個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Grace
(2009)アメリカ・カナダ
出演…ジョーダン・ラッド
ガブリエル・ローズ
サマンサ・フェリス
監督…ポール・ソレット
★★☆
〔ストーリー〕
二度の流産を経験し、三度目にやっと子供を授かったマデリーン。彼女はまだ見ぬ胎児に「グレース」と名前をつけて、夫のマイケルとともに生まれてくるのを心待ちにしていた。しかし、ある晩悲劇が。妊娠八ヶ月目に入るころ、マイケルが運転する車で交通事故に巻きこまれてしまい、マイケルは即死、マデリーンは出血してしまう。だれもが彼女の赤ん坊は死亡したと考えたが、マデリーンはかたくなに出産に執着する。やがて、生まれてきた子供は…
えー、なんといいますか、ありきたりな心理ホラーでしたので、サクサクッとご紹介。
こういうテーマのホラーって、男性が考えることが多いですよね。“出産に執着する女性心理” って、やはり男性にはホラーになるんでしょうか。
ストーリーは、上記したような感じなのですが、この作品、〈サンダンス映画祭〉 で話題になったらしいとのこと。なんか、失神者も出たとか宣伝されてまして、うーん? どのあたりがマズかったのか、個人的にはよくわからないのですが…? ですが、まあ、こういうのって、苦手なひとはほんとに苦手なんでしょうね。
マデリーン(ジョーダン・ラッド)とマイケル(ステファン・パーク)夫妻は、なかなか子宝に恵まれず、三度目の妊娠でようやく念願達成。義母のヴィヴィアン(ガブリエル・ローズ)とは、いまいち親しい関係ではありませんが、まあ、マイケルがやさしいのでうまくいっています。マデリーンはパトリシア(サマンサ・フェリス)という女性が運営する産院で、自然分娩する予定。なにもかもが順調に進むはずでしたが…
ある晩突然の不幸に見舞われてしまい、交通事故でマイケルは即死、マデリーン自身も重傷を負ってしまいます。出血が激しく、関係者のだれもが彼女の子供をあきらめました… しかし…
マデリーンはなお出産することに固執し(!)、他人の意見を聞かず、死んだ胎児をお腹にかかえたまま出産日をむかえてしまいます。
そして、生まれてきたのはやはり、死んだ子供… 悲しみにくれるマデリーン。しかし、死んだわが子が突然息を吹きかえして?!!
…とまあ、こんな調子で、その子がモンスターだったというホラーになるんですが、ま~、ありきたりっちゃー、ありきたりです。ですが、だれも味方のいないマデリーンが追いつめられていく過程は、なんか、グレースがべつにモンスターでなくても、現実によくありそうです。育児ノイローゼとか産後の欝状態とかって、本人にしかわからない苦しみですもんね。で、それを男性側から描くと、こうなっちゃうと。
わりと丁寧なドラマに描かれていまして、そのへんのところを評価するひとが多かったんだと思います。じつはこの作品では、マデリーンのほかにあとふたり、子供に執着する女性が登場します。って、もうすでに書いちゃってますね。
よくあるラストにならなかったところはよかったと思います。で、(←)このラストなんですが、もっとおおげさに誇張しちゃえば、ストーリーもひろがったんじゃないかなーと、個人的に思うのですが… 余計なお世話ですか。
それから、出産シーンがいちばんホラーしていたと思います。男性って、ほとんどのひとはこんなイメージなんじゃないですかね。
たまにはこんなのもいいかなー、ということで、レビューさせていただきました。
監督のくわしい説明を読んでみると、コレ、もとは8分という短編を長編に書きなおしたものなんだそうです。8分は短いですけど、85分は長すぎ… イエイエ、そんなことはいいません!
ホラー好きの方は観て損のない映画だと思います、たぶん。
マデリーン(ジョーダン・
ラッド)とマイケル
(ステファン・パーク)夫妻。
こんなに出血しちゃった
(!!)のに、あきらめ
きれないマデリーン。
子供はやはり死産
でした… が!?!
グレースがふつうじゃない
と気づきはじめ、徐々に
孤立していくマデリーン。
愛する子供のためなら、母は
なんだってできちゃうのです!
(2009)アメリカ・カナダ
出演…ジョーダン・ラッド
ガブリエル・ローズ
サマンサ・フェリス
監督…ポール・ソレット
★★☆
〔ストーリー〕
二度の流産を経験し、三度目にやっと子供を授かったマデリーン。彼女はまだ見ぬ胎児に「グレース」と名前をつけて、夫のマイケルとともに生まれてくるのを心待ちにしていた。しかし、ある晩悲劇が。妊娠八ヶ月目に入るころ、マイケルが運転する車で交通事故に巻きこまれてしまい、マイケルは即死、マデリーンは出血してしまう。だれもが彼女の赤ん坊は死亡したと考えたが、マデリーンはかたくなに出産に執着する。やがて、生まれてきた子供は…
えー、なんといいますか、ありきたりな心理ホラーでしたので、サクサクッとご紹介。
こういうテーマのホラーって、男性が考えることが多いですよね。“出産に執着する女性心理” って、やはり男性にはホラーになるんでしょうか。
ストーリーは、上記したような感じなのですが、この作品、〈サンダンス映画祭〉 で話題になったらしいとのこと。なんか、失神者も出たとか宣伝されてまして、うーん? どのあたりがマズかったのか、個人的にはよくわからないのですが…? ですが、まあ、こういうのって、苦手なひとはほんとに苦手なんでしょうね。
マデリーン(ジョーダン・ラッド)とマイケル(ステファン・パーク)夫妻は、なかなか子宝に恵まれず、三度目の妊娠でようやく念願達成。義母のヴィヴィアン(ガブリエル・ローズ)とは、いまいち親しい関係ではありませんが、まあ、マイケルがやさしいのでうまくいっています。マデリーンはパトリシア(サマンサ・フェリス)という女性が運営する産院で、自然分娩する予定。なにもかもが順調に進むはずでしたが…
ある晩突然の不幸に見舞われてしまい、交通事故でマイケルは即死、マデリーン自身も重傷を負ってしまいます。出血が激しく、関係者のだれもが彼女の子供をあきらめました… しかし…
マデリーンはなお出産することに固執し(!)、他人の意見を聞かず、死んだ胎児をお腹にかかえたまま出産日をむかえてしまいます。
そして、生まれてきたのはやはり、死んだ子供… 悲しみにくれるマデリーン。しかし、死んだわが子が突然息を吹きかえして?!!
…とまあ、こんな調子で、その子がモンスターだったというホラーになるんですが、ま~、ありきたりっちゃー、ありきたりです。ですが、だれも味方のいないマデリーンが追いつめられていく過程は、なんか、グレースがべつにモンスターでなくても、現実によくありそうです。育児ノイローゼとか産後の欝状態とかって、本人にしかわからない苦しみですもんね。で、それを男性側から描くと、こうなっちゃうと。
わりと丁寧なドラマに描かれていまして、そのへんのところを評価するひとが多かったんだと思います。じつはこの作品では、マデリーンのほかにあとふたり、子供に執着する女性が登場します。って、もうすでに書いちゃってますね。
よくあるラストにならなかったところはよかったと思います。で、(←)このラストなんですが、もっとおおげさに誇張しちゃえば、ストーリーもひろがったんじゃないかなーと、個人的に思うのですが… 余計なお世話ですか。
それから、出産シーンがいちばんホラーしていたと思います。男性って、ほとんどのひとはこんなイメージなんじゃないですかね。
たまにはこんなのもいいかなー、ということで、レビューさせていただきました。
監督のくわしい説明を読んでみると、コレ、もとは8分という短編を長編に書きなおしたものなんだそうです。8分は短いですけど、85分は長すぎ… イエイエ、そんなことはいいません!
ホラー好きの方は観て損のない映画だと思います、たぶん。
マデリーン(ジョーダン・
ラッド)とマイケル
(ステファン・パーク)夫妻。
こんなに出血しちゃった
(!!)のに、あきらめ
きれないマデリーン。
子供はやはり死産
でした… が!?!
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と気づきはじめ、徐々に
孤立していくマデリーン。
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
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