個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Necromentia
(2009)アメリカ
出演…レイトン・マシューズ
チャド・グリムス
サンティエゴ・クレイグ
監督…ペアリー・レジナルド・テオ
★★★
〔ストーリー〕
床屋の主人のヘイゲンには、気味の悪い秘密が。死んだ妻の遺体といっしょに暮らしていて、いつか彼女をよみがえらせようと本気で信じていた。ある晩、トラヴィスという男が無口な相棒を連れてやってくる。トラヴィスはヘイゲンの秘密を知っていて、「おれなら彼女に会わせてやれるよ」 と、いうのだが… 半ば疑いながらも、彼らについていってしまうヘイゲン。そこで彼を待っていたのは…??
評価がいまひとつでして、警戒しながら観たのですが、けっこうよかったです。なんでこんなに評価が低いんだろう? バーカーの世界観に「ソウ」っぽい拷問をつけくわえました、クラシックなホラーです。
監督はシンガポールの若手でして、なんでも、これは最初短編として企画されたんだとか。で、資金のめどがついたため、急遽長編として書き直したんだそうです。この監督さん、根っからのホラー好きなんだなというのがわかります。それに、なかなか気合が入っておりますよー。
オープニングから凝ってまして、血染めのクレジットにきれいな音楽、ゴア描写がこれでもか! とインサートされます。おお、自ずと盛りあがってしまいますよね! んで、ストーリーもやっぱり、バーカーっぽい。
ヘイゲン(サンティアゴ・クレイグ)は床屋を経営、二階で死んだ妻のエリザベスと暮らしておりました。ヘイゲンさん、やばいです。妻の死体を愛おしげに洗ったり、なんかやばい施術をしたりして、完全にアブナイ人になってます。彼は死んだ妻が忘れられず、彼女が復活することを信じて、そんなことをくりかえしているんですね。
と、そこへ、トラヴィス(チャド・グリムス)という若者がやってきます。トラヴィスいわく、「あんたの奥さんをよみがえらせる方法を知っている」。そんなバカなと思いつつも、アホなヘイゲンさんはついていってしまいます。
で、見事に騙されちゃいまして、麻酔薬をブスッとな!背中をひんむかれて、なんか、地獄の門にむかう切符だとかいう、奇妙な魔法陣を背中に刻まれてしまいます。これによって、死者の世界に入ることができるんだとか、なんとか、なんとか!
この魔法陣、上記のポスターのようにウィジャ・ボードっぽいです。痛々しいです
ね~、たいへん盛りあがってまいりました! さて、無事地獄の門にたどりつくことができたヘイゲンさんは…?
それから場面は変わって、11ヶ月前のトラヴィス。
トラヴィスはじつは、貧しいうえに障害者の弟トーマスを養っているという、泣けるお兄さんでした。生活を守るために、かなりヤヴァイ仕事に足をつっこんでいます。
トラヴィス自身限界にきていて、へんなトリップを起こしたり、自傷行為に走っちゃったり。その自傷行為が地獄の番人をひきよせちゃいまして、全身灰色の男・モーヴィアス(レイトン・マシューズ)があらわれちゃいます。んで、モーヴィアスいわく、「地獄の門にすべての答えがあるよ」と。
ストーリーはこの通りクラシック、ホラー好きのひとにはたまらないゴシック調。くわえて、ゴア描写がちいとキツイ。あの、肝心なところはそれほどでもなくて、余計(?)な部分でしつこいです。お姉さんの拷問シーンとか、トラヴィスの自傷行為とか。
でも、ところどころでセンスのよさを発揮されてまして、トーマスの狂気の世界とかよかったです。トーマス、兄が仕事に出ているあいだは点けっぱなしテレビの前に座らされていました。しかしそのテレビ、しばらくまえから砂嵐。それによって、彼は気が狂っちゃったんだなー、それとも、そこを悪魔につけいられちゃったのか? そういうことがわかります。
わたしはこの手のうさんくさいホラーは大好きなので、むずかしいことを考えずに素直に楽しめました。ひとつ難点をあげるとすると、ヘイゲンのキャスティングですか… 「ええー、それ、無理!」ということになってるんですよ… はあ、もうちょっと(ry
よって、イイ男が出てくるのは終盤のモーヴィアスのみ。これが3人イイ男だったら、評価も高くなったんでないの? というのは、下世話な意見ですね、すみません。
クリーチャーも気合の入ったお金のかけ方でして、(そのぶん、地獄の番人がアレですが)、オチもありがちながらまたよし。
いかにもなホラーぽい、ホラー映画です。ちいとキツイゴア描写さえ留意しておけば、じゅうぶん楽しめるんじゃないでしょうか。
OPからキてます!!
トラヴィスに脅されちゃう
ヘイゲン。
美女に迫る恐怖の
拷問!!
ナゾの男、モーヴィアス
の正体は??
ナイスなクリーチャー
登場!!!
(2009)アメリカ
出演…レイトン・マシューズ
チャド・グリムス
サンティエゴ・クレイグ
監督…ペアリー・レジナルド・テオ
★★★
〔ストーリー〕
床屋の主人のヘイゲンには、気味の悪い秘密が。死んだ妻の遺体といっしょに暮らしていて、いつか彼女をよみがえらせようと本気で信じていた。ある晩、トラヴィスという男が無口な相棒を連れてやってくる。トラヴィスはヘイゲンの秘密を知っていて、「おれなら彼女に会わせてやれるよ」 と、いうのだが… 半ば疑いながらも、彼らについていってしまうヘイゲン。そこで彼を待っていたのは…??
評価がいまひとつでして、警戒しながら観たのですが、けっこうよかったです。なんでこんなに評価が低いんだろう? バーカーの世界観に「ソウ」っぽい拷問をつけくわえました、クラシックなホラーです。
監督はシンガポールの若手でして、なんでも、これは最初短編として企画されたんだとか。で、資金のめどがついたため、急遽長編として書き直したんだそうです。この監督さん、根っからのホラー好きなんだなというのがわかります。それに、なかなか気合が入っておりますよー。
オープニングから凝ってまして、血染めのクレジットにきれいな音楽、ゴア描写がこれでもか! とインサートされます。おお、自ずと盛りあがってしまいますよね! んで、ストーリーもやっぱり、バーカーっぽい。
ヘイゲン(サンティアゴ・クレイグ)は床屋を経営、二階で死んだ妻のエリザベスと暮らしておりました。ヘイゲンさん、やばいです。妻の死体を愛おしげに洗ったり、なんかやばい施術をしたりして、完全にアブナイ人になってます。彼は死んだ妻が忘れられず、彼女が復活することを信じて、そんなことをくりかえしているんですね。
と、そこへ、トラヴィス(チャド・グリムス)という若者がやってきます。トラヴィスいわく、「あんたの奥さんをよみがえらせる方法を知っている」。そんなバカなと思いつつも、アホなヘイゲンさんはついていってしまいます。
で、見事に騙されちゃいまして、麻酔薬をブスッとな!背中をひんむかれて、なんか、地獄の門にむかう切符だとかいう、奇妙な魔法陣を背中に刻まれてしまいます。これによって、死者の世界に入ることができるんだとか、なんとか、なんとか!
この魔法陣、上記のポスターのようにウィジャ・ボードっぽいです。痛々しいです
ね~、たいへん盛りあがってまいりました! さて、無事地獄の門にたどりつくことができたヘイゲンさんは…?
それから場面は変わって、11ヶ月前のトラヴィス。
トラヴィスはじつは、貧しいうえに障害者の弟トーマスを養っているという、泣けるお兄さんでした。生活を守るために、かなりヤヴァイ仕事に足をつっこんでいます。
トラヴィス自身限界にきていて、へんなトリップを起こしたり、自傷行為に走っちゃったり。その自傷行為が地獄の番人をひきよせちゃいまして、全身灰色の男・モーヴィアス(レイトン・マシューズ)があらわれちゃいます。んで、モーヴィアスいわく、「地獄の門にすべての答えがあるよ」と。
ストーリーはこの通りクラシック、ホラー好きのひとにはたまらないゴシック調。くわえて、ゴア描写がちいとキツイ。あの、肝心なところはそれほどでもなくて、余計(?)な部分でしつこいです。お姉さんの拷問シーンとか、トラヴィスの自傷行為とか。
でも、ところどころでセンスのよさを発揮されてまして、トーマスの狂気の世界とかよかったです。トーマス、兄が仕事に出ているあいだは点けっぱなしテレビの前に座らされていました。しかしそのテレビ、しばらくまえから砂嵐。それによって、彼は気が狂っちゃったんだなー、それとも、そこを悪魔につけいられちゃったのか? そういうことがわかります。
わたしはこの手のうさんくさいホラーは大好きなので、むずかしいことを考えずに素直に楽しめました。ひとつ難点をあげるとすると、ヘイゲンのキャスティングですか… 「ええー、それ、無理!」ということになってるんですよ… はあ、もうちょっと(ry
よって、イイ男が出てくるのは終盤のモーヴィアスのみ。これが3人イイ男だったら、評価も高くなったんでないの? というのは、下世話な意見ですね、すみません。
クリーチャーも気合の入ったお金のかけ方でして、(そのぶん、地獄の番人がアレですが)、オチもありがちながらまたよし。
いかにもなホラーぽい、ホラー映画です。ちいとキツイゴア描写さえ留意しておけば、じゅうぶん楽しめるんじゃないでしょうか。
OPからキてます!!
トラヴィスに脅されちゃう
ヘイゲン。
美女に迫る恐怖の
拷問!!
ナゾの男、モーヴィアス
の正体は??
ナイスなクリーチャー
登場!!!
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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