個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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The Shrine
(2010)カナダ
出演…シンディ・サンプソン
アーロン・アシュモア
メーガン・フィファーン
監督…ジョン・ノーツ
★★★
〔ストーリー〕
ヨーロッパを旅行中のバックパッカー青年が、行方不明になったという事件を追うことになった記者のカーメン。マーカス、サラとともに、青年の母親に事情をたずねると… どうやら、ポーランドのとある小さな町で行方を絶ったらしい。さっそく現地に取材にむかう3人だが、言葉も通じず、町の住人は無愛想で不気味な連中ばかり。ただし、子供たちは英語を話せるようだ。森のなかに奇妙な煙のようなものを発見したカーメンは、たしかめにいくことにするのだが…
こちらもおもしろい出来です!!
監督のジョン・ノーツは、「Jack Brooks: Monster Slayer」(「モンスターズハンター」2007)で一躍注目を集めたあの方。それで、わたしはてっきり「モンスターズ」の続編がくるかと思ってたんですが、なかなかたタフで野心家のようですね。そこまで単純じゃありませんでした(笑)。今回は笑いなし、シリアス一貫のオカルト・ホラーです。
コメディ・ホラーが得意な方なのかと思ってましたら、そうでもなかったようです。というか、本気でこわがらせることだってできるのだ! と、証明してみたかったみたい。それで、その試みは案外成功しているんですよ。成功しているんですけど、やはり独特のクセのある監督さんなんだなと思いました。
ヒロインのカーメン(シンディ・サンプソン)はジャーナリスト。恋人とぎくしゃくしだした最近、反動で仕事に熱が入ります。ある日、上司からバックパッカー青年の不明事件を聞くことに。これがモノになるとは思えなかったのですが、同僚のサラ(メーガン・フィファーン)をつれて母親に事情を聞きにいくことにします。
くわしい話を聞くうちに、しんみりしてしまうふたり。ヨーロッパを旅行中、気のいい兄ちゃんが突然姿を消してしまった… よくある話ですよね。ですが、青年の部屋を見せてもらったその晩、カーメンは不思議な現象を体験します。いなくなった青年らしき血まみれの人物があらわれて、「もう放っておいてくれ!!」 はっと目覚めると、夢?? でも、やけにリアルだった!!
これをきっかけに、カーメンはなにか霊的なものに接触したと興奮し、事件の裏には重大な秘密が隠されていると、確信することに。そこで、サラのほかにマーカス(アーロン・アシュモア)もつれて、3人で現地の取材旅行を敢行するのですが…
そこはポーランドの観光地でもない小さな町、旅行者に親切な土地ではないし、言葉も通じない。町の住人は不気味な連中ばかり、これでは取材にもならない…
と、思っていたら、小さな女の子を発見。このあたりに、学校なんてないはずでは? しかし、話しかけてみると、たどたどしいながらも英語が話せます。「この人を見たことはある?」 消えた青年の写真を見せると、うなずくではありませんか! しかし、彼女はなにかおびえている様子… 肝心の行方を聞きだそうとしたところで、おっかない父親の邪魔が入ってしまいます。
やはりこの町には、なにか秘密があるのでは?! 怪しい雲行きを感じたマーカスは、今回の旅行は無駄足だったといいかけたころ… 町はずれの森の上に、奇妙な煙を発見。あれはなに?? 好奇心を駆られたカーメンは、気の進まないマーカス、ボーっとしてるサラをつれて煙があがっている方角に進むのですが…
よくあるオカルト・ホラーで、内容的にも、べつだん斬新な部分は見あたらず。ですが、前半を盛りあげる異様な緊張感が、恐怖を生みだすリアリティに成功しています。「ジャックさんのモンスター大捕り物」を撮った人だとわかっていても、冗談でもクスリと笑える箇所もありません。
ただ、唐突な展開やコンパクトにまとまりすぎちゃっている部分は、前作とたしかに通じますね。あと、謎もほとんど解明されないまま終わってしまいます。この方は、わたしの勝手な想像なんですけど、きまじめな人なんじゃないでしょうか。それで、思うほど残酷になりきれていない部分がある。そのかわり、想像力を駆使した雰囲気づくりはホラーというより、ファンタジーとして突出している。
前半部分のどこにつれていかれるのかわからない、ゾクゾクする恐怖は味わっていただいてもじゅうぶん損はないと思います。この監督さん、次回はどんな方向にいくのか楽しみです。今後の成長株として、これまた楽しみです!!
消えたバックパッカー
青年を追って…
僻地に迷いこんだ3人は、
少女と出会います。
町の住人は不気味で
暴力的でした!!
ひいーっ、
ひいぃぃ!!!
うきゃーっ!!
とりかえしのつかない
事態に…!!!
あぎゃぎゃっ!!!
怪異の正体は???
(2010)カナダ
出演…シンディ・サンプソン
アーロン・アシュモア
メーガン・フィファーン
監督…ジョン・ノーツ
★★★
〔ストーリー〕
ヨーロッパを旅行中のバックパッカー青年が、行方不明になったという事件を追うことになった記者のカーメン。マーカス、サラとともに、青年の母親に事情をたずねると… どうやら、ポーランドのとある小さな町で行方を絶ったらしい。さっそく現地に取材にむかう3人だが、言葉も通じず、町の住人は無愛想で不気味な連中ばかり。ただし、子供たちは英語を話せるようだ。森のなかに奇妙な煙のようなものを発見したカーメンは、たしかめにいくことにするのだが…
こちらもおもしろい出来です!!
監督のジョン・ノーツは、「Jack Brooks: Monster Slayer」(「モンスターズハンター」2007)で一躍注目を集めたあの方。それで、わたしはてっきり「モンスターズ」の続編がくるかと思ってたんですが、なかなかたタフで野心家のようですね。そこまで単純じゃありませんでした(笑)。今回は笑いなし、シリアス一貫のオカルト・ホラーです。
コメディ・ホラーが得意な方なのかと思ってましたら、そうでもなかったようです。というか、本気でこわがらせることだってできるのだ! と、証明してみたかったみたい。それで、その試みは案外成功しているんですよ。成功しているんですけど、やはり独特のクセのある監督さんなんだなと思いました。
ヒロインのカーメン(シンディ・サンプソン)はジャーナリスト。恋人とぎくしゃくしだした最近、反動で仕事に熱が入ります。ある日、上司からバックパッカー青年の不明事件を聞くことに。これがモノになるとは思えなかったのですが、同僚のサラ(メーガン・フィファーン)をつれて母親に事情を聞きにいくことにします。
くわしい話を聞くうちに、しんみりしてしまうふたり。ヨーロッパを旅行中、気のいい兄ちゃんが突然姿を消してしまった… よくある話ですよね。ですが、青年の部屋を見せてもらったその晩、カーメンは不思議な現象を体験します。いなくなった青年らしき血まみれの人物があらわれて、「もう放っておいてくれ!!」 はっと目覚めると、夢?? でも、やけにリアルだった!!
これをきっかけに、カーメンはなにか霊的なものに接触したと興奮し、事件の裏には重大な秘密が隠されていると、確信することに。そこで、サラのほかにマーカス(アーロン・アシュモア)もつれて、3人で現地の取材旅行を敢行するのですが…
そこはポーランドの観光地でもない小さな町、旅行者に親切な土地ではないし、言葉も通じない。町の住人は不気味な連中ばかり、これでは取材にもならない…
と、思っていたら、小さな女の子を発見。このあたりに、学校なんてないはずでは? しかし、話しかけてみると、たどたどしいながらも英語が話せます。「この人を見たことはある?」 消えた青年の写真を見せると、うなずくではありませんか! しかし、彼女はなにかおびえている様子… 肝心の行方を聞きだそうとしたところで、おっかない父親の邪魔が入ってしまいます。
やはりこの町には、なにか秘密があるのでは?! 怪しい雲行きを感じたマーカスは、今回の旅行は無駄足だったといいかけたころ… 町はずれの森の上に、奇妙な煙を発見。あれはなに?? 好奇心を駆られたカーメンは、気の進まないマーカス、ボーっとしてるサラをつれて煙があがっている方角に進むのですが…
よくあるオカルト・ホラーで、内容的にも、べつだん斬新な部分は見あたらず。ですが、前半を盛りあげる異様な緊張感が、恐怖を生みだすリアリティに成功しています。「ジャックさんのモンスター大捕り物」を撮った人だとわかっていても、冗談でもクスリと笑える箇所もありません。
ただ、唐突な展開やコンパクトにまとまりすぎちゃっている部分は、前作とたしかに通じますね。あと、謎もほとんど解明されないまま終わってしまいます。この方は、わたしの勝手な想像なんですけど、きまじめな人なんじゃないでしょうか。それで、思うほど残酷になりきれていない部分がある。そのかわり、想像力を駆使した雰囲気づくりはホラーというより、ファンタジーとして突出している。
前半部分のどこにつれていかれるのかわからない、ゾクゾクする恐怖は味わっていただいてもじゅうぶん損はないと思います。この監督さん、次回はどんな方向にいくのか楽しみです。今後の成長株として、これまた楽しみです!!
消えたバックパッカー
青年を追って…
僻地に迷いこんだ3人は、
少女と出会います。
町の住人は不気味で
暴力的でした!!
ひいーっ、
ひいぃぃ!!!
うきゃーっ!!
とりかえしのつかない
事態に…!!!
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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