個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Dressed To Kill
(1980)アメリカ
出演…ナンシー・アレン
アンジー・ディッキンソン
マイケル・ケイン
キース・ゴードン
監督…ブライアン・デ・パルマ
★★★★
〔ストーリー〕
性的欲求不満の悩みから、精神科に通う人妻のケイトは、ある日ゆきずりの情事を交わした直後、エレベーターの中で突然ナイフを持ったブロンドの女に襲われる。偶然そのエレベーターを待っていた娼婦のリズは、エレベーター内にとりつけられた鏡越しに犯人の顔を見てしまうが…!
デ・パルマの傑作スリラー、「殺しのドレス」 です。
デ・パルマと聞くと、いちばん最初にこの作品が思いついてしまいます。それから、「Carrie」(「キャリー」1976)ですね。「キャリー」 は映画化されたことで原作も大ヒット、原作者はいまや世界的なベストセラーとなったアノ人。
ちなみに、出演陣も豪華です。売れるまえのジョン・トラボルタ、シシー・スペイクスはもちろんのこと、本作で主演を務めたナンシー・アレンに、エイミー・アーヴィング…
みんな大スターになった人たちばかりですね!
ムムム、デ・パルマ効果って、ほんとすごいかも…。。。
そんなわけで、「キャリー」 の四年後に撮られたこの作品、位置づけとしては、「ヒッチコックの再来スリラー」という見解がいちばんでしょうか。
たしかにヒッチコックの 「Psycho」(「サイコ」1960)を意識しているのは明快なんですが、デ・パルマのカメラがこれでもかと舐めまわすように役者の動きを撮る場面は、息を詰めてしまいます。
そして、ケイトを演じるアンジー・ディッキンソンがまた、大人のエロスですね~。
女盛り、倦怠期を迎えた人妻がやさしい夫だけでは満足できず、性的ファンタジーを求めて街をさまよい歩く… 美術館の踊るようなシーンなんて、クラクラしてめまいを起こしてしまいそうなほど。
「キャリー」のダンスシーンを思い出してしまいますね。
ナンシーが演じるリズのほうはといいますと、娼婦という役柄にもかかわらず、少女のようにあどけなくてカワイイ。おそらく、純粋であるがゆえに穢れていない、ということなんでしょう。こう書くとモンローのようですが、リズはイマドキの行動派な女の子、自分から犯人探しに乗りだしちゃいます。
ケイトの息子のピーターとの会話もおかしい。
喫茶店できわどい話をしていると、横で聞いてたオバちゃんの唖然とする顔ったら…!
ところで、「キャリー」 で不意打ちをくらわされた経験から、「そろそろくるぞ、くるぞ…」 と、用心していても、なんの役にも立ちません! 絶妙な(← とにかく、こうとしかいえないのです!)時間差攻撃で、いきなり 「ギャアアァァァ!!」 という、衝撃ショットを突きつけられます。
そしてまたもや、デ・パルマ氏が満足にほくそ笑むのを聞いてしまうのでした…
このシーン、かな~りショッキング
ですよね。でもデ・パルマ、この程度
では満足しません!
「これでどうだ!!」 と、いわんばかりの緊迫したショット。
デ・パルマ氏の荒い鼻息が聞こえてきそう。
今回のナンシーはかわいい娼婦役です。
コケティッシュな魅力を振りまいて、無邪気な笑顔に思わずニッコリ♪
ナンシーは監督と結婚生活を送っていた時期が
あったんですね。翌年の彼女の作品 「Blow
Out」(「ミッドナイト・クロス」1981)はあまりに
もひどい結末なので、観ないことをオススメします。
(…って、一応忠告しておきましたからねっ!!)
(1980)アメリカ
出演…ナンシー・アレン
アンジー・ディッキンソン
マイケル・ケイン
キース・ゴードン
監督…ブライアン・デ・パルマ
★★★★
〔ストーリー〕
性的欲求不満の悩みから、精神科に通う人妻のケイトは、ある日ゆきずりの情事を交わした直後、エレベーターの中で突然ナイフを持ったブロンドの女に襲われる。偶然そのエレベーターを待っていた娼婦のリズは、エレベーター内にとりつけられた鏡越しに犯人の顔を見てしまうが…!
デ・パルマの傑作スリラー、「殺しのドレス」 です。
デ・パルマと聞くと、いちばん最初にこの作品が思いついてしまいます。それから、「Carrie」(「キャリー」1976)ですね。「キャリー」 は映画化されたことで原作も大ヒット、原作者はいまや世界的なベストセラーとなったアノ人。
ちなみに、出演陣も豪華です。売れるまえのジョン・トラボルタ、シシー・スペイクスはもちろんのこと、本作で主演を務めたナンシー・アレンに、エイミー・アーヴィング…
みんな大スターになった人たちばかりですね!
ムムム、デ・パルマ効果って、ほんとすごいかも…。。。
そんなわけで、「キャリー」 の四年後に撮られたこの作品、位置づけとしては、「ヒッチコックの再来スリラー」という見解がいちばんでしょうか。
たしかにヒッチコックの 「Psycho」(「サイコ」1960)を意識しているのは明快なんですが、デ・パルマのカメラがこれでもかと舐めまわすように役者の動きを撮る場面は、息を詰めてしまいます。
そして、ケイトを演じるアンジー・ディッキンソンがまた、大人のエロスですね~。
女盛り、倦怠期を迎えた人妻がやさしい夫だけでは満足できず、性的ファンタジーを求めて街をさまよい歩く… 美術館の踊るようなシーンなんて、クラクラしてめまいを起こしてしまいそうなほど。
「キャリー」のダンスシーンを思い出してしまいますね。
ナンシーが演じるリズのほうはといいますと、娼婦という役柄にもかかわらず、少女のようにあどけなくてカワイイ。おそらく、純粋であるがゆえに穢れていない、ということなんでしょう。こう書くとモンローのようですが、リズはイマドキの行動派な女の子、自分から犯人探しに乗りだしちゃいます。
ケイトの息子のピーターとの会話もおかしい。
喫茶店できわどい話をしていると、横で聞いてたオバちゃんの唖然とする顔ったら…!
ところで、「キャリー」 で不意打ちをくらわされた経験から、「そろそろくるぞ、くるぞ…」 と、用心していても、なんの役にも立ちません! 絶妙な(← とにかく、こうとしかいえないのです!)時間差攻撃で、いきなり 「ギャアアァァァ!!」 という、衝撃ショットを突きつけられます。
そしてまたもや、デ・パルマ氏が満足にほくそ笑むのを聞いてしまうのでした…
このシーン、かな~りショッキング
ですよね。でもデ・パルマ、この程度
では満足しません!
「これでどうだ!!」 と、いわんばかりの緊迫したショット。
デ・パルマ氏の荒い鼻息が聞こえてきそう。
今回のナンシーはかわいい娼婦役です。
コケティッシュな魅力を振りまいて、無邪気な笑顔に思わずニッコリ♪
ナンシーは監督と結婚生活を送っていた時期が
あったんですね。翌年の彼女の作品 「Blow
Out」(「ミッドナイト・クロス」1981)はあまりに
もひどい結末なので、観ないことをオススメします。
(…って、一応忠告しておきましたからねっ!!)
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
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