個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Love Object
(2003)アメリカ
出演…デズモンド・ハミルトン
メリッサ・サージミラー
ウド・キアー
リップ・トーン
監督…ロバート・パリジ
★★★
〔ストーリー〕
冴えないビジネスマンのケネスは、孤独な生活を送る独身男性。隣人のラドリーが女性を連れ帰ってくるたびに、指をくわえて覗き穴から覗き見したり、壁に耳を押し当てて室内の物音を聞いていた。そんなある日、リアルなラブドール(ダッチワイフのことです~)を提供するというチラシを発見。さっそく、インターネットで注文してみることにするのだが…
ポスターから、勝手にサイコものだと思いこんでました。 いいえ、たしかにサイコものなんですけど、わりとイタイほうの… なんといいますか、滑稽で哀しいお話です。でも、ラストはなぜか爽快な気分(?)に浸れるという、だいぶ変わりものの作品をご紹介します。これは愛の物語なんですねー。ピュアな純愛物語ですね♪
主人公のケネスを演じるのは、「Wrong Turn」(2003)や「Ghost Ship」(2002)でお馴染みの、デズモンド・ハミルトン。わたしは、「クライモリ」の印象が圧倒的に強いんですけど、あの作品の彼とくらべると、だいぶ体重を落とした感じで、ぐっと細身になっていて、かえって若く見えます。
「細身でイケメンのデズモンドが、なんでラブドールを買う必要があるんだ!!」 と、男性陣から文句がいわれそうですが、キモい人がキモいお人形と戯れながら、ウヒヒヒヒヒ…♪ って、ほんとにキモいだけじゃないですかー!
「イケメンのくせに、つたないモテない男ぶりが微笑ましいな~」 と思いながら、余裕をもってご覧になりましょうね。
さてさて、恋人のいないケネスくんは、毎日がやる気の起きない、つまんない。隣室に住むステキなオジさま・ウド・キアーが若い美女をお持ち帰りするたびに、「いいなァ、ボクにもあんな彼女がいたらなァ…」と、惨めな気持ちになっていました。そこへ、会社の同僚がいたずらで忍びこませたアヤシイ広告を発見。写真のリアル・ドールに目を奪われた彼は、ほいほいアクセスしてしまいます。
このリアル・ドールというのが、顧客の要望に応じてくれるという設定らしく、「目はなに色が好き? …緑ね、いいわ~、アーン♪」「髪の毛は? …ブロンドね、ステキよ~、アーン♪」「…つぎは脚よ~、アーン♪」(← アンアンいいすぎ)などなど、憧れの女性・同僚のリズ(メリッサ・サージミラー)に似せて作っちゃいます。
そして、念願の恋人がご到着。人形に “ニッキー” を名前をつけて、ドキドキな生活がスタートします。
私生活が充実しだすと、仕事もどんどんうまくいっちゃうケネス。ついには専用のオフィスまで与えられて、リズを秘書にしちゃいました! そして、リズともいい仲に…
すると、当然ニッキーが黙っていませんでした。「用済みになったからって、アタシを捨てるっていうの~??」と、ニッキーの復讐がはじまります! ひいぃぃぃ、女の執念はコワいのよ~!!
中盤までが非常にテンポがよくて、後半になってから、「やっぱり、ありがちなサイコで決着しちゃうのかなあ…?」と、思っていたら、うれしいひっくりかえしなども。(こういう意地悪な結末は… 個人的にはスキ♪)…そして、不可思議な爽快感に包まれて、気がついてみたらジ・エンド(← なんでやねん! と、お思いの方、ほんとにそんな気分になっちゃうんですよー、なぜか…)
主演のふたり、デズモンドとメリッサ・サージミラーが、とにかくがんばりすぎてておもしろいです。笑えます。ふたりの熱演ぶりに、あっけにとられてしまう場面が多々ありました(笑)。それから、ロココ趣味のオジさま・ウド・キアーの存在が妙にカワイらしい♪ キアーは優雅な独身貴族を演じているんですが、ケネスの部屋からアヤシイ物音が響いてくるたびに、「?? なに? アレはなんの音かしら?」 と、怯える姿がけっこう萌えてしまいます。
「8MM」(1999)みたいなアンダーグラウンドで淫靡な雰囲気はないんですが、デズモンドの体当たりな演技を楽しむのもよし、アナタの知らないイケナイ世界に足を踏み入れてみるのもよし、とりあえず、非常におもしろかったです。
サイコな根暗男を演じるには、爽やかすぎ~~!!
な一枚を、あえて抽出♪
とうとう届きました!
ドキドキ、ワクワク…!!
(この後のおサルさんの
ような振る舞いには、大人
なアナタは目をつぶって
あげましょう…♪)
梁などを組んで、上から
吊るしてワルツを踊って
みたり~♪
ついに現実の女性・リズとデート!!
(最初からこうしたほうが、ぜったいてっとり早い… なんて、いっちゃダメー!!)
(2003)アメリカ
出演…デズモンド・ハミルトン
メリッサ・サージミラー
ウド・キアー
リップ・トーン
監督…ロバート・パリジ
★★★
〔ストーリー〕
冴えないビジネスマンのケネスは、孤独な生活を送る独身男性。隣人のラドリーが女性を連れ帰ってくるたびに、指をくわえて覗き穴から覗き見したり、壁に耳を押し当てて室内の物音を聞いていた。そんなある日、リアルなラブドール(ダッチワイフのことです~)を提供するというチラシを発見。さっそく、インターネットで注文してみることにするのだが…
ポスターから、勝手にサイコものだと思いこんでました。 いいえ、たしかにサイコものなんですけど、わりとイタイほうの… なんといいますか、滑稽で哀しいお話です。でも、ラストはなぜか爽快な気分(?)に浸れるという、だいぶ変わりものの作品をご紹介します。これは愛の物語なんですねー。ピュアな純愛物語ですね♪
主人公のケネスを演じるのは、「Wrong Turn」(2003)や「Ghost Ship」(2002)でお馴染みの、デズモンド・ハミルトン。わたしは、「クライモリ」の印象が圧倒的に強いんですけど、あの作品の彼とくらべると、だいぶ体重を落とした感じで、ぐっと細身になっていて、かえって若く見えます。
「細身でイケメンのデズモンドが、なんでラブドールを買う必要があるんだ!!」 と、男性陣から文句がいわれそうですが、キモい人がキモいお人形と戯れながら、ウヒヒヒヒヒ…♪ って、ほんとにキモいだけじゃないですかー!
「イケメンのくせに、つたないモテない男ぶりが微笑ましいな~」 と思いながら、余裕をもってご覧になりましょうね。
さてさて、恋人のいないケネスくんは、毎日がやる気の起きない、つまんない。隣室に住むステキなオジさま・ウド・キアーが若い美女をお持ち帰りするたびに、「いいなァ、ボクにもあんな彼女がいたらなァ…」と、惨めな気持ちになっていました。そこへ、会社の同僚がいたずらで忍びこませたアヤシイ広告を発見。写真のリアル・ドールに目を奪われた彼は、ほいほいアクセスしてしまいます。
このリアル・ドールというのが、顧客の要望に応じてくれるという設定らしく、「目はなに色が好き? …緑ね、いいわ~、アーン♪」「髪の毛は? …ブロンドね、ステキよ~、アーン♪」「…つぎは脚よ~、アーン♪」(← アンアンいいすぎ)などなど、憧れの女性・同僚のリズ(メリッサ・サージミラー)に似せて作っちゃいます。
そして、念願の恋人がご到着。人形に “ニッキー” を名前をつけて、ドキドキな生活がスタートします。
私生活が充実しだすと、仕事もどんどんうまくいっちゃうケネス。ついには専用のオフィスまで与えられて、リズを秘書にしちゃいました! そして、リズともいい仲に…
すると、当然ニッキーが黙っていませんでした。「用済みになったからって、アタシを捨てるっていうの~??」と、ニッキーの復讐がはじまります! ひいぃぃぃ、女の執念はコワいのよ~!!
中盤までが非常にテンポがよくて、後半になってから、「やっぱり、ありがちなサイコで決着しちゃうのかなあ…?」と、思っていたら、うれしいひっくりかえしなども。(こういう意地悪な結末は… 個人的にはスキ♪)…そして、不可思議な爽快感に包まれて、気がついてみたらジ・エンド(← なんでやねん! と、お思いの方、ほんとにそんな気分になっちゃうんですよー、なぜか…)
主演のふたり、デズモンドとメリッサ・サージミラーが、とにかくがんばりすぎてておもしろいです。笑えます。ふたりの熱演ぶりに、あっけにとられてしまう場面が多々ありました(笑)。それから、ロココ趣味のオジさま・ウド・キアーの存在が妙にカワイらしい♪ キアーは優雅な独身貴族を演じているんですが、ケネスの部屋からアヤシイ物音が響いてくるたびに、「?? なに? アレはなんの音かしら?」 と、怯える姿がけっこう萌えてしまいます。
「8MM」(1999)みたいなアンダーグラウンドで淫靡な雰囲気はないんですが、デズモンドの体当たりな演技を楽しむのもよし、アナタの知らないイケナイ世界に足を踏み入れてみるのもよし、とりあえず、非常におもしろかったです。
サイコな根暗男を演じるには、爽やかすぎ~~!!
な一枚を、あえて抽出♪
とうとう届きました!
ドキドキ、ワクワク…!!
(この後のおサルさんの
ような振る舞いには、大人
なアナタは目をつぶって
あげましょう…♪)
梁などを組んで、上から
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みたり~♪
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
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