個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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The Cottage
(2008)フランス/イギリス
出演…リース・シェアスミス
アンディ・サーキス
ジェニファー・エリソン
監督…ポール・アンドリュー・ウィリアムス
★★☆
〔ストーリー〕
デイヴィットとピーターの兄弟は、知人のアンドリューと3人で共謀して、マフィアのドンの娘を誘拐、彼女の父親から身代金をせしめようと計画する。しかし、マフィアの追っ手はすぐそこに迫って、いまにも報復が行われようとした、そのとき…!! 追っ手よりも凶悪な、第三の人物がいたのでーす…!!!
イギリス製です、ええ、イギリス製なんです。
イギリス産のホラー映画というと、わたしはすぐに「Severance」(2006)を思い浮かべてしまうんですが(…それくらい、こってりイギリスしていましたから♪)、最近になって思うことは、イギリス人だったら、だれでもこれくらいのハイなレベルのホラー映画を撮れちゃうんじゃないのかなー? ということです。(…たぶん、だれでもってことはないと思いますが…)
すこし以前に、「Botched」(2007)という新作を観たんですが、ストーリーといい、芸達者な役者さんたちといい、コミカルで小気味いいテンポといい、場ちがいなクラシック音楽といい(流行り?)、非常によく似ています。といいますか、やっぱりイギリス人はみんな、こんな映画が撮れちゃうんだと思います! すごいですね、イギリス!!
話がだいぶ逸れてしまいましたが、お国柄のユーモア・センスなのか、本作品を担当したポール・アンドリュー・ウィリアムスにしてみても、とことん「自虐的な笑い」を追求するあたりが非常にうまいです。ホラーを撮ったのはこれが初めてのようなんですが、以前からやったことがあるかのように、じつにこなれています。…といいますか、やはりイギリスでは、日常茶飯事でこんな黒い笑いが横行しているのではないでしょうかね!(…Mr.ビーンにしてみても、ブラックなユーモアが活躍する回がけっこうありましたからね~)
デイヴィット(アンディ・サーキス)とピーター(リース・シェアスミス)のでこぼこ兄弟が、友人を巻きこんで誘拐を企てるんですが、しょっぱなから危ういミスばかりです。
マフィアのボスの娘を誘拐してくるんですが、この娘、かわいらしい外見やアニメな声とは裏腹に、かなりのファイティング・ガールです。このファイティング・ガールのトレイシーを、ジェニファー・エリソンが演じているんですが、ちょっとだけ(いまの)ブリたんに似ています。
…でも、気合の入っている写真を見ると、とても同一人物とは思えないような美女に変身しています。(女はコワいですねー、みなさんも騙されないように、気をつけましょうね♪)
いちばんの見どころは、ぼこ担当のピーターの七変化でしょう。この方、本国では有名な演劇青年でして、老人から少女(!!)まで演じわけることのできる、すぐれた役者さんなんだそうです。本作品でも、そんな彼の多才ぶりの一端を垣間見ることができます。トレイシーにボコられるピーター!! デイヴィットに怒られるピーター!! 蛾におののくピーター!! 殺人鬼を前にして、女の子みたいに悲鳴をあげつづけるピーター… って、ダメダメなパターンばっかりですね~、すいません(笑)。
オープニングからラスト(…っていうかな?)までだれずに、楽しいノリでけっこうなスプラッタをしていきます。コミカルなホラーの場合、「笑い」と 「グロテスク」の強弱が大切だと思うんですけど、そういうことにかけては職人肌といいますか、危なげなところがひとつもありません。日本人の監督さんも、ぜひ見習ってほしいですね。
次回作もぜひ(ホラーで)撮ってほしい、期待の新人さんのひとりだと思います♪
「ひ~…!!」
ぼこ担当、ピーター(リース・シェア
スミス)の危機一髪!!
「あっ、あれは?!」
でこ担当、デイヴィッド(アンディ・
サーキス)が納屋で発見したものは??
暴力娘のトレイシー
(ジェニファー・エリソン)!
ブリ似だなーと、思ってたら…
やっぱり似てました!
(いろんな意味で!)
こちら、気合入れ後仕様。
女は化けるんですよ~、
みなさんも、ご注意を♪
さんざん殴られちゃって、
鼻血まみれのピーター。
「はひ~、
(冷蔵庫にあった)冷たい
お豆さんが気持ちイイ…」
(2008)フランス/イギリス
出演…リース・シェアスミス
アンディ・サーキス
ジェニファー・エリソン
監督…ポール・アンドリュー・ウィリアムス
★★☆
〔ストーリー〕
デイヴィットとピーターの兄弟は、知人のアンドリューと3人で共謀して、マフィアのドンの娘を誘拐、彼女の父親から身代金をせしめようと計画する。しかし、マフィアの追っ手はすぐそこに迫って、いまにも報復が行われようとした、そのとき…!! 追っ手よりも凶悪な、第三の人物がいたのでーす…!!!
イギリス製です、ええ、イギリス製なんです。
イギリス産のホラー映画というと、わたしはすぐに「Severance」(2006)を思い浮かべてしまうんですが(…それくらい、こってりイギリスしていましたから♪)、最近になって思うことは、イギリス人だったら、だれでもこれくらいのハイなレベルのホラー映画を撮れちゃうんじゃないのかなー? ということです。(…たぶん、だれでもってことはないと思いますが…)
すこし以前に、「Botched」(2007)という新作を観たんですが、ストーリーといい、芸達者な役者さんたちといい、コミカルで小気味いいテンポといい、場ちがいなクラシック音楽といい(流行り?)、非常によく似ています。といいますか、やっぱりイギリス人はみんな、こんな映画が撮れちゃうんだと思います! すごいですね、イギリス!!
話がだいぶ逸れてしまいましたが、お国柄のユーモア・センスなのか、本作品を担当したポール・アンドリュー・ウィリアムスにしてみても、とことん「自虐的な笑い」を追求するあたりが非常にうまいです。ホラーを撮ったのはこれが初めてのようなんですが、以前からやったことがあるかのように、じつにこなれています。…といいますか、やはりイギリスでは、日常茶飯事でこんな黒い笑いが横行しているのではないでしょうかね!(…Mr.ビーンにしてみても、ブラックなユーモアが活躍する回がけっこうありましたからね~)
デイヴィット(アンディ・サーキス)とピーター(リース・シェアスミス)のでこぼこ兄弟が、友人を巻きこんで誘拐を企てるんですが、しょっぱなから危ういミスばかりです。
マフィアのボスの娘を誘拐してくるんですが、この娘、かわいらしい外見やアニメな声とは裏腹に、かなりのファイティング・ガールです。このファイティング・ガールのトレイシーを、ジェニファー・エリソンが演じているんですが、ちょっとだけ(いまの)ブリたんに似ています。
…でも、気合の入っている写真を見ると、とても同一人物とは思えないような美女に変身しています。(女はコワいですねー、みなさんも騙されないように、気をつけましょうね♪)
いちばんの見どころは、ぼこ担当のピーターの七変化でしょう。この方、本国では有名な演劇青年でして、老人から少女(!!)まで演じわけることのできる、すぐれた役者さんなんだそうです。本作品でも、そんな彼の多才ぶりの一端を垣間見ることができます。トレイシーにボコられるピーター!! デイヴィットに怒られるピーター!! 蛾におののくピーター!! 殺人鬼を前にして、女の子みたいに悲鳴をあげつづけるピーター… って、ダメダメなパターンばっかりですね~、すいません(笑)。
オープニングからラスト(…っていうかな?)までだれずに、楽しいノリでけっこうなスプラッタをしていきます。コミカルなホラーの場合、「笑い」と 「グロテスク」の強弱が大切だと思うんですけど、そういうことにかけては職人肌といいますか、危なげなところがひとつもありません。日本人の監督さんも、ぜひ見習ってほしいですね。
次回作もぜひ(ホラーで)撮ってほしい、期待の新人さんのひとりだと思います♪
「ひ~…!!」
ぼこ担当、ピーター(リース・シェア
スミス)の危機一髪!!
「あっ、あれは?!」
でこ担当、デイヴィッド(アンディ・
サーキス)が納屋で発見したものは??
暴力娘のトレイシー
(ジェニファー・エリソン)!
ブリ似だなーと、思ってたら…
やっぱり似てました!
(いろんな意味で!)
こちら、気合入れ後仕様。
女は化けるんですよ~、
みなさんも、ご注意を♪
さんざん殴られちゃって、
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「はひ~、
(冷蔵庫にあった)冷たい
お豆さんが気持ちイイ…」
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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