個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Putevoy obkhodchik
(2007)ロシア
出演…アレクサンダー・ヴィスコヴィスキー
スヴェトラーナ・メトキア
オレグ・カーメンシュチーコヴ
監督…イゴール・シャヴラック
★★☆
〔ストーリー〕
パホーモフをリーダーとする、銀行強盗を企てた青年四人組。計画は成功したかと思えたが、撃たれた瀕死の行員が非常ベルを押し、警官が駆けつける。実行犯の3人は裏口から外に逃げ、あらかじめ決めておいた手順で、使われなくなった古い下水道に逃げこむ。そこで4人目の仲間が迎えにくるはずだったのだが… その下水道には、おそろしい殺人鬼が潜んでいた!!
英題では、「Trackman」。ポスターを見ると、あらら~、殺人鬼がすっかり姿をあらわしちゃってますねー。
えーと、サム・ライミの立ち上げた〈ゴーストハウス・アンダーグラウンド〉というDVDレーベルがあるんですが… やはりスルー作品ですから、〈アフター・ダーク・フェス〉のようには盛りあがらず、いまいちパッとせず、作品のラインナップを見てみても、地味な感じのものが多いんですが…
それでなんとなく、ノー・チェックだったんですけど、ストーリーをちゃんと読んでみると、おもしろそうなのもいくつかあるんですよね。
海外の評価もいまいちなんですが、「Frayed」(2007)の例もあるし~… ということで、手はじめに、この「Trackman」を選択してみました。これがけっこう、悪くなかったです。
ロシア映画というと、「Nochnoy Dozor」(「ナイト・ウォッチ」1999)の出現で、ずいぶん注目されるようになりました。それまではぜんぜん馴染みが薄く、いまいち入りにくかったんですけど、この作品を観て、「ロシアもおもしろいじゃーん!」と、感心した方も多いはず。
個人的な感想としましては、ホラーというより、ファンタジーよりの作品が好まれているみたいなんですが、こちらの作品もホラーよりファンタジー。残酷描写すくなめの、どこかで見たことがあるパッチワーク作品みたいなものでしょうか。
オープニング、カフェで銀行強盗の計画について話しあう、青年2人組み。3人で銀行を襲い、1人が脱出の手引き役です。すべては計画通りにうまくいくかに思えましたが… 気の早いコーチャ(トーマス・ムスカス)が引き金をひいてしまい、あたりは血の海に。負傷した行員は最後の抵抗とばかり、非常ベルを押してしまいます。
そこでリーダーのパホーモフ(アレクサンダー・ヴィスコヴィスキー)、それぞれ人質(男性1人、女性2人)をとるようにいい、目星をつけていた下水道にむかいます。下水道に入ると、用意していた爆発物で大きな落下物を落として、痕跡消滅! さあ、あとは地図を頼りに、4人目の仲間と落ち会うだけでよかったのですが…
ポスターを見ていただければわかりますが、不気味なマスク、凶器が “つるはし” とくると、これはどう考えても「My Bloody Valentine」(「血のバレンタイン」1981)を意識していますよね。設定はなんだか、「Creep」(「0:34/レイジ33フン」2004)みたい。そして、殺人鬼は目玉を蒐集するのがお好き…♪ うーん、これも、どっかで見たような。
全体としてはどこかで見たホラーのよせ集め、殺人鬼のインパクトも弱いんですが、冒頭の銀行強盗のシーンはスピード感があってよくできてます。それから、最初は犯人たちをこわがっていた女性行員(カーチャ、オルガ)が、トラックマン(殺人鬼)が登場することによって、お姫さまみたいに犯人によりそう姿もよかったかも。
ロシア映画って、センスがいいときはすごくいいので、今後もがんばってほしいな、ということで、甘めの採点です。あと、オチはもうちょっと、ガツンときたほうがいいと思います。正直悪くなかったので、あともうすこし観てみましょうか…
廃墟好きにはたまり
ませんよねー♪
危険な下水道!!
殺人鬼のお部屋。
なにやらステキな器具
が置いてあります。
強盗犯のひとり、
イルクート
(オレグ・カーメン
シュチーコヴ)。
パホーモフとカーチャ。
あれ?
なにかが芽生えそう?
カーチャ、
危うし!!!
(2007)ロシア
出演…アレクサンダー・ヴィスコヴィスキー
スヴェトラーナ・メトキア
オレグ・カーメンシュチーコヴ
監督…イゴール・シャヴラック
★★☆
〔ストーリー〕
パホーモフをリーダーとする、銀行強盗を企てた青年四人組。計画は成功したかと思えたが、撃たれた瀕死の行員が非常ベルを押し、警官が駆けつける。実行犯の3人は裏口から外に逃げ、あらかじめ決めておいた手順で、使われなくなった古い下水道に逃げこむ。そこで4人目の仲間が迎えにくるはずだったのだが… その下水道には、おそろしい殺人鬼が潜んでいた!!
英題では、「Trackman」。ポスターを見ると、あらら~、殺人鬼がすっかり姿をあらわしちゃってますねー。
えーと、サム・ライミの立ち上げた〈ゴーストハウス・アンダーグラウンド〉というDVDレーベルがあるんですが… やはりスルー作品ですから、〈アフター・ダーク・フェス〉のようには盛りあがらず、いまいちパッとせず、作品のラインナップを見てみても、地味な感じのものが多いんですが…
それでなんとなく、ノー・チェックだったんですけど、ストーリーをちゃんと読んでみると、おもしろそうなのもいくつかあるんですよね。
海外の評価もいまいちなんですが、「Frayed」(2007)の例もあるし~… ということで、手はじめに、この「Trackman」を選択してみました。これがけっこう、悪くなかったです。
ロシア映画というと、「Nochnoy Dozor」(「ナイト・ウォッチ」1999)の出現で、ずいぶん注目されるようになりました。それまではぜんぜん馴染みが薄く、いまいち入りにくかったんですけど、この作品を観て、「ロシアもおもしろいじゃーん!」と、感心した方も多いはず。
個人的な感想としましては、ホラーというより、ファンタジーよりの作品が好まれているみたいなんですが、こちらの作品もホラーよりファンタジー。残酷描写すくなめの、どこかで見たことがあるパッチワーク作品みたいなものでしょうか。
オープニング、カフェで銀行強盗の計画について話しあう、青年2人組み。3人で銀行を襲い、1人が脱出の手引き役です。すべては計画通りにうまくいくかに思えましたが… 気の早いコーチャ(トーマス・ムスカス)が引き金をひいてしまい、あたりは血の海に。負傷した行員は最後の抵抗とばかり、非常ベルを押してしまいます。
そこでリーダーのパホーモフ(アレクサンダー・ヴィスコヴィスキー)、それぞれ人質(男性1人、女性2人)をとるようにいい、目星をつけていた下水道にむかいます。下水道に入ると、用意していた爆発物で大きな落下物を落として、痕跡消滅! さあ、あとは地図を頼りに、4人目の仲間と落ち会うだけでよかったのですが…
ポスターを見ていただければわかりますが、不気味なマスク、凶器が “つるはし” とくると、これはどう考えても「My Bloody Valentine」(「血のバレンタイン」1981)を意識していますよね。設定はなんだか、「Creep」(「0:34/レイジ33フン」2004)みたい。そして、殺人鬼は目玉を蒐集するのがお好き…♪ うーん、これも、どっかで見たような。
全体としてはどこかで見たホラーのよせ集め、殺人鬼のインパクトも弱いんですが、冒頭の銀行強盗のシーンはスピード感があってよくできてます。それから、最初は犯人たちをこわがっていた女性行員(カーチャ、オルガ)が、トラックマン(殺人鬼)が登場することによって、お姫さまみたいに犯人によりそう姿もよかったかも。
ロシア映画って、センスがいいときはすごくいいので、今後もがんばってほしいな、ということで、甘めの採点です。あと、オチはもうちょっと、ガツンときたほうがいいと思います。正直悪くなかったので、あともうすこし観てみましょうか…
廃墟好きにはたまり
ませんよねー♪
危険な下水道!!
殺人鬼のお部屋。
なにやらステキな器具
が置いてあります。
強盗犯のひとり、
イルクート
(オレグ・カーメン
シュチーコヴ)。
パホーモフとカーチャ。
あれ?
なにかが芽生えそう?
カーチャ、
危うし!!!
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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