個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Skjult
(2009)ノルウェー
出演…クリストファー・ヨーネル
セシリー・A・モスリ
カリン・パーク
監督…ポール・オイエ
★★★
〔ストーリー〕
母の死をきっかけに、19年ぶりに故郷へ帰ったカリ。実家は町はずれにある廃屋のような屋敷で、いい思い出なんてひとつもない。彼は母を好きではなかった。実家の整理をしていると、突然奇妙な幻覚に襲われるカリ。赤いボールを拾って地下に転がすと、ボールは勝手にもどってきて…??
たぶん、こういう感じの結末を迎えちゃうんだろうな~ と、考えながら観ていましたら、結末でどうしようもなく悲しくなってしまいまいた。こちらも、〈アフターダーク・ホラ・フェス〉の一作。
ノルウェーの作品です。なんか、見おぼえのある方が出ているなと思ってましたら、「Naboer」(「ネクスト・ドア」2006)に出演していた男優さん、女優さんだったんですね。えっとですね、ありがちな内容なんですけど、悲しい余韻がいまだにつづいています。英語タイトルでは「Hidden」になっています。
オープニング、とある悲劇のシーンからはじまります。ひとりの少年がドライブ中に車を降りて、小用を足しにいきいます。オシッコを我慢できなくなっちゃったんで、じゃあ、両親たちはここで待ってるから、あっちの茂みでしてきなさい、そんなところへ、べつの少年がやってきます。彼はなにかから逃げている(?)様子でして、道路に飛びだしたとたん、トラックに轢かれそうになってしまい…!!
このトラックは少年を轢かずに、路肩で停まっていた車をはねてしまいます。それで、オシッコが終わった男の子がふりかえったときには、両親は火だるまに…
それから19年後。
カリ(クリストファー・ヨーネル)という男性が、ひとり暮らしの母親の死をきっかけに故郷にもどってきます。母親はずいぶんまえから病院でお世話になっていたようなのですが、彼は一度も見舞いにきたことがありません。故郷にもどってきたのだって、書類上の手続きで仕方なく、といった雰囲気です。できれば、故郷は彼にとって忘れていたい存在だったのですが…
職員のサラ(セシリー・A・モスリ)と仲よくなって、自宅に帰ってみるカリ。このあたりから、びっくらかしやら不意打ちやら、あの手この手を使ったこわいシーンが挿入されます。あの、大きな音とかわたし苦手なんですけど、何度もやらされてると、さすがにビクッ! となるシーンとかありました。不可解な現象に悩まされるカリ。当然そんな場所に寝泊りできなくて、ホテルに宿泊することに。ここで、ホテル従業員の美人(カリン・パーク)と出会います。なんだか神秘的な美人です。
母の死、過去の惨劇が忘れられないカリ。あの少年、両親を目の前で失ってしまったピーターはどうなったのだろう? じつは、ピーターはショックで森に迷いこみ、そのまま滝に落ちて行方不明になってしまった、地元の人間はそんなふうに考えていたのです。そして、カリの帰郷にあわせたかのように、おそろしい事件が起きてしまいます…
こういうホラーって、観なれているひとにはめずらしくもなんともないです。はい、正直にいいます、そんな感じの内容です。ですが、いくら観なれていても、やっぱり結末が気になっちゃうし、最後まで観ちゃう。それにしても、この結末は悲しすぎる~
ヨーロッパ映画って、こういう情感豊かな結末とか余韻とかが、特徴的なんだと思います。しんみりした味わい深さがこの作品の見どころ。
ということで、ラストのラスト、あれっ? やっぱりどっちだったの?? ということになってるんですが、この映画は結末がどーのこーのという作品ではないのです。
こういうじんわりした悲しみ、せつなさみたいなものは、アメリカ映画にはあんまり見られないんですよね。なかなかの良作です。
「Naboer」コンビ、
カリとサラ。
絵になる美人!
(カリン・パーク)
不気味なお人形の山…
すっごく不気味な実家…
鏡に映る過去の亡霊は?
(2009)ノルウェー
出演…クリストファー・ヨーネル
セシリー・A・モスリ
カリン・パーク
監督…ポール・オイエ
★★★
〔ストーリー〕
母の死をきっかけに、19年ぶりに故郷へ帰ったカリ。実家は町はずれにある廃屋のような屋敷で、いい思い出なんてひとつもない。彼は母を好きではなかった。実家の整理をしていると、突然奇妙な幻覚に襲われるカリ。赤いボールを拾って地下に転がすと、ボールは勝手にもどってきて…??
たぶん、こういう感じの結末を迎えちゃうんだろうな~ と、考えながら観ていましたら、結末でどうしようもなく悲しくなってしまいまいた。こちらも、〈アフターダーク・ホラ・フェス〉の一作。
ノルウェーの作品です。なんか、見おぼえのある方が出ているなと思ってましたら、「Naboer」(「ネクスト・ドア」2006)に出演していた男優さん、女優さんだったんですね。えっとですね、ありがちな内容なんですけど、悲しい余韻がいまだにつづいています。英語タイトルでは「Hidden」になっています。
オープニング、とある悲劇のシーンからはじまります。ひとりの少年がドライブ中に車を降りて、小用を足しにいきいます。オシッコを我慢できなくなっちゃったんで、じゃあ、両親たちはここで待ってるから、あっちの茂みでしてきなさい、そんなところへ、べつの少年がやってきます。彼はなにかから逃げている(?)様子でして、道路に飛びだしたとたん、トラックに轢かれそうになってしまい…!!
このトラックは少年を轢かずに、路肩で停まっていた車をはねてしまいます。それで、オシッコが終わった男の子がふりかえったときには、両親は火だるまに…
それから19年後。
カリ(クリストファー・ヨーネル)という男性が、ひとり暮らしの母親の死をきっかけに故郷にもどってきます。母親はずいぶんまえから病院でお世話になっていたようなのですが、彼は一度も見舞いにきたことがありません。故郷にもどってきたのだって、書類上の手続きで仕方なく、といった雰囲気です。できれば、故郷は彼にとって忘れていたい存在だったのですが…
職員のサラ(セシリー・A・モスリ)と仲よくなって、自宅に帰ってみるカリ。このあたりから、びっくらかしやら不意打ちやら、あの手この手を使ったこわいシーンが挿入されます。あの、大きな音とかわたし苦手なんですけど、何度もやらされてると、さすがにビクッ! となるシーンとかありました。不可解な現象に悩まされるカリ。当然そんな場所に寝泊りできなくて、ホテルに宿泊することに。ここで、ホテル従業員の美人(カリン・パーク)と出会います。なんだか神秘的な美人です。
母の死、過去の惨劇が忘れられないカリ。あの少年、両親を目の前で失ってしまったピーターはどうなったのだろう? じつは、ピーターはショックで森に迷いこみ、そのまま滝に落ちて行方不明になってしまった、地元の人間はそんなふうに考えていたのです。そして、カリの帰郷にあわせたかのように、おそろしい事件が起きてしまいます…
こういうホラーって、観なれているひとにはめずらしくもなんともないです。はい、正直にいいます、そんな感じの内容です。ですが、いくら観なれていても、やっぱり結末が気になっちゃうし、最後まで観ちゃう。それにしても、この結末は悲しすぎる~
ヨーロッパ映画って、こういう情感豊かな結末とか余韻とかが、特徴的なんだと思います。しんみりした味わい深さがこの作品の見どころ。
ということで、ラストのラスト、あれっ? やっぱりどっちだったの?? ということになってるんですが、この映画は結末がどーのこーのという作品ではないのです。
こういうじんわりした悲しみ、せつなさみたいなものは、アメリカ映画にはあんまり見られないんですよね。なかなかの良作です。
「Naboer」コンビ、
カリとサラ。
絵になる美人!
(カリン・パーク)
不気味なお人形の山…
すっごく不気味な実家…
鏡に映る過去の亡霊は?
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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