個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Warlock
(1989)アメリカ
出演…ジュリアン・サンズ
リチャード・E・グラント
ロリー・シンガー
監督…スティーヴ・マイナー
★★☆
〔ストーリー〕
17世紀のボストン。悪魔と契約を結んだ罪で捕まった男・ワーロックは、処刑前日に忽然と姿を消してしまう。じつは、大悪魔の力を借りて、300年後のロスに逃げのびていたのだ。現代に甦った彼は、世界を破滅に導く書物・悪魔の聖典 〈グリン・グリモワール〉 を集めようとしていた。
突然あらわれたワーロックに親切にする、なにも知らない若夫婦のチャスとカサンドラ。おなじころ、悪魔狩りの第一人者・スレイヤーのレッドファーンも、ワーロックを阻止するべく現代にやってこようとしていた…
タイトルだけは聞いたことがあったのですが、今回はじめて鑑賞させていただきました。邦題は、「ワーロック」。
よくある 「悪魔もの」 なんですが、残酷描写はほぼ皆無、そのあたりがホラー受けしないのか(?)、でも、一般受けしそうな楽しいエピソードはてんこもりで、ラストもなかなかロマンチック♪、ちょっぴり切なくて、じゅうぶんおもしろい娯楽作品ではないかと思います。
スティーヴ・マイナーという監督さんは、「13日の金曜日」シリーズ(1980~)に、当初から参加している方だったのですね。そのほかにも、「House」(「ガバリン」1986)、「Halloween H20: 20 Years Later」(「ハロウィンH20」1998)、「フォーエバー・ヤング/時を越えた告白」(1993)なんて作品もあるようです。
けっこうホラー慣れしている監督さんらしいんですが、この作品にかぎっていえば、ホラーというよりアドベンチャー、善と悪の戦い! といった内容になっています。
ストーリーやキャラがわりとおもしろいので、ちょっと残念だな~ と思っていたのですが、途中からこれはこれでアリかなと、思いなおしました。
だってですね、主演のふたり、ワーロック(悪魔)と、レッドファーン(スレイヤー)が、どちらも涼しげな顔立ちのイイ男なんですよ♪
ワーロックを演じるのは、ジュリアン・サンズ。「眺めのいい部屋」(1986)で人気が爆発した、イギリス人超美形俳優さんです。余談ですが、アン・ライスは 『ヴァンパイア・レスタト』 の映画化にあたって、レスタト役を彼にと考えていたんだとか。
…うーん、ジュリアン・サンズのレスタトも、けっこう似合いそうですよね!
たいするレッドファーン役に、リチャード・E・グラント。人面瘤グラック・コメディ(!)「How To Get Ahead In Advertising」(「広告業界で成功する方法」1989)は、日本でもかなり話題になりました。
グラントはコメディや三枚目、悪役のイメージが強いですが、本作ではしっかり、りりしい主役をがんばっています。
ワーロックはステキなルックスとは裏腹に、信じられないほど冷酷で残虐。せっかく親切にしてくれたチャスをあっさり殺害してしまいます。そして、カサンドラには、ひと晩に20年の歳月が降りかかるおそろしい呪い(!)をかけてしまいます。
二十歳の彼女は翌朝目覚めると、ガーン、40歳! (って、アレ?) ぜんぜん余裕でカワイイです。ま、映画ですからね! 夢がないと。
そして、またまた翌日… ガガーン、60歳!! (って、アレレ??) やっぱりカワイイです。まあ、もとがカワイイんだから、このへんで許してあげましょう。
世界を破滅させるという書物〈グリン・グリモワール〉をめぐって、ふたりの男の戦いを描くわけですが、ストーリー的には「Highlander」(「ハイランダー/悪魔の戦士」1986)のようなのかな? と思わせておいて、けっこう生ぬるいです。ハイ、そのあたりが非常に愛らしい映画となっています。
いくら悪魔学にくわしくても、悪魔と契約しても、もとがふつうの男性ですから、バトルのほうもけっこうドタバタしています。笑えます。でも、そこがいいんだと思います。
例によって例のごとく、レッドファーンとカサンドラは次第に惹かれあうようになってしまうのですが、彼らの間には300年という越えられない時間差が。後味がすこし切ないんですけど、全体的にはハッピーな映画ですね。
美形悪魔登場!
ワーロック(ジュリアン・サンズ)。
(ちょっと)おマヌケヒーロー登場!
スレイヤーのレッドファーン
(リチャード・E・グラント)。
ヒロインのカサンドラ
(ロリー・シンガー)。
老けメイクがぬるすぎるなんて、
いっちゃダメー!!
レッドファーンはワーロック
の行方を捜すために、
魔法のコンパスを使います。
ぎょえ~~、
〈グリン・グリモワール〉を
手に入れるため、霊媒師の
目玉を抉っちゃいました!!
(やることはかなり非道!)
(1989)アメリカ
出演…ジュリアン・サンズ
リチャード・E・グラント
ロリー・シンガー
監督…スティーヴ・マイナー
★★☆
〔ストーリー〕
17世紀のボストン。悪魔と契約を結んだ罪で捕まった男・ワーロックは、処刑前日に忽然と姿を消してしまう。じつは、大悪魔の力を借りて、300年後のロスに逃げのびていたのだ。現代に甦った彼は、世界を破滅に導く書物・悪魔の聖典 〈グリン・グリモワール〉 を集めようとしていた。
突然あらわれたワーロックに親切にする、なにも知らない若夫婦のチャスとカサンドラ。おなじころ、悪魔狩りの第一人者・スレイヤーのレッドファーンも、ワーロックを阻止するべく現代にやってこようとしていた…
タイトルだけは聞いたことがあったのですが、今回はじめて鑑賞させていただきました。邦題は、「ワーロック」。
よくある 「悪魔もの」 なんですが、残酷描写はほぼ皆無、そのあたりがホラー受けしないのか(?)、でも、一般受けしそうな楽しいエピソードはてんこもりで、ラストもなかなかロマンチック♪、ちょっぴり切なくて、じゅうぶんおもしろい娯楽作品ではないかと思います。
スティーヴ・マイナーという監督さんは、「13日の金曜日」シリーズ(1980~)に、当初から参加している方だったのですね。そのほかにも、「House」(「ガバリン」1986)、「Halloween H20: 20 Years Later」(「ハロウィンH20」1998)、「フォーエバー・ヤング/時を越えた告白」(1993)なんて作品もあるようです。
けっこうホラー慣れしている監督さんらしいんですが、この作品にかぎっていえば、ホラーというよりアドベンチャー、善と悪の戦い! といった内容になっています。
ストーリーやキャラがわりとおもしろいので、ちょっと残念だな~ と思っていたのですが、途中からこれはこれでアリかなと、思いなおしました。
だってですね、主演のふたり、ワーロック(悪魔)と、レッドファーン(スレイヤー)が、どちらも涼しげな顔立ちのイイ男なんですよ♪
ワーロックを演じるのは、ジュリアン・サンズ。「眺めのいい部屋」(1986)で人気が爆発した、イギリス人超美形俳優さんです。余談ですが、アン・ライスは 『ヴァンパイア・レスタト』 の映画化にあたって、レスタト役を彼にと考えていたんだとか。
…うーん、ジュリアン・サンズのレスタトも、けっこう似合いそうですよね!
たいするレッドファーン役に、リチャード・E・グラント。人面瘤グラック・コメディ(!)「How To Get Ahead In Advertising」(「広告業界で成功する方法」1989)は、日本でもかなり話題になりました。
グラントはコメディや三枚目、悪役のイメージが強いですが、本作ではしっかり、りりしい主役をがんばっています。
ワーロックはステキなルックスとは裏腹に、信じられないほど冷酷で残虐。せっかく親切にしてくれたチャスをあっさり殺害してしまいます。そして、カサンドラには、ひと晩に20年の歳月が降りかかるおそろしい呪い(!)をかけてしまいます。
二十歳の彼女は翌朝目覚めると、ガーン、40歳! (って、アレ?) ぜんぜん余裕でカワイイです。ま、映画ですからね! 夢がないと。
そして、またまた翌日… ガガーン、60歳!! (って、アレレ??) やっぱりカワイイです。まあ、もとがカワイイんだから、このへんで許してあげましょう。
世界を破滅させるという書物〈グリン・グリモワール〉をめぐって、ふたりの男の戦いを描くわけですが、ストーリー的には「Highlander」(「ハイランダー/悪魔の戦士」1986)のようなのかな? と思わせておいて、けっこう生ぬるいです。ハイ、そのあたりが非常に愛らしい映画となっています。
いくら悪魔学にくわしくても、悪魔と契約しても、もとがふつうの男性ですから、バトルのほうもけっこうドタバタしています。笑えます。でも、そこがいいんだと思います。
例によって例のごとく、レッドファーンとカサンドラは次第に惹かれあうようになってしまうのですが、彼らの間には300年という越えられない時間差が。後味がすこし切ないんですけど、全体的にはハッピーな映画ですね。
美形悪魔登場!
ワーロック(ジュリアン・サンズ)。
(ちょっと)おマヌケヒーロー登場!
スレイヤーのレッドファーン
(リチャード・E・グラント)。
ヒロインのカサンドラ
(ロリー・シンガー)。
老けメイクがぬるすぎるなんて、
いっちゃダメー!!
レッドファーンはワーロック
の行方を捜すために、
魔法のコンパスを使います。
ぎょえ~~、
〈グリン・グリモワール〉を
手に入れるため、霊媒師の
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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