個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Doomsday
(2008)イギリス/アメリカ/南アフリカ
出演…ローナ・ミトラ
ボブ・ホスキンス
アレクサンダー・シティグ
ショーン・パトウィー
監督…ニール・マーシャル
★★★
〔ストーリー〕
人類を全滅させるほどの威力をもった殺人ウィルス “リーパー” が発生、中心地となったスコットランドは、わずか数日で数百万人が感染してしまう。事態をおそれた政府は、スコットランドを強制的に隔離してしまう。
それから25年後の2033年、ふたたび “リーパーウィルス” の猛威がふるう。追いつめられた政府は、ウィルス殲滅のカギを握るある男とコンタクトをとるために、専門チームを結集して送りこむ。そのメンバーのひとり、シンクレア少佐は、幼いころ母と生き別れになるという思い出があった…
ニール・マーシャル監督の最新作です。
マーシャル監督というと、ぱっと思いつくのが、「Dog Soldiers」(「ドッグ・ソル
ジャー」2002)と「The Descent」(「ディセント」2005)。非常に手堅い作品作りで定評な監督さんなんですが、この作品に関しては、評価がまっぷたつにわかれているようです。どういうところが二分される原因なんでしょう。ゆっくり見ていきたいと思います。
あらすじを一読していただければ、もうおわかりのように、今回はホラーではなく近未来スリラー&アクションです。近年、こういった「世紀末もの」はほんとに多いですよねー。マーシャル監督も例に漏れず(笑)、いかにも、それっぽ~い渋いナレーションから幕を開けます。
世紀末ものというと、なにより大切なのは重厚感。
ということで、しょっぱなから非常に重たく、シリアスに進みます。ウィルスでパニクっちゃった一般市民を、兵隊さんたちはバンバン撃ちまりです。こうなってくると、逃げるが勝ち!な状況です。自分たちだけさっさと非難しちゃって、かわいそうな一般市民はあっさり見捨てられてしまいます。そうです、まるで「28 Weeks Later」(2007)ですね。もしくは、「Outbreak」(1995)か!
それから23年後、今度はウィルス撲滅のために知恵がほしいといって、閉鎖されていたスコットランドが解放されます。役所の人が考えることは勝手ですねー。でも、23年間も放ったらかしにされていたわけですから、当然危険な無法地帯と化していました…!
さて、ここで登場するパンクでアブナイ連中というのが、「Mad Max2: The Road Warrior」(1981)の悪役のようです。この人たちの狂乱ぶりやどぎついメイクなど、そこここに期待させるものがあるんですが、これが思いのほか弱かったりして…(泣)
…いいえ、たぶん、彼らが弱いというのではないのです。
ヒロインのシンクレア(ローナ・ミトラ)が、強すぎるのです!
キャラクター的にいうと、「Resident Evil」(2002)のアリスくらい、現実味がないんですが、あまりにもそっけないタフさから、わたしは「Underworld」シリーズのケイト・ベッキンセールを思い出してしまいました。
後半に入ってくると、「中世な試合ですか?」 と、思うシーンや、「や、やっぱり中世ですか?!」 と思うシーンもあり。そして、予想通りにド派手な脱出を図るあたりは、そうです、「エスケープ・フロム~」ですよね~!!
ということで、この作品、上映時間もわりと長めなんですが、“ムムッ、どこかで見たことあるゾ!”の連続なんですね。こういった過去作品の面影が気にならない方は、たぶん好評で、(気になる方は、ちょっとガッカリ…) な作品のようです。エピソードを詰めこみすぎて、もう少し整理されていてもよかったかな?
なにより、「ディセント」の成功が大きかっただけに、シビアな評価になってしまってるかもしれません…(汗)
マーシャル監督、次回作に期待します!
ヒロインのシンクレア(ローナ・
ミトラ)。気のせいか、顔まで
(ケイトに)似ているような…
ひゃっほ~う! な、
倒錯集会のはじまりです。
(…といいますか、もっと
倒錯してもいいですよ!!)
捕まっちゃって、ねちねち
拷問されるも、あんまり
痛そうじゃない…
お約束の形成逆転で、ブッス~!!
(この豹メイクなおネエさん、もうちょっと活躍してほしかったですねー♪)
(2008)イギリス/アメリカ/南アフリカ
出演…ローナ・ミトラ
ボブ・ホスキンス
アレクサンダー・シティグ
ショーン・パトウィー
監督…ニール・マーシャル
★★★
〔ストーリー〕
人類を全滅させるほどの威力をもった殺人ウィルス “リーパー” が発生、中心地となったスコットランドは、わずか数日で数百万人が感染してしまう。事態をおそれた政府は、スコットランドを強制的に隔離してしまう。
それから25年後の2033年、ふたたび “リーパーウィルス” の猛威がふるう。追いつめられた政府は、ウィルス殲滅のカギを握るある男とコンタクトをとるために、専門チームを結集して送りこむ。そのメンバーのひとり、シンクレア少佐は、幼いころ母と生き別れになるという思い出があった…
ニール・マーシャル監督の最新作です。
マーシャル監督というと、ぱっと思いつくのが、「Dog Soldiers」(「ドッグ・ソル
ジャー」2002)と「The Descent」(「ディセント」2005)。非常に手堅い作品作りで定評な監督さんなんですが、この作品に関しては、評価がまっぷたつにわかれているようです。どういうところが二分される原因なんでしょう。ゆっくり見ていきたいと思います。
あらすじを一読していただければ、もうおわかりのように、今回はホラーではなく近未来スリラー&アクションです。近年、こういった「世紀末もの」はほんとに多いですよねー。マーシャル監督も例に漏れず(笑)、いかにも、それっぽ~い渋いナレーションから幕を開けます。
世紀末ものというと、なにより大切なのは重厚感。
ということで、しょっぱなから非常に重たく、シリアスに進みます。ウィルスでパニクっちゃった一般市民を、兵隊さんたちはバンバン撃ちまりです。こうなってくると、逃げるが勝ち!な状況です。自分たちだけさっさと非難しちゃって、かわいそうな一般市民はあっさり見捨てられてしまいます。そうです、まるで「28 Weeks Later」(2007)ですね。もしくは、「Outbreak」(1995)か!
それから23年後、今度はウィルス撲滅のために知恵がほしいといって、閉鎖されていたスコットランドが解放されます。役所の人が考えることは勝手ですねー。でも、23年間も放ったらかしにされていたわけですから、当然危険な無法地帯と化していました…!
さて、ここで登場するパンクでアブナイ連中というのが、「Mad Max2: The Road Warrior」(1981)の悪役のようです。この人たちの狂乱ぶりやどぎついメイクなど、そこここに期待させるものがあるんですが、これが思いのほか弱かったりして…(泣)
…いいえ、たぶん、彼らが弱いというのではないのです。
ヒロインのシンクレア(ローナ・ミトラ)が、強すぎるのです!
キャラクター的にいうと、「Resident Evil」(2002)のアリスくらい、現実味がないんですが、あまりにもそっけないタフさから、わたしは「Underworld」シリーズのケイト・ベッキンセールを思い出してしまいました。
後半に入ってくると、「中世な試合ですか?」 と、思うシーンや、「や、やっぱり中世ですか?!」 と思うシーンもあり。そして、予想通りにド派手な脱出を図るあたりは、そうです、「エスケープ・フロム~」ですよね~!!
ということで、この作品、上映時間もわりと長めなんですが、“ムムッ、どこかで見たことあるゾ!”の連続なんですね。こういった過去作品の面影が気にならない方は、たぶん好評で、(気になる方は、ちょっとガッカリ…) な作品のようです。エピソードを詰めこみすぎて、もう少し整理されていてもよかったかな?
なにより、「ディセント」の成功が大きかっただけに、シビアな評価になってしまってるかもしれません…(汗)
マーシャル監督、次回作に期待します!
ヒロインのシンクレア(ローナ・
ミトラ)。気のせいか、顔まで
(ケイトに)似ているような…
ひゃっほ~う! な、
倒錯集会のはじまりです。
(…といいますか、もっと
倒錯してもいいですよ!!)
捕まっちゃって、ねちねち
拷問されるも、あんまり
痛そうじゃない…
お約束の形成逆転で、ブッス~!!
(この豹メイクなおネエさん、もうちょっと活躍してほしかったですねー♪)
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は、はやいっす!
めっさはやいですねぇ!
海外ドラマで見かけて以来、
ローナ・ミトラが大好きなので是非、見たいんですよ。
ニール・マーシャルも好きだし。
っても、想像とちょっと違う感じがするですね。。
うーむ。
海外ドラマで見かけて以来、
ローナ・ミトラが大好きなので是非、見たいんですよ。
ニール・マーシャルも好きだし。
っても、想像とちょっと違う感じがするですね。。
うーむ。
ちょっと反省
>ナマニクさん
わたしはドラマはあまり観ないので、この作品ではじめて彼女のことを知りました。…といいますか、「ベオウルフ」にも出演していたんですね。
うーん、いまチラッと読みかえしてみたら、かなりきびしいことを書いてしまったかなと、反省しています…
たぶん、十代には非常におもしろい映画だと思うんですけど、正直わたしにはお腹いっぱいでした…
わたしはドラマはあまり観ないので、この作品ではじめて彼女のことを知りました。…といいますか、「ベオウルフ」にも出演していたんですね。
うーん、いまチラッと読みかえしてみたら、かなりきびしいことを書いてしまったかなと、反省しています…
たぶん、十代には非常におもしろい映画だと思うんですけど、正直わたしにはお腹いっぱいでした…
ちがうんです!
>盆踊りさん
感服って、大げさな~っ!!
それから、なんだか故意に美女を探しているみたいじゃないですかー、そんな趣味ありませんよう、いえ、ちょっとはあるかもしれませんけど、でも、基本的にはないですよう。
ホントは美男を探したいのです。
でも、なかなかメガネにかなう方が見つからないのです。
盆踊りさんも、これはと思う美男情報をキャッチしましたら、いつでもご協力くださいー!
感服って、大げさな~っ!!
それから、なんだか故意に美女を探しているみたいじゃないですかー、そんな趣味ありませんよう、いえ、ちょっとはあるかもしれませんけど、でも、基本的にはないですよう。
ホントは美男を探したいのです。
でも、なかなかメガネにかなう方が見つからないのです。
盆踊りさんも、これはと思う美男情報をキャッチしましたら、いつでもご協力くださいー!
ローナ・ミトラ関連
マッド・マックス好きだから、いいかなぁ・・とも
おもってみたり。
ローナ・ミトラは、弁護士ドラマ「ザ・プラクティス」に出てました。
今は、そのドラマのスピンオフ「ボストン・リーガル」にでてますよ。
競演はジェイムズ・スペイダー(ex.クローネンバーグの「クラッシュ」)とウィリアム・シャトナー(ex.スタートレック)と豪華です。機会があれば是非。
ベオウルフの他は「ザ・シューター」にもでてましたね。
おもってみたり。
ローナ・ミトラは、弁護士ドラマ「ザ・プラクティス」に出てました。
今は、そのドラマのスピンオフ「ボストン・リーガル」にでてますよ。
競演はジェイムズ・スペイダー(ex.クローネンバーグの「クラッシュ」)とウィリアム・シャトナー(ex.スタートレック)と豪華です。機会があれば是非。
ベオウルフの他は「ザ・シューター」にもでてましたね。
偶然?
偶然ですか美女発見は・・・
美男かぁ~あまり目に入りませんが・・いや全然!
好きな男優さんはいますが・・尊敬という形です。
『スバイダーマン3』ジェイムス・フランコは、仲直り
出来て良かったと思いました。
美男かぁ~あまり目に入りませんが・・いや全然!
好きな男優さんはいますが・・尊敬という形です。
『スバイダーマン3』ジェイムス・フランコは、仲直り
出来て良かったと思いました。
弁護士ドラマというと
>ナマニクさん
…法廷サスペンスなんでしょうか、いわれてみれば、たしかに知的な雰囲気のある人でした。スーツにヒールがカッコよさそうですね~。
それに、ジェイムズ・スペイダーが出ているなんて、一見の価値ありというものです。スペイダーの弁護士ルック(検事でもいいです)、見たいです。シャトナーは先輩弁護士でしょうか。今度、チェックしてみます!
「ザ・シューター」と「ヒットマン」、わたしはすぐ混同してしまうんですが、まったく別モノなんですよね…
↑ それから、わたしもたまにまちがえます。
黒字のままでもぜんぜんOKですよ♪(#^.^#)♪
そして、あしたは「Frontiere(s)」を観る予定です!
…法廷サスペンスなんでしょうか、いわれてみれば、たしかに知的な雰囲気のある人でした。スーツにヒールがカッコよさそうですね~。
それに、ジェイムズ・スペイダーが出ているなんて、一見の価値ありというものです。スペイダーの弁護士ルック(検事でもいいです)、見たいです。シャトナーは先輩弁護士でしょうか。今度、チェックしてみます!
「ザ・シューター」と「ヒットマン」、わたしはすぐ混同してしまうんですが、まったく別モノなんですよね…
↑ それから、わたしもたまにまちがえます。
黒字のままでもぜんぜんOKですよ♪(#^.^#)♪
そして、あしたは「Frontiere(s)」を観る予定です!
全然ですか
>盆踊りさん
男性の友情は固いぶん、一度ヒビが入ったら、なかなかとりかえしがつかないってことでしょうか…
ヒヤヒヤさせられましたけどね~、わたしも仲直りできて、よかったと思います♪
盆踊りさんは、けっこう映画の世界に入っちゃうほうですか? 「スパイダーマン」はヒーローなのに、感情移入しやすいキャラだから、あんなにヒットしたんだと思います。
尊敬する俳優さんですねー、俳優さんというより、やっぱり演じるキャラクターによって、好きキライの変動が激しいかもしれません…
男性の友情は固いぶん、一度ヒビが入ったら、なかなかとりかえしがつかないってことでしょうか…
ヒヤヒヤさせられましたけどね~、わたしも仲直りできて、よかったと思います♪
盆踊りさんは、けっこう映画の世界に入っちゃうほうですか? 「スパイダーマン」はヒーローなのに、感情移入しやすいキャラだから、あんなにヒットしたんだと思います。
尊敬する俳優さんですねー、俳優さんというより、やっぱり演じるキャラクターによって、好きキライの変動が激しいかもしれません…
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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