個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Red Riding Hood
(2011)アメリカ
出演…アマンダ・セイフライド
シャイロ・フェルナンデス
マックス・アイアンズ
監督…キャサリン・ハードウィック
★★★
〔ストーリー〕
ある地の寒村で、幼なじみのピーターとともに育ったヴァレリー。歳ごろになったふたりはいつしか愛しあうようになり、ひそかに駆け落ちする計画を立てていた。しかし、レッド・ムーン(血の月)がのぼったとき、おそろしい事件が起こってしまう。それまでは、動物の供物によって満足していた狼が、ヴァレリーの姉を襲い殺してしまったのだ!!
村人たちは怒りに燃えて、狼に支配された生活はもうイヤだと、怪物討伐に乗りだすのだが…
赤ずきんをモチーフにしたロマンチックホラーです。
キャサリン・ハードウィック監督は、「Twilight」(「トワイライト/初恋」2008)を撮った方ですから… そんな雰囲気の映画になっています。
お話は、なんとなく中世。
ヴァレリー(アマンダ・セイフライド)とピーター(シャイロ・フェルナンデス)の育った村には、不思議なしきたりがありました。というのは、満月の時期になると月が赤く染まり、狼の怪物が出現するというのです。村人たちは狼の怒りを買わないために、毎月新鮮な獲物(動物)を用意していました。
そこで、村人たちが儀式に気をとられている隙に、ふたりは駆け落ちしようと約束していたのですが…
ここで、恐ろしい事件が起こってしまいます。
なんと、アマンダの実姉が狼に噛み殺されてしまったのでした!!
狼はなぜ急に人間を襲うようになったのか? 村人たちはパニックになって、狼におびえるのはもうウンザリだと、一大決心して討伐に乗りだすのです。そこには、愛するピーター、それから、両親が勝手に決めてしまった結婚相手のヘンリー(マックス・アイアンズ)もいました…
わかりやすくいっちゃうと、「The Wolfman」(「ウルフマン」2010)と「トワイライト」を足して2で割った感じ。
赤ずきんモチーフの映画というと、まず思い浮かべるのはニール・ジョーダンの「The Company of Wolves」(「狼の血族」1984)ですよね。これを知っている人には、うーん、ちょっとキビシイでしょうか。
「トワイライト」ほど甘ったるくも、単調でもないんですけど、やはり物語は、おとぎ話的な理想郷を出ていません。ニール・ジョーダンの赤ずきんは、少女の不安とか、性のおののきなんかを、不気味さとアートでうまく調和した印象深い作品でしたが、こちらはそういうきわどい領域にまで踏みこんでいない。赤ずきんの童話の奥にひそむ危険さも、チョビっとほのめかす程度なんですよ。
あと、ゲイリー・オールドマンがいつも、いつもの役なんです…(もっと、彼が生き生きする役をあたえてあげてくださーい!)
とはいえ、見どころもありまして、ヒロインアマンダの赤ずきんには溜息モノ。
透きとおる白い肌、金髪、大きな瞳、そこに赤いマントがくわわると… そうなんです、この映画は、彼女がこの役を演じるために用意されたといっていいでしょう!!
キャサリン女史の作品らしく、出演陣もみんな映画のなかの理想的キャラクターとして、神秘的で欠点のない役を演じています。雰囲気じたいも悪くないし、世界観も確立しているので、まあ、映画館で観ても損にはならないかと思います。
ただ、舞台が中世っていうと、だいたいこういうパターンになっちゃうのはなんでなんですかね…?
アマンダの赤ずきん。
雪景色に赤が映えます。
最近ますますキレイに
なった彼女。
つぎの映画が楽しみです!
婚約者の
ヘンリーは…
でも、ピーターが
好きなの!!!
狩人というと、赤ずきんを
救う役目でしたが…
こちらの狩人
(オールドマン)は??
(2011)アメリカ
出演…アマンダ・セイフライド
シャイロ・フェルナンデス
マックス・アイアンズ
監督…キャサリン・ハードウィック
★★★
〔ストーリー〕
ある地の寒村で、幼なじみのピーターとともに育ったヴァレリー。歳ごろになったふたりはいつしか愛しあうようになり、ひそかに駆け落ちする計画を立てていた。しかし、レッド・ムーン(血の月)がのぼったとき、おそろしい事件が起こってしまう。それまでは、動物の供物によって満足していた狼が、ヴァレリーの姉を襲い殺してしまったのだ!!
村人たちは怒りに燃えて、狼に支配された生活はもうイヤだと、怪物討伐に乗りだすのだが…
赤ずきんをモチーフにしたロマンチックホラーです。
キャサリン・ハードウィック監督は、「Twilight」(「トワイライト/初恋」2008)を撮った方ですから… そんな雰囲気の映画になっています。
お話は、なんとなく中世。
ヴァレリー(アマンダ・セイフライド)とピーター(シャイロ・フェルナンデス)の育った村には、不思議なしきたりがありました。というのは、満月の時期になると月が赤く染まり、狼の怪物が出現するというのです。村人たちは狼の怒りを買わないために、毎月新鮮な獲物(動物)を用意していました。
そこで、村人たちが儀式に気をとられている隙に、ふたりは駆け落ちしようと約束していたのですが…
ここで、恐ろしい事件が起こってしまいます。
なんと、アマンダの実姉が狼に噛み殺されてしまったのでした!!
狼はなぜ急に人間を襲うようになったのか? 村人たちはパニックになって、狼におびえるのはもうウンザリだと、一大決心して討伐に乗りだすのです。そこには、愛するピーター、それから、両親が勝手に決めてしまった結婚相手のヘンリー(マックス・アイアンズ)もいました…
わかりやすくいっちゃうと、「The Wolfman」(「ウルフマン」2010)と「トワイライト」を足して2で割った感じ。
赤ずきんモチーフの映画というと、まず思い浮かべるのはニール・ジョーダンの「The Company of Wolves」(「狼の血族」1984)ですよね。これを知っている人には、うーん、ちょっとキビシイでしょうか。
「トワイライト」ほど甘ったるくも、単調でもないんですけど、やはり物語は、おとぎ話的な理想郷を出ていません。ニール・ジョーダンの赤ずきんは、少女の不安とか、性のおののきなんかを、不気味さとアートでうまく調和した印象深い作品でしたが、こちらはそういうきわどい領域にまで踏みこんでいない。赤ずきんの童話の奥にひそむ危険さも、チョビっとほのめかす程度なんですよ。
あと、ゲイリー・オールドマンがいつも、いつもの役なんです…(もっと、彼が生き生きする役をあたえてあげてくださーい!)
とはいえ、見どころもありまして、ヒロインアマンダの赤ずきんには溜息モノ。
透きとおる白い肌、金髪、大きな瞳、そこに赤いマントがくわわると… そうなんです、この映画は、彼女がこの役を演じるために用意されたといっていいでしょう!!
キャサリン女史の作品らしく、出演陣もみんな映画のなかの理想的キャラクターとして、神秘的で欠点のない役を演じています。雰囲気じたいも悪くないし、世界観も確立しているので、まあ、映画館で観ても損にはならないかと思います。
ただ、舞台が中世っていうと、だいたいこういうパターンになっちゃうのはなんでなんですかね…?
アマンダの赤ずきん。
雪景色に赤が映えます。
最近ますますキレイに
なった彼女。
つぎの映画が楽しみです!
婚約者の
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でも、ピーターが
好きなの!!!
狩人というと、赤ずきんを
救う役目でしたが…
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
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