個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Man som hatar
kvinnor
(2009)スウェーデン/デンマーク/ドイツ/
ノルウェー
出演…ミカエル・ニクヴィスト
ノオミ・ラパス
スヴェン・バーティル・タウベ
監督…ニールス・アルデン・オプレウ
★★★☆
〔ストーリー〕
〈ミレニアム〉誌の敏腕ジャーナリストのミカエルは、大物実業家の不正を暴いたことから名誉毀損で訴えられて、有罪判決をうけてしまう。
そんな彼を拾ったのが、ヴァンゲル財閥のヘンリック。じつはミカエルが幼いころ、ヘンリックが暮らす孤島で父が働いていた時期があったのだ。ヘンリックは40年前に島から忽然と姿を消した、姪のハリエットの事件を打ち明ける。彼はハリエットがすでに殺害されていて、その犯人は一族の者だというのだが…
そして、ミカエルの身元調査をしていたのは、天才ハッカーのリスベットという女だった…
最近映画観る時間がないんですよー、すいません!!
そういえば、話題作だったのにうっかり見逃してしまったこの作品… 先日ようやく鑑賞しましたので、なんとなく覚え書きに残しておきます。「ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女」。
日本でも売れに売れまくっているようです、スティーヴ・ラーソンによる3部作ミステリーの一作目。
たぶん、原作をお読みになってる方も多いんじゃないかと思います。
かなりきわどいシーンもありまして、しかし、それを凌駕する圧倒的作品パワーがある。この出来を見るかぎりでは、続編も多いに期待できそうです!!
えーと、タイトルにもなってる〈ミレニアム〉は、出版社の名前なのですね。そういえばむかし、サイコ事件ばかりを扱った「ミレニアム」というアメリカのドラマがありました… 地味だったんですけど、わたしはけっこう好きだったんですけどねー。
話が逸れちゃましたが、この新聞社〈ミレニアム〉の敏腕記者ミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)が訴訟を起こされて、有罪判決されるところからはじまります。世間的にはミカエルは悪者あつかいですが、彼の無実をちゃーんと知ってる人がいました。その人物というのが、天才ハッカーのリスベット。
お話はほんと、ミステリーの王道みたいなシチュエーション・謎解きものです。
出口を断たれた孤島から、40年前にひとりの美少女が姿を消す。ミカエルに調査を依頼した叔父のヘンリック(スヴェン・バーティル・タウベ)は、彼女を溺愛していたものだから、それはそれは悲しみに暮れるのですが… この苦しみ、40年間ずっとつづいています。というのも、彼の誕生日になると、必ず「押し花」が送られてくるのです。この「押し花」はハリエットがいたころ、彼に毎年プレゼントしてくれたものだったのです…
ヘンリックは「押し花」を送りつづけるのは、ハリエットを殺害した犯人ではないかと確信しています。その犯人とは、自分の一族のひとりではないかというのですが…!!
謎めいたストーリー、ときどき挿入されるフラッシュバックも知的でかっこいい。
ミステリといっても、まあ、結末はよくあるタイプのものなんですけどね。でも、この作品の魅力はやはり、破天荒なヒロイン・リスベット(ノオミ・ラパス)にあるのでしょう。
パンキッシュなヘアスタイル、鼻ピアス、全身刺青だらけと、ずいぶん反社会的なんですが~!!
最初は圧倒されちゃいますが、リスベットはすごい大天才でして、映像記憶能力とか、ハッカーの知識が半端ないのです。それに、レズビアンでもあるし、精神病院あがりだし、保護観察がついてるし、男性恐怖症気味らしいし… などと、問題点いっぱいなのですが、彼女の存在感が非常によいのです。たぶん、このヒロイン像だったからこそ、この小説もそれほどヒットしたんじゃないかなー、という感想です。
なので、ミステリーを主体に見るよりも、ヒロイン・リスベットとミカエルのちぐはぐながら、徐々に心を通わせていく過程に注目していただきたいです。
このふたり、ついには一線を越えてしまうのですが、露骨なシーンのわりにぜんぜんヤラしくない。むしろ、感動的ですらあります。
結末のえげつなさ(欧米ミステリにみられる、〇〇の秘密とか…)は、ちょっと受けつけないんですけど、キャラクターが個性的でとてもおもしろかったです。完全版はえらい長かったんですけど、これ、一応映画として公開されたんですよね?
ヒロイン・リスベット。
続編ではさらに過激な
ファッションに!!
有罪判決をうけてしまった
ミカエル。
リスベット、危うし!!
どこにでもいるんです、
エロいオッサンて!!
ミカエルは編集長の
エリカと恋仲なのですが…
ミカエル、
ずいぶんうれしそうだな(笑)
でこぼこ探偵コンビ結成!
kvinnor
(2009)スウェーデン/デンマーク/ドイツ/
ノルウェー
出演…ミカエル・ニクヴィスト
ノオミ・ラパス
スヴェン・バーティル・タウベ
監督…ニールス・アルデン・オプレウ
★★★☆
〔ストーリー〕
〈ミレニアム〉誌の敏腕ジャーナリストのミカエルは、大物実業家の不正を暴いたことから名誉毀損で訴えられて、有罪判決をうけてしまう。
そんな彼を拾ったのが、ヴァンゲル財閥のヘンリック。じつはミカエルが幼いころ、ヘンリックが暮らす孤島で父が働いていた時期があったのだ。ヘンリックは40年前に島から忽然と姿を消した、姪のハリエットの事件を打ち明ける。彼はハリエットがすでに殺害されていて、その犯人は一族の者だというのだが…
そして、ミカエルの身元調査をしていたのは、天才ハッカーのリスベットという女だった…
最近映画観る時間がないんですよー、すいません!!
そういえば、話題作だったのにうっかり見逃してしまったこの作品… 先日ようやく鑑賞しましたので、なんとなく覚え書きに残しておきます。「ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女」。
日本でも売れに売れまくっているようです、スティーヴ・ラーソンによる3部作ミステリーの一作目。
たぶん、原作をお読みになってる方も多いんじゃないかと思います。
かなりきわどいシーンもありまして、しかし、それを凌駕する圧倒的作品パワーがある。この出来を見るかぎりでは、続編も多いに期待できそうです!!
えーと、タイトルにもなってる〈ミレニアム〉は、出版社の名前なのですね。そういえばむかし、サイコ事件ばかりを扱った「ミレニアム」というアメリカのドラマがありました… 地味だったんですけど、わたしはけっこう好きだったんですけどねー。
話が逸れちゃましたが、この新聞社〈ミレニアム〉の敏腕記者ミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)が訴訟を起こされて、有罪判決されるところからはじまります。世間的にはミカエルは悪者あつかいですが、彼の無実をちゃーんと知ってる人がいました。その人物というのが、天才ハッカーのリスベット。
お話はほんと、ミステリーの王道みたいなシチュエーション・謎解きものです。
出口を断たれた孤島から、40年前にひとりの美少女が姿を消す。ミカエルに調査を依頼した叔父のヘンリック(スヴェン・バーティル・タウベ)は、彼女を溺愛していたものだから、それはそれは悲しみに暮れるのですが… この苦しみ、40年間ずっとつづいています。というのも、彼の誕生日になると、必ず「押し花」が送られてくるのです。この「押し花」はハリエットがいたころ、彼に毎年プレゼントしてくれたものだったのです…
ヘンリックは「押し花」を送りつづけるのは、ハリエットを殺害した犯人ではないかと確信しています。その犯人とは、自分の一族のひとりではないかというのですが…!!
謎めいたストーリー、ときどき挿入されるフラッシュバックも知的でかっこいい。
ミステリといっても、まあ、結末はよくあるタイプのものなんですけどね。でも、この作品の魅力はやはり、破天荒なヒロイン・リスベット(ノオミ・ラパス)にあるのでしょう。
パンキッシュなヘアスタイル、鼻ピアス、全身刺青だらけと、ずいぶん反社会的なんですが~!!
最初は圧倒されちゃいますが、リスベットはすごい大天才でして、映像記憶能力とか、ハッカーの知識が半端ないのです。それに、レズビアンでもあるし、精神病院あがりだし、保護観察がついてるし、男性恐怖症気味らしいし… などと、問題点いっぱいなのですが、彼女の存在感が非常によいのです。たぶん、このヒロイン像だったからこそ、この小説もそれほどヒットしたんじゃないかなー、という感想です。
なので、ミステリーを主体に見るよりも、ヒロイン・リスベットとミカエルのちぐはぐながら、徐々に心を通わせていく過程に注目していただきたいです。
このふたり、ついには一線を越えてしまうのですが、露骨なシーンのわりにぜんぜんヤラしくない。むしろ、感動的ですらあります。
結末のえげつなさ(欧米ミステリにみられる、〇〇の秘密とか…)は、ちょっと受けつけないんですけど、キャラクターが個性的でとてもおもしろかったです。完全版はえらい長かったんですけど、これ、一応映画として公開されたんですよね?
ヒロイン・リスベット。
続編ではさらに過激な
ファッションに!!
有罪判決をうけてしまった
ミカエル。
リスベット、危うし!!
どこにでもいるんです、
エロいオッサンて!!
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
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