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個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、 小説のレビューなどをポツポツと…
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   Angel Heart


(1987)アメリカ/カナダ/イギリス
出演…ミッキー・ローク
ロバート・デ・ニーロ
リサ・ボネー
シャーロット・ランプリング
監督…アラン・パーカー
★★★☆


〔ストーリー〕
 50年代のニューヨーク。私立探偵のハリー・エンゼルは、黒人居住区の教会で謎めいた富豪の紳士・ルイから仕事の依頼を受ける。ルイの話では、戦前の人気歌手フェイバリットという男を探してほしいというのだ。フェイバリットは戦争後遺症で、精神病院に入院しているというのだが…


 ミッキー・ロークが超カッコよかった、「エンゼル・ハート」です。
原作は、ウィリアム・ヒョーツバーグの 『堕ちる天使』
この小説の邦訳が出たとき、“ハードボイルドとオカルトを融合させた、新しいジャンルのミステリー!” なんて宣伝文句がついていました。いまとなっては、ジャンル・ミックスはめずらしくもなんともない話ですが、当時はそれほど鮮烈だったんですねー。
 
 アラン・パーカーが映画化したこの作品、原作から匂いたつアンダーグラウンドな魔都・ブルックリン、黒人居住区の怪しげな民間信仰、ブードゥーな雰囲気などをそのまま表現しています。ハリー役のミッキー・ロークは、無精髭、いいかげんで、だらしなくて、よろよろしてるわりには、ずるがしこい~… そして、だれが見ても負け犬! と、まさにはまり役!
(このころのミッキー・ローク、役者さんとしてほんとにステキでしたよね~!)

 パーカー監督は「Midnight Express」「ミッドナイト・エクスプレス」1975)や、「Mississippi Burning」「ミシシッピー・バーニング」1988)などといった作品が代表作にあげられるような、いわば社会派の監督さんです。この作品は彼にとっては異色作になるわけですが、この完成度、構成の見事さ、ほぼ完璧に近いスタイリッシュなサスペンスということで、ほかの多くの作品にも影響を与えました。

 ストーリーは、ハリーが依頼人の話を聞いて、人探しをするところからはじまるのですが、彼がいくところに殺人事件が続発、迷路のような奇怪な悪夢に入りこんでしまいます… 

 …ここで、ハリーが迷いこむ悪夢の世界をことごとく補強するかのように、暗闇に回転する換気扇、螺旋階段、薄汚れたビルとビルの谷間、光と影のなかに鮮やかに滴る赤い血… といったイメージが、生々しいまでに連打! パーカー監督の凝りに凝った映像美を見ているだけでも、めまいを起こしてしまいそうです。

 ミッキー・ロークに負けじと、デ・ニーロも怪演!
女占い師マダム・ゾーラ役のシャーロット・ランプリングや、彼女の娘役のリサ・ボーネットも、印象的なキャラクターとして登場します。

 あまりくわしいことは書けませんが、一見単純なストーリーに思えて、観る人が観ると非常に難解な物語のようです。
これと似たタイプの映画として、キアヌ・リーブスがやっぱり悪夢に迷いこんじゃう、「The Devil's Advocate」「ディアボロス/悪魔の扉」1998)なんてのもありました。こちらの作品も大好きだったりします








ハリー・エンゼルはもう、彼しか
考えられません!
負け犬探偵役がはまりまくってる、
ミッキー・ローク。






50年代のブルックリン。
チャンドラーな世界ですね~。
 






デ・ニーロの迫力もすごいです。
役者同士の火花が散ってます!






マダム・ゾーラの娘、エピファニー
役のリサ・ボーネット。薄幸そうな
雰囲気が印象的。






調査をつづけるうちに、エピファ
ニーはハリーになついてしまう
のですが…







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   La Terza Madre


2007)イタリア/アメリカ
出演…アーシア・アルジェント
クリスチャン・ソリメノ
アダム・ジェームズ
ダニア・ニコロディ
監督…ダリオ・アルジェント
★★★☆


〔ストーリー〕
 老朽化した墓地の工事の最中に、区画外から古い棺が発掘された。そこには謎の箱が。数日後、箱はローマの美術博物館に送られてくる。絵画修復の技術を学ぶために訪れていた学生サラと、研究員のジゼルは、中からあらわれた短剣やローブ、不気味な三体の像に心を奪われる。それは、マーテル・ラクリマルムと呼ばれる魔女の遺物だった…


 じつをいいますと、だいぶ以前に鑑賞し終えていたのですが、レビューを書くのをずっと迷っていました… そして先日、某新聞のDVD紹介コーナーで、アルジェント監督の「Inferno」「インフェルノ」1980)が紹介されていました。その記事タイトルがなんと、“ホラーなのに笑える”

 そうなんですよ、みなさん!! このさい、ぐっと正直になってしまいましょう! アルジェントって、けっこう笑えるんですよ!!
   
 英語タイトルは、「Mother Of Tears」、そうです、ザ・魔女三部作の待ちに待った完結編です。2作目の「インフェルノ」からは、なんと27年も経過していたんですね。それだけに、ファンの思い入れもひとしおかを思います。じっさいわたしも、すごく期待していました。 過剰なくらい、期待しすぎていたかもしれません。

 オープニングそうそう、今度のアルジェントはなにかがちがう! というくらい、気合入りまくりです。こんな気合の入ったアルジェントは観たことありません。中世の魔女歴史や美術や音楽がジャ、ジャ、ジャーン! と次々登場して、いやがうえでも気分を盛りあげます。心臓バックバクです。
 そして、アーシア(ヒロインのサラ)登場。

 …あれ? アーシア… ちょっと見ないうちに、(ずいぶんお父さんにそっくりに)…
 
 なんて気をとられているうちに、さっそく事件発生です。サラが席を外したとたん、ジセルにとんでもない災難が…!!
このシーン、超ド級のパーフェクトでした。どれくらいパーフェクトかといいますと、本気でちびりそうなくらいオソロシかったです。なんどもいってしまいますが、こんなアルジェント見たことありません。

 …と、物語がひと段落ついて、魔女登場。あっちから、こっちから、いろんなところから、魔女が集結してきます。この魔女軍団、どこの記事で読んだのか忘れてしまったのですが、その方が書いたとおりの風貌です。ミュージカルの「キャッツ」そっくりです。さて、このあたりから、ホラーとしての雲行きがだいぶ怪しくなってまいります!

 キャッツな魔女軍団、サラの恋人のマイケル(アダム・ジェームズ)に嫌がらせ!
ついでに、サラにも嫌がらせ!

 キャッツな魔女軍団なんですが、いろんな人種から成り立っているので、当然(?)ジャパニーズな魔女(欧米映画の禁じ手、ジャパニーズ要素ですよ~!)なんかもいまして、駅のホームに立ちすくむサラを目ざとく発見、「チョトマテ!」「シモーネ、イケ!」と、思いっきりかたことの日本語で命令します(← たぶん、エライんだと思います)。
 
 列車に逃げこむサラ! しつこく追いかけてくるジャパニーズ・魔女! 列車に乗ったとたん、「あらあら、どうしましょう…」って、流暢な日本語… (って、さっきのは、ジャパニーズ・サービス?) そして、エエェェェな驚愕展開!!

 …ふう、興奮して、思わずあらすじを書いてしまいそうになりました、すみません。

 このように(?)世にもオソロシく見えたアルジェントも、じつは微妙なお笑い要素てんこ盛りだったんですね。ファンの方に怒られるのを承知でいってしまいますが、冷静に考えてみれば、「Suspiria」(1977)の恐怖の昇華自体が奇跡だったのかもしれません… (フーパー監督も、「The Texas Chainsaw Massacre」(1974)以上とまではいかなくても、同等のものをまだ撮れてませんしね…)でも、「Non Ho sonno」(2001)はいい感じだったんですけどね。「Il Cartaio」「デス・サイト」2004)も悪くなかったです… いえ、この作品が悪いとはけしていってないです!! でも、お笑い要素が恐怖感を消している、それだけはたしかです…!

 映画としては、おもしろいです。といいますか、迫力や雰囲気で見せてますね。
ホラーとしては、前半は最強! 中盤から… 微妙なズレ具合が、またおかしい!

 魔女シリーズの完結編ということで、“アルジェント映画の総決算” のような感じにもなっています。イイ男な刑事・エンゾ役にクリスチャン・ソリメノ、美人魔女(マーテル・ラクリマルム)にはモラン・アティアス、○○役にダリア・ニコロディ(← 彼女の変貌にまた、わたしはおったまげてしまいました~)。
個人的には、ラストのズレっぷりがいちばんおかしくて、そうとうツボにはまってしまったんですが、みなさんの笑いのツボはどこでしょう…?









美学生役のアーシア。








サバトなムードの魔女集会
です。当然、おヌードです。
熱気むんむんです!







ウド・キアも、ふたたび登場!







ジゼル役のコロリナ・カタロニ・タッソーニ。
彼女のシーンは、ホラー映画史上に残る戦慄と
ショックだと思います。








神秘学の権威のギレルモ
(フィリッペ・リーロイ)。
アヤシイ科学を使います!









そして、美人魔女出現!










肉感的魔女も出現!!








はしゃぐ魔女軍団!!!









これも…魔女
(…デスカ??)









すったもんだのすえ、変態プ
レイ
まで見せつけられて、
アーシアも大困惑です!













                              アルジェント!!
                             なにはともあれ、アルジェント!!





   Disturbia


2007)アメリカ
出演…シャイア・ラブーフ
キャリー・アン・モス
デヴィット・モース
サラ・ローマー
監督…D・J・カルーソ
★★★


〔ストーリー〕
 自動車事故で父を亡くした高校生のケールは、校内で教師に暴力を振るってしまう。裁判所命令で、3ヶ月の自宅軟禁をいいわたされた彼は、暇つぶしに隣人の生活を覗き見することに。そこへ、カールソン一家が引っ越してくる。カールソン家にはおなじ年齢の美少女アシュリーがいた。友人のロニーと盛りあがるケール。だが、ある夜殺人事件らしきものを目撃してしまってから、彼の身に危険が迫りはじめて…!


 すごくがあるキラキラの青春ドラマ、「ディスタービア」です。
“覗き” ものサスペンスというと、当然筆頭にあげられるのが、ヒッチコックの「Rear Window」「裏窓」1959)。そうです、これは現代版「裏窓」なんです。

 主人公のケール少年を演じるのは、「Transformers」「トランスフォーマー」2007)で、やっぱりさえない高校生を演じたシャイア・ラブーフくん。友人のロニー(アジア系ですよ! アーロン・ヨーくん)も、当然のことながらさえない雰囲気です。

 彼らの立ち振舞いや会話なんかが、すごーく等身大の高校生の男の子してます。青春です。青クサイです。意味なんかないです。でも、ヤツラは楽しいんです、だからいいんです! …って、ここに颯爽と登場してストーリーに起伏を与えるのが、またしても当然のことながら、夢のようにうつくしい女の子。

 わたしはこの設定だけで、この作品がすっかり気に入ってしまいました。
だって、まるでマンガ的ですよね(笑)。いかにもモテなさそうな男の子のまえに、ある日突然、さえない運命を激変させてくれる美少女が!! って~…
 
 この美少女、「さあ、好きなだけ見てちょうだい~」」といわんばかりに、毎日自宅のプールでステキなビキニ姿を披露してくれます。夜になると、窓辺でヨガなんかも披露してくれます。(アシュリー、無防備すぎ!) おなじ女性のわたしとしましては、「こんな無邪気な少女が存在するわけない!」と思うんですが、それをいってはおしまいです。映画ですから、がないといけません。

 このハッピーな、どこまでもケールに都合のいいように作用します。

 毎日変態のように覗き見していたというのに、美少女は怒るどころか(…というか、フツーなら気味悪がると思うんですけど)、お友だちになってくれます。恋が芽生えかけます。しかも、ケールとおなじように覗きが趣味になってしまいます。そしてある晩、信じられない出来事が…!
 
 この映画のもっとも成功している点は、定番のサスペンスと、こうしたキラキラな青春ドラマを融合させたところにあると思います。ホラー要素はたしかに薄いんですが、文句なしのテンポ、娯楽性があるので、あっという間に結末まで観ることができます。

 母親のジュリー役には、トリニティのキャリー・アン・モス。
アシュリーを演じたサラ・ローマーもいいんですが、コミカルなロニー役のアーロンくんも注目です!(今後ももっと、活躍してほしいですね~

 お手軽な青春ドラマしてますけど、原典が「裏窓」ですから、主人公が“現実復帰すること” がテーマにもなっています。この場合、囚われていたのは自宅ではなくて、父親の死なんですね。









カッコつけてますけど、やってる
ことは変態&犯罪ですよ!
(よい子はマネしないでね







美少女登場!
秒殺されました↑








最近母親役がすっかり板に
ついちゃった(?)キャリー・
アン・モス。








いつものように水着姿を覗き見
していると、玄関のチャイムが
鳴ってドッキンしちゃってる図。
 








ケールはITオタクなので、
こういうときには使えます(笑)。







   Twilight Zone: 
   The Movie

1983)アメリカ
出演…ヴィック・モロー
キャスリーン・クィンラン
ジョン・リスゴー
監督…ジョン・ランディス/
スティーヴン・スピルバーグ/
ジョー・ダンテ/ジョージ・ミラー
★★★☆

〔ストーリー〕
 ご存知、1959年から65年までCBSで放送された、大人気TVドラマ・シリーズの映画化。プロローグと4話のオムニバス形式。
〈第1話〉
 セールスマンのビルは、根っからの人種差別主義者。その日もバーで、友人たちに人種差別ネタであらぬ愚痴をこぼしていた。そしてバーを出ると、彼をとりまく世界は…
〈第2話〉
 〈サニーヴェイル老人ホーム〉に、ひとりの不思議な黒人男性・ブルーム氏がやってくる。ブルーム氏は朗らかに、生気を失ったようになった入居者たちに勧めた。「…人は遊びを忘れたときから、歳をとりはじめてしまいます。どうです、今夜、庭で一緒に缶蹴りをしませんか?」
〈第3話〉
 教職を辞めたばかりのヘレンは、気ままなひとり旅に出ることに。だが、途中のドラッグストアで出会った少年・アンソニーを家に送りとどけたことから、信じられない悪夢がはじまり…
〈第4話〉
 飛行機恐怖症のヴァレンタイン氏は、なんとか恐怖を克服しようとジェット旅客機のシートに座っていた。折りしも、外は暴風雨。ヴァレンタイン氏の脳裡に、痛ましい飛行機事故の映像がよぎる。…と、そのとき、窓の外に見えたものは…!


 「トワイライト・ゾーン/超次元の体験」です。オムニバス映画の金字塔ですね!
原作は、リチャード・マシスン、ジェローム・ビクスビー、ジョージ・クレイトン・ジョンソン、ロッド・サーリング。同名の文庫本が出ています。

 「トワイライト・ゾーン」シリーズというと、オリジナルをわたしは一度も観たことがありません…(小説版なら知っているんですが…)。ファンの方からすると、おそらく、そうとう感慨深いものがあるかと思われますが、当時ノリにノッていた若手監督4人が結集しただけあって、日本のテレビ界にも多大な影響を与えました。後続の作品群が、その証拠です。

 個人的に、いちばんのお気に入りは、ダンテが担当した〈第3話〉悪魔少年ものです。TVから飛びだしてくるモンスターがおもしろいですし、キッチェでカラフルな悪夢のオンパレードに目を奪われてしまいます(…ここに登場する、口を奪われた少女がトラウマでした~!)。
それから、スピルバーグの〈第2話〉の老天使ものも、後味がホンワカ~、だけど、ちょっぴりビターな結末にジンときます。
ランディス担当の〈第1話〉のヴィック・モロー(…撮影後、不慮の事故で亡くなったそうです)の演技にも、けっこうキます! 
だけど、やっぱりいちばんの傑作は、ジョージ・ミラーの〈第4話〉ですかね~!!

 未見の方は、探してでも観てみてください!







バーで毒舌吐きまくりのビル
(ヴィック・モロー)。
外に出たとたん、
「…ん? なにコレ…?」と、
思ってる間に…






ナチス登場!
気づいたら、ユダヤ人
という設定で…!!
 






すべてをあきらめていた
コンロイ(ビル・クィン)の前
に、ブルーム(スキャットマン・
クロザース)があらわれて…









真夜中の缶蹴りで、
ミラクルな魔法が…!!









ヘレン(キャスリーン・クィンラン)は、
不思議な少年アンソニー(ジェレミー・
ライト)の自宅に招かれるのですが…






どう見ても家族には見えない
(?)男女が、必死でアンソ
ニーのご機嫌とり。
(← 夕食にお菓子だって!)







離陸したとたん、パニクっちゃう
ヴァレンタイン(ジョン・リスゴー)。
「お客さん、落ちついてください!
ほかの方にも迷惑ですよ!」と、
一度はなだめられるものの…









うきゃーお!!! やっぱり
なんかいるじゃんよう!!」







   The Rage


2007)アメリカ
出演…エリン・ブラウン
ライアン・レックス
レジー・バニスター
監督…ロバート・カーツマン
★★☆


〔ストーリー〕
 人里離れた森の奥の廃屋で、人類を“死” から解放しようと、おそるべき実験にいそしむヴィクター博士。彼は哀れな犠牲者を誘拐してきては、ゾンビをつくりだしていた…! そんな哀れな犠牲者のひとりが、ついに博士に報復、逃亡する。しかし、力尽きて倒れたところへ、運悪くハゲタカの群れが…
 一方、森のべつの場所では、釣りにきていた叔父と幼い兄妹や、へヴィ・ロックの野外コンサートでキャンプする若者たちがいた…


 パチモンぽいタイトルに、良識のある方は思わず引いてしまうかと思われますが、ご安心を! 監督を務めたロバート・カーツマンは、長らくホラー界にかかわってきた重鎮ともいえる人なんです。メイキャップや特殊効果でクレジットしている作品を挙げだしたら、ほんときりがないです。

 ご参考と一例までに、
「Army Of Darkness」「キャプテン・スーパーマーケット」1992)でしょ、「Pulp Fiction」(1994)でしょ、「From Dusk Till Dawn」(1996)でしょ、「Lord Of Illusion」(1995)に、「Scream」(1996)「Wishmaster」(1997)なんてのもありました… それに、「The Faculty」「パラサイト」1998)「House on Haunted Hill」「TATARI」1999)「Thir13en Ghosts」(2001)「Vanilla Sky」(2001)… ああ、ほんときりがない!

 …で、彼が監督した(メイキャップも担当した)作品が続々と発表されています。ほとんどがB級ものらしいんですが、これはアタリ! な作品です。

 さて、ゾンビです。
でも、ゾンビというよりは、マッドなサイエンティストです。
(そこはかとなく和やか~なムードの?)鬼畜人体実験ものです。

 マッドなサイエンティストのヴィクター博士(アンドリュー・ディヴォフ)、森の奥の実験室で蘇生薬の開発にいそしむ日々です(…ん? どこかで聞いたような…?)。ある日とうとう、年貢の納めどきが! マウスに逆襲されちゃいました~。マウスは120%ゾンビと化して森をさまようのですが、そこへ(なぜか)ハゲタカの一群が…!!

 B級テイストだと思って安心して観ていると、しょっぱなからショッキングなシーンに出くわしてびっくりしました。(いまどきの事情では、これくらいフツーなんですかね…?)
そして、不運にも近くに居あわせたほのぼの家族と若者たちに悲劇が…!

 …もうお気づきかと思われますが、どこかで見たような感たっぷりの、おいしいとこどりホラーです。見どころはゾンビ・ハゲタカなんですが、安っぽいCG処理にバカバカしいと思っていても、けっこう盛りあがっちゃいます。そのほかにも、ゾンビ・フィッシュなんかも登場します。どうせなら、ゾンビ・スネークゾンビ・ラビットなんかも登場しても、楽しかったかもしれません(…すいません、余談です)。

 B級なんですけど、ゾンビ映画としてのクオリティはなかなか高しです。
ヴィクター博士の犠牲になった失敗作連中、ゾンビというよりフリークで、これまた愛嬌たっぷりです。このあたり、ラヴクラフト御大の 『死体蘇生者/ハーバート・ウェスト』 みたいでキャラ立ちしていて楽しいです。

 だって、ゾンビなのに、脳天で板を 「バコーン!」 と割って(← レスラー?)、いきなり首絞め~!
ゾンビなのに、「オレだってフツーになりたいんだー!」 と、ナイフで切りかかり~!

 …などなど、オチャメな突っこみどころが満載なので、みなさんもそれぞれ探してみてくださいね

 程よいテンポ、(ゾンビ映画としての)ストーリー性、バカバカしさ&グロテスク度と、いうことなしの充実した内容なので、けっこうファンを集める作品かもしれません。
ヒロインには、〈マスター・オブ・ホラー〉「虫おんな」で不思議ちゃん少女を演じた、エリン・ブラウン。相変わらずカ~ワイイ♪ でございますー。









どっかで見たようなポーズ…
(→ ヒントはここ!)








感染者さん第○号。






このチビフリークがカワイイ
醜いってだけで、サクサクやっ
ちゃってもいいんですかー!!








お見苦しい画像ばかりなので、目の保養です。
ビッチなケイト役のエリン・ブラウン







…?? えーと、
これはなんでしょうね…?







    
   A Nightmare on 
     Elm Street
 Part 4: The Dream Master

1988)アメリカ
出演…リサ・ウィルコックス
チューズデイ・ナイト
アンドラス・ジョーンズ
監督…レニー・ハーリン
★★★


〔ストーリー〕
 フレディの毒牙から危うく逃れたクリステンは、平凡な高校生活を送っていた。だが、またしても悪夢が…
クリステンはおなじく悪夢を克服した友人・キンケイドとジョーイに警告するが、まじめに聞き入れてもらえない。そんななか、恋人リックの妹アリスに奇妙な変化が…


 とうとう第四弾まできてしまいました、「エルム街の悪夢4/ドリームマスター・最後の反撃」です。

 今回監督を担当するのは、レニー・ハーリン。同年には、「Prison」「プリズン」 …囚人モノのうらめしや~!)なんて作品もあります。この2年後には、「Die Hard 2」「Cliffhanger」「クリフハンガー」1993)、それから、「The Long KIss Goodnight」(1996)なんて作品も。ざっとヒット作ばかり並べてみましたが、ホ
ラーもけっこう多いです。いわば、売れっ子の監督さんです。

 ここまできてしまうと、フレディの復活方法も半ば強引(?)です。てっとり早く甦っちゃって、サクサク復讐に乗りだします。温かい目で見守っていきましょう。
ハーリン監督はド派手でベタベタなアクションを得意とする人らしく、本作品も非常にわかりやすくて、おマヌケな見せ場がてんこ盛り! です。

 前作の正当な続編らしく、フレディ・ネエさんに騙されて危機に陥ったジョーイが、またまたセクシーな罠にあっさり騙されちゃいます。クリステンやキンケイドもがんばるんですけど、今回はアリスに活躍の場を譲ります。このアリスが、夢見がちで現実逃避癖があり、“ドリームマスター” なる力を持っているために、関係のない友人たちまで巻きこんでしまうんですが…

 正直、“ドリームマスター” の特色がわかりにくいっ!

 爆笑もののアクション・シーンと、それとは完全に対を為す幻想シーンとが、不思議なテンポを醸しだしています。駆け足で進んでいたと思ったら、「あれれ?」 と、急にゆるくなっちゃったり…(笑)。

 フレディに戦いを挑むアリスも、お兄ちゃんのリックに負けず劣らず、マンガっぽいです。とくに、犠牲になった友人たちの遺品を身につけて、「わたしに力を!!」 ってエピソードなんか、少年マンガの世界ですよね~。

 たいへん子供っぽいんですけど、ノリはよく、はたまた悪ノリしすぎて、エライことになっちゃってたりと、けっこうとっちらかっている内容かもしれません…
あらためて再見してみまして、「うーん…? これはフレディ・シリーズとして、どうなのかな…??」 と、悩んでいましたら、結末で見事に逆襲されちゃいました。

 フレさんの毒牙にかかった子供たちの阿鼻叫喚図が、度肝を抜くほど迫力があります。このシーンだけでも、この作品は観る価値あり~!! な、快作に化けちゃっていました。








またしてもジョーイ(ロドニー・
イーストマン)、単純なエッチ
作戦に…!!






本作の主役のアリス(リサ・
ウィルコックス)。
マンガちっくにがんばります。





「エエ~!!」と、だれもが
どっちらけたグラサン・フレディ。
南国にフツーに登場するんだ
もんなあ…







おいしそうなピザですねえ… 
って、なんか叫んでますよ!






キャーッ!! これはなに?
なんの罠??
詳しくは本編で!!







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(いちおう)プロフィールです
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ななみといいます
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自己紹介:

 独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。

〈好きかも♪〉
 おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…

〈苦手かも…〉
 かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
ねこじかんです

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