「悪魔の椅子」 でも主演をつとめたアンドリュー・ハワードが、今作でも主演。このコンビ、ホントいい仕事するんですよ。
ストーリーはいたって簡単。
とあるカップルが砂漠を横断して旅行中。妻のサマー(テス・パンザー)は妊娠中、クラーク(イアン・ダンカン)もゴキゲンで車を飛ばしています。と、そこへ謎のヒッチハイカーのハワード登場! ハワードの役名は「ジョセフ」、じつはこの名前にも深い意味があるんですねー。
サマーは彼を乗せようとしますが、クラークは警戒して無視。そのまま走り去ってしまいます。そして途中で辿りついたモーテルには、追い越したはずのハイカーが??
でも、ウキウキ気分のふたりはまったく気づきません。ハイカーのほうも、どうでもいい様子です。彼はモーテルの女主人を口説きはじめるのですが…
翌日、モーテルの女主人は不在。不審に思いながらも、カウンターに鍵を置いて出発するクラークとサマー。と、ここで運命の歯車が狂いだしてしまうのですね~、見事に事故って、クラークは怪我をし、妊娠中だというのにサマーといっしょに炎天下のなかを歩きつづけることになります。
やがて、見捨てられたゴーストタウンに到着。だれも住んでいないし、水もありません。パニックになって泣きだしてしまうサマー。「だいじょうぶ、ぼくを信じるんだ!」 と、なんの根拠もなく慰めるアホなクラーク。
でも、そこにはじつは住人がいたのです。それがきのう無視した、ハイカーのジョセフでした。
ジョセフはじつはけっこう親切な男で、サマーの身体を気づかい、とりあえずひと晩過ごして、翌日になったら車をとりにいこうという話になります。
最初は警戒心満々のクラークでしたが、サマーはすっかり彼のことを気に入った様子。なんだか彼がお腹に手をかざしただけで、彼女の気分も爽快になってしまったのです! やがて3人は打ち解けた仲になります。そして、静かな夜が明けるころ…
たぶん、かなーりひいき目入っちゃってるかと思います。でも、結論として、この監督さんはやっぱりイイ!!
スリラーと書きましたが、ジョセフが直接暴力を振るうわけではなく、夫婦に心理ゲームをしかけるんですね。で、彼がなんでそんなことをしているのかというと…??
「悪魔の椅子」でも、その迫力に一発でノックアウトされてしまったんですが、アンドリュー・ハワード、やっぱりいい役者さんです! とくべつハンサムでもないのに、どのシーンでも妙にきまっちゃうんですよ。ちょっと、若いころのイングランドおじさんに似ていますかね? でも、おじさんよりアクが強い方かもしれません。わたくし、ふだんは文学系美青年好きなんですけど、この方は表情ひとつとっても魅力的♪ とくに、カメラにむかって意識的に微笑むシーンなんか、
惚れてまうやん~!!!
というくらい、妙にクセのあるカッコよさがあります。だれがなんというと、ステキな役者さんだと思います。もうですねー、このひとが出ているだけで、いい画面になってしまうからなんでもいい! そう思えるくらいの存在感があります。
でも、一応ストーリーのほうも、しっかりしたものになってますよ。ストーリーがどうのこうのというより、この監督さんは、もともと気迫で見せる作品を作るのが得意なひとみたいです。よって、ハワードにつられて、テス・パンザーも、イアン・ダンカンも、かなり切迫した演技を見せてくれます。
とてもクールでイカした映画でした。この作品も、レンタルになるといいんですけ
ど~、といっても、めったに置いてないレンタルになりそうですけど…
この調子だと、「Luster」(2009)も非常に楽しみです!
荒野をさまよう
カップル。
あれ?話してみると、
ジョセフはけっこう
いい男。
ジョセフの部屋には、
壁一面にナゾの
写真が…?
なあ奥さん、いいだろう!
と、いっているわけでは
ありません!
んで、キレちまったクラークは!!
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
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