個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Splice
(2009)カナダ/フランス/アメリカ
出演…サラ・ポーリー
エイドリアン・ブロディ
デルフィーヌ・シャネアック
監督…ヴィンチェンゾ・ナタリ
★★★
〔ストーリー〕
製薬会社の科学部門をつとめるクライブとエルサ夫妻。彼らの研究は、動物のDNAをかけあわせて新しい生物をつくりだし、そこから未知のたんぱく質を採取して医療に役立てようというもの。だがある日、ふたりは人間と動物のDNAを混在させるという、タブーを犯してしまう。受精卵は成長をはじめ、想像もしなかった生物が誕生するのだが…
「CUBE」(1997)のヴィンチェンゾ・ナタリ監督の最新作!
配給元は、〈ダークキャッスル〉!!
超話題作なんですが、これだけ感想を書きにくい作品はめずらしいかもしれません。
主演のエルサにはサラ・ポーリー、クライブ役には「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディです。
ストーリーは、クライブ(エイドリアン・ブロディ)とエルサ(サラ・ポーリー)の科学者夫婦が未知の生物の誕生をめざすところからはじまります。近未来、医療の発達にともない、もっと革新的な治療法はないかと人々は模索していました。そこで、動物同士のDNAをかけあわせて、新生物をつくりだす。この新生物から、いままでにない構造の酵素を抽出して、医療に役立てようというもの。彼らの研究には莫大な出資がかけられていて、会社からも期待されていたのです。
この新生物、哺乳類っぽいナメクジ(?)みたいな生きものなんですが、研究もようやく軌道にのりはじめました。しかし、上司とのささいな意見の食いちがいから、エルサは人間のDNA(つまり、自分の!)と、動物のDNAをかけあわせることはできないかと、ためしてしまいます。もちろんこれには協力者も必要で、ラボを共有している夫のクライブ。そそのかすのがエルサというところから、そういった意味あいもふくまれているんでしょうか。
この超新生物、水槽のなかで順調に成長をつづけます。ほかの研究者たちにはひたすら隠して(…じつは同僚に、クライブの弟くんがいるのですが)、ある日水槽の様子がおかしいことに気づきます。ふたりは様子を見ようとして、エルサが腕を伸ばしたら噛みつかれてしまった!! クライブは彼女を助けようとして、水槽を割ってしまうのですが…
…とまあ、くわしい説明はここまでにしておきます。
まず、思ったのが、遺伝子ホラーの佳作「〇〇」(← ネタバレする勇気がありません、すいません!)と、最終的なテーマがまったく同一ということ。で、こちらははなから、あらゆるタブーに挑戦してやろうという、コンセプトなんだと思います。
お話としては斬新なんですけど、この、タブーを犯してやろう! という意気ごみが先走りすぎちゃったかな? 感がありました。なぜなら、主人公ふたりのバックグラウンドがあまり描写されず、リアリティもなく、そのため非常に感情移入しにくい。たぶん、感情移入する内容ではないと思うのですが、どうも、「他人に起こった不思議なお話」 姿勢に徹しているんですよ。
これは内容じたいにもいえることでして、オープニングからラストまで、ひたすらとらえどころのない雰囲気です。この物語はいったいどこにいこうとしてるんだろう? という、不安定感を楽しむといった方法もあるんですが。
モヤモヤ感を正直に打ち明けてしまえば、期待していたのに~、ああ~、期待していたのに~。。。
そのため、ほんとーに感想が書きにくーいです(笑)。あのですね、好ききらいというより、理解しがたい(??)映画の部類かもしれないです。結末も、悪趣味なジョークみたいになっちゃってるんですよ。前述しましたSFホラーの描き方のほうが、明確でわかりやすかったです。ちなみに、そっちのほうがわたしはずっと好みでした。
エルサとクライブがつくりだした超新生物は女の子でして、ドレン(デルフィーヌ・シャネアック)と名づけられます。ふたりには子供がいないから、自然と情が湧くようになってしまい…でも、ドレンは成長するにつれて、自我を持つようになり…
こういう遺伝子ホラー系って、クリーチャーになっちゃうことが多いんですが、この作品はそれとまったくちがいます。あんましホラーもしていません。そこが敗因だったのでしょうかね??
「CUBE」を越える(もしくは同等)の作品は、もう観ることができないのでしょうか… ナタリ監督!!
ついでに、日本公開があやぶまれる声もちらほらと聞こえてきているようです。だいじょうぶでしょうか。
クライブとエルサ夫妻。
新生物誕生!!
成長もすごく早いのです。
これも、よくあるパターン
ですよね(笑)。
ついに、おそれていた
ことが~!!!
どんどんレディに
成長してしまい…
(2009)カナダ/フランス/アメリカ
出演…サラ・ポーリー
エイドリアン・ブロディ
デルフィーヌ・シャネアック
監督…ヴィンチェンゾ・ナタリ
★★★
〔ストーリー〕
製薬会社の科学部門をつとめるクライブとエルサ夫妻。彼らの研究は、動物のDNAをかけあわせて新しい生物をつくりだし、そこから未知のたんぱく質を採取して医療に役立てようというもの。だがある日、ふたりは人間と動物のDNAを混在させるという、タブーを犯してしまう。受精卵は成長をはじめ、想像もしなかった生物が誕生するのだが…
「CUBE」(1997)のヴィンチェンゾ・ナタリ監督の最新作!
配給元は、〈ダークキャッスル〉!!
超話題作なんですが、これだけ感想を書きにくい作品はめずらしいかもしれません。
主演のエルサにはサラ・ポーリー、クライブ役には「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディです。
ストーリーは、クライブ(エイドリアン・ブロディ)とエルサ(サラ・ポーリー)の科学者夫婦が未知の生物の誕生をめざすところからはじまります。近未来、医療の発達にともない、もっと革新的な治療法はないかと人々は模索していました。そこで、動物同士のDNAをかけあわせて、新生物をつくりだす。この新生物から、いままでにない構造の酵素を抽出して、医療に役立てようというもの。彼らの研究には莫大な出資がかけられていて、会社からも期待されていたのです。
この新生物、哺乳類っぽいナメクジ(?)みたいな生きものなんですが、研究もようやく軌道にのりはじめました。しかし、上司とのささいな意見の食いちがいから、エルサは人間のDNA(つまり、自分の!)と、動物のDNAをかけあわせることはできないかと、ためしてしまいます。もちろんこれには協力者も必要で、ラボを共有している夫のクライブ。そそのかすのがエルサというところから、そういった意味あいもふくまれているんでしょうか。
この超新生物、水槽のなかで順調に成長をつづけます。ほかの研究者たちにはひたすら隠して(…じつは同僚に、クライブの弟くんがいるのですが)、ある日水槽の様子がおかしいことに気づきます。ふたりは様子を見ようとして、エルサが腕を伸ばしたら噛みつかれてしまった!! クライブは彼女を助けようとして、水槽を割ってしまうのですが…
…とまあ、くわしい説明はここまでにしておきます。
まず、思ったのが、遺伝子ホラーの佳作「〇〇」(← ネタバレする勇気がありません、すいません!)と、最終的なテーマがまったく同一ということ。で、こちらははなから、あらゆるタブーに挑戦してやろうという、コンセプトなんだと思います。
お話としては斬新なんですけど、この、タブーを犯してやろう! という意気ごみが先走りすぎちゃったかな? 感がありました。なぜなら、主人公ふたりのバックグラウンドがあまり描写されず、リアリティもなく、そのため非常に感情移入しにくい。たぶん、感情移入する内容ではないと思うのですが、どうも、「他人に起こった不思議なお話」 姿勢に徹しているんですよ。
これは内容じたいにもいえることでして、オープニングからラストまで、ひたすらとらえどころのない雰囲気です。この物語はいったいどこにいこうとしてるんだろう? という、不安定感を楽しむといった方法もあるんですが。
モヤモヤ感を正直に打ち明けてしまえば、期待していたのに~、ああ~、期待していたのに~。。。
そのため、ほんとーに感想が書きにくーいです(笑)。あのですね、好ききらいというより、理解しがたい(??)映画の部類かもしれないです。結末も、悪趣味なジョークみたいになっちゃってるんですよ。前述しましたSFホラーの描き方のほうが、明確でわかりやすかったです。ちなみに、そっちのほうがわたしはずっと好みでした。
エルサとクライブがつくりだした超新生物は女の子でして、ドレン(デルフィーヌ・シャネアック)と名づけられます。ふたりには子供がいないから、自然と情が湧くようになってしまい…でも、ドレンは成長するにつれて、自我を持つようになり…
こういう遺伝子ホラー系って、クリーチャーになっちゃうことが多いんですが、この作品はそれとまったくちがいます。あんましホラーもしていません。そこが敗因だったのでしょうかね??
「CUBE」を越える(もしくは同等)の作品は、もう観ることができないのでしょうか… ナタリ監督!!
ついでに、日本公開があやぶまれる声もちらほらと聞こえてきているようです。だいじょうぶでしょうか。
クライブとエルサ夫妻。
新生物誕生!!
成長もすごく早いのです。
これも、よくあるパターン
ですよね(笑)。
ついに、おそれていた
ことが~!!!
どんどんレディに
成長してしまい…
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みなさんまちがえちゃうんです
>nasuさん
お返事おくれました、すいません~
nasuさんのコメント、ちゃんと表示されてますよー、でも、文字色を選んでいないので、黒いままなんだと思います。
みなさん、まちがえちゃうんですよ、まぎらわしい背景色にしてしまって、ごめんなさい!
それはそうと、ドレンちゃん、うーん、微妙でした~~
期待している方がいたら申しわけないんですけど、ちょっと脚本がふつーすぎたでしょうかね?
せっかくいい役者さんを使っているのに、もったいないかなと思いました。
お返事おくれました、すいません~
nasuさんのコメント、ちゃんと表示されてますよー、でも、文字色を選んでいないので、黒いままなんだと思います。
みなさん、まちがえちゃうんですよ、まぎらわしい背景色にしてしまって、ごめんなさい!
それはそうと、ドレンちゃん、うーん、微妙でした~~
期待している方がいたら申しわけないんですけど、ちょっと脚本がふつーすぎたでしょうかね?
せっかくいい役者さんを使っているのに、もったいないかなと思いました。
暑中お見舞い申し上げます。
な~るほど
文字色選ばないとそーゆートラップがあるんですな。
さすがホラー化してますね。
ぁ~・・・マクドとコーラ持ち込んで最前列で夜まで観れる映画館もう無いんやろか・・・。
文字色選ばないとそーゆートラップがあるんですな。
さすがホラー化してますね。
ぁ~・・・マクドとコーラ持ち込んで最前列で夜まで観れる映画館もう無いんやろか・・・。
こちらこそ、暑中見舞いを申しあげます!
>KENさん
暑中見舞い、どうもありがとうございますー♪♪
わたくし、暑いのはすっごく苦手なんです。はあ、でも冷房も苦手なんですよ。どうしたらいいんですか!
黒字トラップは、みなさんよくひっかかられています。でも、シャイな方は黒字でもけっこうです~
って、KENさんはぜんぜんシャイそうではありませんね!!
一日映画館はわたしも大好きでした。ランチ、お菓子持ちこみで映画三昧… ああー、楽しかったですよね。最前列も馴れてくると、スクリーン独占状態で楽しかったです。そういう映画館て、近ごろほんと見なくなっちゃいましたよねー…
めっきり暑くなりましたが、KENさんも夏バテにはご注意されてくださいね♪
暑中見舞い、どうもありがとうございますー♪♪
わたくし、暑いのはすっごく苦手なんです。はあ、でも冷房も苦手なんですよ。どうしたらいいんですか!
黒字トラップは、みなさんよくひっかかられています。でも、シャイな方は黒字でもけっこうです~
って、KENさんはぜんぜんシャイそうではありませんね!!
一日映画館はわたしも大好きでした。ランチ、お菓子持ちこみで映画三昧… ああー、楽しかったですよね。最前列も馴れてくると、スクリーン独占状態で楽しかったです。そういう映画館て、近ごろほんと見なくなっちゃいましたよねー…
めっきり暑くなりましたが、KENさんも夏バテにはご注意されてくださいね♪
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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