個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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4 Mosche di
velluto grigio
(1971)イタリア/フランス
出演…マイケル・ブランドン
ミムジー・ファーマー
フランシーヌ・ラセット
監督…ダリオ・アルジェント
★★★
〔ストーリー〕
売りだし中のバンドのドラマー、ロベルト。やっと成功をつかみかけたそのころ、不審な男につきまとわれるようになる。ある晩、スタジオ前でバンド仲間たちと別れたロベルトは、ふたたび怪しい男を発見。かっとなってあとをつけてみると、男は小さな劇場に入っていった。それがおそろしい罠だとも知らずに、ロベルトも劇場に入っていってしまうのだが…!!!
なんかこの時期、いつも更新さぼっています、すいません~!!
今回は一応ちゃんと理由がありまして、どーも最近ホラー不況に突入したもようです。それでどーにもこーにも、こーにもどーにも!! 一応新作は観ているのですが、イマイチな作品につき、いまいちレビューする気になれず…
そこで、旧作をポツポツ観ていくことにしました。いきなりですが、アルジェントの「四匹の蝿」。
長らく封印状態がつづいていたのですが、やっとソフト化もされました。ご覧になった方も多いはず。
わたしもひさしぶりに観たのですが、アルジェントはむかしからアルジェントしていました! と、納得しちゃいました。サスペンスとしても上質の部類に入ると思います。
新人バンドのドラムを担当するロベルト(マイケル・ブランドン)は、バンドの顔。チャンスも順調につかみ、メジャーデビューもあと間近というところです。しかし、気がかりなことがひとつありました。ロベルトは不審な男にストーカーされていたのです。
ある晩、リハーサルを終えたロベルト、スタジオ前でふたたびストーカー男を発見します。かっとなってあとを追うと、男は小さな劇場に。ロベルトも劇場に入って男に詰めよると、逆ギレされてしまいます。「おっまえみたいなくだらんヤツ、だーれがあとをつけるかっ!!」そこで揉みあいになり、男は突然ナイフをとりだします。危険を感じたロベルトはナイフを奪いとろうとして… 思わず男を刺してしまうのです!!
すると、だれもいないはずの二階席からカメラのフラッシュがっ!!!
なんと、薄気味悪いお面をかぶった人物に、決定的瞬間を写真に撮られてしまったのでした…
こんな感じの、なんともスリリングなスタートです。
まずロベルト演じるマイケル・ブランドンが、すごくよい。このよさというのは、いかにも野心的な若きドラマーという役柄にぴったりでして、いってみれば、ごくフツーの若者っぽい(笑)。でも、そこがいいんです! とりあえず、つかみは最高にすばらしいのです。
薄気味の悪いお面ですが、こういうアイテムはもう、アルジェント伝説には必須ですよねー♪
写真で見るとなんてことはないんですが、作中に登場するとやったらめったら気持ち悪いです! こういう小道具の使い方も、非常にうまいと思います。あと、オープニングもやたら気持ち悪くてカッコイイです、ここはもう、サイコ~
ロベルトの妻のニーナ役に、ミムジー・ファーマー。ミムジー・ファーマーというと、けっこうファンの多い美人女優さんですが、ホラーファンのあいだでは 「The Victim」(「炎のいけにえ」1974)が有名なんでしょうか。わたしはこれ、未見です。が、スチールは見たことがありまして、この作品のファーマーは神がかりてきなうつくしさがあるみたいです。うーん、観たい!
殺人を犯してしまったロベルト、しかし翌朝の新聞を見ても、劇場で発見された男の死体の記事はありません。「あの男はどうしたんだろう? はれ、あれは夢だったの…?」
でーすーがー、これで済むはずありませんよね。その日からロベルトは、姿なき脅迫者におびえるようになってしまうのです…!!!
この後に謎めいた連続殺人が起こるというストーリーですが、あらためて思ったのは、この作品はミステリとしてかなりフェアな作りになっています。犯人がわかったとき、ああ、あのシーンにヒントがあったな、あー、あのシーンもそうだった! と、無理なく理解できる内容なんです。ときどきインサートされるロベルトの悪夢も、のちの代表作を思い起こさせて興味深いです。ショッキングシーンは間接的ですが、スリリングな撮り方はやはりうまいと思います。
どうしてこの作品て、長いあいだ冷遇されていたのでしょうね??
いまのド派手なアルジェントを想像してしまうと、なんだか別人みたいな内容ですが、わたしはこの作品がけっこう好きです。なんといっても、シンプルな内容がいちばんだと思いました! 「四匹の蝿」の意味は、本編をご覧になってご確認ください。ラストシーンも印象的です。
オープニング、
いきなりハエ登場!
出たー!!
キモいお面!!
脅迫状、キター!!
ときどきインサート
される、ロベルトの
悪夢の意味は…?
追いつめられた
ロベルトは…
妻のニーナも、彼を心配するようになりますが…
velluto grigio
(1971)イタリア/フランス
出演…マイケル・ブランドン
ミムジー・ファーマー
フランシーヌ・ラセット
監督…ダリオ・アルジェント
★★★
〔ストーリー〕
売りだし中のバンドのドラマー、ロベルト。やっと成功をつかみかけたそのころ、不審な男につきまとわれるようになる。ある晩、スタジオ前でバンド仲間たちと別れたロベルトは、ふたたび怪しい男を発見。かっとなってあとをつけてみると、男は小さな劇場に入っていった。それがおそろしい罠だとも知らずに、ロベルトも劇場に入っていってしまうのだが…!!!
なんかこの時期、いつも更新さぼっています、すいません~!!
今回は一応ちゃんと理由がありまして、どーも最近ホラー不況に突入したもようです。それでどーにもこーにも、こーにもどーにも!! 一応新作は観ているのですが、イマイチな作品につき、いまいちレビューする気になれず…
そこで、旧作をポツポツ観ていくことにしました。いきなりですが、アルジェントの「四匹の蝿」。
長らく封印状態がつづいていたのですが、やっとソフト化もされました。ご覧になった方も多いはず。
わたしもひさしぶりに観たのですが、アルジェントはむかしからアルジェントしていました! と、納得しちゃいました。サスペンスとしても上質の部類に入ると思います。
新人バンドのドラムを担当するロベルト(マイケル・ブランドン)は、バンドの顔。チャンスも順調につかみ、メジャーデビューもあと間近というところです。しかし、気がかりなことがひとつありました。ロベルトは不審な男にストーカーされていたのです。
ある晩、リハーサルを終えたロベルト、スタジオ前でふたたびストーカー男を発見します。かっとなってあとを追うと、男は小さな劇場に。ロベルトも劇場に入って男に詰めよると、逆ギレされてしまいます。「おっまえみたいなくだらんヤツ、だーれがあとをつけるかっ!!」そこで揉みあいになり、男は突然ナイフをとりだします。危険を感じたロベルトはナイフを奪いとろうとして… 思わず男を刺してしまうのです!!
すると、だれもいないはずの二階席からカメラのフラッシュがっ!!!
なんと、薄気味悪いお面をかぶった人物に、決定的瞬間を写真に撮られてしまったのでした…
こんな感じの、なんともスリリングなスタートです。
まずロベルト演じるマイケル・ブランドンが、すごくよい。このよさというのは、いかにも野心的な若きドラマーという役柄にぴったりでして、いってみれば、ごくフツーの若者っぽい(笑)。でも、そこがいいんです! とりあえず、つかみは最高にすばらしいのです。
薄気味の悪いお面ですが、こういうアイテムはもう、アルジェント伝説には必須ですよねー♪
写真で見るとなんてことはないんですが、作中に登場するとやったらめったら気持ち悪いです! こういう小道具の使い方も、非常にうまいと思います。あと、オープニングもやたら気持ち悪くてカッコイイです、ここはもう、サイコ~
ロベルトの妻のニーナ役に、ミムジー・ファーマー。ミムジー・ファーマーというと、けっこうファンの多い美人女優さんですが、ホラーファンのあいだでは 「The Victim」(「炎のいけにえ」1974)が有名なんでしょうか。わたしはこれ、未見です。が、スチールは見たことがありまして、この作品のファーマーは神がかりてきなうつくしさがあるみたいです。うーん、観たい!
殺人を犯してしまったロベルト、しかし翌朝の新聞を見ても、劇場で発見された男の死体の記事はありません。「あの男はどうしたんだろう? はれ、あれは夢だったの…?」
でーすーがー、これで済むはずありませんよね。その日からロベルトは、姿なき脅迫者におびえるようになってしまうのです…!!!
この後に謎めいた連続殺人が起こるというストーリーですが、あらためて思ったのは、この作品はミステリとしてかなりフェアな作りになっています。犯人がわかったとき、ああ、あのシーンにヒントがあったな、あー、あのシーンもそうだった! と、無理なく理解できる内容なんです。ときどきインサートされるロベルトの悪夢も、のちの代表作を思い起こさせて興味深いです。ショッキングシーンは間接的ですが、スリリングな撮り方はやはりうまいと思います。
どうしてこの作品て、長いあいだ冷遇されていたのでしょうね??
いまのド派手なアルジェントを想像してしまうと、なんだか別人みたいな内容ですが、わたしはこの作品がけっこう好きです。なんといっても、シンプルな内容がいちばんだと思いました! 「四匹の蝿」の意味は、本編をご覧になってご確認ください。ラストシーンも印象的です。
オープニング、
いきなりハエ登場!
出たー!!
キモいお面!!
脅迫状、キター!!
ときどきインサート
される、ロベルトの
悪夢の意味は…?
追いつめられた
ロベルトは…
妻のニーナも、彼を心配するようになりますが…
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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