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個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、 小説のレビューなどをポツポツと…
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   The Tattooist



2007)ニュージーランド/シンガポール
出演…ジェイソン・ベア
ミア・ブレイク                                                    デイヴィット・フェーン
監督…ピーター・バーガー
★★★


〔ストーリー〕
 刺青師のジェイクは、サモアの伝統的な刺青技術を学ぼうと、古い手彫り道具を手に入れる。その帰り道、前日に病気の子供を治すために刺青を彫ってほしいと頼んだ父親があらわれ、「息子は死んだ。おまえの刺青に力がなかったせいだ!」と、責められる。そのさい、道具をとり落としたジェイクは、誤って自分の掌を傷つけてしまう。
 掌の傷はなかなか癒えず、その後彼は奇怪な悪夢にうなされるようになり…
 

 ジェイソン・ベア主演ということで、ふだんホラーに興味がない人も注目している作品のようです。いってしまえば、「刺青+憑きもの」 系のオカルト譚なんですが、こうしたストレートな作品を観るのはひさしぶりだったので、逆に新鮮でおもしろかったです。

 ジェイクを演じるジェイソン・ベア、甘いマスクに涼しい目元と、女性の心をわし掴みにするルックスです。ずいぶん人気のある俳優さんみたいです。一方相手役の女性は、オリエンタルな黒髪美人のミア・ブレイク。うつくしいカップルですねー。
 
 日本で刺青というと、あっち系の人を連想してしまいますが、海外だとアートなとらえ方で、もっとべつの場所だと、呪術的な意味なども含まれているんですね。なかなか興味深いです。
 ジェイクがサモア出身の人々と対話するシーンなんですが、異国文化をごく自然に描いているので、スムーズに入りこむことができます。このあたりの空気もぜんぜんわざとらしくなくて、むしろ気持ちがいいです。
 
 さて、肝心のゴーストなんですが、主役はもちろん “刺青” です。
掌に傷を負ってしまったジェイク、彼の彫った作品が、勝手にどんどん成長して本体の人間を殺してしまうんですが、これが急成長していく癌みたいで気色悪いです。みるみる広がって、最終的には刺青人間みたいになっちゃいます。「カタカタ、カタカタ…!」っていう、手彫り機の音も不気味(…眼球にまで亀裂が入るシーンは、「ひえーっ!!」 ものです)。じゃあ、だれが彫ってるんだって話ですが、これがなかなか見えないんですねー! 

 お客さんにもいろんな人がきます。刺青歴ン十年といった感じのオジサマもいれば、金持ちの道楽息子とその従姉なんかも。オシャレ感覚で入れちゃうんですね~。で、あとでとんでもないことになっちゃう。

 目新しく感じられたのが、ヒップホップ少年の霊媒師が登場するんですが、この子の霊媒方法がおもしろい。猛スピードで車を飛ばして、ゴキゲンなヒップを 「ラウド! ラウド!」と、ボリュームアップして、トランス状態に入ります。時代が変われば、霊媒の仕方だって変わるわけで、このシーン、すごく新味が感じられました

 日本人には馴染みやすい一般的な幽霊譚なんですが、描写がとにかく丁寧で、サモアな異国情緒もすがすがしい。ひさしぶりにオリジナル的なものが観れた! と、いくぶん気分がよくなれます。








商売にせっせと励むジェイク。
親御さんたちが見たら、「だから、
いまどきの若者は…!」って、
思っちゃうシーンかも。










自分の身体にもこんなに入れてます!
愛する人(シーナ)の身体にも入れて
しまいますが…







ジェイクの友人、クラッシュ役の
マイケル・ハースト。
気合入ってますね~。
ついでに頭も剃っちゃったようです。








次々と悲惨な死を遂げていく
客たち。
ジェイクはシーナを救うことが
できるでしょうか…?







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ホラーのジャンルを超えた作品
ニュージーランドでThe Tattooistを見てきました。もちろんDVDも購入しました。作品のレビューが良くまとまっていて感心して読ませてもらいました。実のところ私はホラー映画は苦手なのです。が、ジェイソン・ベアの大ファンでこの映画が見たくて去年の夏オークランドまで言ってきて4回映画館で楽しみました。ホラー的な要素だけでなく異文化が体験できたり刺青も芸術作品って感じですてきでした。プレミアチケットが運良く手に入ったのでジェイソン・ベアにも会えてラッキーでした。本当に甘いマスクで話に聞いてた通りの優しくてすてきな紳士でした。その思い出は一生の宝です。
behry ann 2008/03/19(Wed)22:54:34 編集
behry annさん♪
はじめましてです、コメントありがとうございます!
ニュージーランドまでいって、4回もご覧になったなんて、スゴイッ、スゴすぎるっっっ!!!
しかもしかも、プレミアで生ジェイソン・ベアにお会いしたんですね! 正直、うらやましいですね~~~。ほんとうに、カッコイイだけじゃなくて、気立ての穏やかそうな紳士といった雰囲気の方ですもんね♪ (わたしもファンになりそう)、そんなステキな方を間近で見れたなんて、まさしく一生の宝ですよね!
この作品、全体的に “ただのホラー映画じゃないの” テイストがあって、わたしも非常に気に入っています。
ホラーは苦手とのことですが、たま~にホラーっぽくない映画も紹介しています。また気が向きましたら、いつでも遊びにきてください!

それから、この方の出演している作品を、また観たいですね…♪
ななみ 2008/03/19(Wed)23:59:38 編集
ええ、これからもお邪魔します。
そうですね。
おっしゃる通りこの作品、全体的に “ただのホラー映画じゃないの” テイストがありますね。
ジェイソン・ベアは結構ホラーやスリラー映画に出てます。日本の呪怨のリメイクのハリウッド版The Grudge(The Juon)は日本でもDVD発売になってるのでご存知の方も多いと思います。ただしこの作品では準主役ですが・・他には主演で悪役の狼男になったSkinwalkers。これはDVDが既に発売されてわたしも楽しんでます。テロリストに拉致され五感を次々に奪われるサイコスリラーThe Senselessでも主演です。もうすぐベルリンのフェスティバルでもほうえいされるインディー映画でDVDのリリースを期待してます。その折はぜひレビューをよろしく!!
behry ann 2008/03/20(Thu)11:38:14 編集
ええー!!
>behry annさん
「スキンウォーカー」に出ていたんですか!!
トレイラー見ていたのに、ぜんぜん気づきませんでした… それに悪役… なんだか、すっごく雰囲気がちがっていたような? 役者さんの顔にすっかりだまされちゃったようです。 これはあらためて、チェックしてみたいと思います。
それから、「Senseless」の予告編を見たんですが、これ、けっこうコワそうですねー! ジェイソン・ベアがとことんいじめられる映画なんて、観たいような、観たくないような…(複雑!)
オリバー・ストーンの映画にも出演されてるので、これまたすっごく楽しみです♪ 稚拙なレビューですが、こんなものでよろしければ、おつきあいよろしくお願いします。(*^^*)
ななみ 2008/03/20(Thu)23:24:55 編集
幅広くチェックされてるんですね~
「Skinwalkers」も「Senseless」もご存知だったんですね!!「Skinwalkers」では長髪の強面でがらっと雰囲気を変えてます。作品ごとに全くの別人のようになりファンを楽しませてくれるのがジェイソン・ベアの魅力のひとつです。「Senseless」のトレーラーは本当に拷問を見せられてるような迫真の演技ですよね。早くDVDができないかな~
オリバー・ストーンの映画のこともご存知なんですね。幅広く調べてらっしゃるのでびっくりしました。実はこの映画はライターのストライキで中断されていたのですが結局中止になりそうです。表向きはストライキで主演のブルース・ウィルスが契約をいったん取り消したことが理由になってるようですが製作会社がアメリカ兵を悪者に見立てる戦争ものはヒットしないから手を引いたという憶測もあるようですよ。残念です。
behry ann 2008/03/23(Sun)12:57:47 編集
behry annさん♪
あらら、オリバー・ストーンの映画は頓挫しちゃったんですか!! それはすごく残念です…(そういえば、これからは俳優さんたちがストライキを起こす、なんてニュースを見たような…)、ジェイソン・ベアにとっても、いいキャリアになったと思うと、余計に残念です…!
でも、これからどんどん新作に出演してくれそうですしね♪ がんばってチェックしていきたいと思います。
「Skinwalkers」は、西部モノ? と、思わせる雰囲気ですね。ホラーというより、硬派なアクションみたいです。なかなかおもしろそうです♪
そして、気になる「Senseless」なんですが、やっぱり痛々しい~。。。(観るのがちょっとコワいです…)
ななみ 2008/03/23(Sun)23:07:33 編集
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(いちおう)プロフィールです
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ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:

 独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。

〈好きかも♪〉
 おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…

〈苦手かも…〉
 かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
ねこじかんです

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