個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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The Last House
on the Left
(2009)アメリカ
出演…サラ・パクストン
ギャレット・ディラハント
モニカ・ポッター
監督…デニス・イリアデス
★★★
〔ストーリー〕
外科医のコリングウッド一家が休暇を利用して、湖畔の別荘に訪れる。ひとり娘のマリーは地元の友人のペイジを訪ねて街へむかうと、ジャスティンという少年を紹介される。彼らはマリファナを喫煙していて、ペイジに勧められてマリーも試してしまう。おとなしいジャスティンと和気あいあいとしていると、突然クラッグ、セイディ、ギルスの3人組がやってくる。不穏な空気を察したマリーたちは、すぐに部屋を出ようとするのだが…
ご存知、同タイトル「鮮血の美学」(1972)のリメイクです!
「鮮血の美学」というと、まだ若かりしころのショーン・S・カニンガムとウェス・クレイブンが、「世間がびっくりするくらい、すっごい映画を撮ってやろう!」と、意気ごんで、ショッキングで不快な描写をとことん追及した鬼畜ホラー映画です。
おおまかなあらすじは、スウェーデンの文芸映画「処女の泉」(1960)のパロディです。といっても、本家が宗教観に基づいた深遠なテーマ(復讐は許されるのか?)だったのにくらべると、こちらはただの「やられたら、やりかえす!」になっています。わたしはカットされたバージョンしか観たことがないのですが、それでも過激な暴力描写にいやな気分になったものです。
いやな気分をガス抜きをするように、意味不明のコメディもちょいちょい挟まれるんですが。とりあえず、当時二十代だったカニンガムとクレイブン監督の勢いだけはガンガン伝わってきます。
その鬼畜系映画の半ば元祖ともいえる作品のリメイクが、こちら。
監督のデニス・イリアディスはギリシャ人、おなじくふたりの女性がトラブルに巻きこまれるサスペンス、「Hardcore」(「ハードコア」2004)なんて作品もあるようです。
外科医のジョン(トニー・ゴールドウィン)はうつくしい妻のエマ(モニカ・ポッター)、高校生の娘マリー(サラ・パクストン)と湖畔の別荘を訪れます。マリーは学校では水泳選手でもあるのですが… なんて書くと、オリジナルを知っている方は、ということは、ということは~…!!そうでーす、ドキドキ、盛りあがってしまいますよね!
マリー役のサラ・パクストンは知的そうで、とてもきれいな女の子です。マリーは地元で親しくなった友人のペイジ(マーサ・マックアイサック)を訪ねるのですが、ペイジからシャイな男の子ジャスティン(スペンサー・トリーと・クラーク)を紹介されます。
「ちょっと待ってて」 といったきり、ジャスティンと部屋に消えてしまうペイジ。しばらく待っても出てこないので、とうとう部屋を覗きにいきます。すると、ふたりはベッドでマリファナをきめているじゃあーりませんか。
ペイジに勧められるままに、マリファナを吸ってしまうマリー。ほんとはマジメな女の子なんですけどね。ここらへんも、オリジナル通りに進みます。ペイジが堕落的なばっかりに、とばっちりを食ってしまうマリー。
ジャスティンと3人でかわいらしく戯れていると、突然扉がひらかれて見知らぬ三人組がやってきます。神をもおそれぬ殺人鬼たち… クラッグ(ギャレット・ディラハント)、セイディ(リキ・リンドホーム)・ギルス(ジョシュア・コックス)の登場です。
このならず者の殺人鬼たちというのが、冒頭からいかにも憎々しげに描かれていて、観客の不安と期待を煽ります。オリジナルでは「おもしろがって殺しちゃう~」、みたいな感じでしたが、こちらでは、マリーの “ある行動” が彼らの怒りを買ってしまうのです。そして、結果的にそれが彼らを破滅へと導くんですが。
前半は予想通りのキツイ描写がつづくんですが… 後半して一転、クラッグたちが突然 “いい子” になって、親切な夫婦の家にお邪魔して、泊めてもらう! という展開には、(オリジナルのときもそうでしたけど)、緊張感がふつりと途切れて笑えます。でも、泊まらないことには、お話がさきに進まないんですけどねー。
カニンガムとクレイブンのデビュー作が、過激な暴力描写と微妙な笑いのミックスだったのにくらべると、こちらは最初から最後まで、一貫してシリアスなドラマ。とくに、両親たちが復讐を決意するまでの流れがごく自然で、共感しやすいかもしれません。行動を起こしたあともまた、なかなか決着がきまらず、いつも思うんですけど、じっさいに人を殺すのってたいへんなことなんですよ!!
新バージョン「鮮血の美学」は、結末も現代人に共感しやすいところを選んだと思います。もちろん過激は過激なんですけれど、その比重配分(どのシーンで過激にするかね♪)がまともになっています。これはおもしろいです。
左がマリー、
厄病神のペイジ。
なんでこんな
ことに…!!
逃げきれるか?!
こんばんは、
お宅訪問でーす♪
左からギルス、
クラッグ、
ジャスティン、
セイディ。
真相を知った
両親は…
さて、どうしてくれよう?
よし、殺そう!!!
on the Left
(2009)アメリカ
出演…サラ・パクストン
ギャレット・ディラハント
モニカ・ポッター
監督…デニス・イリアデス
★★★
〔ストーリー〕
外科医のコリングウッド一家が休暇を利用して、湖畔の別荘に訪れる。ひとり娘のマリーは地元の友人のペイジを訪ねて街へむかうと、ジャスティンという少年を紹介される。彼らはマリファナを喫煙していて、ペイジに勧められてマリーも試してしまう。おとなしいジャスティンと和気あいあいとしていると、突然クラッグ、セイディ、ギルスの3人組がやってくる。不穏な空気を察したマリーたちは、すぐに部屋を出ようとするのだが…
ご存知、同タイトル「鮮血の美学」(1972)のリメイクです!
「鮮血の美学」というと、まだ若かりしころのショーン・S・カニンガムとウェス・クレイブンが、「世間がびっくりするくらい、すっごい映画を撮ってやろう!」と、意気ごんで、ショッキングで不快な描写をとことん追及した鬼畜ホラー映画です。
おおまかなあらすじは、スウェーデンの文芸映画「処女の泉」(1960)のパロディです。といっても、本家が宗教観に基づいた深遠なテーマ(復讐は許されるのか?)だったのにくらべると、こちらはただの「やられたら、やりかえす!」になっています。わたしはカットされたバージョンしか観たことがないのですが、それでも過激な暴力描写にいやな気分になったものです。
いやな気分をガス抜きをするように、意味不明のコメディもちょいちょい挟まれるんですが。とりあえず、当時二十代だったカニンガムとクレイブン監督の勢いだけはガンガン伝わってきます。
その鬼畜系映画の半ば元祖ともいえる作品のリメイクが、こちら。
監督のデニス・イリアディスはギリシャ人、おなじくふたりの女性がトラブルに巻きこまれるサスペンス、「Hardcore」(「ハードコア」2004)なんて作品もあるようです。
外科医のジョン(トニー・ゴールドウィン)はうつくしい妻のエマ(モニカ・ポッター)、高校生の娘マリー(サラ・パクストン)と湖畔の別荘を訪れます。マリーは学校では水泳選手でもあるのですが… なんて書くと、オリジナルを知っている方は、ということは、ということは~…!!そうでーす、ドキドキ、盛りあがってしまいますよね!
マリー役のサラ・パクストンは知的そうで、とてもきれいな女の子です。マリーは地元で親しくなった友人のペイジ(マーサ・マックアイサック)を訪ねるのですが、ペイジからシャイな男の子ジャスティン(スペンサー・トリーと・クラーク)を紹介されます。
「ちょっと待ってて」 といったきり、ジャスティンと部屋に消えてしまうペイジ。しばらく待っても出てこないので、とうとう部屋を覗きにいきます。すると、ふたりはベッドでマリファナをきめているじゃあーりませんか。
ペイジに勧められるままに、マリファナを吸ってしまうマリー。ほんとはマジメな女の子なんですけどね。ここらへんも、オリジナル通りに進みます。ペイジが堕落的なばっかりに、とばっちりを食ってしまうマリー。
ジャスティンと3人でかわいらしく戯れていると、突然扉がひらかれて見知らぬ三人組がやってきます。神をもおそれぬ殺人鬼たち… クラッグ(ギャレット・ディラハント)、セイディ(リキ・リンドホーム)・ギルス(ジョシュア・コックス)の登場です。
このならず者の殺人鬼たちというのが、冒頭からいかにも憎々しげに描かれていて、観客の不安と期待を煽ります。オリジナルでは「おもしろがって殺しちゃう~」、みたいな感じでしたが、こちらでは、マリーの “ある行動” が彼らの怒りを買ってしまうのです。そして、結果的にそれが彼らを破滅へと導くんですが。
前半は予想通りのキツイ描写がつづくんですが… 後半して一転、クラッグたちが突然 “いい子” になって、親切な夫婦の家にお邪魔して、泊めてもらう! という展開には、(オリジナルのときもそうでしたけど)、緊張感がふつりと途切れて笑えます。でも、泊まらないことには、お話がさきに進まないんですけどねー。
カニンガムとクレイブンのデビュー作が、過激な暴力描写と微妙な笑いのミックスだったのにくらべると、こちらは最初から最後まで、一貫してシリアスなドラマ。とくに、両親たちが復讐を決意するまでの流れがごく自然で、共感しやすいかもしれません。行動を起こしたあともまた、なかなか決着がきまらず、いつも思うんですけど、じっさいに人を殺すのってたいへんなことなんですよ!!
新バージョン「鮮血の美学」は、結末も現代人に共感しやすいところを選んだと思います。もちろん過激は過激なんですけれど、その比重配分(どのシーンで過激にするかね♪)がまともになっています。これはおもしろいです。
左がマリー、
厄病神のペイジ。
なんでこんな
ことに…!!
逃げきれるか?!
こんばんは、
お宅訪問でーす♪
左からギルス、
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両親は…
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
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