個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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『果てしなき夜の息子』
原題 『Son Of The Endless Night』
(1984)
ジョン・ファリス:著
工藤政司:訳
ハヤカワ文庫
〔ストーリー〕
恋人カリンとスキー旅行に出かけた大学生のリッチは、気がかりな問題をひとつ抱えていた。去年宿をとったロッジの少女・ポリーから、「助けてほしい」という伝言を受けていたのだ。ロッジについて、ポリーを探すも、宿の主人の養父からは、「親戚の家にいっている」と、話をごまかされるだけ。ポリーを助けようとするリッチの正義感は、思わぬ事態を引き起こし…!
そして、しがない悪役レスラーでリッチの兄のコナーは、「リッチが逮捕された」という連絡を受けることになり…
1987~90年にかけて、ハヤカワ文庫が満を持して世に送りだした、〈モダン・ホ
ラー・セレクション〉。作品を選出するさいに、当時 “モダンホラーの旗手” と呼ばれていたキングの意見や褒め言葉などを参考にしたために、地味なセレクションとなって失敗してしまった、なんて業界の人には苦い思い出があるようですが…
なんの、なんの! 作品のほとんどが絶版となってしまったいまとなっては、マニア垂涎の品となっています。
その一冊が、コレ。
イラスト、カッコイイですねー。持っていない方は、いまのうちによく憶えておきましょう。古書店で見かけたら、即ゲットですよ! この作品は中身もすばらしく、評論家の方たちの評価も非常に高いです。
ネタばらししてしまいますと、「悪魔 V.S 人間」というストーリーなんですが、この、一見マンガちっくでありがちな本筋と、それとはかけ離れたシリアスで奥深~い物語世界は、一度読みはじめたら感動すること請けあいです。
前半が、子供っぽくて無鉄砲な雰囲気の青年・リッチ、後半から、悪役レスラー兼ステキなお父さんの兄・コナーと主役が引きつがれます。
まず、前半リッチの悪魔に魅入られてしまうまでのストーリーが、非常に複雑怪奇! 論争好きで鼻っ柱の強いリッチ、少女からの “助けてコール” を受けて、生真面目な青年らしく、真剣に手を貸そうとします。が、肝心のポリーは見つからない。宿の隣の建物は、火事で焼け落ちていました。不審に思ったリッチが潜りこむと、階上に囚われたポリーが… なんと、彼女は虐待を受けているではあーりませんか!
それと同時に、恋人カリンにも不思議な現象が起こります。カリンははじめから、ポリーにたいして不信感を抱いていたのですが、(さすがは女のカンといいますか)、ポリーのほうも、彼女を “邪魔者” と思っていたようです。…と、いいますか、これは小悪魔ポリーひとりが企てたことではなかったんですね。
そして、思いもしない惨劇が…!!
そうした、悪魔の計画の全貌が明らかになるにつれて、読んでいるこちらはどんどん奇怪な迷路にはまっていくような心地になってしまいます。
登場人物も非常に多く、物語にグイグイひきこむ筆力も見事です。
余談までに、ジョン・ファリスという作家さんは、デ・パルマの「The Fury」(「フューリー」1987)の原作者。なんと、あのキングが憧れた作家さんのひとりなんだそうです。なるほど、そう考えてみれば、緻密な描写や、リアルなキャラクター造形、ストーリー展開など、キング顔負けの一流ランクです。(…ちょっと残念なのは、訳文が弱冠古いところでしょうか…)
おもしろい小説は星の数ほどありますけど、この独創性には唸ること確実です。
このほかにも、おなじハヤカワ文庫で 『サーペンド・ゴッド』 があります。こちらも超がつくほどおもしろいので、オススメです!!
原題 『Son Of The Endless Night』
(1984)
ジョン・ファリス:著
工藤政司:訳
ハヤカワ文庫
〔ストーリー〕
恋人カリンとスキー旅行に出かけた大学生のリッチは、気がかりな問題をひとつ抱えていた。去年宿をとったロッジの少女・ポリーから、「助けてほしい」という伝言を受けていたのだ。ロッジについて、ポリーを探すも、宿の主人の養父からは、「親戚の家にいっている」と、話をごまかされるだけ。ポリーを助けようとするリッチの正義感は、思わぬ事態を引き起こし…!
そして、しがない悪役レスラーでリッチの兄のコナーは、「リッチが逮捕された」という連絡を受けることになり…
1987~90年にかけて、ハヤカワ文庫が満を持して世に送りだした、〈モダン・ホ
ラー・セレクション〉。作品を選出するさいに、当時 “モダンホラーの旗手” と呼ばれていたキングの意見や褒め言葉などを参考にしたために、地味なセレクションとなって失敗してしまった、なんて業界の人には苦い思い出があるようですが…
なんの、なんの! 作品のほとんどが絶版となってしまったいまとなっては、マニア垂涎の品となっています。
その一冊が、コレ。
イラスト、カッコイイですねー。持っていない方は、いまのうちによく憶えておきましょう。古書店で見かけたら、即ゲットですよ! この作品は中身もすばらしく、評論家の方たちの評価も非常に高いです。
ネタばらししてしまいますと、「悪魔 V.S 人間」というストーリーなんですが、この、一見マンガちっくでありがちな本筋と、それとはかけ離れたシリアスで奥深~い物語世界は、一度読みはじめたら感動すること請けあいです。
前半が、子供っぽくて無鉄砲な雰囲気の青年・リッチ、後半から、悪役レスラー兼ステキなお父さんの兄・コナーと主役が引きつがれます。
まず、前半リッチの悪魔に魅入られてしまうまでのストーリーが、非常に複雑怪奇! 論争好きで鼻っ柱の強いリッチ、少女からの “助けてコール” を受けて、生真面目な青年らしく、真剣に手を貸そうとします。が、肝心のポリーは見つからない。宿の隣の建物は、火事で焼け落ちていました。不審に思ったリッチが潜りこむと、階上に囚われたポリーが… なんと、彼女は虐待を受けているではあーりませんか!
それと同時に、恋人カリンにも不思議な現象が起こります。カリンははじめから、ポリーにたいして不信感を抱いていたのですが、(さすがは女のカンといいますか)、ポリーのほうも、彼女を “邪魔者” と思っていたようです。…と、いいますか、これは小悪魔ポリーひとりが企てたことではなかったんですね。
そして、思いもしない惨劇が…!!
そうした、悪魔の計画の全貌が明らかになるにつれて、読んでいるこちらはどんどん奇怪な迷路にはまっていくような心地になってしまいます。
登場人物も非常に多く、物語にグイグイひきこむ筆力も見事です。
余談までに、ジョン・ファリスという作家さんは、デ・パルマの「The Fury」(「フューリー」1987)の原作者。なんと、あのキングが憧れた作家さんのひとりなんだそうです。なるほど、そう考えてみれば、緻密な描写や、リアルなキャラクター造形、ストーリー展開など、キング顔負けの一流ランクです。(…ちょっと残念なのは、訳文が弱冠古いところでしょうか…)
おもしろい小説は星の数ほどありますけど、この独創性には唸ること確実です。
このほかにも、おなじハヤカワ文庫で 『サーペンド・ゴッド』 があります。こちらも超がつくほどおもしろいので、オススメです!!
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この記事にコメントする
装丁の美しさにホレボレします。
このシリーズをゲットしたくてブクオフに繰り出して
もこの頃はトンとお目にかかれません。
今回の本も名作として紹介コメントは読んだことが
あっても実物は未読です、トホホ。
表紙は誰が描いているんでしょうか。
「アミュレット」はまつざきあけみ様で素敵でしたが
この表紙も綺麗ですね。
最近ファンタジーやSFの表紙が中途半端なアニメ
系の美男美女になっていることが多く萎えます。
膝かっくんです。止めてくれやあああ。
もこの頃はトンとお目にかかれません。
今回の本も名作として紹介コメントは読んだことが
あっても実物は未読です、トホホ。
表紙は誰が描いているんでしょうか。
「アミュレット」はまつざきあけみ様で素敵でしたが
この表紙も綺麗ですね。
最近ファンタジーやSFの表紙が中途半端なアニメ
系の美男美女になっていることが多く萎えます。
膝かっくんです。止めてくれやあああ。
美意識が足りないっ!
>亀母さん
担当は大森英樹さんです。
この方の装丁、大好きです。調べてみると、けっこうたくさん持っていました♪ 「スニーカー」や「虚ろな穴」なんかも、そうだったんですね。
詳しくは、HP「大森英樹絵画館」に載っています。
↓
http://www.geocities.jp/nyamoji/goannai.htm
「アミュレット」も、ステキでしたよね~。
モダンシリーズは、ホラーファンならぜひとも押さえておきたいところ! です。
それから、亀母さん、わたしも最近のマンガちっくで中途半端な表紙は、どうもな~、な感じです…
担当は大森英樹さんです。
この方の装丁、大好きです。調べてみると、けっこうたくさん持っていました♪ 「スニーカー」や「虚ろな穴」なんかも、そうだったんですね。
詳しくは、HP「大森英樹絵画館」に載っています。
↓
http://www.geocities.jp/nyamoji/goannai.htm
「アミュレット」も、ステキでしたよね~。
モダンシリーズは、ホラーファンならぜひとも押さえておきたいところ! です。
それから、亀母さん、わたしも最近のマンガちっくで中途半端な表紙は、どうもな~、な感じです…
ほんとに素晴らしい絵ですね。
この方の装丁の文庫本好きな作家さんばかりです。
大森英樹さんとおっしゃるのですね。
絵画館を教えて下さりありがとうございます。
早速訪問しました。「ドクター・アダー」もこの方
だったなんて・・・。じっと見つめていると物語に
引き込まれそうな絵です。
大森英樹さんとおっしゃるのですね。
絵画館を教えて下さりありがとうございます。
早速訪問しました。「ドクター・アダー」もこの方
だったなんて・・・。じっと見つめていると物語に
引き込まれそうな絵です。
異次元な空気
>亀母さん
わたしも知らない作品がいっぱいありました。
引きこまれそう、というの、よくわかります。
なんといいますか、基盤のしっかりした世界観があるんでしょうかね…人物もミステリアスで、どこか含みがあってステキです。
こういうお仕事って、ほんとに憧れますー。(いまからでもなれるものなら、なってみたいです…!)
わたしも知らない作品がいっぱいありました。
引きこまれそう、というの、よくわかります。
なんといいますか、基盤のしっかりした世界観があるんでしょうかね…人物もミステリアスで、どこか含みがあってステキです。
こういうお仕事って、ほんとに憧れますー。(いまからでもなれるものなら、なってみたいです…!)
こんな凄い人がいたなんて。
日曜の夜、教育テレビのETV特集で
松井雪子さんという画家の番組をやって
いました。今まで名前も顔も知りません
でしたが、絵を描くために産まれてきたような
女性でした。途中からしか録画できず残念。
大森英樹さんとは全く違うタイプの絵ですが
一度見たら忘れられません。
松井雪子さんという画家の番組をやって
いました。今まで名前も顔も知りません
でしたが、絵を描くために産まれてきたような
女性でした。途中からしか録画できず残念。
大森英樹さんとは全く違うタイプの絵ですが
一度見たら忘れられません。
どんな絵なんでしょう??
>亀母さん
松井雪子さんを調べてみたのですが、画像がわかりません~!!
「絵を描くために生まれてきたような人」だなんて、亀母さんがそんなに夢中になっちゃうなんて、わたしもぜひ見てみたいです。見たいです。ええ、ぜひとも見てみたいです!
HPとかはないのでしょうか…?
松井雪子さんを調べてみたのですが、画像がわかりません~!!
「絵を描くために生まれてきたような人」だなんて、亀母さんがそんなに夢中になっちゃうなんて、わたしもぜひ見てみたいです。見たいです。ええ、ぜひとも見てみたいです!
HPとかはないのでしょうか…?
松井冬子さんの間違いでした。
本当にすみません、冬子を雪子に脳内変換
して間違った名前を書いてしまいました。
ホームページもあります。5月に画集も出版
されるそうです。「美術手帖」という雑誌に
インタビューが掲載されたそうですが、その号は
もう絶版品切れ・・・。欲しいよう。
見て和むとか自室に飾りたいような絵では
決してありませんが、女性にとって「はらわた」を
えぐり出して白日の下に曝されることが救いにも
なるんだと思わされるような絵です。
して間違った名前を書いてしまいました。
ホームページもあります。5月に画集も出版
されるそうです。「美術手帖」という雑誌に
インタビューが掲載されたそうですが、その号は
もう絶版品切れ・・・。欲しいよう。
見て和むとか自室に飾りたいような絵では
決してありませんが、女性にとって「はらわた」を
えぐり出して白日の下に曝されることが救いにも
なるんだと思わされるような絵です。
松井冬子さんすごい美人!
>亀母さん
さっそく拝見しました。すごく繊細でダークで、独特の世界観ですよね。絵もうつくしいなら、ご本人もおうつくしい~~(← わたしは、こちらがいちばんびっくりしました!)
かなり話題になっている方のようです。これは本気で画集を見てみたいです!!
さっそく拝見しました。すごく繊細でダークで、独特の世界観ですよね。絵もうつくしいなら、ご本人もおうつくしい~~(← わたしは、こちらがいちばんびっくりしました!)
かなり話題になっている方のようです。これは本気で画集を見てみたいです!!
サーペント・ゴッド読了しました。
夜の息子の方は下巻がゲットできなくて。
辰巳四郎画伯の絵がなんとも色っぽいです。
ブラッドウィン一族が凄まじい。
「マンディンゴ」を思い出させます。
特にクリッパーは女性から見ると許せません。
公然の隠し子タイロンが黒幕だったのかしら?
一族と関係者の間に屍の山を築きながら蛇神はどこへ・・・。ドロドロの人間関係と美しい風土がアメリカ南部モノだわ。ノーラは「毒娘」だったのね。
感想を他のサイト様でも読んでみたいと探したのですが、殆ど無くて長々と綴ってしまいました。
辰巳四郎画伯の絵がなんとも色っぽいです。
ブラッドウィン一族が凄まじい。
「マンディンゴ」を思い出させます。
特にクリッパーは女性から見ると許せません。
公然の隠し子タイロンが黒幕だったのかしら?
一族と関係者の間に屍の山を築きながら蛇神はどこへ・・・。ドロドロの人間関係と美しい風土がアメリカ南部モノだわ。ノーラは「毒娘」だったのね。
感想を他のサイト様でも読んでみたいと探したのですが、殆ど無くて長々と綴ってしまいました。
『夜の息子』のご感想も聞きたいです!
>亀母さん
とうとう読了されましたか!!
『サーペント・ゴッド』のレビューを書かれている方は、なかなかいないでしょうね~(知っている方もすくないのかもしれません…)
画伯の表紙が色っぽくてステキなのは同意です!わたしの持っている文庫本はどれも印刷が薄れて、さびしい色合いになっています…(また、それが味でもあるんですけど…)
オープニングがとても印象的でした。花嫁の首が刺されたとき、「ベールが持ちあがった」という描写が、すごく視覚的で。複雑で不思議な内容でしたよね。知らない間に頭蓋骨の一部をとられちゃうとか、ちょっと考えられない展開にもびっくりしました…!!
あの一族は幸福にはなれない運命だったのでしょうか?蛇神が通りすぎたあとには、ほんとに人間の矮小さしか残りませんでした…せつないラストがまた、泣けてしまって。ファリスは家族愛にこだわる作家さんだったようですが、こちらは逆パターンから家族のドロドロを描いてみたかったようです。逃れられない運命は、家族=血の絆そのものということなんでしょうか?
これは、『夜の息子』とあわせてぜひとも読んでいただきたいです!亀母さんなら、きっとすばらしい読書体験になると思いますのに。亀母さんのところに、本の神サマが微笑んでくださいますよーに…関東から念を送ってみます~!!
とうとう読了されましたか!!
『サーペント・ゴッド』のレビューを書かれている方は、なかなかいないでしょうね~(知っている方もすくないのかもしれません…)
画伯の表紙が色っぽくてステキなのは同意です!わたしの持っている文庫本はどれも印刷が薄れて、さびしい色合いになっています…(また、それが味でもあるんですけど…)
オープニングがとても印象的でした。花嫁の首が刺されたとき、「ベールが持ちあがった」という描写が、すごく視覚的で。複雑で不思議な内容でしたよね。知らない間に頭蓋骨の一部をとられちゃうとか、ちょっと考えられない展開にもびっくりしました…!!
あの一族は幸福にはなれない運命だったのでしょうか?蛇神が通りすぎたあとには、ほんとに人間の矮小さしか残りませんでした…せつないラストがまた、泣けてしまって。ファリスは家族愛にこだわる作家さんだったようですが、こちらは逆パターンから家族のドロドロを描いてみたかったようです。逃れられない運命は、家族=血の絆そのものということなんでしょうか?
これは、『夜の息子』とあわせてぜひとも読んでいただきたいです!亀母さんなら、きっとすばらしい読書体験になると思いますのに。亀母さんのところに、本の神サマが微笑んでくださいますよーに…関東から念を送ってみます~!!
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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