個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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13B
(2009)インド
出演…マダヴァン
ニートゥ・チャンドラ
ラヴィ・バブ
監督…ヴィクラム・K・カマー
★★☆
〔ストーリー〕
建設会社に勤めるマノハルは、美人の妻のプリヤ、母親、兄家族や妹たちと一緒に、総勢8名で広いアパートに引っ越してくる。そこは生活水準も上質な暮らし、彼らの部屋番号は「13B」。夢の生活を手に入れ、これからは家族全員で過ごせると思っていたマノハルだったが…すこしずつ、おかしな現象が起こりはじめる。そこには決まって、「13」、「B」という暗号があらわれるのだが…??
「新感覚スリラーのボリウッド」 だと評判だったので、観てみることにしました。
もしかしたら、リメイクされる可能性があるかもしれないです。もしかしたら、なんですけどね…
さて、みなさん、インド映画ですよ。インド映画というと、どうしても、“すごーく長い” というイメージがわたしはあったのですが~
この作品もそのご多分に洩れず、全編146分(!!)もあるんですよ。なぜそんなに長いのかというと、単純に展開の進みがおそいというのもあるんですが、ワンシーンじたいがやたら長かったり、セリフが長かったり、いちばん特徴的なのが、ハッピーなシーン(…たとえば、愛のシーンとか、家族が幸せなシーンとか)になると、なぜか舞台が突然波打ちぎわや、バカンス風景になってしまいまして、そこをひたすら追いかけっこする! 無邪気にたわむれる!! 笑いあう!!
そして、そんな映像がえんえん流れるなか、甘いメロディや陽気な音楽が歌われたりするのです。そんな、よくワカラン構成が差しこまれるので、余計長くなっちゃうんですねー… (話には聞いていましたけど、おそるべし、インド映画!!)もしかして、トイレ休憩の意味もあるんですかね?
まあ、そんなおっそろしく長い映画なのですが、内容のほうはそれほどとっちらかっているわけでもなく、これはかなり質のよいホラー・サスペンス。話題になっている理由がよくわかります。
主人公は、建設会社に勤めるマノハル(マダヴァン)。マノハル一家は母親、妻のプリヤ(ニートゥ・チャンドラ)、兄の家族や弟妹たちをあわせると、総勢8人という大家族。家族全員で暮らすために、高級アパートに引っ越してきます。部屋番号は「13B」。希望に満ちた、幸せな暮らしが待っているはずだったのですが…
なぜか引っ越した当初から、マノハルのまわりで不可解な現象が起こります。エレベーターが動かない。携帯カメラの調子が悪い。アパートの一室は、どうしても釘を打つことができません。そして、午後1時になると、テレビが勝手に点灯して新番組のドラマが放送されます。この番組が、13チャンネル放送で、どうやらホームドラマのようなのですが…
「13」、「B」という暗号にどんな意味があるのか? 彼らに襲いかかる怪異の正体はなんなのか? ということに興味を持たせつつ、ちゃんと現代的なホラーに繋がっていくところが非常におもしろいと思いました。
ちょっとネタばらししてしまいますと、上記の新番組のドラマの内容が、じつは~…、そして、その裏にはじつは~…、だけど、その裏にもまたじつは~…!! という、なかなか凝った内容です。
精神的に追いつめられていくマノハルの演技もよかったですね。マノハルひとりが危機を察しているのに、家族や友人たちが真剣にうけとめてくれない、そういうのも、ホラーの王道です。盛りあげ方もありきたりなんですけど、すっごく長いんですけど、なぜか不思議なことに、ラストまでいっさいだれることがありません。
あと、懇切丁寧な展開なので、言葉がわからなくて内容が丸わかりしてしまう!! そんな利点もあります。
スーパーナチュラル・ホラーの形をとっていながら、オープニングのテレビが製造されるシーンに象徴されているように、べつの意味が隠されていることも自ずと浮かびあがってきます。これはなかなかおもしろいですよ~、手垢がついていないストーリーといいますか、撮り方や音楽なんかも、けっこう新鮮に映ってしまいました。
エンディング、いちばんインドかなーと思ったのは、今回主役を演じたマダヴァンさん。写真ではふつうの男性ですが、エンドロールが流れだすと、ヒップな格好をしてセクシー美女軍団と悩ましいダンスを踊りながら、ノリノリに歌ってくれます。歌って踊れる、これ、インドのテレビスターの第一条件なんでしょうね。
マノハル(マダヴァン)
とプリヤ
(ニートゥ・チャンドラ)。
携帯カメラで自分を
写してみると…
ひいっ! どゆこと??
警官の友人のシヴァ(ラヴィ・バブ)。
マノハルと一緒に謎を解明しようとします。
ご近所の盲目の老人も、なに
かを察している様子…?
家族に襲いかかる恐怖の正体
は…? マノハル、
みんなを救えるか!!
(2009)インド
出演…マダヴァン
ニートゥ・チャンドラ
ラヴィ・バブ
監督…ヴィクラム・K・カマー
★★☆
〔ストーリー〕
建設会社に勤めるマノハルは、美人の妻のプリヤ、母親、兄家族や妹たちと一緒に、総勢8名で広いアパートに引っ越してくる。そこは生活水準も上質な暮らし、彼らの部屋番号は「13B」。夢の生活を手に入れ、これからは家族全員で過ごせると思っていたマノハルだったが…すこしずつ、おかしな現象が起こりはじめる。そこには決まって、「13」、「B」という暗号があらわれるのだが…??
「新感覚スリラーのボリウッド」 だと評判だったので、観てみることにしました。
もしかしたら、リメイクされる可能性があるかもしれないです。もしかしたら、なんですけどね…
さて、みなさん、インド映画ですよ。インド映画というと、どうしても、“すごーく長い” というイメージがわたしはあったのですが~
この作品もそのご多分に洩れず、全編146分(!!)もあるんですよ。なぜそんなに長いのかというと、単純に展開の進みがおそいというのもあるんですが、ワンシーンじたいがやたら長かったり、セリフが長かったり、いちばん特徴的なのが、ハッピーなシーン(…たとえば、愛のシーンとか、家族が幸せなシーンとか)になると、なぜか舞台が突然波打ちぎわや、バカンス風景になってしまいまして、そこをひたすら追いかけっこする! 無邪気にたわむれる!! 笑いあう!!
そして、そんな映像がえんえん流れるなか、甘いメロディや陽気な音楽が歌われたりするのです。そんな、よくワカラン構成が差しこまれるので、余計長くなっちゃうんですねー… (話には聞いていましたけど、おそるべし、インド映画!!)もしかして、トイレ休憩の意味もあるんですかね?
まあ、そんなおっそろしく長い映画なのですが、内容のほうはそれほどとっちらかっているわけでもなく、これはかなり質のよいホラー・サスペンス。話題になっている理由がよくわかります。
主人公は、建設会社に勤めるマノハル(マダヴァン)。マノハル一家は母親、妻のプリヤ(ニートゥ・チャンドラ)、兄の家族や弟妹たちをあわせると、総勢8人という大家族。家族全員で暮らすために、高級アパートに引っ越してきます。部屋番号は「13B」。希望に満ちた、幸せな暮らしが待っているはずだったのですが…
なぜか引っ越した当初から、マノハルのまわりで不可解な現象が起こります。エレベーターが動かない。携帯カメラの調子が悪い。アパートの一室は、どうしても釘を打つことができません。そして、午後1時になると、テレビが勝手に点灯して新番組のドラマが放送されます。この番組が、13チャンネル放送で、どうやらホームドラマのようなのですが…
「13」、「B」という暗号にどんな意味があるのか? 彼らに襲いかかる怪異の正体はなんなのか? ということに興味を持たせつつ、ちゃんと現代的なホラーに繋がっていくところが非常におもしろいと思いました。
ちょっとネタばらししてしまいますと、上記の新番組のドラマの内容が、じつは~…、そして、その裏にはじつは~…、だけど、その裏にもまたじつは~…!! という、なかなか凝った内容です。
精神的に追いつめられていくマノハルの演技もよかったですね。マノハルひとりが危機を察しているのに、家族や友人たちが真剣にうけとめてくれない、そういうのも、ホラーの王道です。盛りあげ方もありきたりなんですけど、すっごく長いんですけど、なぜか不思議なことに、ラストまでいっさいだれることがありません。
あと、懇切丁寧な展開なので、言葉がわからなくて内容が丸わかりしてしまう!! そんな利点もあります。
スーパーナチュラル・ホラーの形をとっていながら、オープニングのテレビが製造されるシーンに象徴されているように、べつの意味が隠されていることも自ずと浮かびあがってきます。これはなかなかおもしろいですよ~、手垢がついていないストーリーといいますか、撮り方や音楽なんかも、けっこう新鮮に映ってしまいました。
エンディング、いちばんインドかなーと思ったのは、今回主役を演じたマダヴァンさん。写真ではふつうの男性ですが、エンドロールが流れだすと、ヒップな格好をしてセクシー美女軍団と悩ましいダンスを踊りながら、ノリノリに歌ってくれます。歌って踊れる、これ、インドのテレビスターの第一条件なんでしょうね。
マノハル(マダヴァン)
とプリヤ
(ニートゥ・チャンドラ)。
携帯カメラで自分を
写してみると…
ひいっ! どゆこと??
警官の友人のシヴァ(ラヴィ・バブ)。
マノハルと一緒に謎を解明しようとします。
ご近所の盲目の老人も、なに
かを察している様子…?
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
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