個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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End Of The Line
(2006)カナダ
出演…イロナ・エルキン
ニコラス・ライト
ティム・ロゾン
監督…モーリス・デヴェロー
★★★
〔ストーリー〕
カレンは精神病院に勤務する看護婦。同僚から退院したばかりの女性患者が列車に飛びこんで自殺を図ったと聞かされて、ショックを受ける。彼女からカレン宛に渡された封筒には、数枚の絵が入っていた。そこには、不気味な人物(?)がいくつか描かれた不思議な絵が… 帰宅に地下鉄を利用するカレンを、不審な男がつきまとう。偶然一緒になったマイクという男性に助けてもらうのだが、列車は動きだしたと思ったら急停止。明かりも落ちてしまい、乗客たちは不安に駆られはじめる… そして、思いもしない恐怖が彼らを襲う!!
ホラーはコワくてなんぼ! やっぱり、こっちのテンションをガンガン高くしてくれなくっちゃ!! と、常日ごろから思っているみなさん、朗報ですよ~!
カナダ発の地下鉄サバイバル・ホラーの登場です。「11:46」という別タイトル(オリジナルでしょうか?)もあるようです。
監督のモーリス・デヴェローは、これ以前に「Slashers」(2001)という、日本のテレビ番組が舞台(!)の超低予算・お下劣スプラッタ映画があります。未見なのですが、ホラーファンの印象もなかなか強かったようで、それに気をよくしたのか、今回は地下鉄を舞台にしたスプラッタで再登場。いえ、サバイバルです。なにがコワいって、やっぱり 「生きてる人間」 なんですよー、みなさん!!
…さきにネタばらししてしまいますと、地下鉄の乗客たちを襲う相手というのが、完全にアチラの世界にイッちゃったカルト教団の信者たち。「地下鉄」、「カルト」 というと、いやがうえでもアノ事件を連想してしまいますが、こちらの連中も完全にとち狂ってます。〈希望の声〉 というあやしげな教団のメンバーらしいのですが、終末思想にどっぷり浸かり、“魂を救済する” という名目で、いきなり十字架の短剣でグサッ!
オープニングから観客を震えあがらせてやろうという、監督の意志がガンガン伝わってきます。音楽や効果音も非常にストレートな、恐怖感を盛りあげるタイプのものなんですが、これがまた楽しい。キャストも地味なんですけど、低予算でメインストリートから外れている感が、わたし的にはとてもツボとなりました。
海外の地下鉄って、こわいですよね。女の子は絶対ひとりで乗っちゃいけません。ヒロインのカレン(イロナ・エルキン)は看護婦、勤務を終えて帰宅途中、見るからに危険な地下鉄を利用しています… と、見るからに危なそうな男が 「タバコ、持ってない?」 と、話しかけてきます。うーん、十分こわい! ですが、ちょうど近くにいた好青年、マイク(ニコラス・ライト)が機転をきかせて助けてくれます。なんだかんだいって、仲よくなっちゃうふたり。列車が動きだしてしばらくすると、突然急停止。なにが起こったの? 窓の外を窺うふたりですが…
こうした日常の風景に、いきなり悪夢がバァーッ! と出現してくるというのが、いかにもホラーの王道といいましょうか、でも、近ごろにしては逆にめずらしいタイプの作品かもしれません。〈希望の声〉のメンバーたちのキチガイっぷりがまた、すさまじい。リーダーっぽいオバチャンはいつも、「神のしるしよ~、輝きの光よ~、ハレルヤ~♪」とかなんとか、恍惚の表情で歌ってるし、洗脳されちゃった冷静集団もこわいし、レイプ魔もいるし、妊婦さんもいるし、十代の子供までいるし!
最初の攻撃をなんとか逃れた乗客たちは、列車を飛び降りて暗闇の中を走ります。制御室に逃げこむと、テレビはなにも映さない。いったいなにが起こっているのか? 地上に出るためには、次の駅までたどりつかないといけません…
結末がちょっと曖昧で、すごーく意地悪な見方もできるし、希望を残したラストともとれるんですが… どちらにするかは、みなさんのお好みで♪
とりあえず、低予算でこんなテンションの高い王道ホラーを撮ってくれたデヴェロー監督に、拍手!
うわあ、なにコレ!!
OPからテンション高いよ!
ヒロインのカレン
(右イロナ・エルキン)と、
偶然乗りあわせたジュリー
(エミリー・シェルトン)。
わたしたち~は~
神の子~
さあ~、
一緒に旅立ちましょう~♪
だが、断る!
逃げるが勝ちー!!
死んだフリするマイク
(ニコラス・ライト)。
(心臓どっきんこ…!)
(2006)カナダ
出演…イロナ・エルキン
ニコラス・ライト
ティム・ロゾン
監督…モーリス・デヴェロー
★★★
〔ストーリー〕
カレンは精神病院に勤務する看護婦。同僚から退院したばかりの女性患者が列車に飛びこんで自殺を図ったと聞かされて、ショックを受ける。彼女からカレン宛に渡された封筒には、数枚の絵が入っていた。そこには、不気味な人物(?)がいくつか描かれた不思議な絵が… 帰宅に地下鉄を利用するカレンを、不審な男がつきまとう。偶然一緒になったマイクという男性に助けてもらうのだが、列車は動きだしたと思ったら急停止。明かりも落ちてしまい、乗客たちは不安に駆られはじめる… そして、思いもしない恐怖が彼らを襲う!!
ホラーはコワくてなんぼ! やっぱり、こっちのテンションをガンガン高くしてくれなくっちゃ!! と、常日ごろから思っているみなさん、朗報ですよ~!
カナダ発の地下鉄サバイバル・ホラーの登場です。「11:46」という別タイトル(オリジナルでしょうか?)もあるようです。
監督のモーリス・デヴェローは、これ以前に「Slashers」(2001)という、日本のテレビ番組が舞台(!)の超低予算・お下劣スプラッタ映画があります。未見なのですが、ホラーファンの印象もなかなか強かったようで、それに気をよくしたのか、今回は地下鉄を舞台にしたスプラッタで再登場。いえ、サバイバルです。なにがコワいって、やっぱり 「生きてる人間」 なんですよー、みなさん!!
…さきにネタばらししてしまいますと、地下鉄の乗客たちを襲う相手というのが、完全にアチラの世界にイッちゃったカルト教団の信者たち。「地下鉄」、「カルト」 というと、いやがうえでもアノ事件を連想してしまいますが、こちらの連中も完全にとち狂ってます。〈希望の声〉 というあやしげな教団のメンバーらしいのですが、終末思想にどっぷり浸かり、“魂を救済する” という名目で、いきなり十字架の短剣でグサッ!
オープニングから観客を震えあがらせてやろうという、監督の意志がガンガン伝わってきます。音楽や効果音も非常にストレートな、恐怖感を盛りあげるタイプのものなんですが、これがまた楽しい。キャストも地味なんですけど、低予算でメインストリートから外れている感が、わたし的にはとてもツボとなりました。
海外の地下鉄って、こわいですよね。女の子は絶対ひとりで乗っちゃいけません。ヒロインのカレン(イロナ・エルキン)は看護婦、勤務を終えて帰宅途中、見るからに危険な地下鉄を利用しています… と、見るからに危なそうな男が 「タバコ、持ってない?」 と、話しかけてきます。うーん、十分こわい! ですが、ちょうど近くにいた好青年、マイク(ニコラス・ライト)が機転をきかせて助けてくれます。なんだかんだいって、仲よくなっちゃうふたり。列車が動きだしてしばらくすると、突然急停止。なにが起こったの? 窓の外を窺うふたりですが…
こうした日常の風景に、いきなり悪夢がバァーッ! と出現してくるというのが、いかにもホラーの王道といいましょうか、でも、近ごろにしては逆にめずらしいタイプの作品かもしれません。〈希望の声〉のメンバーたちのキチガイっぷりがまた、すさまじい。リーダーっぽいオバチャンはいつも、「神のしるしよ~、輝きの光よ~、ハレルヤ~♪」とかなんとか、恍惚の表情で歌ってるし、洗脳されちゃった冷静集団もこわいし、レイプ魔もいるし、妊婦さんもいるし、十代の子供までいるし!
最初の攻撃をなんとか逃れた乗客たちは、列車を飛び降りて暗闇の中を走ります。制御室に逃げこむと、テレビはなにも映さない。いったいなにが起こっているのか? 地上に出るためには、次の駅までたどりつかないといけません…
結末がちょっと曖昧で、すごーく意地悪な見方もできるし、希望を残したラストともとれるんですが… どちらにするかは、みなさんのお好みで♪
とりあえず、低予算でこんなテンションの高い王道ホラーを撮ってくれたデヴェロー監督に、拍手!
うわあ、なにコレ!!
OPからテンション高いよ!
ヒロインのカレン
(右イロナ・エルキン)と、
偶然乗りあわせたジュリー
(エミリー・シェルトン)。
わたしたち~は~
神の子~
さあ~、
一緒に旅立ちましょう~♪
だが、断る!
逃げるが勝ちー!!
死んだフリするマイク
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(心臓どっきんこ…!)
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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