個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Ryeong
(2004)韓国
出演…キム・ハヌル
リュ・ジン
ナム・サンミ
監督…キム・テギョン
★★★
〔ストーリー〕
大学生のジウォンは裕福な家庭だが、父親を事故で亡くし、母は失意に暮れる日々。おまけに、彼女自身記憶喪失というハンデを抱えていた。ボーイフレンドのジュノの励ましを頼りに、記憶をとりもどそうと治療をつづけるジウォン。そんなある日、彼女のまえに高校の同級生だったというユンソがあらわれる。彼女はジウォンの恵まれた暮らしを、「新しい生活を用意してもらったのね」と、皮肉をいい、おなじく同級生だった少女の死を告げる。だが、別れた直後、今度はユンソが不可解な溺死をしたと知らされて…??
韓国ホラーって、ふだんはなんとなく敬遠してしまうんですけど、なんとなーく、和製ホラーっぽいなとか思ってしまうんですけど、これはなかなかおもしろかったです。2004年の作品なんですよね。そして、アメリカでのリメイクも決定しましたそうで。
監督さんのキム・テギョンは、これがデビュー作になるようです。デビュー作なんですけど、驚くほどよく出来ています。別タイトルで「Dead Friend」、邦題では「霊/リョン」となっています。
偏見かもしれませんが、アジアン・ホラーというと、「こわがらせてやる~!!」 という狙いばかりが先走りしすぎちゃって、肝心の内容があぼーんになってしまうことが多いですよね… それでなんとなく、わたしはアジアン・ホラーが苦手だったりするんですが。
ですが、この作品はお話もしっかりしていておもしろい。非常にドラマチックです。ラストで、あらー、そういうことだったのね~ と、妙に納得してしまいます。アメリカがリメイクに飛びつくのもわかる気がします。
ストーリーは、ヒロインのジウォン(キム・ハヌル)のやや不安定な生活からはじまります。ジウォンはお金持ちの家のひとり娘、大学では歳上のボーイフレンドのジュノ(リュ・ジン)というやさしい男の子がいます。が、じつは父親を事故で亡くしたばかり。そのショックからか、母(キム・ハサク)は気分屋になってしまい、明かりも点けない部屋でじっとしていて、ジウォンが遅く帰ってくると、「どうしてわたしをひとりにするのよ! わたしをなんだと思ってるの??」 と、責められてしまいます。
おまけに、ジウォン自身も記憶喪失という深刻な問題を抱えていました。原因はまだはっきりしていないのですが、おそらく父の死から、自己防衛のために記憶を封印しているのでは…? そう考えられていて、医師の治療を根気よくつづけています。
リフレッシュは、プールで泳ぐこと。右腕に傷跡が2本あるのですが、これがいつ、どうやってついたのかも、彼女は思い出すことができません。
そんなある日、彼女の通う大学に見知らぬ女性がやってきます。
彼女はユンソ(ビン)と名乗り、ジウォンとは高校時代の同級生だというのですが… なぜか再会を喜ぶでもなく、おなじく同級生だった友人が死亡したことを告げます。そして、なにかに怯えているようなのですが…??
ユンソとはそのまま別れるのですが、その直後に、今度は彼女が不可解な状況下で溺死したという報せをうけてしまいます…!!
彼女の死を皮切りに、悪夢にうなされ、少女の幻を見るようになるジウォン。自分の過去に、いったいなにがあったのか? 知りたいけど、知りたくない… こうしてジウォンは、死亡したという同級生の家を訪ねてみることにするのですが…
…とまあ、ざっくばらんに説明してしまいますと、こんなお話なんですが。
Jホラーお得意の 「呪いの連鎖系」 です。ですが、その手のホラー作品よりもちゃんとしたドラマになっていまして、ストーリーも明確でおもしろいです。
記憶喪失のヒロインが過去に怯えながら、真実をつきとめていく… そこに、ときどき 「貞子さん」 のような呪いが入りまして、薄気味悪い盛りあげ方もよろしい。結末近くでは、不覚にも涙ぐんでしまうシーンもあります。ですがっ! それだけでは終わらないんですねー、それが、この作品のいいところ♪ ちょっとだけネタばらししてしまいますと、これはホラーとミステリの融合作品なんですね。
こんなにおもしろいのに、レンタルには置いてないみたいです。リメイクの出来も気になるところですが、まずはオリジナルを観ていただきたいなー、というのが、わたしの本音です。
あと、幽霊がさほど誇張されていないのが、個人的にはよかったですね。この程度の自然さが、いちばん気持ち悪いと思うんですが。
ジュノ(リュ・ジン)と
ジウォン(キム・ハヌル)。
ジウォンは奇妙な幻覚を
見るようになり…
かつての仲良しグループ
のひとりは、精神病院に
いた!!
ひいぃぃ、
とんでもない
ことに~!!
ヒイ~ッ!!!
なんか出てきた!!
水にまつわる、
ジウォンの忌まわし
い記憶とは…?!
(2004)韓国
出演…キム・ハヌル
リュ・ジン
ナム・サンミ
監督…キム・テギョン
★★★
〔ストーリー〕
大学生のジウォンは裕福な家庭だが、父親を事故で亡くし、母は失意に暮れる日々。おまけに、彼女自身記憶喪失というハンデを抱えていた。ボーイフレンドのジュノの励ましを頼りに、記憶をとりもどそうと治療をつづけるジウォン。そんなある日、彼女のまえに高校の同級生だったというユンソがあらわれる。彼女はジウォンの恵まれた暮らしを、「新しい生活を用意してもらったのね」と、皮肉をいい、おなじく同級生だった少女の死を告げる。だが、別れた直後、今度はユンソが不可解な溺死をしたと知らされて…??
韓国ホラーって、ふだんはなんとなく敬遠してしまうんですけど、なんとなーく、和製ホラーっぽいなとか思ってしまうんですけど、これはなかなかおもしろかったです。2004年の作品なんですよね。そして、アメリカでのリメイクも決定しましたそうで。
監督さんのキム・テギョンは、これがデビュー作になるようです。デビュー作なんですけど、驚くほどよく出来ています。別タイトルで「Dead Friend」、邦題では「霊/リョン」となっています。
偏見かもしれませんが、アジアン・ホラーというと、「こわがらせてやる~!!」 という狙いばかりが先走りしすぎちゃって、肝心の内容があぼーんになってしまうことが多いですよね… それでなんとなく、わたしはアジアン・ホラーが苦手だったりするんですが。
ですが、この作品はお話もしっかりしていておもしろい。非常にドラマチックです。ラストで、あらー、そういうことだったのね~ と、妙に納得してしまいます。アメリカがリメイクに飛びつくのもわかる気がします。
ストーリーは、ヒロインのジウォン(キム・ハヌル)のやや不安定な生活からはじまります。ジウォンはお金持ちの家のひとり娘、大学では歳上のボーイフレンドのジュノ(リュ・ジン)というやさしい男の子がいます。が、じつは父親を事故で亡くしたばかり。そのショックからか、母(キム・ハサク)は気分屋になってしまい、明かりも点けない部屋でじっとしていて、ジウォンが遅く帰ってくると、「どうしてわたしをひとりにするのよ! わたしをなんだと思ってるの??」 と、責められてしまいます。
おまけに、ジウォン自身も記憶喪失という深刻な問題を抱えていました。原因はまだはっきりしていないのですが、おそらく父の死から、自己防衛のために記憶を封印しているのでは…? そう考えられていて、医師の治療を根気よくつづけています。
リフレッシュは、プールで泳ぐこと。右腕に傷跡が2本あるのですが、これがいつ、どうやってついたのかも、彼女は思い出すことができません。
そんなある日、彼女の通う大学に見知らぬ女性がやってきます。
彼女はユンソ(ビン)と名乗り、ジウォンとは高校時代の同級生だというのですが… なぜか再会を喜ぶでもなく、おなじく同級生だった友人が死亡したことを告げます。そして、なにかに怯えているようなのですが…??
ユンソとはそのまま別れるのですが、その直後に、今度は彼女が不可解な状況下で溺死したという報せをうけてしまいます…!!
彼女の死を皮切りに、悪夢にうなされ、少女の幻を見るようになるジウォン。自分の過去に、いったいなにがあったのか? 知りたいけど、知りたくない… こうしてジウォンは、死亡したという同級生の家を訪ねてみることにするのですが…
…とまあ、ざっくばらんに説明してしまいますと、こんなお話なんですが。
Jホラーお得意の 「呪いの連鎖系」 です。ですが、その手のホラー作品よりもちゃんとしたドラマになっていまして、ストーリーも明確でおもしろいです。
記憶喪失のヒロインが過去に怯えながら、真実をつきとめていく… そこに、ときどき 「貞子さん」 のような呪いが入りまして、薄気味悪い盛りあげ方もよろしい。結末近くでは、不覚にも涙ぐんでしまうシーンもあります。ですがっ! それだけでは終わらないんですねー、それが、この作品のいいところ♪ ちょっとだけネタばらししてしまいますと、これはホラーとミステリの融合作品なんですね。
こんなにおもしろいのに、レンタルには置いてないみたいです。リメイクの出来も気になるところですが、まずはオリジナルを観ていただきたいなー、というのが、わたしの本音です。
あと、幽霊がさほど誇張されていないのが、個人的にはよかったですね。この程度の自然さが、いちばん気持ち悪いと思うんですが。
ジュノ(リュ・ジン)と
ジウォン(キム・ハヌル)。
ジウォンは奇妙な幻覚を
見るようになり…
かつての仲良しグループ
のひとりは、精神病院に
いた!!
ひいぃぃ、
とんでもない
ことに~!!
ヒイ~ッ!!!
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水にまつわる、
ジウォンの忌まわし
い記憶とは…?!
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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