個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
Ghost Town
(2008)アメリカ
出演…リッキー・ジャーヴェイス、グレッグ・キニ
ア、ティア・レオー二、アーシフ・マンドヴィ
監督…デヴィット・コープ
★★★
〔ストーリー〕
マンハッタンで歯科医の職を持つピンカスは、極度の人嫌い。同僚たちにかかわるのを嫌い、隣人女性には冷淡な態度をとり、クロスワードと静かな生活だけが彼の望むものだった。ある日、かねてから調子の悪かった腸の手術を受けて、退院した朝のこと。出口に佇む古風なウェアの看護婦に声をかけたところ、「わたしが見えるの?」と、彼女は驚いた様子で答え、うれしそうに彼の跡をついてきてしまい…
たまにはこんな作品でなごんだりもしましょう。ハートフルなゴースト・ストーリー、「ゴースト・タウン」です。
デヴィット・コープ監督というと、「Secret Window」(「シークレット・ウィンドウ」2004)、それから「Stir of Echoes」(「エコー」1999)。おもに脚本家として名が知られているようで、「ジュラシック・パーク」(1997)や「スネーク・アイズ」(1998)、「スパイダーマン」(2002)や「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(2008)… などといった、数々の大作映画を手掛けてきた人。彼の脚本にはかなりの高額がつくことでも有名です。そんな彼の、自らメガフォンをとった最新作は…
オープニング、グレッグ・キニア演じるフランクがタキシード姿で颯爽と登場します。はじめ、彼が主人公なのかな? と思っていたら、あらら~… なことに。そうです、この映画の主役はリッキー・ジャーヴェイスだったのですね。なんでも、イギリスでは有名なTV俳優さんらしく、「The Office」、「Extras」なんてヒット作品もあるようです。小柄で小太りで、飄々とした演技が妙におかしく、アメリカンな物語にイギリスっぽい独自のテイストがプラスされて、なかなか味のある作品となっています。
リッキー・ジャーヴェイス演じる歯科医のピンカスは、超がつくほど人間嫌い。同僚たちと世間話をするのもうっとうしいし、エレベーターでだれかと一緒になるのも面倒臭いし、とにかくひとりがいいの~、もう、ほっといてほしいの! という、けっこうなワガママ屋さんです。
そこへ、かねてから具合の悪かった腸手術をして、退院した日のこと。コスプレっぽい古風な看護婦さんにちょっと声をかけたことから、事態は思わぬことに。「わたしが見えるの?」と、やたらめったら喜ぶ彼女。不審に思ったピンカスは足早に去ろうとすると、妙な老夫婦までトコトコついてくるじゃありませんか。それから、ヘンなお兄ちゃんまで! フツーっぽく見えた警官まで! 「彼、見えるのよ! わたしたちが見えるのよー!!」と、いつの間にやら大群が押しよせてくることに。ひぃ~、ここはちょっと、ホラーしています。
じつはピンカス、手術中に麻酔のミスから、7分間だけ心臓が止まっていたのでした。その臨死体験から、どうやら死者が見えるようになってしまったのです。
そして、ニューヨークの街には数えきれないほど浮かばれない死者たちがいて、彼らが見えるピンカスに、なんとかしてほしいと助けを求めてくるのです…
ここまで書いてしまうと、もうどんな内容かおわかりですね。そうです、コメディ版「The Sixth Sense」(「シックス・センス」1999)からはじまって、しだいに現代版「Ghost」(「ゴースト/ニューヨークの幻」1990)、ピンカスの性格矯正もふくめて、ディケンズの『クリスマス・キャロル』といった、じつに現実味のない、マンガちっくで温かな方向に物語は進みます。
アメリカ映画というと、絶対フランク役のグレッグ・キニアのほうが主役顔だと思うのですが、(どう見てもコメディ顔だし)、でも、あえてそうはしなかったところにこの作品のおもしろさがあると思います。ありきたりな表現なんですが、「人生ってすばらしい、人間てすばらしい!」と、だれもが共感してしまうはず。そして、ゴーストたちが消えていくシーンにホロッと涙しましょう。ニューヨークはゴーストだらけ!
「あっ、なんかヘンなもん
見ちゃった!!」
シックス・センスなピンカス
(リッキー・ジャーヴェイス)。
人の気配にふと目を覚ます
と、寝室にまで幽霊さんたち
の大群が。
(マッパの青年に注目!)
フランク(右グレッグ・キニア)
の説得に負けて、彼の妻へ
接触を試みるピンカスです
が…
グウェン(ティア・レオー二)
と接するうちに、だんだん
恋が芽生えてしまい…♪
ピンカスは彼女にフランクの
想いを伝えることができる
でしょうか…?
(2008)アメリカ
出演…リッキー・ジャーヴェイス、グレッグ・キニ
ア、ティア・レオー二、アーシフ・マンドヴィ
監督…デヴィット・コープ
★★★
〔ストーリー〕
マンハッタンで歯科医の職を持つピンカスは、極度の人嫌い。同僚たちにかかわるのを嫌い、隣人女性には冷淡な態度をとり、クロスワードと静かな生活だけが彼の望むものだった。ある日、かねてから調子の悪かった腸の手術を受けて、退院した朝のこと。出口に佇む古風なウェアの看護婦に声をかけたところ、「わたしが見えるの?」と、彼女は驚いた様子で答え、うれしそうに彼の跡をついてきてしまい…
たまにはこんな作品でなごんだりもしましょう。ハートフルなゴースト・ストーリー、「ゴースト・タウン」です。
デヴィット・コープ監督というと、「Secret Window」(「シークレット・ウィンドウ」2004)、それから「Stir of Echoes」(「エコー」1999)。おもに脚本家として名が知られているようで、「ジュラシック・パーク」(1997)や「スネーク・アイズ」(1998)、「スパイダーマン」(2002)や「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(2008)… などといった、数々の大作映画を手掛けてきた人。彼の脚本にはかなりの高額がつくことでも有名です。そんな彼の、自らメガフォンをとった最新作は…
オープニング、グレッグ・キニア演じるフランクがタキシード姿で颯爽と登場します。はじめ、彼が主人公なのかな? と思っていたら、あらら~… なことに。そうです、この映画の主役はリッキー・ジャーヴェイスだったのですね。なんでも、イギリスでは有名なTV俳優さんらしく、「The Office」、「Extras」なんてヒット作品もあるようです。小柄で小太りで、飄々とした演技が妙におかしく、アメリカンな物語にイギリスっぽい独自のテイストがプラスされて、なかなか味のある作品となっています。
リッキー・ジャーヴェイス演じる歯科医のピンカスは、超がつくほど人間嫌い。同僚たちと世間話をするのもうっとうしいし、エレベーターでだれかと一緒になるのも面倒臭いし、とにかくひとりがいいの~、もう、ほっといてほしいの! という、けっこうなワガママ屋さんです。
そこへ、かねてから具合の悪かった腸手術をして、退院した日のこと。コスプレっぽい古風な看護婦さんにちょっと声をかけたことから、事態は思わぬことに。「わたしが見えるの?」と、やたらめったら喜ぶ彼女。不審に思ったピンカスは足早に去ろうとすると、妙な老夫婦までトコトコついてくるじゃありませんか。それから、ヘンなお兄ちゃんまで! フツーっぽく見えた警官まで! 「彼、見えるのよ! わたしたちが見えるのよー!!」と、いつの間にやら大群が押しよせてくることに。ひぃ~、ここはちょっと、ホラーしています。
じつはピンカス、手術中に麻酔のミスから、7分間だけ心臓が止まっていたのでした。その臨死体験から、どうやら死者が見えるようになってしまったのです。
そして、ニューヨークの街には数えきれないほど浮かばれない死者たちがいて、彼らが見えるピンカスに、なんとかしてほしいと助けを求めてくるのです…
ここまで書いてしまうと、もうどんな内容かおわかりですね。そうです、コメディ版「The Sixth Sense」(「シックス・センス」1999)からはじまって、しだいに現代版「Ghost」(「ゴースト/ニューヨークの幻」1990)、ピンカスの性格矯正もふくめて、ディケンズの『クリスマス・キャロル』といった、じつに現実味のない、マンガちっくで温かな方向に物語は進みます。
アメリカ映画というと、絶対フランク役のグレッグ・キニアのほうが主役顔だと思うのですが、(どう見てもコメディ顔だし)、でも、あえてそうはしなかったところにこの作品のおもしろさがあると思います。ありきたりな表現なんですが、「人生ってすばらしい、人間てすばらしい!」と、だれもが共感してしまうはず。そして、ゴーストたちが消えていくシーンにホロッと涙しましょう。ニューヨークはゴーストだらけ!
「あっ、なんかヘンなもん
見ちゃった!!」
シックス・センスなピンカス
(リッキー・ジャーヴェイス)。
人の気配にふと目を覚ます
と、寝室にまで幽霊さんたち
の大群が。
(マッパの青年に注目!)
フランク(右グレッグ・キニア)
の説得に負けて、彼の妻へ
接触を試みるピンカスです
が…
グウェン(ティア・レオー二)
と接するうちに、だんだん
恋が芽生えてしまい…♪
ピンカスは彼女にフランクの
想いを伝えることができる
でしょうか…?
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
INDEX
最新CM
[03/28 PatlealaRag]
[02/29 あぐもん]
[02/29 あぐまn]
[01/11 わかりません]
[01/01 クロケット]
[10/23 ナマニク]
[10/23 ナマニク]
[10/20 nasu]
[10/17 奈良の亀母]
[10/16 ななみ]
リンクなみなさま♪
気になる新作!
*A Lonely Place to Die
*Super 8
*Insidious
*The Woman
*Rammbock
*Season of the Wich
*Red Rising
*The Violent Kind
*Red White & Blue
*11-11-11
*The Feed
*Nang Phee
*Scream of the Banshee
*Dylan Dog: Dead of the Night
*Misteri Hantu Selular
*The Silent House
*Who Are You
*I Didn't Come Here to Die
*Famine
*I'm not Jesus Mommy
*Monster Brawl
*Some Guy Who kills People
*Falling Skies
*The Wicker Tree
*Hisss
*ChromSkull: Laid to RestⅡ
*Father's Day
*Drive Angry
*Fertile Ground
*Wake Wood
*Mientras Duermes
*Hobo with a Shotgun
*Atrocious
*KaraK
*Penunggu Istana
*Borre
*The Broken Imago
*Madison Country
*Viy
*Jenglot Pantai Selatan/Beach Creature
*Urban Explorer
*Los Infectados
*Isolation
*2002 Unborn Child
*The Pack
*El Incidente
*Rat Scratch Fever
*4bia
最新記事
(10/16)
(10/11)
(10/07)
(10/04)
(10/01)
(09/30)
(09/29)
(07/17)
(06/29)
(06/19)
ブログ内検索
最新TB
アーカイブ
みなさまの足跡
アクセス解析