個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Butterfly Effect 3:
Revelation
(2009)アメリカ
出演…クリス・カーマック
レイチェル・マイナー
ケヴィン・ヨン
監督…セス・グロスマン
★★☆
〔ストーリー〕
15才のときに火事で両親を失った青年サム。以来、妹のジェナとともにふたりだけで暮らしてきた。サムには特別な力があって、自己催眠によって意識を過去にさかのぼることができた。その能力を駆使して、未解決の殺人事件の犯人をつきとめ、知人のグレン刑事に情報を提供していた。ある日、高校時代の同級生のメレディスがサムを訪ねてくる。彼女は当時のサムのガールフレンドだったエリザベスの日記を持っていた。だが、エリザベスを殺害した犯人は逮捕されたはずだった… サムは刑務所に収監されている犯人に面会にいくのだが…
続編嫌いのわたしが観てしまった、「The Butterfly Effect」(「バタフライ・エフェクト」2003)の3作目!! これが素直におもしろいと思える出来でした~
監督さんのセス・グロスマンは日本では馴染みの薄い方ですが、人間ドラマを撮ってきた人らしく、この作品もホラー・ミステリを絡めた謎解きドラマ。続編てばかにしていましたけど、けっこうおもしろいものなんですね。
主演のクリス・カーマックは、「The OC」で有名になった方だそうです。画像検索すると、やたらと筋肉質な写真が多くてびっくりしました(しかも、つねに上半身裸)… ですが、この作品ではそれほどムキムキしていないです。ご安心してください♪
「バタフライ・エフェクト」というと、主人公(なぜかいつも男性)が過去にさかのぼって、そこで物事を変えてしまったために巻き起こる珍騒動を描くお話なんですが…
ええーと、ちょっと説明の仕方がまちがっていますか。わたしは2作目は観ていないんですが、こちらの作品も1作目同様、主人公が過去にもどった結果、現在がどんどん変動していってしまうというのはおなじです。
ただ、あらすじにも書きましたように、サムの場合ははじめから自分の能力を理解していて、能動的になっています。この点がいままでにはなかったかも。それから、
「超能力者の悲劇」というのでしょうか、授かってしまった力ゆえの複雑な葛藤もあります。
15才のときに火事で両親を失い、妹のジェナ(レイチェル・マイナー)と暮らしてきたサム。ジェナは火事のときにサムに救ってもらった経験から、全面的にお兄さんを信頼しています。だからサムが “ジャンピング”(過去にもどること)するとき、ジェナは大切なパートナー。サムの身体に異変が起きないか、つねに見守っていてくれます。
ある日同級生の訪問をきっかけに、ガールフレンドを殺されるという悲劇を思い出し、心を揺さぶられてしまうサム。とうとうエリザベス(サラ・ヘイベル)を殺害した憎っくき犯人と対峙するのですが、でも犯人からは、「おまえが真犯人なんだろう! おれは十年間もこんな場所に閉じこめられているんだ… おまえこそ、ここにいるべきなのに!!」と、逆ギレされてしまいます。
それまではこわくて、エリザベスが殺される過去を覗けなかったサム。当然、そんな場面は見たくないですよね。それでも気になってしまい、真相をたしかめようと、
ジェナの助言も聞かずに過去にもどってしまいます。ここで、エリザベスに目撃されて接触してしまったために、変動現象が起きてしまい…!!
この変動をネタバレしてしまいますと、連続殺人事件に発展してしまうのです。そして、今回は「故意に未来を変えよう」と行動を起こさなくても、過去の人間と接触しただけで思いもしない変化が起きてしまいます。オリジナリティはないんですけど、これが続編じゃなかったら、たぶんもうすこし評価が上がったのでは? というくらい、ラストまでひっぱる牽引力があります。
もちろん、犯人探しのおもしろさもあるんですけど、“サム=超能力者” にしたところがよかったかもしれません。それと、殺害シーンは1作目のせつなさと甘さがどこにいっちゃったんだ? というくらい、手を抜いておりません。いいですねー♪
1作目を越えることはさすがに無理がありますが、単品として観るぶんには、これはこれでじゅうぶん楽しい娯楽作だと思います。タイムトラベルのお話って、いつも複雑な結末を迎えることが多いですが、この作品はちょっとこわすぎるかも。いいえ、悲劇かも…
これにて、今回の〈アフター・ダーク・ホラー・フェス〉は打ちどめ。
筋肉質な色男♪
サム役のクリス・カーマック。
妹のジェナ
(R・マイナー)。
ジェナとサムは協力し
あって、殺人事件を
解決に導くのですが…
色男だから、放っと
いても美人が寄って
きます。
美女に迫る電動
ノコギリの恐怖!!!
ついに突きとめた
犯人のアジトは…?!
Revelation
(2009)アメリカ
出演…クリス・カーマック
レイチェル・マイナー
ケヴィン・ヨン
監督…セス・グロスマン
★★☆
〔ストーリー〕
15才のときに火事で両親を失った青年サム。以来、妹のジェナとともにふたりだけで暮らしてきた。サムには特別な力があって、自己催眠によって意識を過去にさかのぼることができた。その能力を駆使して、未解決の殺人事件の犯人をつきとめ、知人のグレン刑事に情報を提供していた。ある日、高校時代の同級生のメレディスがサムを訪ねてくる。彼女は当時のサムのガールフレンドだったエリザベスの日記を持っていた。だが、エリザベスを殺害した犯人は逮捕されたはずだった… サムは刑務所に収監されている犯人に面会にいくのだが…
続編嫌いのわたしが観てしまった、「The Butterfly Effect」(「バタフライ・エフェクト」2003)の3作目!! これが素直におもしろいと思える出来でした~
監督さんのセス・グロスマンは日本では馴染みの薄い方ですが、人間ドラマを撮ってきた人らしく、この作品もホラー・ミステリを絡めた謎解きドラマ。続編てばかにしていましたけど、けっこうおもしろいものなんですね。
主演のクリス・カーマックは、「The OC」で有名になった方だそうです。画像検索すると、やたらと筋肉質な写真が多くてびっくりしました(しかも、つねに上半身裸)… ですが、この作品ではそれほどムキムキしていないです。ご安心してください♪
「バタフライ・エフェクト」というと、主人公(なぜかいつも男性)が過去にさかのぼって、そこで物事を変えてしまったために巻き起こる珍騒動を描くお話なんですが…
ええーと、ちょっと説明の仕方がまちがっていますか。わたしは2作目は観ていないんですが、こちらの作品も1作目同様、主人公が過去にもどった結果、現在がどんどん変動していってしまうというのはおなじです。
ただ、あらすじにも書きましたように、サムの場合ははじめから自分の能力を理解していて、能動的になっています。この点がいままでにはなかったかも。それから、
「超能力者の悲劇」というのでしょうか、授かってしまった力ゆえの複雑な葛藤もあります。
15才のときに火事で両親を失い、妹のジェナ(レイチェル・マイナー)と暮らしてきたサム。ジェナは火事のときにサムに救ってもらった経験から、全面的にお兄さんを信頼しています。だからサムが “ジャンピング”(過去にもどること)するとき、ジェナは大切なパートナー。サムの身体に異変が起きないか、つねに見守っていてくれます。
ある日同級生の訪問をきっかけに、ガールフレンドを殺されるという悲劇を思い出し、心を揺さぶられてしまうサム。とうとうエリザベス(サラ・ヘイベル)を殺害した憎っくき犯人と対峙するのですが、でも犯人からは、「おまえが真犯人なんだろう! おれは十年間もこんな場所に閉じこめられているんだ… おまえこそ、ここにいるべきなのに!!」と、逆ギレされてしまいます。
それまではこわくて、エリザベスが殺される過去を覗けなかったサム。当然、そんな場面は見たくないですよね。それでも気になってしまい、真相をたしかめようと、
ジェナの助言も聞かずに過去にもどってしまいます。ここで、エリザベスに目撃されて接触してしまったために、変動現象が起きてしまい…!!
この変動をネタバレしてしまいますと、連続殺人事件に発展してしまうのです。そして、今回は「故意に未来を変えよう」と行動を起こさなくても、過去の人間と接触しただけで思いもしない変化が起きてしまいます。オリジナリティはないんですけど、これが続編じゃなかったら、たぶんもうすこし評価が上がったのでは? というくらい、ラストまでひっぱる牽引力があります。
もちろん、犯人探しのおもしろさもあるんですけど、“サム=超能力者” にしたところがよかったかもしれません。それと、殺害シーンは1作目のせつなさと甘さがどこにいっちゃったんだ? というくらい、手を抜いておりません。いいですねー♪
1作目を越えることはさすがに無理がありますが、単品として観るぶんには、これはこれでじゅうぶん楽しい娯楽作だと思います。タイムトラベルのお話って、いつも複雑な結末を迎えることが多いですが、この作品はちょっとこわすぎるかも。いいえ、悲劇かも…
これにて、今回の〈アフター・ダーク・ホラー・フェス〉は打ちどめ。
筋肉質な色男♪
サム役のクリス・カーマック。
妹のジェナ
(R・マイナー)。
ジェナとサムは協力し
あって、殺人事件を
解決に導くのですが…
色男だから、放っと
いても美人が寄って
きます。
美女に迫る電動
ノコギリの恐怖!!!
ついに突きとめた
犯人のアジトは…?!
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バタエフェも
おっ、バタエフェももう3作目なんですね。
切ないけど素晴らしい終わり方をする1作目大好きなんですよ。2作目は見ていません。
手に入るようでしたら探してみます。
切ないタイムスリップものといえばリメイク版「タイムマシン」も印象深いです。
切ないけど素晴らしい終わり方をする1作目大好きなんですよ。2作目は見ていません。
手に入るようでしたら探してみます。
切ないタイムスリップものといえばリメイク版「タイムマシン」も印象深いです。
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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