個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Bad Biology
(2008)アメリカ
出演…シャーリー・ダニエルソン
アンソニー・スニード
トム・コフート
監督…フランク・へネンロッター
★★★
〔ストーリー〕
生まれつき〇〇が〇〇もあって、異常な性欲の持主である、新進気鋭の女流写真家・ジェニファー!! 彼女は毎晩運命の出会いを求めて夜をさまようのだが、彼女を満足させてくれる男性とはついぞめぐり会えないでいた…
一方、生まれつき〇〇が〇〇もある、やっぱり自分の異常さに悩んでいるバズという青年!! 彼はいうことをきかない〇〇の性欲を増強させるために、日々薬漬けの虚しい毎日… そんな彼らが、運命の出会いをはたしてしまうと…?!?!
へネンロッターの16年ぶりの新作が、ついに、ついに登場ですっ!!
…ふう、あらすじをど~う書いたらいいものか、ちょっと考えこんでしまいました… 聞きしにもまさる怪作なんですよ。そしてまた、これが潔いこと、おもしろいこと、ちゃんと映画になっていること!!最初はどんなことになるやらと不安もあったのですが、へネンロッター監督にそんな心配は無用でした。だってこの方、日陰ものの、コメディとブラックと哀愁を織りまぜた彼特有の作品を撮らせたら、まさしくお手のものですもんね。
ついでに、もしかしたらこの作品、へネンロッター監督の最高作品になっているかもしれません。それくらい、とてもよくできていると思います。
ヒロインのジェニファーを演じるのは、無名の若手女優、シャーリー・ダニエルソン。彼女がまた、一見知的で、清純そうで、金髪の色白カワイイ美人さんなんですが、そんな彼女の口から、「わたしはク~…スを7つ持って生まれたの…」という、衝撃的な告白からはじまるこの作品。へネンロッター監督というと、そうです、ド変態ちっくです。いかがわしいです。あからさまです。でも、かつてこんなに、あからさまで卑猥なテーマを扱った映画があったでしょうかーーー?!
ジェニファーは、その特異体質から性欲が並外れて強く、辛抱たまらず、しょっちゅう男を誘っては性的満足を得ようとします。でも、その快楽は結局かりそめのもの。心から満たされた経験がありません。ついでに、最中に写真を撮るのがくせです。写真家ですからね。あ、たまに興奮して、相手を殺しちゃったりもします。行為の直後には、あっという間に産気づいて出産してしまうという、さらにすごーす・ぎ・る(!!!)特異体質が追加オプションであったりもします。
一方、ジャンキーのバズ青年を演じるのは、やはり無名の新人、アンソニー・スニード。バズのほうは映像化可能ですので、そのすごさをみなさんもしみじみ実感できると思います。…といいますか、コレ、人体の一部というよりはエイリアンですよね! バズの 「それ」 は意志をもっていて、年中薬漬けにしていないとおとなしくしていてくれません。かなりの暴れん坊さんです。たまに売春婦を拾ってくるのですが、彼とエッチしてしまうと、あらら~、と、とんでもないことに~…!!
全編抱腹絶倒の、超エロ・グロ・バカ・コメディ・ホラー映画。といっても、もちろん女性のヌードだらけなのですが、これが驚くほどエロ・グロしていなくて、猥雑な主題のはずなのに、妙にさわやかでほのぼのストーリー。これだけ(ある意味)危険な要素をとりいれておきながら、映画としてきっちり機能していて、なおかつキッチェなファンタジーになっているところなんか、ほんとにすばらしいと思いました。
もちろん、そこにはへネンロッター監督の腕もあるのですが、主演のふたりのピュアな魅力も大きいと思います。
一応バカ映画を装っているんですが、その裏には、快楽を得るためのセックスの真の意味とは? 性のアイデンティティの複雑さや、ハンディキャップを背負った男女の、他人にはけして理解されない哀しい物語… といった、さまざまな深遠な問題提起が隠されていたりもします。「Teeth」(2007)は青春映画していましたが、こちらはより即物的に、直接的に観客にうったえてくる大人映画。でも、大人だって、こんなに悩んだり、あがいたりするんですよ!
へネンロッター監督というと、「時代に逆行した映画を撮る方」 というイメージばかりが強かったのですが、これはぜんぜん新しいです。むしろ、オシャレです。真実の愛を求める男女に訪れる、最終的な運命とは…? 役者さんたちがのびのび演技している姿がとてもよかったですね。とくに、ジェニファー役のシャーリー・ダニエルソンは、ほんとに新人さんですか?
写真家ジェニファー。
おとなしそうに見えます
けど、彼女にはすんごい
秘密が…!!
ヤク中青年バズ。
こっちもおとなしそう
ですが、彼にもすん
ごい秘密が…!!
あ、
また殺しちゃった…♪
あーん、
また産まれちゃったーん♪
バズのほうも忙しいこと
になってます。
もーう、どうにかして!!
バズとエッチした売春婦
は、なんかすっごい
状態になっちゃって
ますが…!?!
(2008)アメリカ
出演…シャーリー・ダニエルソン
アンソニー・スニード
トム・コフート
監督…フランク・へネンロッター
★★★
〔ストーリー〕
生まれつき〇〇が〇〇もあって、異常な性欲の持主である、新進気鋭の女流写真家・ジェニファー!! 彼女は毎晩運命の出会いを求めて夜をさまようのだが、彼女を満足させてくれる男性とはついぞめぐり会えないでいた…
一方、生まれつき〇〇が〇〇もある、やっぱり自分の異常さに悩んでいるバズという青年!! 彼はいうことをきかない〇〇の性欲を増強させるために、日々薬漬けの虚しい毎日… そんな彼らが、運命の出会いをはたしてしまうと…?!?!
へネンロッターの16年ぶりの新作が、ついに、ついに登場ですっ!!
…ふう、あらすじをど~う書いたらいいものか、ちょっと考えこんでしまいました… 聞きしにもまさる怪作なんですよ。そしてまた、これが潔いこと、おもしろいこと、ちゃんと映画になっていること!!最初はどんなことになるやらと不安もあったのですが、へネンロッター監督にそんな心配は無用でした。だってこの方、日陰ものの、コメディとブラックと哀愁を織りまぜた彼特有の作品を撮らせたら、まさしくお手のものですもんね。
ついでに、もしかしたらこの作品、へネンロッター監督の最高作品になっているかもしれません。それくらい、とてもよくできていると思います。
ヒロインのジェニファーを演じるのは、無名の若手女優、シャーリー・ダニエルソン。彼女がまた、一見知的で、清純そうで、金髪の色白カワイイ美人さんなんですが、そんな彼女の口から、「わたしはク~…スを7つ持って生まれたの…」という、衝撃的な告白からはじまるこの作品。へネンロッター監督というと、そうです、ド変態ちっくです。いかがわしいです。あからさまです。でも、かつてこんなに、あからさまで卑猥なテーマを扱った映画があったでしょうかーーー?!
ジェニファーは、その特異体質から性欲が並外れて強く、辛抱たまらず、しょっちゅう男を誘っては性的満足を得ようとします。でも、その快楽は結局かりそめのもの。心から満たされた経験がありません。ついでに、最中に写真を撮るのがくせです。写真家ですからね。あ、たまに興奮して、相手を殺しちゃったりもします。行為の直後には、あっという間に産気づいて出産してしまうという、さらにすごーす・ぎ・る(!!!)特異体質が追加オプションであったりもします。
一方、ジャンキーのバズ青年を演じるのは、やはり無名の新人、アンソニー・スニード。バズのほうは映像化可能ですので、そのすごさをみなさんもしみじみ実感できると思います。…といいますか、コレ、人体の一部というよりはエイリアンですよね! バズの 「それ」 は意志をもっていて、年中薬漬けにしていないとおとなしくしていてくれません。かなりの暴れん坊さんです。たまに売春婦を拾ってくるのですが、彼とエッチしてしまうと、あらら~、と、とんでもないことに~…!!
全編抱腹絶倒の、超エロ・グロ・バカ・コメディ・ホラー映画。といっても、もちろん女性のヌードだらけなのですが、これが驚くほどエロ・グロしていなくて、猥雑な主題のはずなのに、妙にさわやかでほのぼのストーリー。これだけ(ある意味)危険な要素をとりいれておきながら、映画としてきっちり機能していて、なおかつキッチェなファンタジーになっているところなんか、ほんとにすばらしいと思いました。
もちろん、そこにはへネンロッター監督の腕もあるのですが、主演のふたりのピュアな魅力も大きいと思います。
一応バカ映画を装っているんですが、その裏には、快楽を得るためのセックスの真の意味とは? 性のアイデンティティの複雑さや、ハンディキャップを背負った男女の、他人にはけして理解されない哀しい物語… といった、さまざまな深遠な問題提起が隠されていたりもします。「Teeth」(2007)は青春映画していましたが、こちらはより即物的に、直接的に観客にうったえてくる大人映画。でも、大人だって、こんなに悩んだり、あがいたりするんですよ!
へネンロッター監督というと、「時代に逆行した映画を撮る方」 というイメージばかりが強かったのですが、これはぜんぜん新しいです。むしろ、オシャレです。真実の愛を求める男女に訪れる、最終的な運命とは…? 役者さんたちがのびのび演技している姿がとてもよかったですね。とくに、ジェニファー役のシャーリー・ダニエルソンは、ほんとに新人さんですか?
写真家ジェニファー。
おとなしそうに見えます
けど、彼女にはすんごい
秘密が…!!
ヤク中青年バズ。
こっちもおとなしそう
ですが、彼にもすん
ごい秘密が…!!
あ、
また殺しちゃった…♪
あーん、
また産まれちゃったーん♪
バズのほうも忙しいこと
になってます。
もーう、どうにかして!!
バズとエッチした売春婦
は、なんかすっごい
状態になっちゃって
ますが…!?!
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そうなんです!
>盆踊りさん
あれはですね、アヘアへ状態がン時間もつづいちゃってる~って、とこですね。
オーガズムも感じすぎるとヤヴァイということですね。
よくいうじゃないですかー、エッチは臨死体験とおなじだって!
全編おヌードがサクサク登場するんですが、ぜんぜんやらしくありませんでした。ヒロインのシャーリーさんがかわいらしかったです。
内容的には、ほのぼの能天気なバカ・ホラーですね… ええと、ホラーですかね? じつはマジメな映画だったりして?
盆踊りさんの感想をぜひぜひ聞きたいですね~♪
近いうちに観ちゃってみてださい!!
あれはですね、アヘアへ状態がン時間もつづいちゃってる~って、とこですね。
オーガズムも感じすぎるとヤヴァイということですね。
よくいうじゃないですかー、エッチは臨死体験とおなじだって!
全編おヌードがサクサク登場するんですが、ぜんぜんやらしくありませんでした。ヒロインのシャーリーさんがかわいらしかったです。
内容的には、ほのぼの能天気なバカ・ホラーですね… ええと、ホラーですかね? じつはマジメな映画だったりして?
盆踊りさんの感想をぜひぜひ聞きたいですね~♪
近いうちに観ちゃってみてださい!!
この内容なのにいやらしくないと…
いうと、作家の姫野カオルコさんが似たような題材で面白い話を書いてたりするので、読んでみてください。『受難』です。処女のオ○○コに人面瘡ができて、彼女を罵倒するんです。
この映画も面白そうですね~。でもうちのダンナはこういうユーモアを解さない人のような気がするから一緒には見れないな~。
この映画も面白そうですね~。でもうちのダンナはこういうユーモアを解さない人のような気がするから一緒には見れないな~。
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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