個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Knowing
(2009)オーストラリア/アメリカ
出演…ニコラス・ケイジ
ローズ・バイン
チャンドラー・カンタベリー
監督…アレックス・プロヤス
★★★
〔ストーリー〕
1960年代のアメリカ。とある小学校のクラスで、子供たちがタイムカプセルに入れるための絵を描いていた。そんななか、ひとりの少女だけは画用紙一面に数字の羅列を並べていた。女教師は不思議に思いながらも、彼女の手から途中で画用紙をとってしまう。
そして、50年後。当時の教師が立ち会いのもと、タイムカプセルがひらかれる。封筒に入れられた絵は現在小学校に通う子供たちに配られ、ケイレブ少年も一通手にする。そこには、奇妙な数字が裏表に書かれていた… 父親で天文学者のジョンは、その数字に隠された暗号に気づいて驚愕する…!!
アレックス・プロヤスの最新作!! ニコラス・ケイジ主演!!
ぜったいおもしろいんだろうなーと、思って鑑賞しましたら、やっぱりおもしろかったです。プロヤス監督というと、「The Crow」(「クロウ/飛翔伝説」1993)、「Dark City」(「ダーク・シティ」1998)、「I, Robot」(「アイ、ロボット」2004)。近未来を描いていても、どこか懐かしい、レトロな雰囲気が心地よくて独自の世界観が非常にすばらしいと思うんですが、今回は舞台は現代、かなり大風呂敷をひろげています。それでも、品よくまとまっています。まずはストーリー紹介から。
今回のニコラスの役どころは、やもめで男の子をひとり抱えた、がんばる天文学者ジョン。大学で天文学の教鞭をとりながら、小学生の息子ケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)とつつましく暮らしています。ほんとはちょっぴりさびしいんですけど、ニコラスはさびしくてなんぼ! もう、この方のぬぼ~っとした巨体がさびしげに椅子に座っているだけでも、わたしなんかキュンキュンしてしまいます。
ある日、ケイレブの通う小学校で50年前に埋めたタイムカプセルがひらかれます。なかに入っていた封筒は生徒たちに配られるのですが、ケイレブが手にしたのは、意味不明の数字の羅列がびっしりと書きこまれた、なかなか不気味な画用紙。最初はなんてことなかったのですが、そこはさすが天文学者、数字の並び方に 「おや?」 と、興味をおぼえて、真剣に考えてしまうと… な、なんてこと!!
それらはすべて、過去50年間に起こった事故や災害の大惨事で亡くなった人々の数だったのです…!!
そして、謎を解いた翌日には、81人が亡くなるという暗号が…!!
これは終末映画なのですが、そんな映画でも、ニコラスが奮闘するように期待してしまうのはきっと、わたしたちが悪いんでしょうね。未来を知ってしまったら? それが不幸なことだったら? 知った本人はたぶん、それを回避しようと努力するのでしょうが、もしそれが運命なら、避けようがないですよね。この、避けようがない運命を知ってしまったときの恐怖、というのが困り顔のニコラスお父ちゃんの役どころ。
そして、息子のケイレブはというと、不思議な耳鳴りが聞こえるようになって、正体不明の人影を見るようになってしまいます。暗号のメッセージの重大性に気づいてしまったジョンは、画用紙を書いた少女を探そうとしたり、悲劇をなんとか防ごうと孤立奮闘するのですが…
事故のシーンが迫力満点すぎてこわいくらいで、そんななかでぬぼ~っと立ってるニコラスさんの情けない顔が絵になっています。
未来を予知した少女ルシンダ(ララ・ロビンソン)の娘ダイアナに、「28 Weeks Later」(「28週後…」2007)で、やはりがんばっていましたローズ・バーン。ダイアナの娘のアビーはララの二役です。
エンディングが圧巻で、そのあとのラストシーンがいかにもプロヤス監督らしい、おとぎ話みたいなうつくしさ。でも、こんなことをいったら野暮なのでしょうが、大物俳優が出演してしまうと、なんだかその存在感ばっかりが前面に押しだされてしまって、作品が食われてしまっている気がしないでも… ない…??
ですが、余韻が残るいい映画です。
ニコラス先生は
天文学を愛する、
がんばるお父さん。
なんだか、
すごい秘密を
知ってしまった!!
ダイアナはジョンの
話を信用しようと
しません。
息子のケイレブに
近づく男の正体
は…??
ていへんだ、
ていへんだ~っ!!
ああああ、なんてこったい…!!!
(2009)オーストラリア/アメリカ
出演…ニコラス・ケイジ
ローズ・バイン
チャンドラー・カンタベリー
監督…アレックス・プロヤス
★★★
〔ストーリー〕
1960年代のアメリカ。とある小学校のクラスで、子供たちがタイムカプセルに入れるための絵を描いていた。そんななか、ひとりの少女だけは画用紙一面に数字の羅列を並べていた。女教師は不思議に思いながらも、彼女の手から途中で画用紙をとってしまう。
そして、50年後。当時の教師が立ち会いのもと、タイムカプセルがひらかれる。封筒に入れられた絵は現在小学校に通う子供たちに配られ、ケイレブ少年も一通手にする。そこには、奇妙な数字が裏表に書かれていた… 父親で天文学者のジョンは、その数字に隠された暗号に気づいて驚愕する…!!
アレックス・プロヤスの最新作!! ニコラス・ケイジ主演!!
ぜったいおもしろいんだろうなーと、思って鑑賞しましたら、やっぱりおもしろかったです。プロヤス監督というと、「The Crow」(「クロウ/飛翔伝説」1993)、「Dark City」(「ダーク・シティ」1998)、「I, Robot」(「アイ、ロボット」2004)。近未来を描いていても、どこか懐かしい、レトロな雰囲気が心地よくて独自の世界観が非常にすばらしいと思うんですが、今回は舞台は現代、かなり大風呂敷をひろげています。それでも、品よくまとまっています。まずはストーリー紹介から。
今回のニコラスの役どころは、やもめで男の子をひとり抱えた、がんばる天文学者ジョン。大学で天文学の教鞭をとりながら、小学生の息子ケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)とつつましく暮らしています。ほんとはちょっぴりさびしいんですけど、ニコラスはさびしくてなんぼ! もう、この方のぬぼ~っとした巨体がさびしげに椅子に座っているだけでも、わたしなんかキュンキュンしてしまいます。
ある日、ケイレブの通う小学校で50年前に埋めたタイムカプセルがひらかれます。なかに入っていた封筒は生徒たちに配られるのですが、ケイレブが手にしたのは、意味不明の数字の羅列がびっしりと書きこまれた、なかなか不気味な画用紙。最初はなんてことなかったのですが、そこはさすが天文学者、数字の並び方に 「おや?」 と、興味をおぼえて、真剣に考えてしまうと… な、なんてこと!!
それらはすべて、過去50年間に起こった事故や災害の大惨事で亡くなった人々の数だったのです…!!
そして、謎を解いた翌日には、81人が亡くなるという暗号が…!!
これは終末映画なのですが、そんな映画でも、ニコラスが奮闘するように期待してしまうのはきっと、わたしたちが悪いんでしょうね。未来を知ってしまったら? それが不幸なことだったら? 知った本人はたぶん、それを回避しようと努力するのでしょうが、もしそれが運命なら、避けようがないですよね。この、避けようがない運命を知ってしまったときの恐怖、というのが困り顔のニコラスお父ちゃんの役どころ。
そして、息子のケイレブはというと、不思議な耳鳴りが聞こえるようになって、正体不明の人影を見るようになってしまいます。暗号のメッセージの重大性に気づいてしまったジョンは、画用紙を書いた少女を探そうとしたり、悲劇をなんとか防ごうと孤立奮闘するのですが…
事故のシーンが迫力満点すぎてこわいくらいで、そんななかでぬぼ~っと立ってるニコラスさんの情けない顔が絵になっています。
未来を予知した少女ルシンダ(ララ・ロビンソン)の娘ダイアナに、「28 Weeks Later」(「28週後…」2007)で、やはりがんばっていましたローズ・バーン。ダイアナの娘のアビーはララの二役です。
エンディングが圧巻で、そのあとのラストシーンがいかにもプロヤス監督らしい、おとぎ話みたいなうつくしさ。でも、こんなことをいったら野暮なのでしょうが、大物俳優が出演してしまうと、なんだかその存在感ばっかりが前面に押しだされてしまって、作品が食われてしまっている気がしないでも… ない…??
ですが、余韻が残るいい映画です。
ニコラス先生は
天文学を愛する、
がんばるお父さん。
なんだか、
すごい秘密を
知ってしまった!!
ダイアナはジョンの
話を信用しようと
しません。
息子のケイレブに
近づく男の正体
は…??
ていへんだ、
ていへんだ~っ!!
ああああ、なんてこったい…!!!
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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