個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Antichrist
(2009)デンマーク・フランス・ドイツ…
出演…シャルロット・ゲンズブール
ウィレム・デフォー
監督…ラース・フォン・トリアー
★★★
〔ストーリー〕
幼いひとり息子のニックを不慮の事故で亡くしてしまった夫婦。妻のダメージは大きく、身心ともにボロボロに。セラピストの夫はなんとか彼女を救おうとし、やがて、彼女のなかに不吉なイメージが去来していることを知る。そのイメージは、“エデン” と呼んでいた彼らの別荘に起因するらしく、去年そこで彼女はニックとともに、魔女狩りについての論文を書くために滞在していた。“エデン” にいけば、妻を苦しめている原因がわかるだろうか? そう考えた夫は、彼女を連れて自然に囲まれた別荘にむかうのだが…?
軽い気持ちで観はじめたら、ぜったい後悔しちゃうよ!! 正月そうそう、パンチの効きまくりすぎた不快映画~!!
…だって、デフォー様が出演してらっしゃるんですもん。観ないわけにはいかない
じゃないですか!
ラース・フォン・トリアー監督は、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000)しか観たことないかもです。かなり実験的な映画を撮る方ですよね。あ、あと、「ドッグヴィル」(2003)なんてのもありました。もともと過激な表現をおそれない人で、ポルノまがいの内容も多く、さまざまな恐怖症をかかえているうえに、欝病に陥りやすい。それゆえに、神経質な内容も多いです。神経質といいますか、強迫観念が彼を映画にむかわせるんだと思います。
で、この映画はタイトルからして見るからに挑発的なんですが、これほど観る人を選ぶ作品だとは思いませんでしたよ! いやー、ほんとびっくりした!!
そういえば、「ダンサー・イン~」 を観たときも、えらい自虐的な監督さんだなーと、思ったりしました。
今回は、その自虐性に輪をかけまして、他者にたいする暴力性も生々しい。そして、宗教的な意味あいもこめられています。まずは内容紹介から。
オープニング、モノクロ映像のシャワールームで、妻(シャルロット・ゲンズブール)と夫(ウィレム・デフォー)の愛のシーンからはじまります。
このOPが死ぬほどうつくしく、キラキラした水しぶき、ひらいた窓から入りこむ粉雪、男女の生々しいセックス、ベビーベッドを抜けだしてしまう子供… そうした映像が、ヘンデルの「アリア」をバックに淡々と映しだされます。この作品、男性器も女性器もあられもなくさらけだしてしまうんですが、ポルノ俳優を使ったとのこと。安心してください!
とある過失から、この夫婦は幼い息子を失ってしまうんですが、妻のダメージはそうとうなものでした。日に日に衰弱し、精神を病んでしまう妻。セラピストである夫はなんとか彼女を救おうとし、やがて、彼女はなにか不吉なイメージにとらわれてしまっている、それは彼らの別荘に関係しているらしい? ということがわかります。
セラピストらしく問題にむきあおうという夫の助言で、ふたりはその別荘に訪れるのですが…
この作品はプロローグとエピローグ、「悲しみ」、「苦悩」、「絶望」、「三人の乞食」という4章から成り立っています。
あらすじだけ読んでみますと、なんか「Vinyan」(「変態島」2008)を思い出させるんですが、この作品はそれとはくらべものにならないくらい暴力性が強いです。ショッキングです。一応、それなりに心して観たんですが、あの、例の大問題のシーンになったとたん…
あぎゃー!!! あだだだだだっ!!!!!
もう、ぜんっぜん観ることができませんでしたよ。指の間からチラ見することもできませんでしたよ。「A L' interieur」(「屋敷女」2007)も「Martyrs」(「マーターズ/殉教者」2008)も、しっかり鑑賞したわたしがですよ!! ひい~、こんなパンチ力が待っているとは、思いもよりませんでした。
なんでも、この作品を製作中にも監督は欝状態に陥っていたとのこと。そこで自分のなかにある自虐的な暴力性、不穏な気持ち悪さみたいなものを、いっきに放出したかったそうなんです。あと、男性にとってはやはり、女性は悪魔になるんでしょうか。
物語は静かに進んで、徐々になにかが起こりそうな緊張をはらんでいきます。この作品はデフォー様とシャルロットのふたりしか登場しないんですが、ふたりともすさまじいまでの生の演技を見せてくれます。デフォー様はひたすらやさしい。一方、悪魔にとりつかれてしまったシャルロットは…??
…はあ、それにしてもデフォー様、こんな過激な作品に出演なさらなくても… なんて、小心者のわたしは思ってしまうのですが。とりあえず作品レベルは異常に高いです。ただ、あまりに観客を選ぶため、共感は得にくいですね。
ショックが大すぎちゃったので、OPにもどってデフォー様の麗しい泣き顔を見て、なんとか気持ちを整えました。ああ、役者さんて、身体を張りすぎ。何度もいいますけど、ちゃんとポルノ俳優を使ってますからね!
ということで、今回はお子様、気の弱い方、心臓の弱い方はぜったい鑑賞禁止!!
いろんな意味でヤヴァイ作品です。でも、これだけの爆発した作品を撮れたのだから、監督にとってはかなりいい経験になったみたいです。
OPのはっとするほどうつく
しいシーン。このさき、
あんなことが待ち受けて
いるとも知らずに…!!
傷ついた妻を回復させよう
と、夫は献身的な愛を
捧ぐのですが…
“エデン”の別荘にて。
セラピーはうまくいって
いるかに見えて…
妻の最後の正気の糸が
切れてしまったとき…!!
最後は笑顔のこの一枚。
デフォー様、トリアー監督、素顔はかわいいシャルロット♪
(2009)デンマーク・フランス・ドイツ…
出演…シャルロット・ゲンズブール
ウィレム・デフォー
監督…ラース・フォン・トリアー
★★★
〔ストーリー〕
幼いひとり息子のニックを不慮の事故で亡くしてしまった夫婦。妻のダメージは大きく、身心ともにボロボロに。セラピストの夫はなんとか彼女を救おうとし、やがて、彼女のなかに不吉なイメージが去来していることを知る。そのイメージは、“エデン” と呼んでいた彼らの別荘に起因するらしく、去年そこで彼女はニックとともに、魔女狩りについての論文を書くために滞在していた。“エデン” にいけば、妻を苦しめている原因がわかるだろうか? そう考えた夫は、彼女を連れて自然に囲まれた別荘にむかうのだが…?
軽い気持ちで観はじめたら、ぜったい後悔しちゃうよ!! 正月そうそう、パンチの効きまくりすぎた不快映画~!!
…だって、デフォー様が出演してらっしゃるんですもん。観ないわけにはいかない
じゃないですか!
ラース・フォン・トリアー監督は、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000)しか観たことないかもです。かなり実験的な映画を撮る方ですよね。あ、あと、「ドッグヴィル」(2003)なんてのもありました。もともと過激な表現をおそれない人で、ポルノまがいの内容も多く、さまざまな恐怖症をかかえているうえに、欝病に陥りやすい。それゆえに、神経質な内容も多いです。神経質といいますか、強迫観念が彼を映画にむかわせるんだと思います。
で、この映画はタイトルからして見るからに挑発的なんですが、これほど観る人を選ぶ作品だとは思いませんでしたよ! いやー、ほんとびっくりした!!
そういえば、「ダンサー・イン~」 を観たときも、えらい自虐的な監督さんだなーと、思ったりしました。
今回は、その自虐性に輪をかけまして、他者にたいする暴力性も生々しい。そして、宗教的な意味あいもこめられています。まずは内容紹介から。
オープニング、モノクロ映像のシャワールームで、妻(シャルロット・ゲンズブール)と夫(ウィレム・デフォー)の愛のシーンからはじまります。
このOPが死ぬほどうつくしく、キラキラした水しぶき、ひらいた窓から入りこむ粉雪、男女の生々しいセックス、ベビーベッドを抜けだしてしまう子供… そうした映像が、ヘンデルの「アリア」をバックに淡々と映しだされます。この作品、男性器も女性器もあられもなくさらけだしてしまうんですが、ポルノ俳優を使ったとのこと。安心してください!
とある過失から、この夫婦は幼い息子を失ってしまうんですが、妻のダメージはそうとうなものでした。日に日に衰弱し、精神を病んでしまう妻。セラピストである夫はなんとか彼女を救おうとし、やがて、彼女はなにか不吉なイメージにとらわれてしまっている、それは彼らの別荘に関係しているらしい? ということがわかります。
セラピストらしく問題にむきあおうという夫の助言で、ふたりはその別荘に訪れるのですが…
この作品はプロローグとエピローグ、「悲しみ」、「苦悩」、「絶望」、「三人の乞食」という4章から成り立っています。
あらすじだけ読んでみますと、なんか「Vinyan」(「変態島」2008)を思い出させるんですが、この作品はそれとはくらべものにならないくらい暴力性が強いです。ショッキングです。一応、それなりに心して観たんですが、あの、例の大問題のシーンになったとたん…
あぎゃー!!! あだだだだだっ!!!!!
もう、ぜんっぜん観ることができませんでしたよ。指の間からチラ見することもできませんでしたよ。「A L' interieur」(「屋敷女」2007)も「Martyrs」(「マーターズ/殉教者」2008)も、しっかり鑑賞したわたしがですよ!! ひい~、こんなパンチ力が待っているとは、思いもよりませんでした。
なんでも、この作品を製作中にも監督は欝状態に陥っていたとのこと。そこで自分のなかにある自虐的な暴力性、不穏な気持ち悪さみたいなものを、いっきに放出したかったそうなんです。あと、男性にとってはやはり、女性は悪魔になるんでしょうか。
物語は静かに進んで、徐々になにかが起こりそうな緊張をはらんでいきます。この作品はデフォー様とシャルロットのふたりしか登場しないんですが、ふたりともすさまじいまでの生の演技を見せてくれます。デフォー様はひたすらやさしい。一方、悪魔にとりつかれてしまったシャルロットは…??
…はあ、それにしてもデフォー様、こんな過激な作品に出演なさらなくても… なんて、小心者のわたしは思ってしまうのですが。とりあえず作品レベルは異常に高いです。ただ、あまりに観客を選ぶため、共感は得にくいですね。
ショックが大すぎちゃったので、OPにもどってデフォー様の麗しい泣き顔を見て、なんとか気持ちを整えました。ああ、役者さんて、身体を張りすぎ。何度もいいますけど、ちゃんとポルノ俳優を使ってますからね!
ということで、今回はお子様、気の弱い方、心臓の弱い方はぜったい鑑賞禁止!!
いろんな意味でヤヴァイ作品です。でも、これだけの爆発した作品を撮れたのだから、監督にとってはかなりいい経験になったみたいです。
OPのはっとするほどうつく
しいシーン。このさき、
あんなことが待ち受けて
いるとも知らずに…!!
傷ついた妻を回復させよう
と、夫は献身的な愛を
捧ぐのですが…
“エデン”の別荘にて。
セラピーはうまくいって
いるかに見えて…
妻の最後の正気の糸が
切れてしまったとき…!!
最後は笑顔のこの一枚。
デフォー様、トリアー監督、素顔はかわいいシャルロット♪
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Paranormal Activity
(2009)アメリカ
出演…ケイティ・フェザーストーン
ミカ・スロート
マーク・フレドレッチ
監督…オーレン・ペリ
★★☆
〔ストーリー〕
ケイティとミカの若いカップルは、新居に越してきたばかり。そこはすてきな邸宅なのだが、ふたりは不可解な怪奇現象に悩まされていた。知人の心霊学者の勧めもあり、寝室にビデオカメラを設置して幽霊の証拠をつかもうとする。はじめは遊び半分、霊の存在など信じていないふたりだったが、徐々に怪奇現象が不気味さを増していくと…!!
どうしようかと非常ーーーに迷ったのですが、かなりの話題作ですから、やっぱりレビューしちゃいます。
なんか、1万ドルにも満たない低予算で作られていて、とんでもなく売れまくってしまったというバケバケ映画らしいのです。ポスターをご覧になってもわかるとおり、いろんなメディアから絶賛されまくってますよね。“今期最高の恐怖映画!!” とか、“これまで観たなかでもっともおそろしいゴースト映画!!” みたいな宣伝文句が踊っておりますが、えーと、さきに正直な感想を申しあげてしまいますと、
なんでこんなに評価が高いのか、よくわかりません!!
インディーズの低予算ということで、ホラーではもはやお馴染み、CAM映像のお話なんですよね。こういうのって、手っ取り早く撮れちゃううえに、リアリティもいい感じで出せて、ホラー映画には適した手法なんだと思います。ストーリーもお馴染みのものです。
ミカ(ミカ・スロート)とケイティ(ケイティ・フェザーストーン)のカップルは、最近新居に越してきたばかり。ご機嫌な生活をスタートさせるはずが、ふたりにはすこし気がかりなことがありました。というのも、どうもこの新居には、なんらかの霊の存在があるようなのです。
気になったふたりは寝室にビデオカメラを設置、毎晩自分たちの寝る様子をテープにおさめようとします。平行して、見るからにうさんくさい心霊学者のおじさん(マーク・フレドレッチ)に相談してみたり。
そして、カメラを設置して二日目の晩に、その現象は映ってしまったのです…!!
とまあ、こんな感じのよくあるお話です。
CAMホラーって、わたしはわりと好きなほうなんですが、「The Blair Witch Project」(「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」1999)のうさんくささも大好きだし、「Cloverfield」(「クローバーフィールド」2007)や「Rec」(「レック」2007)なんて、楽しい映画もありましたよねー。
予告編を見るかぎり、すっごく地味そうに感じてたんですが、予感が的中してしまいました…
はい、すっごく地味です!! ひたすら地味!!
わりと忍耐力を強いられる作品でして、ちょうど体調が万全でないときに観てしまったせいか、前半の50分がやたらと眠かったです。でも、前半で50分もあるなんて、そもそもひっぱりすぎだと思うんですが。
それで、この作品が高く評価されている理由を一生懸命考えてみたのですが、この監督さんはきっと、CAM映画といううさんくさい手法、低予算で、おもいっきしまじめにゴーストムービーを撮ってしまった!! そういうことなのですね。
たしかにリアリティはありますよ、ええ。リアルなゴーストって、きっとこんなだろう
な~(← そんなもんいるとしたらの話ですけど)、と思えるような感じですし。
素人っぽいカップルの演技も、妙にハラハラするし。
カメラを設置するごとに、「何日目」 ってテロップが入るんですけど、そこからして、じわじわくるぞ、くるぞ~って気分が盛りあがるんですよ。
でもなあ、はあ…。
物語はミカとケイティの会話のみで成り立ってまして、第三者から見た角度がないため、世界観は非常にかぎられた範囲です。かといって、第三者を登場させてしまったら、それこそ 「ブレア~」 になってしまうから、わざと避けたんでしょうかね?
怪奇現象もゴースト一点のみですから、「クローバー~」や「レック」 のような派手な展開もひとつもなし。
結末がなー、あともうすこし… イエイエ、たぶん、観る人によってはこわい映画なんだと思います!! こわいといいますか、やたらと薄気味悪い内容ですね。
今回はあまり乗りきれなかったので、欲求不満もやや入っております。
もしかして、わたしが高度な恐怖に乗りきれなかっただけでしょうか? 参考までに、みなさんのご感想をお待ちしております。
ケイティとミカの
幸せカップル。
不吉な未来を予兆する、
ふたりの写真…?!
夜になると、必ず
なにかが起こる…??
ケイティはどんどん
情緒不安定になって
しまいます。
(2009)アメリカ
出演…ケイティ・フェザーストーン
ミカ・スロート
マーク・フレドレッチ
監督…オーレン・ペリ
★★☆
〔ストーリー〕
ケイティとミカの若いカップルは、新居に越してきたばかり。そこはすてきな邸宅なのだが、ふたりは不可解な怪奇現象に悩まされていた。知人の心霊学者の勧めもあり、寝室にビデオカメラを設置して幽霊の証拠をつかもうとする。はじめは遊び半分、霊の存在など信じていないふたりだったが、徐々に怪奇現象が不気味さを増していくと…!!
どうしようかと非常ーーーに迷ったのですが、かなりの話題作ですから、やっぱりレビューしちゃいます。
なんか、1万ドルにも満たない低予算で作られていて、とんでもなく売れまくってしまったというバケバケ映画らしいのです。ポスターをご覧になってもわかるとおり、いろんなメディアから絶賛されまくってますよね。“今期最高の恐怖映画!!” とか、“これまで観たなかでもっともおそろしいゴースト映画!!” みたいな宣伝文句が踊っておりますが、えーと、さきに正直な感想を申しあげてしまいますと、
なんでこんなに評価が高いのか、よくわかりません!!
インディーズの低予算ということで、ホラーではもはやお馴染み、CAM映像のお話なんですよね。こういうのって、手っ取り早く撮れちゃううえに、リアリティもいい感じで出せて、ホラー映画には適した手法なんだと思います。ストーリーもお馴染みのものです。
ミカ(ミカ・スロート)とケイティ(ケイティ・フェザーストーン)のカップルは、最近新居に越してきたばかり。ご機嫌な生活をスタートさせるはずが、ふたりにはすこし気がかりなことがありました。というのも、どうもこの新居には、なんらかの霊の存在があるようなのです。
気になったふたりは寝室にビデオカメラを設置、毎晩自分たちの寝る様子をテープにおさめようとします。平行して、見るからにうさんくさい心霊学者のおじさん(マーク・フレドレッチ)に相談してみたり。
そして、カメラを設置して二日目の晩に、その現象は映ってしまったのです…!!
とまあ、こんな感じのよくあるお話です。
CAMホラーって、わたしはわりと好きなほうなんですが、「The Blair Witch Project」(「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」1999)のうさんくささも大好きだし、「Cloverfield」(「クローバーフィールド」2007)や「Rec」(「レック」2007)なんて、楽しい映画もありましたよねー。
予告編を見るかぎり、すっごく地味そうに感じてたんですが、予感が的中してしまいました…
はい、すっごく地味です!! ひたすら地味!!
わりと忍耐力を強いられる作品でして、ちょうど体調が万全でないときに観てしまったせいか、前半の50分がやたらと眠かったです。でも、前半で50分もあるなんて、そもそもひっぱりすぎだと思うんですが。
それで、この作品が高く評価されている理由を一生懸命考えてみたのですが、この監督さんはきっと、CAM映画といううさんくさい手法、低予算で、おもいっきしまじめにゴーストムービーを撮ってしまった!! そういうことなのですね。
たしかにリアリティはありますよ、ええ。リアルなゴーストって、きっとこんなだろう
な~(← そんなもんいるとしたらの話ですけど)、と思えるような感じですし。
素人っぽいカップルの演技も、妙にハラハラするし。
カメラを設置するごとに、「何日目」 ってテロップが入るんですけど、そこからして、じわじわくるぞ、くるぞ~って気分が盛りあがるんですよ。
でもなあ、はあ…。
物語はミカとケイティの会話のみで成り立ってまして、第三者から見た角度がないため、世界観は非常にかぎられた範囲です。かといって、第三者を登場させてしまったら、それこそ 「ブレア~」 になってしまうから、わざと避けたんでしょうかね?
怪奇現象もゴースト一点のみですから、「クローバー~」や「レック」 のような派手な展開もひとつもなし。
結末がなー、あともうすこし… イエイエ、たぶん、観る人によってはこわい映画なんだと思います!! こわいといいますか、やたらと薄気味悪い内容ですね。
今回はあまり乗りきれなかったので、欲求不満もやや入っております。
もしかして、わたしが高度な恐怖に乗りきれなかっただけでしょうか? 参考までに、みなさんのご感想をお待ちしております。
ケイティとミカの
幸せカップル。
不吉な未来を予兆する、
ふたりの写真…?!
夜になると、必ず
なにかが起こる…??
ケイティはどんどん
情緒不安定になって
しまいます。
Doghouse
(2009)イギリス
出演…ダニー・ダイア
スティーヴン・グラハム
ノエル・クラーク
監督…ジェイク・ウェスト
★★★
〔ストーリー〕
離婚ホヤホヤで傷ついているヴィンスを慰めようと、男友だち7人で旅行を計画。バスを借りて、ガイドのキャンディとともにむかったさきは、なぜか人気のない村… なんとそこは、女だらけのゾンビ村だった!!
3行でストーリー説明ができてしまいました~、
「Evil Aliens」(「エイリアンズ」2005)でお馴染み、ジェイク・ウェスト監督のおバカ・ホラー第二弾!!
わりとまじめに作ってあったので、意表つかれちゃいました。
「エイリアンズ」をおぼえている方も多いのではないかと思います。
そーです、あの愛すべきバカ映画!! ハチャメチャな展開で、お下品なジョーク満載でしたよねー。で、新作のこちらは、「エイリアンズ」ほどハチャメチャでも、お下品でもなく、ウェスト監督、すこし大人になった? というような内容になっています。
…といっても、あいかわらずバカやってることに変わりはないんですが。
ストーリーを簡単に説明しますと、中年男7人組で離婚傷心旅行に出かけると!
んで、ガイド役のキャンディがまた美人だし、なんかいいことあるといいなー♪ と、期待いてついたさきには…期待以上の女だらけのゾンビ天国でした♪ という、ステキなお話です。
もう、口が酸っぱくなるほどいっちゃってますが、イギリス産のコメディ・ホラーは質が異常に高い。なんなんでしょう? お国柄? とにかく、笑いのセンスのタイミングが絶妙なんですよ。で、内容のほうは「エイリアンズ」にくらべるとおとなしくなってますけど、笑いのセンスはさらに磨きがかかった感じ。
主人公のヴィンス(スティーヴン・グラハム)は離婚したばかり。傷ついている彼を慰めようと、友人のニール(ダニー・ダイア)をはじめ6人は、男だらけの旅行を計画します。出発の日、ヴィンスさんはやっぱり浮かない様子。ニールはGFからボコられるし、パトリック(ケイス・リー・キャッスル)は嫁からガミガミいわれるし、(…んで、ガミガミを聞きたくないばっかりに、自己啓発な音声ガイドをイヤフォンで聞いて現実逃避)、マイキー(ノエル・クラーク)もやっぱり同棲相手に捨てゼリフを吐かれるし、グラハム(エミール・マルワ)はゲイの恋人に愛想つかされるし、マット(リー・イングルビー)はぜんぜん成長してないし…
…ふう、疲れた。あ、ひとり忘れてました。バンスキー(ニール・マスケル)というトロい方がいるんですが、あまりにトロすぎて置いてかれます。
そんな哀愁たっぷりの彼らが、女だらけのゾンビ村にまぎれこんじゃうと。じつにわかりやすい、それでブラック・ユーモアたっぷりの楽しいホラーとなっています。
「エイリアンズ」でもそうでしたけど、小道具の使い方がこだわってます。女ゾンビ(なぜ女だけなのかは、あとで謎が解けます)のほうも、個性豊か。ウェディングドレス姿とか(← これはマットのおもちゃ屋さんに関係してます)、美容師さんとか(ハサミの音がイイ!)、女剣士に扮装してる方とか、あと、歩行器のバーチャンとか、ブッチャーとか、ほんとさまざま。
ゾンビに遭遇した彼ら、ヒイ~ と逃げこんださきには、軍人のライト(テリー・ストーン)がおりました。そこで彼らは協力しあって、どうにか脱出をこころみるのですが…
鑑賞中クスクス笑いが止まらず、役者さんたちも楽しんでやってるんだろうなーと、ほのぼのした気持ちになります。中年男6人(+1人)がまた、いい表情してくれるんですよ。逃げこんだ店でレアもののおもちゃを発見、「やったー!!」と、はしゃぐマット。ブルーなヴィンスは終始憂鬱。ニール、巨乳おばはんゾンビに拉致られてピンチ!! 看板の上に逃げたパトリック、真下ではウェディング・ゾンビが斧でカコーン、カコーンとやってて、面倒くさいからいつもの現実逃避…(って、んなことしてる場合かっ!!)
もちろん、おバカのみではなくて、ラストにはちゃんとじんわりできる展開も待っています。この映画は、ヴィンスが離婚の痛手から復活することにもあるのですね。中年男の友情ほど、すがすがしいものはなし!
この作品を観て思ったんですけど、ウェスト監督って、エドガー・ライト監督みたいになりたいんじゃないかなーと、感じてしまいました。
なんか、このままいったら、ほんとに「Shaun of the Dead」(「ショーン・オブ・ザ・デッド」2004)とか「Hot Fuzz」(「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」2007)みたいな作品ができちゃいそうな気がするんですけど。あと、書き忘れるところでしたが、ゴア描写もなかなかがんばってますよー♪ オススメ!!
ウェディング・
ゾンビ!!
シザー・ゾンビ!!
(注:進化後)
ウォラ!!!
迫力満点、
ブッチャー・ゾンビ!!
おもちゃの銃を片手に、
はしゃぐマイク(左)と
ヴィンス。
地下通路で彼らが目にしたものは…??
(左からマイキー、パトリック、ニール、グラハム、ヴィンス)
(2009)イギリス
出演…ダニー・ダイア
スティーヴン・グラハム
ノエル・クラーク
監督…ジェイク・ウェスト
★★★
〔ストーリー〕
離婚ホヤホヤで傷ついているヴィンスを慰めようと、男友だち7人で旅行を計画。バスを借りて、ガイドのキャンディとともにむかったさきは、なぜか人気のない村… なんとそこは、女だらけのゾンビ村だった!!
3行でストーリー説明ができてしまいました~、
「Evil Aliens」(「エイリアンズ」2005)でお馴染み、ジェイク・ウェスト監督のおバカ・ホラー第二弾!!
わりとまじめに作ってあったので、意表つかれちゃいました。
「エイリアンズ」をおぼえている方も多いのではないかと思います。
そーです、あの愛すべきバカ映画!! ハチャメチャな展開で、お下品なジョーク満載でしたよねー。で、新作のこちらは、「エイリアンズ」ほどハチャメチャでも、お下品でもなく、ウェスト監督、すこし大人になった? というような内容になっています。
…といっても、あいかわらずバカやってることに変わりはないんですが。
ストーリーを簡単に説明しますと、中年男7人組で離婚傷心旅行に出かけると!
んで、ガイド役のキャンディがまた美人だし、なんかいいことあるといいなー♪ と、期待いてついたさきには…期待以上の女だらけのゾンビ天国でした♪ という、ステキなお話です。
もう、口が酸っぱくなるほどいっちゃってますが、イギリス産のコメディ・ホラーは質が異常に高い。なんなんでしょう? お国柄? とにかく、笑いのセンスのタイミングが絶妙なんですよ。で、内容のほうは「エイリアンズ」にくらべるとおとなしくなってますけど、笑いのセンスはさらに磨きがかかった感じ。
主人公のヴィンス(スティーヴン・グラハム)は離婚したばかり。傷ついている彼を慰めようと、友人のニール(ダニー・ダイア)をはじめ6人は、男だらけの旅行を計画します。出発の日、ヴィンスさんはやっぱり浮かない様子。ニールはGFからボコられるし、パトリック(ケイス・リー・キャッスル)は嫁からガミガミいわれるし、(…んで、ガミガミを聞きたくないばっかりに、自己啓発な音声ガイドをイヤフォンで聞いて現実逃避)、マイキー(ノエル・クラーク)もやっぱり同棲相手に捨てゼリフを吐かれるし、グラハム(エミール・マルワ)はゲイの恋人に愛想つかされるし、マット(リー・イングルビー)はぜんぜん成長してないし…
…ふう、疲れた。あ、ひとり忘れてました。バンスキー(ニール・マスケル)というトロい方がいるんですが、あまりにトロすぎて置いてかれます。
そんな哀愁たっぷりの彼らが、女だらけのゾンビ村にまぎれこんじゃうと。じつにわかりやすい、それでブラック・ユーモアたっぷりの楽しいホラーとなっています。
「エイリアンズ」でもそうでしたけど、小道具の使い方がこだわってます。女ゾンビ(なぜ女だけなのかは、あとで謎が解けます)のほうも、個性豊か。ウェディングドレス姿とか(← これはマットのおもちゃ屋さんに関係してます)、美容師さんとか(ハサミの音がイイ!)、女剣士に扮装してる方とか、あと、歩行器のバーチャンとか、ブッチャーとか、ほんとさまざま。
ゾンビに遭遇した彼ら、ヒイ~ と逃げこんださきには、軍人のライト(テリー・ストーン)がおりました。そこで彼らは協力しあって、どうにか脱出をこころみるのですが…
鑑賞中クスクス笑いが止まらず、役者さんたちも楽しんでやってるんだろうなーと、ほのぼのした気持ちになります。中年男6人(+1人)がまた、いい表情してくれるんですよ。逃げこんだ店でレアもののおもちゃを発見、「やったー!!」と、はしゃぐマット。ブルーなヴィンスは終始憂鬱。ニール、巨乳おばはんゾンビに拉致られてピンチ!! 看板の上に逃げたパトリック、真下ではウェディング・ゾンビが斧でカコーン、カコーンとやってて、面倒くさいからいつもの現実逃避…(って、んなことしてる場合かっ!!)
もちろん、おバカのみではなくて、ラストにはちゃんとじんわりできる展開も待っています。この映画は、ヴィンスが離婚の痛手から復活することにもあるのですね。中年男の友情ほど、すがすがしいものはなし!
この作品を観て思ったんですけど、ウェスト監督って、エドガー・ライト監督みたいになりたいんじゃないかなーと、感じてしまいました。
なんか、このままいったら、ほんとに「Shaun of the Dead」(「ショーン・オブ・ザ・デッド」2004)とか「Hot Fuzz」(「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」2007)みたいな作品ができちゃいそうな気がするんですけど。あと、書き忘れるところでしたが、ゴア描写もなかなかがんばってますよー♪ オススメ!!
ウェディング・
ゾンビ!!
シザー・ゾンビ!!
(注:進化後)
ウォラ!!!
迫力満点、
ブッチャー・ゾンビ!!
おもちゃの銃を片手に、
はしゃぐマイク(左)と
ヴィンス。
地下通路で彼らが目にしたものは…??
(左からマイキー、パトリック、ニール、グラハム、ヴィンス)
Pandorum
(2009)アメリカ・ドイツ
出演…ベン・フォスター
デニス・クエイド
アンチュ・トラウェ
脚本…トラヴィス・ミロイ
監督…クリスチャン・アルバート
★★★☆
〔ストーリー〕
西暦2174年、地球は過度の人工密度と資源不足のため、戦争が勃発していた。この危機をのがれるため、人類は巨大宇宙船〈イリジウム〉に希望を託すことにするが…
そして、船内の冷凍睡眠カプセルで突然目覚めたバウアー。彼は自分がだれなのか、どうしてここにいるのかも思い出せない。なにか重大な使命を帯びていたはずなのだが…?と、そこへおなじくカプセルから目覚めた、ペイトンと出会うのだが…
ポスターから、地味なSFホラーになっちゃうんじゃないかと、心配してたんですが…いやー、ちゃんとSFホラーになってました、よかったよかった!! ついでに、なかなかの優秀作でもあります。
クリスチャン・アルバート監督は、「Antikorper」(2005)を撮ったドイツ人の監督です。ほかにも、「Case 39」(2009)がありますね。これも、近いうちに鑑賞予定。「Antikorper」が気に入っていたので、こちらも期待しながら観たのですが、予想外におもしろくて非常によかったです!
オープニングからハードなSFしてまして、巨大宇宙船がゴゴゴゴッとスクリーンを横ぎるシーンなんか、「おっ、ここでエイリアンみたいなサバイバルがはじまっちゃうの
か~」と、わくわくしてしまいます。
主人公の青年バウアーを演じるのは、ベン・フォスター。彼は計器ミスか、カプセルの予定が狂ってしまって、ほかのひとより早く目覚めてしまいます。そして、記憶もあやふや。ついでに船内もなんだか危機的状況で、まずこの船をどうにかしなきゃ!と、焦ってあちこち探りまわります。
そこで、やはりおなじく早めに目覚めちゃった、ペイトン(デニス・クエイド)と遭遇。年齢からいって、ペイトンのほうが上官そうなので、ひとまずペイトンは管制室に、ボウアーは船内探検することにするのですが…
…とまあ、SFホラーではお馴染みの展開で幕開けです。この巨大戦艦でおっかないバケモノが登場してくるんですが、SFホラーのバケモノっていうと、いつもおなじ顔…? まあ、気持ち悪いからいいか。
バウアーくん、すったもんだでして、途中で筋肉質な女性(アンチュ・トラウェ)にボコられたり、やはり筋肉質な男性(カン・リー)にボコられたりと、かなりかわいそう。おまけにバケモノには囲まれちゃうわ、んで、そのときにペイトンから呑気な通信が入るわで、「…ちょっ、おま、さっきからなんなん!! てか、エラソーに指図ばっかすんなよ!!」と、キレかけるシーンがおかしい。ついでに、バケモノに見つかっちゃうといけないので、終始小声で話している姿もかわいかったです。
肝心のバケモノですが、とーーっても強い。一匹倒すのにもひと苦労でして、3人がかりでフルボッコにするシーンがよかったです。で、フルボッコから物語が急展開、スピードアップしておもしろさも増していきます。
OPの巨大戦艦の映像が迫力あって、でも、じっさいバウアーくんが動きまわってみると、それほど広さを感じなかったり(…あり?)。 サバイバー(筋肉女とか筋肉男のことね)の数も極端にすくなく、このへん、予算の都合なんでしょうか? でも、雰囲気はバツグンなのでよしとしましょう。
前半がやたら暗いシーンばかりで、もたつくんですけど、後半からおもしろさがアップ。バケモノとの戦いもおもしろいですよー、一騎打ちシーンでこっちが武器なしだと、わざわざ自分の武器を投げてきて、対等に戦おうとする姿勢もナイス。
血まみれになって戦う筋肉女性・ナディアと、筋肉男・マウがかっこよかったです。それから、マウ役のカン・リーはプロのキックボクサーだったりします。どうりで身体がうつくしいわけで~
バケモノ集団から逃げるすべはあるのか? 船の立て直しは? そして、第三の目覚めた男、ギャロ(キャム・ギガンデット)の正体は…??
起承転結がはっきりしてまして、こういう映画作りが世間に高く評価されている理由なんだと思います。この調子だと、「Case 39」の出来も楽しみ!!
閉所恐怖症には、この
気持ちは痛いほどよく
わかります。
もう、パニックってる
レベルじゃないんです。
ボコられ上手の
バウアーくん
(ベン・フォスター)!!
女戦士のナディア
(アンチュ・トラウェ)。
ペイトン(左デニス・
クエイド)と、謎の男
ギャロ(キャム・
ギガンデット)。
真下はバケモノの巣窟!
命がけの綱渡り開始!!
(2009)アメリカ・ドイツ
出演…ベン・フォスター
デニス・クエイド
アンチュ・トラウェ
脚本…トラヴィス・ミロイ
監督…クリスチャン・アルバート
★★★☆
〔ストーリー〕
西暦2174年、地球は過度の人工密度と資源不足のため、戦争が勃発していた。この危機をのがれるため、人類は巨大宇宙船〈イリジウム〉に希望を託すことにするが…
そして、船内の冷凍睡眠カプセルで突然目覚めたバウアー。彼は自分がだれなのか、どうしてここにいるのかも思い出せない。なにか重大な使命を帯びていたはずなのだが…?と、そこへおなじくカプセルから目覚めた、ペイトンと出会うのだが…
ポスターから、地味なSFホラーになっちゃうんじゃないかと、心配してたんですが…いやー、ちゃんとSFホラーになってました、よかったよかった!! ついでに、なかなかの優秀作でもあります。
クリスチャン・アルバート監督は、「Antikorper」(2005)を撮ったドイツ人の監督です。ほかにも、「Case 39」(2009)がありますね。これも、近いうちに鑑賞予定。「Antikorper」が気に入っていたので、こちらも期待しながら観たのですが、予想外におもしろくて非常によかったです!
オープニングからハードなSFしてまして、巨大宇宙船がゴゴゴゴッとスクリーンを横ぎるシーンなんか、「おっ、ここでエイリアンみたいなサバイバルがはじまっちゃうの
か~」と、わくわくしてしまいます。
主人公の青年バウアーを演じるのは、ベン・フォスター。彼は計器ミスか、カプセルの予定が狂ってしまって、ほかのひとより早く目覚めてしまいます。そして、記憶もあやふや。ついでに船内もなんだか危機的状況で、まずこの船をどうにかしなきゃ!と、焦ってあちこち探りまわります。
そこで、やはりおなじく早めに目覚めちゃった、ペイトン(デニス・クエイド)と遭遇。年齢からいって、ペイトンのほうが上官そうなので、ひとまずペイトンは管制室に、ボウアーは船内探検することにするのですが…
…とまあ、SFホラーではお馴染みの展開で幕開けです。この巨大戦艦でおっかないバケモノが登場してくるんですが、SFホラーのバケモノっていうと、いつもおなじ顔…? まあ、気持ち悪いからいいか。
バウアーくん、すったもんだでして、途中で筋肉質な女性(アンチュ・トラウェ)にボコられたり、やはり筋肉質な男性(カン・リー)にボコられたりと、かなりかわいそう。おまけにバケモノには囲まれちゃうわ、んで、そのときにペイトンから呑気な通信が入るわで、「…ちょっ、おま、さっきからなんなん!! てか、エラソーに指図ばっかすんなよ!!」と、キレかけるシーンがおかしい。ついでに、バケモノに見つかっちゃうといけないので、終始小声で話している姿もかわいかったです。
肝心のバケモノですが、とーーっても強い。一匹倒すのにもひと苦労でして、3人がかりでフルボッコにするシーンがよかったです。で、フルボッコから物語が急展開、スピードアップしておもしろさも増していきます。
OPの巨大戦艦の映像が迫力あって、でも、じっさいバウアーくんが動きまわってみると、それほど広さを感じなかったり(…あり?)。 サバイバー(筋肉女とか筋肉男のことね)の数も極端にすくなく、このへん、予算の都合なんでしょうか? でも、雰囲気はバツグンなのでよしとしましょう。
前半がやたら暗いシーンばかりで、もたつくんですけど、後半からおもしろさがアップ。バケモノとの戦いもおもしろいですよー、一騎打ちシーンでこっちが武器なしだと、わざわざ自分の武器を投げてきて、対等に戦おうとする姿勢もナイス。
血まみれになって戦う筋肉女性・ナディアと、筋肉男・マウがかっこよかったです。それから、マウ役のカン・リーはプロのキックボクサーだったりします。どうりで身体がうつくしいわけで~
バケモノ集団から逃げるすべはあるのか? 船の立て直しは? そして、第三の目覚めた男、ギャロ(キャム・ギガンデット)の正体は…??
起承転結がはっきりしてまして、こういう映画作りが世間に高く評価されている理由なんだと思います。この調子だと、「Case 39」の出来も楽しみ!!
閉所恐怖症には、この
気持ちは痛いほどよく
わかります。
もう、パニックってる
レベルじゃないんです。
ボコられ上手の
バウアーくん
(ベン・フォスター)!!
女戦士のナディア
(アンチュ・トラウェ)。
ペイトン(左デニス・
クエイド)と、謎の男
ギャロ(キャム・
ギガンデット)。
真下はバケモノの巣窟!
命がけの綱渡り開始!!
Giallo
(2009)アメリカ・イタリア
出演…エイドリアン・ブロディ
エマニュエル・セリエ
エルサ・パタキー
監督…ダリオ・アルジェント
★★★
〔ストーリー〕
タクシー運転手を装った殺人鬼が暗躍、イタリアの街を恐怖に陥れる。殺人鬼は “イエロー” と呼ばれ、若く、うつくしい女性ばかりが標的にされた。ある晩、ファッションモデルのセリーヌが運悪くそのタクシーに乗ってしまう。セリーヌのアパートには姉のリンダが遊びにきていて、電話が突然途切れたことを不審に思ったリンダは警察に相談、刑事のエンゾからイエローの話を聞くが…
アルジェントの最新作でございます~
今回のタイトルは直球ですよね。その名もジャーロ!!
ジャーロに該当する英語は 「イエロー」 なんだそうですが(クズとか、駄作みたいな意味ですね)、それが殺人鬼の通り名だったりします。ふーん、アルジェント、原点回帰したんだーと、思ってしまうでしょ。
たしかに原点回帰なんですけど、えっと、うーんと、わたしアルジェントの大ファンなんですけど、これはずいぶんとアルジェント色が薄いです。ほんとにアルジェント? どうしちゃったの、アルジェント?? というくらい、サラッとした内容になっています。まずは内容紹介から。
オープニング、オペラ会場からにぎやかなクラブに移動する、日本人女性のふたり組。アルジェントって、ほんとに日本人が好きですよね~。 で、今回はその日本人が犠牲になっちゃうと!!
殺人鬼のイエローは女性をつぎつぎ誘拐、しばらく生かしておいて、それから残酷な拷問をくわえるんですが…新たな標的にされてしまったのが、美人モデルのセリーヌ(エルサ・パタキー)。彼女は姉のリンダ(エマニュエル・セリエ)と電話中に誘拐されてしまいます。
突然電話がとぎれ、以降行方不明になってしまったセリーヌ。リンダは心配して警察署をたずね、そこで刑事のエンゾ(エイドリアン・ブロディ)と出会うことになるのですが…
ストーリーはまさしくジャーロですよね。コレ、そうとう気合入ってるんだろうなーとか、期待しちゃいますよね。たしかに一応気合入ってるんだと思いますけど(← 失礼ないい方だったらごめんなさい)、さっきも書きましたとおり、かなり薄味です。アル
ジェントっていったら、原色画面、美女いじめ、どぎつい殺人描写が特色なんですけど、今回そういったものはいっさい出てこず。
これをいい意味でとれば “リアリティ重視” なんですけど、それにしても、肝心の犯人像が弱すぎる。犯人のキャラ描写っていちばん大事ですよねー。なんか、薄っぺらといいますか、トラウマのへったくれもないんですよ…(泣)。
でも、犯人とは対照的に、エンゾ(エイドリアン・ブロディ)のトラウマはよかったです。エマニュエル・セリエもいい女優さんなんですけど、せっかく個性的な彼女が登場しているのに、あまり活躍しないのも残念だったかな?
「La Terza Madre」(「サスペリア・テルザ/最後の魔女」2007)のときもそうですけど、巨匠のビッグネームを前に、どうしても低い評価ができなくなってしまうんですよ。だいたい、映画に点数をつけることじたいが失礼なんですけど。。。
えーん、そのへんのところ、なんとか汲みとってください。
でも、ホラー初心者の方には最適なんじゃないかと思います。アルジェントがほかのひとの感性に近づいてきたのかな? でも、アルジェントはプッツンしようが、グダグダといわれようが、やっぱりアルジェントでいいと思うんですが。
個人的には、妙な気合入りまくりの 「テルザ」 のほうが好きだったり。
是非はみなさんの判断におまかせします。
ぎゃー!!!
顔はやめてー!!
美女に迫る恐怖の
ナイフ!!
つぎつぎと犠牲者が…
エンゾ(エイドリアン・ブロディ)とリンダ(エマニュエル・セリエ)は、協力して殺人鬼イエローを追うのですが…!!
(2009)アメリカ・イタリア
出演…エイドリアン・ブロディ
エマニュエル・セリエ
エルサ・パタキー
監督…ダリオ・アルジェント
★★★
〔ストーリー〕
タクシー運転手を装った殺人鬼が暗躍、イタリアの街を恐怖に陥れる。殺人鬼は “イエロー” と呼ばれ、若く、うつくしい女性ばかりが標的にされた。ある晩、ファッションモデルのセリーヌが運悪くそのタクシーに乗ってしまう。セリーヌのアパートには姉のリンダが遊びにきていて、電話が突然途切れたことを不審に思ったリンダは警察に相談、刑事のエンゾからイエローの話を聞くが…
アルジェントの最新作でございます~
今回のタイトルは直球ですよね。その名もジャーロ!!
ジャーロに該当する英語は 「イエロー」 なんだそうですが(クズとか、駄作みたいな意味ですね)、それが殺人鬼の通り名だったりします。ふーん、アルジェント、原点回帰したんだーと、思ってしまうでしょ。
たしかに原点回帰なんですけど、えっと、うーんと、わたしアルジェントの大ファンなんですけど、これはずいぶんとアルジェント色が薄いです。ほんとにアルジェント? どうしちゃったの、アルジェント?? というくらい、サラッとした内容になっています。まずは内容紹介から。
オープニング、オペラ会場からにぎやかなクラブに移動する、日本人女性のふたり組。アルジェントって、ほんとに日本人が好きですよね~。 で、今回はその日本人が犠牲になっちゃうと!!
殺人鬼のイエローは女性をつぎつぎ誘拐、しばらく生かしておいて、それから残酷な拷問をくわえるんですが…新たな標的にされてしまったのが、美人モデルのセリーヌ(エルサ・パタキー)。彼女は姉のリンダ(エマニュエル・セリエ)と電話中に誘拐されてしまいます。
突然電話がとぎれ、以降行方不明になってしまったセリーヌ。リンダは心配して警察署をたずね、そこで刑事のエンゾ(エイドリアン・ブロディ)と出会うことになるのですが…
ストーリーはまさしくジャーロですよね。コレ、そうとう気合入ってるんだろうなーとか、期待しちゃいますよね。たしかに一応気合入ってるんだと思いますけど(← 失礼ないい方だったらごめんなさい)、さっきも書きましたとおり、かなり薄味です。アル
ジェントっていったら、原色画面、美女いじめ、どぎつい殺人描写が特色なんですけど、今回そういったものはいっさい出てこず。
これをいい意味でとれば “リアリティ重視” なんですけど、それにしても、肝心の犯人像が弱すぎる。犯人のキャラ描写っていちばん大事ですよねー。なんか、薄っぺらといいますか、トラウマのへったくれもないんですよ…(泣)。
でも、犯人とは対照的に、エンゾ(エイドリアン・ブロディ)のトラウマはよかったです。エマニュエル・セリエもいい女優さんなんですけど、せっかく個性的な彼女が登場しているのに、あまり活躍しないのも残念だったかな?
「La Terza Madre」(「サスペリア・テルザ/最後の魔女」2007)のときもそうですけど、巨匠のビッグネームを前に、どうしても低い評価ができなくなってしまうんですよ。だいたい、映画に点数をつけることじたいが失礼なんですけど。。。
えーん、そのへんのところ、なんとか汲みとってください。
でも、ホラー初心者の方には最適なんじゃないかと思います。アルジェントがほかのひとの感性に近づいてきたのかな? でも、アルジェントはプッツンしようが、グダグダといわれようが、やっぱりアルジェントでいいと思うんですが。
個人的には、妙な気合入りまくりの 「テルザ」 のほうが好きだったり。
是非はみなさんの判断におまかせします。
ぎゃー!!!
顔はやめてー!!
美女に迫る恐怖の
ナイフ!!
つぎつぎと犠牲者が…
エンゾ(エイドリアン・ブロディ)とリンダ(エマニュエル・セリエ)は、協力して殺人鬼イエローを追うのですが…!!
Carriers
(2009)アメリカ
出演…ルー・テイラー・プッチ
クリス・パイン
パイパー・ペラーボ
監督…アレックス&デヴィット・パストール
★★★
〔ストーリー〕
致死率100パーセントのウィルスが蔓延する世界で、子供時代から家族でたびたび訪れていたメキシコのビーチを目指そうと、車を走らせるブライアン・ダニーの兄弟、ブライアンの恋人のボビー、女友だちのケイト。外界から隔離されたユートピアで、どうにかこのウィルスの脅威を乗りきろうとするが…?
しかし無政府状態のアメリカでは、だれもが死の危険に瀕して必死だった!!
おっ、ウィルスということはゾンビですね、と期待してしまったアナタ、(そういうわたしもそうなんですが)、最初にぶっちゃけちゃいますけど、これはホラーではありません。ヒューマン・ドラマなんですね。
物語の主人公たちも兄弟、監督のふたりも兄弟なんですが、えーと、そんな感じの映画ですよ。(← って、どんな感じだ!! と、文句いわれちゃいそうですが)。
これは「28 Weeks Later」(「28週後…」2007)のようなハードでスリル満天の鬼ごっこを期待してしまうと、えらい肩すかしをくらってしまうかもしれません。要はウィルスの脅威ではなくて、感染者になってしまったときの恐怖なんですね。
なんか、情報によりますと、公開されるまでにだいぶ時間がかかったようで、3、4年前(?)には完成していた作品のようです。そんなに悪くもないんですが、とびぬけてどこかいいというわけでもない… かも?
若者の男女4人が、兄弟たちの思い出のビーチをもとめて旅をするんですが、そこを、それなりにいろんなアクシデントや災難が降りかかってくるわけです。で、タイトルにもあるように、“感染者と健常者の避けられない壁” がテーマですね。
ブライアン(クリス・パイン)とダニー(ルー・テイラー・プッチ)の兄弟と、ボビー(パイパー・ベラーボ)、ケイト(エミリー・ヴァンキャンプ)の4人は、メキシコ湾にあるビーチ目指してアメリカを横断中。兄のブライアンは男っぽくて、ビールを飲んで、「Oh,Yeah!!」ってタイプで、弟のダニーはおひとよしで童顔。ふたりとも仲よしです。ボビーはブライアンとラブラブだし、ケイトはかわいい顔していてクールです。
と、そこへ、道のまんなかを塞ぐように車が停まっているのを発見。用心しながら近づいていくと、それは幼い女の子を連れた父親で、娘を助けるために手を貸してくれないかというのですが…
ストーリーを書いたところで、あんまり役に立たないかもしれません。だってコレ、ホラーじゃないんですもん。シリアスなドラマで、ロードムービー風で、ちょっと暇つぶしに観るには重たいですけど、それほど悲劇を誇張してもいないから、そんなにダメージはうけないかなあ、そんな感想です。
監督さんたちのやりたいことはわかるんですけど、これとおんなじ舞台で、とんでもない傑作がけっこうありますからねー。そのぶん、このひとたちは損しちゃってるんじゃないかな?
だれもが助かりたい、自分のことがいちばん大事、親しい隣人でさえ、感染者かもしれない…?? そんな人間の悲しさ、愚かしさが出てくると、じわじわ緊張する部分もあります。
映画の質はたぶん高いほうかと思いますが、これがこわいかと訊かれると、やや微妙。ベタベタな悲劇にしなかったのは、こういう内容って、やっぱりアメリカ人受けしないからなんでしょうかねー?
世紀末のアメリカをわたるには、マスク、消毒液が必需品!!
感染すると24日でこんな
なっちまいます。
病院には医師と生き残りの
子供たちが…
政府の人間は自分たち
だけ完全装備。
こら~、わんこ!!
そんなもん食うんじゃ
ないっっ!!
(2009)アメリカ
出演…ルー・テイラー・プッチ
クリス・パイン
パイパー・ペラーボ
監督…アレックス&デヴィット・パストール
★★★
〔ストーリー〕
致死率100パーセントのウィルスが蔓延する世界で、子供時代から家族でたびたび訪れていたメキシコのビーチを目指そうと、車を走らせるブライアン・ダニーの兄弟、ブライアンの恋人のボビー、女友だちのケイト。外界から隔離されたユートピアで、どうにかこのウィルスの脅威を乗りきろうとするが…?
しかし無政府状態のアメリカでは、だれもが死の危険に瀕して必死だった!!
おっ、ウィルスということはゾンビですね、と期待してしまったアナタ、(そういうわたしもそうなんですが)、最初にぶっちゃけちゃいますけど、これはホラーではありません。ヒューマン・ドラマなんですね。
物語の主人公たちも兄弟、監督のふたりも兄弟なんですが、えーと、そんな感じの映画ですよ。(← って、どんな感じだ!! と、文句いわれちゃいそうですが)。
これは「28 Weeks Later」(「28週後…」2007)のようなハードでスリル満天の鬼ごっこを期待してしまうと、えらい肩すかしをくらってしまうかもしれません。要はウィルスの脅威ではなくて、感染者になってしまったときの恐怖なんですね。
なんか、情報によりますと、公開されるまでにだいぶ時間がかかったようで、3、4年前(?)には完成していた作品のようです。そんなに悪くもないんですが、とびぬけてどこかいいというわけでもない… かも?
若者の男女4人が、兄弟たちの思い出のビーチをもとめて旅をするんですが、そこを、それなりにいろんなアクシデントや災難が降りかかってくるわけです。で、タイトルにもあるように、“感染者と健常者の避けられない壁” がテーマですね。
ブライアン(クリス・パイン)とダニー(ルー・テイラー・プッチ)の兄弟と、ボビー(パイパー・ベラーボ)、ケイト(エミリー・ヴァンキャンプ)の4人は、メキシコ湾にあるビーチ目指してアメリカを横断中。兄のブライアンは男っぽくて、ビールを飲んで、「Oh,Yeah!!」ってタイプで、弟のダニーはおひとよしで童顔。ふたりとも仲よしです。ボビーはブライアンとラブラブだし、ケイトはかわいい顔していてクールです。
と、そこへ、道のまんなかを塞ぐように車が停まっているのを発見。用心しながら近づいていくと、それは幼い女の子を連れた父親で、娘を助けるために手を貸してくれないかというのですが…
ストーリーを書いたところで、あんまり役に立たないかもしれません。だってコレ、ホラーじゃないんですもん。シリアスなドラマで、ロードムービー風で、ちょっと暇つぶしに観るには重たいですけど、それほど悲劇を誇張してもいないから、そんなにダメージはうけないかなあ、そんな感想です。
監督さんたちのやりたいことはわかるんですけど、これとおんなじ舞台で、とんでもない傑作がけっこうありますからねー。そのぶん、このひとたちは損しちゃってるんじゃないかな?
だれもが助かりたい、自分のことがいちばん大事、親しい隣人でさえ、感染者かもしれない…?? そんな人間の悲しさ、愚かしさが出てくると、じわじわ緊張する部分もあります。
映画の質はたぶん高いほうかと思いますが、これがこわいかと訊かれると、やや微妙。ベタベタな悲劇にしなかったのは、こういう内容って、やっぱりアメリカ人受けしないからなんでしょうかねー?
世紀末のアメリカをわたるには、マスク、消毒液が必需品!!
感染すると24日でこんな
なっちまいます。
病院には医師と生き残りの
子供たちが…
政府の人間は自分たち
だけ完全装備。
こら~、わんこ!!
そんなもん食うんじゃ
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ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
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