個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Survival of the Dead
(2009)アメリカ/カナダ
出演…アラン・ヴァン・スプラング
デヴォン・ボスティック
ウェイン・ロブソン
監督…ジョージ・A・ロメロ
★★★☆
〔ストーリー〕
死者が歩きはじめて、8日後。北アメリカの海岸沿いの小さな島で、住人たちは生きるための戦いをくりひろげていた。おなじころ、軍人のクロケットは3人の部下と、偶然出会ったティーンエイジャーの少年をしたがえて、汚染されていない地域を探していた。陸路を断たれた孤島なら希望があるのではないかと、孤島にむかうために桟橋を目指すが… そこには、島を追いだされたオフリンをはじめとするグループが篭城していた…
つい最近、息子さんの作品を観たばっかりなんですけど、今度はお父ちゃんの逆襲~!!
上記のポスターの時点では、まだタイトルが決まっていなかったようですね。
さーて、ロメロですよ、ロメロ。かなり頑固に、意固地に、ゾンビ映画を撮りつづけていますよね。やはりロメロでゾンビとくると、ウケがいいんでしょうね。今回はまた、すごーく評価に悩む内容でした! で、おもしろいか、おもしろくないかと訊かれれば、一応おもしろかったんです。地味にね。
「Diary of the Dead」(「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」2007)ほど話題を集めるとは思えないんですが、最近のホラー映画とくらべると、スピード感も、ショッキングさもないんですが… ゾンビシリーズとしては、ちょっとずつ進化しているんでしょうか。今回は「ダイアリー」のようなリアリティ追求はやめて、じっくりドラマに専念しています。それでおもしろいのが、ロメロはこういうほうが、ゾンビとしてのリアリティが強いようです。
クロケット(アラン・ヴァン・スプラング)はケニー、シスコ、サリーの3人を部下を連れて、ゾンビ戦線を続行中。途中でティーンエイジャーの少年(デヴォン・ボスティック)と出会い、かわいそうなので拾っていくことにします。彼らが目指すのは、北アメリカの海岸沿いに位置する小さな島。島ならゾンビがすくないんじゃないか、この考え、ゾンビ映画のお約束です。そこで船を使おうと、桟橋にむかうのですが…
桟橋の小屋には、島を追いだされたばかりのオフリン(ウェイン・ロブソン)をはじめとする、田舎モンの元気なオッサングループがおりました。オッサンたちはやる気まんまん、クロケットたちを元気に狙撃しはじめます。
今回のテーマはずばり、人間の愚かしさと矮小さ!! かな? ゾンビ現象にくらべたら、こういう人間の浅ましさとアホらしさって、ほんと、どーでもいいことばっかです。こんな究極の事態に直面しながら、なぜ争う?? 不思議でなりませんが、これが人間の本性なんでしょうね。で、オフリンじいさんがまた元気で、小憎らしくって、主役はクロケットなのか? オフリンなのか? いちばんキャラ発揮していたかもしれません。
さてさて、こうしたいろんな障害を乗り越えて、クロケットたちは無事島にたどりつくことができるのでしょうか…??
さっきも書きましたけど、あくまで人間ドラマ重視の内容なので、ドキドキハラハラの追いかけっこなどありません。ちょーっと大人むけの内容ですかね? 地味という意味でです。でも、ときどきニヤリとさせるジョークもはさんできて、キャラもそれぞれ立ってておもしろかったです。好きなキャラクターがいつ死んじゃうんじゃないかと、地味にドキドキしたりしてね。わたしは、「あっ、釣れた!」「また釣れた!」ってシーンがおもしろかったです。
巨匠の名前を前にして、どうしてもバッサリ評価ができないわたくし… 皮肉もきいてるし、ストーリーもちゃんと意味があっておもしろいんですけど、最近のホラーがリアルすぎるのか? 刺激が強すぎるのか?
じっくり楽しむドラマということにしておきましょうかね、うーん…
でも、「ダイアリー」とどっちが好みかと訊かれると、わたしはこちらのほうが好きですねー♪
ゾンビ相手に、
余裕綽々のオフリン。
あーっ!!
食われちゃった…
こういうの、はじめて
かもしれないです。
美形ゾンビ!
リーダーのクロケット。
カッコイイ!!
サリーもなかなか見ごたえがあります。
勇ましい女兵士。
ロメロ監督が好きそうな男の子ですよね。
デヴォン・ボスティック。
(2009)アメリカ/カナダ
出演…アラン・ヴァン・スプラング
デヴォン・ボスティック
ウェイン・ロブソン
監督…ジョージ・A・ロメロ
★★★☆
〔ストーリー〕
死者が歩きはじめて、8日後。北アメリカの海岸沿いの小さな島で、住人たちは生きるための戦いをくりひろげていた。おなじころ、軍人のクロケットは3人の部下と、偶然出会ったティーンエイジャーの少年をしたがえて、汚染されていない地域を探していた。陸路を断たれた孤島なら希望があるのではないかと、孤島にむかうために桟橋を目指すが… そこには、島を追いだされたオフリンをはじめとするグループが篭城していた…
つい最近、息子さんの作品を観たばっかりなんですけど、今度はお父ちゃんの逆襲~!!
上記のポスターの時点では、まだタイトルが決まっていなかったようですね。
さーて、ロメロですよ、ロメロ。かなり頑固に、意固地に、ゾンビ映画を撮りつづけていますよね。やはりロメロでゾンビとくると、ウケがいいんでしょうね。今回はまた、すごーく評価に悩む内容でした! で、おもしろいか、おもしろくないかと訊かれれば、一応おもしろかったんです。地味にね。
「Diary of the Dead」(「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」2007)ほど話題を集めるとは思えないんですが、最近のホラー映画とくらべると、スピード感も、ショッキングさもないんですが… ゾンビシリーズとしては、ちょっとずつ進化しているんでしょうか。今回は「ダイアリー」のようなリアリティ追求はやめて、じっくりドラマに専念しています。それでおもしろいのが、ロメロはこういうほうが、ゾンビとしてのリアリティが強いようです。
クロケット(アラン・ヴァン・スプラング)はケニー、シスコ、サリーの3人を部下を連れて、ゾンビ戦線を続行中。途中でティーンエイジャーの少年(デヴォン・ボスティック)と出会い、かわいそうなので拾っていくことにします。彼らが目指すのは、北アメリカの海岸沿いに位置する小さな島。島ならゾンビがすくないんじゃないか、この考え、ゾンビ映画のお約束です。そこで船を使おうと、桟橋にむかうのですが…
桟橋の小屋には、島を追いだされたばかりのオフリン(ウェイン・ロブソン)をはじめとする、田舎モンの元気なオッサングループがおりました。オッサンたちはやる気まんまん、クロケットたちを元気に狙撃しはじめます。
今回のテーマはずばり、人間の愚かしさと矮小さ!! かな? ゾンビ現象にくらべたら、こういう人間の浅ましさとアホらしさって、ほんと、どーでもいいことばっかです。こんな究極の事態に直面しながら、なぜ争う?? 不思議でなりませんが、これが人間の本性なんでしょうね。で、オフリンじいさんがまた元気で、小憎らしくって、主役はクロケットなのか? オフリンなのか? いちばんキャラ発揮していたかもしれません。
さてさて、こうしたいろんな障害を乗り越えて、クロケットたちは無事島にたどりつくことができるのでしょうか…??
さっきも書きましたけど、あくまで人間ドラマ重視の内容なので、ドキドキハラハラの追いかけっこなどありません。ちょーっと大人むけの内容ですかね? 地味という意味でです。でも、ときどきニヤリとさせるジョークもはさんできて、キャラもそれぞれ立ってておもしろかったです。好きなキャラクターがいつ死んじゃうんじゃないかと、地味にドキドキしたりしてね。わたしは、「あっ、釣れた!」「また釣れた!」ってシーンがおもしろかったです。
巨匠の名前を前にして、どうしてもバッサリ評価ができないわたくし… 皮肉もきいてるし、ストーリーもちゃんと意味があっておもしろいんですけど、最近のホラーがリアルすぎるのか? 刺激が強すぎるのか?
じっくり楽しむドラマということにしておきましょうかね、うーん…
でも、「ダイアリー」とどっちが好みかと訊かれると、わたしはこちらのほうが好きですねー♪
ゾンビ相手に、
余裕綽々のオフリン。
あーっ!!
食われちゃった…
こういうの、はじめて
かもしれないです。
美形ゾンビ!
リーダーのクロケット。
カッコイイ!!
サリーもなかなか見ごたえがあります。
勇ましい女兵士。
ロメロ監督が好きそうな男の子ですよね。
デヴォン・ボスティック。
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巨匠の・・・
さすが早いですね!
私もちょうどロメロの過去の映画のブログに着手したところです。巨匠の名前を前にして、ばっさり評価出来ないのはわかる気がします。
リーダーの名前はクロケットなんですね。ハンドル名と一緒だったのでドキッっとしてしまいました。
私もちょうどロメロの過去の映画のブログに着手したところです。巨匠の名前を前にして、ばっさり評価出来ないのはわかる気がします。
リーダーの名前はクロケットなんですね。ハンドル名と一緒だったのでドキッっとしてしまいました。
だってロメロ御大は神ですもの。
自分もクロケット様の映画倉庫ブログを思い出して
「もしかしてゾンビ愛がロメロ御大に通じたのかも。」
と思ってしまいました。ロメロ御大の記事になってからの皆様のコメントの熱いこと!我が青春はゾンビと
共にありという感じです。巨匠はまだまだ健在、二世
も台頭してきたという事で長生きせにゃあ・・・。
「もしかしてゾンビ愛がロメロ御大に通じたのかも。」
と思ってしまいました。ロメロ御大の記事になってからの皆様のコメントの熱いこと!我が青春はゾンビと
共にありという感じです。巨匠はまだまだ健在、二世
も台頭してきたという事で長生きせにゃあ・・・。
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
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