個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Rabid Grannies
(1988)ベルギー/フランス/オランダ
出演…キャサリン・エメリー
キャロライン・ブラックマン
リチャード・コティカ
監督…エマニュエル・ケルヴィン
★★☆
〔ストーリー〕
莫大な資産を持つレミントンの屋敷で、年老いた姉妹エリザベスとビクトリアの誕生日会がひらかれることに。これは毎年の恒例行事で、親族たちは遺産相続を目あてに続々と各地から集まってくる。和やかな雰囲気のなかで食事を楽しんでいると、不思議な木箱が届けられる。届け主は一族からつまはじきにされたクリストファー。エリザベスとビクトリアは彼が改心したと思って、大喜びで箱をあけてしまうのだが…
邦題は「悪魔の毒々おばあちゃん」となっていますが、あの「毒々」シリーズとはなんの縁もゆかりもございません! 配給がトロマなので、こんなタイトルになってしまったようなのですが、これはめずらしいベルギー産のホラー。ちなみに、写真の女の子もおばあちゃんたちも関係ありません。
原題を直訳してしまうと、「凶暴なおばあちゃんたち」。まーあ、なんてステキなタイトルなんでしょう! ステキなタイトル通りに、オープニングもうきうきしてしまうはじまりなんです。
大金持ちの老姉妹のエリザベス(ダニエル・デイヴン)とビクトリア(アン・マリー・
フォックス)、彼女たちは誕生パーティーをひらくにあたって、親族らを迎える用意をはじめます。使用人たちは部屋の準備や料理に大忙し。なにやらクラシックなワルツにのって、品のいい、穏やかそうなおばあちゃんたちが食材を手に入れるために奔放します。そこには、ヨーロッパののんびりした田舎暮らしに守られた、貞節な上流社会というものがあります。
集まってくる親族たちはというと、当然遺産のことしか頭になくて、家族連れ(妻は美人)は幼い子供に「おばあちゃんが死んだらね」なんていってるし、会社が傾きかけて資金繰りに困っているオジサン(若い嫁も美人)もいるし、道楽アホ息子もいるし、オールドミスもいるし、うさんくさい神父もいるし、武器商人もいるし、レズビアン(交際相手が美人)の雑誌編集長もいるし…
なんだか賑やかで、とっても楽しそうな雰囲気です。この作品が “トロマの隠れた傑作” と呼ばれている理由が、わかる気がします。キャラクターがよくできていておもしろいですし、あと、美人度が高いです! ホラーはやっぱり美人がいないと、盛りあがりませんもんねー。
楽しい誕生日会がはじまって、親族たちはみえみえのおべんちゃら、そこにナゾの木箱が届きます。送り主は黒魔術に傾倒したために、絶縁された状態にいたクリストファー。のんきなおばあちゃんたち、「あの子もとうとういい子になったのね!」と、感激して箱をあけてしまうと…
遺産目当てでおばあちゃんたちの死を願っていた親族たちが、バケモノに変身したおばあちゃんに次々と殺されちゃう!! というブラックで痛快なお話です。ブラックで痛快すぎて、子供にまで手を出しちゃったりするんですが… そこはまあ、おばあちゃんたちのユニークさに免じて許してあげましょう。
ばかばかしいお話ながら、ちゃんと作りこまれていて、スプラッターも過激でグロテスク。随所に笑いをさそいます。おばあちゃんのメイクがチープで懐かしい雰囲気ですね。日本人からすればニヤニヤ笑いなんですが、海外だと爆笑シーンの連続なんでしょうか。美人が何人生き残れるかは、観てのお楽しみです♪
屋敷の台所にて。
「ぐずぐずしている
暇はないよ!!」
← この方もこわい
ですけど、バケモノ
にはなりません。
美人発見!
歌手のアリス
(P・デイヴィア)。
おばあちゃんは温厚で
やさしいはずが…
え?
ど、どうしたの??
まあ、おばあちゃん~、
なんてお口が大きいの!!
(1988)ベルギー/フランス/オランダ
出演…キャサリン・エメリー
キャロライン・ブラックマン
リチャード・コティカ
監督…エマニュエル・ケルヴィン
★★☆
〔ストーリー〕
莫大な資産を持つレミントンの屋敷で、年老いた姉妹エリザベスとビクトリアの誕生日会がひらかれることに。これは毎年の恒例行事で、親族たちは遺産相続を目あてに続々と各地から集まってくる。和やかな雰囲気のなかで食事を楽しんでいると、不思議な木箱が届けられる。届け主は一族からつまはじきにされたクリストファー。エリザベスとビクトリアは彼が改心したと思って、大喜びで箱をあけてしまうのだが…
邦題は「悪魔の毒々おばあちゃん」となっていますが、あの「毒々」シリーズとはなんの縁もゆかりもございません! 配給がトロマなので、こんなタイトルになってしまったようなのですが、これはめずらしいベルギー産のホラー。ちなみに、写真の女の子もおばあちゃんたちも関係ありません。
原題を直訳してしまうと、「凶暴なおばあちゃんたち」。まーあ、なんてステキなタイトルなんでしょう! ステキなタイトル通りに、オープニングもうきうきしてしまうはじまりなんです。
大金持ちの老姉妹のエリザベス(ダニエル・デイヴン)とビクトリア(アン・マリー・
フォックス)、彼女たちは誕生パーティーをひらくにあたって、親族らを迎える用意をはじめます。使用人たちは部屋の準備や料理に大忙し。なにやらクラシックなワルツにのって、品のいい、穏やかそうなおばあちゃんたちが食材を手に入れるために奔放します。そこには、ヨーロッパののんびりした田舎暮らしに守られた、貞節な上流社会というものがあります。
集まってくる親族たちはというと、当然遺産のことしか頭になくて、家族連れ(妻は美人)は幼い子供に「おばあちゃんが死んだらね」なんていってるし、会社が傾きかけて資金繰りに困っているオジサン(若い嫁も美人)もいるし、道楽アホ息子もいるし、オールドミスもいるし、うさんくさい神父もいるし、武器商人もいるし、レズビアン(交際相手が美人)の雑誌編集長もいるし…
なんだか賑やかで、とっても楽しそうな雰囲気です。この作品が “トロマの隠れた傑作” と呼ばれている理由が、わかる気がします。キャラクターがよくできていておもしろいですし、あと、美人度が高いです! ホラーはやっぱり美人がいないと、盛りあがりませんもんねー。
楽しい誕生日会がはじまって、親族たちはみえみえのおべんちゃら、そこにナゾの木箱が届きます。送り主は黒魔術に傾倒したために、絶縁された状態にいたクリストファー。のんきなおばあちゃんたち、「あの子もとうとういい子になったのね!」と、感激して箱をあけてしまうと…
遺産目当てでおばあちゃんたちの死を願っていた親族たちが、バケモノに変身したおばあちゃんに次々と殺されちゃう!! というブラックで痛快なお話です。ブラックで痛快すぎて、子供にまで手を出しちゃったりするんですが… そこはまあ、おばあちゃんたちのユニークさに免じて許してあげましょう。
ばかばかしいお話ながら、ちゃんと作りこまれていて、スプラッターも過激でグロテスク。随所に笑いをさそいます。おばあちゃんのメイクがチープで懐かしい雰囲気ですね。日本人からすればニヤニヤ笑いなんですが、海外だと爆笑シーンの連続なんでしょうか。美人が何人生き残れるかは、観てのお楽しみです♪
屋敷の台所にて。
「ぐずぐずしている
暇はないよ!!」
← この方もこわい
ですけど、バケモノ
にはなりません。
美人発見!
歌手のアリス
(P・デイヴィア)。
おばあちゃんは温厚で
やさしいはずが…
え?
ど、どうしたの??
まあ、おばあちゃん~、
なんてお口が大きいの!!
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Frayed
(2007)アメリカ
出演…アーロン・ブレイクリー
アレーナ・ダシェル
トニー・デュープ
監督…ノーバート・カオイリ
ロブ・ポートマン
★★★
〔ストーリー〕
きょうはサラの5歳の誕生パーティー。やさしいママ、警官のパパ、たくさんの友だちにお祝いしてもらって、幸せいっぱい… のはずが、兄のカートだけは不機嫌で、なぜか問題行動ばかり起こしていた。そして誕生日会が終わった直後に、信じられないおそろしい事件が…!!
そして、21年後。精神病院に入院していたカートは、警備員を襲って施設から逃げだしてしまう。なにも知らないサラは友人のオードリーやボーイフレンドたちとキャンプに出かけていて、父親のパットと継母のジョリーンは自宅でくつろいでいた…
思いもしない拾いものの登場です。
ほとんど話題にもなってないと思うんですけど、今後も話題になりそうもない予感がするんですけど、あまりの脚本のうまさにうれしくなって♪ レビューしてしまいました。これはレンタルが出るでしょうか~、出てほしいですね~、みなさんにもぜひ観ていただきたい作品です。
オープニングが非常にショッキングです。
子供の誕生パーティーを映したビデオ映像が流れるんですが、妹のサラはいい子なのにたいして、兄のカートはなんだか暴力的。と、思っていましたら、
ひい~っ!!! のっけから、非常にインパクト大々なはじまりです。こういうストー
リーって、へんに凝ったりするよりも、カム映像のほうがやたらと暴力的でおっかなかったりしますよね。ようするに、「ハロウィン」みたいな出だしになるんですが。
そして、ときは流れて21年後。精神病院に送られたカートは28才、父のパット(ト
ニー・デュープ)はときどき様子を見にいくのですが、状態はすこしも改善されていません。彼には暴力的な傾向があり、どうやら自己というものが存在しないようなのですが…
パットが見舞いにいったその夜、事件は起きてしまいます。病院の警備員が襲われて、カートは部屋を脱走。そして、施設の周囲を警備していたゲアリー(アーロン・ブレイクリー)という青年は、突然頭を殴られて意識を失ってしまいます…
おそらく、ほとんどの方が鑑賞をはじめて15分くらいで、結末が読めてしまうのでは。わたしも最初はそんなふうに、たかをくくっていました。でもですね、これはもうすこし凝っているんですよ。そして、こういうタイプの映画としては、完成度もかなりのもの。
どんな感じかといいますと、最大のヒントは、登場人物たちのセリフを注意深く聞いていること! それから、役者さんたちにも注目ですね。最初はイマイチな顔揃え(ごめんなさい~)だなー、もうすこし華があったら… なんて、生意気なことを考えていたんですが、いやー、これはこれでぜんぜんアリですよ! といいますか、たぶん、そこまで計算されていたわけではなかったんだと思うんですけど、結末ですごくいいように作用しています。どんな結末かは… もち、秘密♪ 驚愕しちゃってください!
監督のノーバート・カオイリ&ロブ・ポートマンのコンビは、これがデビュー作のようです。ですが、かなりこなれた撮り方をされていて、コマーシャル的といいますか、安心して最後まで観ることができる映像です。スラッシャーな部分もステレオタイプながら、ちゃんと楽しめますよ。ちなみに、殺人鬼は脚本を担当したディノ・ムーアが演じていまーす♪
それから、エンドロールがはじまっても止めちゃだめです。監督たちが意図したトリックを思うぞんぶん堪能しましょう。そして、最後の最後の結末にゾッとなりましょう… ああ、なんて〇〇なの!! だからアメリカってイヤ!! でも、ストーリーとしてはかなりおもしろいです。B級映画としても健闘しているほうなので、見かけたらぜひ手にとっていただきたい作品です。
警備員のゲアリー。
あっと気づいたときは、
おそかった!!
サラ役の
アレーナ・ダシェル。
だれかが歩き
まわってる??
父のパットは、
カートが生活していた
部屋に秘密の抜け穴
を発見!!
そのむこうには…
追いつめられた
オードリー
(ジャスティン・
ダデュアル)。
こわくてヒイヒイが
止まらないの…!!
なんか出た~!!!
(2007)アメリカ
出演…アーロン・ブレイクリー
アレーナ・ダシェル
トニー・デュープ
監督…ノーバート・カオイリ
ロブ・ポートマン
★★★
〔ストーリー〕
きょうはサラの5歳の誕生パーティー。やさしいママ、警官のパパ、たくさんの友だちにお祝いしてもらって、幸せいっぱい… のはずが、兄のカートだけは不機嫌で、なぜか問題行動ばかり起こしていた。そして誕生日会が終わった直後に、信じられないおそろしい事件が…!!
そして、21年後。精神病院に入院していたカートは、警備員を襲って施設から逃げだしてしまう。なにも知らないサラは友人のオードリーやボーイフレンドたちとキャンプに出かけていて、父親のパットと継母のジョリーンは自宅でくつろいでいた…
思いもしない拾いものの登場です。
ほとんど話題にもなってないと思うんですけど、今後も話題になりそうもない予感がするんですけど、あまりの脚本のうまさにうれしくなって♪ レビューしてしまいました。これはレンタルが出るでしょうか~、出てほしいですね~、みなさんにもぜひ観ていただきたい作品です。
オープニングが非常にショッキングです。
子供の誕生パーティーを映したビデオ映像が流れるんですが、妹のサラはいい子なのにたいして、兄のカートはなんだか暴力的。と、思っていましたら、
ひい~っ!!! のっけから、非常にインパクト大々なはじまりです。こういうストー
リーって、へんに凝ったりするよりも、カム映像のほうがやたらと暴力的でおっかなかったりしますよね。ようするに、「ハロウィン」みたいな出だしになるんですが。
そして、ときは流れて21年後。精神病院に送られたカートは28才、父のパット(ト
ニー・デュープ)はときどき様子を見にいくのですが、状態はすこしも改善されていません。彼には暴力的な傾向があり、どうやら自己というものが存在しないようなのですが…
パットが見舞いにいったその夜、事件は起きてしまいます。病院の警備員が襲われて、カートは部屋を脱走。そして、施設の周囲を警備していたゲアリー(アーロン・ブレイクリー)という青年は、突然頭を殴られて意識を失ってしまいます…
おそらく、ほとんどの方が鑑賞をはじめて15分くらいで、結末が読めてしまうのでは。わたしも最初はそんなふうに、たかをくくっていました。でもですね、これはもうすこし凝っているんですよ。そして、こういうタイプの映画としては、完成度もかなりのもの。
どんな感じかといいますと、最大のヒントは、登場人物たちのセリフを注意深く聞いていること! それから、役者さんたちにも注目ですね。最初はイマイチな顔揃え(ごめんなさい~)だなー、もうすこし華があったら… なんて、生意気なことを考えていたんですが、いやー、これはこれでぜんぜんアリですよ! といいますか、たぶん、そこまで計算されていたわけではなかったんだと思うんですけど、結末ですごくいいように作用しています。どんな結末かは… もち、秘密♪ 驚愕しちゃってください!
監督のノーバート・カオイリ&ロブ・ポートマンのコンビは、これがデビュー作のようです。ですが、かなりこなれた撮り方をされていて、コマーシャル的といいますか、安心して最後まで観ることができる映像です。スラッシャーな部分もステレオタイプながら、ちゃんと楽しめますよ。ちなみに、殺人鬼は脚本を担当したディノ・ムーアが演じていまーす♪
それから、エンドロールがはじまっても止めちゃだめです。監督たちが意図したトリックを思うぞんぶん堪能しましょう。そして、最後の最後の結末にゾッとなりましょう… ああ、なんて〇〇なの!! だからアメリカってイヤ!! でも、ストーリーとしてはかなりおもしろいです。B級映画としても健闘しているほうなので、見かけたらぜひ手にとっていただきたい作品です。
警備員のゲアリー。
あっと気づいたときは、
おそかった!!
サラ役の
アレーナ・ダシェル。
だれかが歩き
まわってる??
父のパットは、
カートが生活していた
部屋に秘密の抜け穴
を発見!!
そのむこうには…
追いつめられた
オードリー
(ジャスティン・
ダデュアル)。
こわくてヒイヒイが
止まらないの…!!
なんか出た~!!!
Martyrs
(2008)フランス/カナダ
出演…マルジャーナ・アロウィ
ミレーヌ・ジャンパノワ
キャサリン・ベジン
監督…パスカル・ロージェ
★★★☆
〔ストーリー〕
1970年、一年前に行方不明になっていた少女ルシーが、痩せ衰え、血だらけの状態で叫びまわりながら町中を走っているところを発見される。その後の警察の調べで、彼女は閉鎖された屠殺場に監禁されていて、複数の人間からおぞましい拷問をうけつづけていたらしいことが判明する。犯人たちの正体は? 彼女にいったいなにが起こったのか? 保護施設に送られたルシーは、そこで同年代の少女アナと仲よくなり、しだいに彼女に心をひらくようになる… しかし、ルシーの悪夢はけして終わらなかった。そして、15年後…
たぶん、あちこちでじりじりと話題になりつつあるので、チェックしていらっしゃる方も多いかと思います。ここにきて、フランス・ホラーの大本命が登場してしまいました。
アジアン・ホラーが金太郎飴みたいなことをしている間に、フランスは2つも3つも巨大なハードルを乗り越えて、とうてい追いつけないような段階にまで到達してしまったんだなー、と、ただただ唖然とするばかりです。
そして、どうか覚悟してください… こんなに最悪・最強なホラーは、めったにお目にかかれないかもしれません!!
カンヌやトロントなどで、この残虐非道な鬼畜映画「マーターズ/殉教者」が話題沸騰、大ひんしゅくを買うといううれしい注目を集めたロージェ監督。いまやホラー界の超期待の新星となって、さっそく「Hellraiser」(「ヘルレイザー」1987)のリメイクが正式決定したそうですが… 彼がリメイクするとなると、前作をはるかにうわまわってしまうんじゃないか? だ、だいじょうぶなのか…? と、わたしは勝手に焦ってしまったのですが。
だってですね、この作品がどれだけすごいかといいますと、「A L' interieur」(「屋敷女」2007)の恐怖やショックが一過性のものだったんじゃない? なんて思えるくらい、暗黒すぎるのです。邪悪です。そして、ストーリーとしてもかなりひねくれていると思います。オープニングからエンディングまで、一瞬たりとも目が離せないひりひりした緊張感と、血みどろの残虐性と、観客を奈落の底につきおとす冷徹さ…
ああああう、最近のフランス・ホラーって、どうしてこんなに強力になってしまったんでしょうね…!! 伽椰子なんか、ぜったい太刀打ちできませんよ。
物語は、一年前に行方不明になっていたルシー(ジェシー・パム)の発見からはじまります。幼い少女は痩せ衰え、脱水症状をひきおこしていて、ひどい虐待をくりかえされていたようなのですが… なぜか、性的虐待はおこなわれていませんでした。そして、警察が現場に駆けつけたときには、犯人一味は姿を消したあと。謎の監禁虐待事件の真実に迫ろうとするのですが、怯えるルシーはなにも喋ることができません。彼女の唯一の救いとなるのは、おなじように両親から虐待されて育った、アナ(エリカ・スコット)という友人。
そして、15年後。大人になったルシー(ミレーヌ・ジャンパノワ)は、ある朝のこと、とある平和な家庭の門を叩きます。そこには陽気な両親と十代の息子と娘の四人家族の、ごくごく平凡で穏やかな風景がありました。ショットガンをかまえたルシーは “復讐の権化” となって、家族たちに凶行の火をむけてしまいます…!!
一方、唯一の友人で、姉妹同然で育ったアナ(マルジャーナ・アロウィ)は、彼女から電話連絡をうけ、急いでルシーのもとに駆けつけるのですが…
…これ以上ストーリーをくわしく書くことができないのですが、フランス・ホラーの特徴ともいえる 「生理的嫌悪描写」 に、さらに “暗黒系” がくわわった感じです。そして、とことん、無情なまでに邪悪です。あまりの邪悪さに、わたしはこれ以上得点を高くする勇気がありませんでした… 小心者ですいません。
みなさんにも、この作品の真価と冒険をぜひともたしかめていただきたいのですが、これは 「一緒に暗黒に堕ちてしまうことを覚悟のうえで!」 と、一応ことわっておいたほうがいいかと思います。それくらい強烈すぎて、こちらには血も涙も与えてくれませんので。あとで後悔しても、きっとおそいです。
ほんとに、こんなにかわいらしい女の子たちや若い娘たちをつかって、よくもまあ、ここまで非道になりきれるものですよ~!!
ついでに、「ファニーゲーム」系、「Ils」(2006)とか、「The Strangers」(2008)といった後味の悪い系を想像していらっしゃる方がいたら… やっぱりそんな甘い考えも、とっとと捨てちゃったほうが身のためです。恐怖にもさまざまな表現法があると思うんですけど、ここまでエッジのきいた、鋭くこっちの精神に入りこんできて、なおかつ、いつまでも悪夢が頭を憑りついてはなれない… それくらいインパクトのあるこんなまがまがしい作品、めったに見かけないような気がします。
またまたついでに、ロージェ監督の近況なんですが。イギリスの人気ダーク・ファンタジー作家、チャイナ・ミエヴィルの 『ディテールズ』 という作品の映画化も決定しています。こちらは、パレイドリア(変像症… 壁の染みや騒音などから、意味のあることを発見したと思いこむ妄想のこと)を扱った作品らしいです。原作はダーク・ファンタジーよりなんですが、ロージェ監督はこのストーリーがいまいち気に入らず、一から脚本を書き直してしまうとのこと!(…それじゃ、べつのお話になっちゃうんじゃないデスか…?)
ということは、ということは~…
なんだかまたまた、危険で邪悪な香りがただよってきそうなんですが!!
あああ、期待してしまう自分がなんだかこわい…
復讐の鬼と化した
ルシー!!
ルシーを心配するアナ。
ルシーにつきまとう
悪夢の正体とは…?
なんか、むこうに
ぼんやり映って
ますけどっっ!!
アナの身にいったい
なにが…?!!
ルシーの
運命は…?!!
(2008)フランス/カナダ
出演…マルジャーナ・アロウィ
ミレーヌ・ジャンパノワ
キャサリン・ベジン
監督…パスカル・ロージェ
★★★☆
〔ストーリー〕
1970年、一年前に行方不明になっていた少女ルシーが、痩せ衰え、血だらけの状態で叫びまわりながら町中を走っているところを発見される。その後の警察の調べで、彼女は閉鎖された屠殺場に監禁されていて、複数の人間からおぞましい拷問をうけつづけていたらしいことが判明する。犯人たちの正体は? 彼女にいったいなにが起こったのか? 保護施設に送られたルシーは、そこで同年代の少女アナと仲よくなり、しだいに彼女に心をひらくようになる… しかし、ルシーの悪夢はけして終わらなかった。そして、15年後…
たぶん、あちこちでじりじりと話題になりつつあるので、チェックしていらっしゃる方も多いかと思います。ここにきて、フランス・ホラーの大本命が登場してしまいました。
アジアン・ホラーが金太郎飴みたいなことをしている間に、フランスは2つも3つも巨大なハードルを乗り越えて、とうてい追いつけないような段階にまで到達してしまったんだなー、と、ただただ唖然とするばかりです。
そして、どうか覚悟してください… こんなに最悪・最強なホラーは、めったにお目にかかれないかもしれません!!
カンヌやトロントなどで、この残虐非道な鬼畜映画「マーターズ/殉教者」が話題沸騰、大ひんしゅくを買うといううれしい注目を集めたロージェ監督。いまやホラー界の超期待の新星となって、さっそく「Hellraiser」(「ヘルレイザー」1987)のリメイクが正式決定したそうですが… 彼がリメイクするとなると、前作をはるかにうわまわってしまうんじゃないか? だ、だいじょうぶなのか…? と、わたしは勝手に焦ってしまったのですが。
だってですね、この作品がどれだけすごいかといいますと、「A L' interieur」(「屋敷女」2007)の恐怖やショックが一過性のものだったんじゃない? なんて思えるくらい、暗黒すぎるのです。邪悪です。そして、ストーリーとしてもかなりひねくれていると思います。オープニングからエンディングまで、一瞬たりとも目が離せないひりひりした緊張感と、血みどろの残虐性と、観客を奈落の底につきおとす冷徹さ…
ああああう、最近のフランス・ホラーって、どうしてこんなに強力になってしまったんでしょうね…!! 伽椰子なんか、ぜったい太刀打ちできませんよ。
物語は、一年前に行方不明になっていたルシー(ジェシー・パム)の発見からはじまります。幼い少女は痩せ衰え、脱水症状をひきおこしていて、ひどい虐待をくりかえされていたようなのですが… なぜか、性的虐待はおこなわれていませんでした。そして、警察が現場に駆けつけたときには、犯人一味は姿を消したあと。謎の監禁虐待事件の真実に迫ろうとするのですが、怯えるルシーはなにも喋ることができません。彼女の唯一の救いとなるのは、おなじように両親から虐待されて育った、アナ(エリカ・スコット)という友人。
そして、15年後。大人になったルシー(ミレーヌ・ジャンパノワ)は、ある朝のこと、とある平和な家庭の門を叩きます。そこには陽気な両親と十代の息子と娘の四人家族の、ごくごく平凡で穏やかな風景がありました。ショットガンをかまえたルシーは “復讐の権化” となって、家族たちに凶行の火をむけてしまいます…!!
一方、唯一の友人で、姉妹同然で育ったアナ(マルジャーナ・アロウィ)は、彼女から電話連絡をうけ、急いでルシーのもとに駆けつけるのですが…
…これ以上ストーリーをくわしく書くことができないのですが、フランス・ホラーの特徴ともいえる 「生理的嫌悪描写」 に、さらに “暗黒系” がくわわった感じです。そして、とことん、無情なまでに邪悪です。あまりの邪悪さに、わたしはこれ以上得点を高くする勇気がありませんでした… 小心者ですいません。
みなさんにも、この作品の真価と冒険をぜひともたしかめていただきたいのですが、これは 「一緒に暗黒に堕ちてしまうことを覚悟のうえで!」 と、一応ことわっておいたほうがいいかと思います。それくらい強烈すぎて、こちらには血も涙も与えてくれませんので。あとで後悔しても、きっとおそいです。
ほんとに、こんなにかわいらしい女の子たちや若い娘たちをつかって、よくもまあ、ここまで非道になりきれるものですよ~!!
ついでに、「ファニーゲーム」系、「Ils」(2006)とか、「The Strangers」(2008)といった後味の悪い系を想像していらっしゃる方がいたら… やっぱりそんな甘い考えも、とっとと捨てちゃったほうが身のためです。恐怖にもさまざまな表現法があると思うんですけど、ここまでエッジのきいた、鋭くこっちの精神に入りこんできて、なおかつ、いつまでも悪夢が頭を憑りついてはなれない… それくらいインパクトのあるこんなまがまがしい作品、めったに見かけないような気がします。
またまたついでに、ロージェ監督の近況なんですが。イギリスの人気ダーク・ファンタジー作家、チャイナ・ミエヴィルの 『ディテールズ』 という作品の映画化も決定しています。こちらは、パレイドリア(変像症… 壁の染みや騒音などから、意味のあることを発見したと思いこむ妄想のこと)を扱った作品らしいです。原作はダーク・ファンタジーよりなんですが、ロージェ監督はこのストーリーがいまいち気に入らず、一から脚本を書き直してしまうとのこと!(…それじゃ、べつのお話になっちゃうんじゃないデスか…?)
ということは、ということは~…
なんだかまたまた、危険で邪悪な香りがただよってきそうなんですが!!
あああ、期待してしまう自分がなんだかこわい…
復讐の鬼と化した
ルシー!!
ルシーを心配するアナ。
ルシーにつきまとう
悪夢の正体とは…?
なんか、むこうに
ぼんやり映って
ますけどっっ!!
アナの身にいったい
なにが…?!!
ルシーの
運命は…?!!
Bad Biology
(2008)アメリカ
出演…シャーリー・ダニエルソン
アンソニー・スニード
トム・コフート
監督…フランク・へネンロッター
★★★
〔ストーリー〕
生まれつき〇〇が〇〇もあって、異常な性欲の持主である、新進気鋭の女流写真家・ジェニファー!! 彼女は毎晩運命の出会いを求めて夜をさまようのだが、彼女を満足させてくれる男性とはついぞめぐり会えないでいた…
一方、生まれつき〇〇が〇〇もある、やっぱり自分の異常さに悩んでいるバズという青年!! 彼はいうことをきかない〇〇の性欲を増強させるために、日々薬漬けの虚しい毎日… そんな彼らが、運命の出会いをはたしてしまうと…?!?!
へネンロッターの16年ぶりの新作が、ついに、ついに登場ですっ!!
…ふう、あらすじをど~う書いたらいいものか、ちょっと考えこんでしまいました… 聞きしにもまさる怪作なんですよ。そしてまた、これが潔いこと、おもしろいこと、ちゃんと映画になっていること!!最初はどんなことになるやらと不安もあったのですが、へネンロッター監督にそんな心配は無用でした。だってこの方、日陰ものの、コメディとブラックと哀愁を織りまぜた彼特有の作品を撮らせたら、まさしくお手のものですもんね。
ついでに、もしかしたらこの作品、へネンロッター監督の最高作品になっているかもしれません。それくらい、とてもよくできていると思います。
ヒロインのジェニファーを演じるのは、無名の若手女優、シャーリー・ダニエルソン。彼女がまた、一見知的で、清純そうで、金髪の色白カワイイ美人さんなんですが、そんな彼女の口から、「わたしはク~…スを7つ持って生まれたの…」という、衝撃的な告白からはじまるこの作品。へネンロッター監督というと、そうです、ド変態ちっくです。いかがわしいです。あからさまです。でも、かつてこんなに、あからさまで卑猥なテーマを扱った映画があったでしょうかーーー?!
ジェニファーは、その特異体質から性欲が並外れて強く、辛抱たまらず、しょっちゅう男を誘っては性的満足を得ようとします。でも、その快楽は結局かりそめのもの。心から満たされた経験がありません。ついでに、最中に写真を撮るのがくせです。写真家ですからね。あ、たまに興奮して、相手を殺しちゃったりもします。行為の直後には、あっという間に産気づいて出産してしまうという、さらにすごーす・ぎ・る(!!!)特異体質が追加オプションであったりもします。
一方、ジャンキーのバズ青年を演じるのは、やはり無名の新人、アンソニー・スニード。バズのほうは映像化可能ですので、そのすごさをみなさんもしみじみ実感できると思います。…といいますか、コレ、人体の一部というよりはエイリアンですよね! バズの 「それ」 は意志をもっていて、年中薬漬けにしていないとおとなしくしていてくれません。かなりの暴れん坊さんです。たまに売春婦を拾ってくるのですが、彼とエッチしてしまうと、あらら~、と、とんでもないことに~…!!
全編抱腹絶倒の、超エロ・グロ・バカ・コメディ・ホラー映画。といっても、もちろん女性のヌードだらけなのですが、これが驚くほどエロ・グロしていなくて、猥雑な主題のはずなのに、妙にさわやかでほのぼのストーリー。これだけ(ある意味)危険な要素をとりいれておきながら、映画としてきっちり機能していて、なおかつキッチェなファンタジーになっているところなんか、ほんとにすばらしいと思いました。
もちろん、そこにはへネンロッター監督の腕もあるのですが、主演のふたりのピュアな魅力も大きいと思います。
一応バカ映画を装っているんですが、その裏には、快楽を得るためのセックスの真の意味とは? 性のアイデンティティの複雑さや、ハンディキャップを背負った男女の、他人にはけして理解されない哀しい物語… といった、さまざまな深遠な問題提起が隠されていたりもします。「Teeth」(2007)は青春映画していましたが、こちらはより即物的に、直接的に観客にうったえてくる大人映画。でも、大人だって、こんなに悩んだり、あがいたりするんですよ!
へネンロッター監督というと、「時代に逆行した映画を撮る方」 というイメージばかりが強かったのですが、これはぜんぜん新しいです。むしろ、オシャレです。真実の愛を求める男女に訪れる、最終的な運命とは…? 役者さんたちがのびのび演技している姿がとてもよかったですね。とくに、ジェニファー役のシャーリー・ダニエルソンは、ほんとに新人さんですか?
写真家ジェニファー。
おとなしそうに見えます
けど、彼女にはすんごい
秘密が…!!
ヤク中青年バズ。
こっちもおとなしそう
ですが、彼にもすん
ごい秘密が…!!
あ、
また殺しちゃった…♪
あーん、
また産まれちゃったーん♪
バズのほうも忙しいこと
になってます。
もーう、どうにかして!!
バズとエッチした売春婦
は、なんかすっごい
状態になっちゃって
ますが…!?!
(2008)アメリカ
出演…シャーリー・ダニエルソン
アンソニー・スニード
トム・コフート
監督…フランク・へネンロッター
★★★
〔ストーリー〕
生まれつき〇〇が〇〇もあって、異常な性欲の持主である、新進気鋭の女流写真家・ジェニファー!! 彼女は毎晩運命の出会いを求めて夜をさまようのだが、彼女を満足させてくれる男性とはついぞめぐり会えないでいた…
一方、生まれつき〇〇が〇〇もある、やっぱり自分の異常さに悩んでいるバズという青年!! 彼はいうことをきかない〇〇の性欲を増強させるために、日々薬漬けの虚しい毎日… そんな彼らが、運命の出会いをはたしてしまうと…?!?!
へネンロッターの16年ぶりの新作が、ついに、ついに登場ですっ!!
…ふう、あらすじをど~う書いたらいいものか、ちょっと考えこんでしまいました… 聞きしにもまさる怪作なんですよ。そしてまた、これが潔いこと、おもしろいこと、ちゃんと映画になっていること!!最初はどんなことになるやらと不安もあったのですが、へネンロッター監督にそんな心配は無用でした。だってこの方、日陰ものの、コメディとブラックと哀愁を織りまぜた彼特有の作品を撮らせたら、まさしくお手のものですもんね。
ついでに、もしかしたらこの作品、へネンロッター監督の最高作品になっているかもしれません。それくらい、とてもよくできていると思います。
ヒロインのジェニファーを演じるのは、無名の若手女優、シャーリー・ダニエルソン。彼女がまた、一見知的で、清純そうで、金髪の色白カワイイ美人さんなんですが、そんな彼女の口から、「わたしはク~…スを7つ持って生まれたの…」という、衝撃的な告白からはじまるこの作品。へネンロッター監督というと、そうです、ド変態ちっくです。いかがわしいです。あからさまです。でも、かつてこんなに、あからさまで卑猥なテーマを扱った映画があったでしょうかーーー?!
ジェニファーは、その特異体質から性欲が並外れて強く、辛抱たまらず、しょっちゅう男を誘っては性的満足を得ようとします。でも、その快楽は結局かりそめのもの。心から満たされた経験がありません。ついでに、最中に写真を撮るのがくせです。写真家ですからね。あ、たまに興奮して、相手を殺しちゃったりもします。行為の直後には、あっという間に産気づいて出産してしまうという、さらにすごーす・ぎ・る(!!!)特異体質が追加オプションであったりもします。
一方、ジャンキーのバズ青年を演じるのは、やはり無名の新人、アンソニー・スニード。バズのほうは映像化可能ですので、そのすごさをみなさんもしみじみ実感できると思います。…といいますか、コレ、人体の一部というよりはエイリアンですよね! バズの 「それ」 は意志をもっていて、年中薬漬けにしていないとおとなしくしていてくれません。かなりの暴れん坊さんです。たまに売春婦を拾ってくるのですが、彼とエッチしてしまうと、あらら~、と、とんでもないことに~…!!
全編抱腹絶倒の、超エロ・グロ・バカ・コメディ・ホラー映画。といっても、もちろん女性のヌードだらけなのですが、これが驚くほどエロ・グロしていなくて、猥雑な主題のはずなのに、妙にさわやかでほのぼのストーリー。これだけ(ある意味)危険な要素をとりいれておきながら、映画としてきっちり機能していて、なおかつキッチェなファンタジーになっているところなんか、ほんとにすばらしいと思いました。
もちろん、そこにはへネンロッター監督の腕もあるのですが、主演のふたりのピュアな魅力も大きいと思います。
一応バカ映画を装っているんですが、その裏には、快楽を得るためのセックスの真の意味とは? 性のアイデンティティの複雑さや、ハンディキャップを背負った男女の、他人にはけして理解されない哀しい物語… といった、さまざまな深遠な問題提起が隠されていたりもします。「Teeth」(2007)は青春映画していましたが、こちらはより即物的に、直接的に観客にうったえてくる大人映画。でも、大人だって、こんなに悩んだり、あがいたりするんですよ!
へネンロッター監督というと、「時代に逆行した映画を撮る方」 というイメージばかりが強かったのですが、これはぜんぜん新しいです。むしろ、オシャレです。真実の愛を求める男女に訪れる、最終的な運命とは…? 役者さんたちがのびのび演技している姿がとてもよかったですね。とくに、ジェニファー役のシャーリー・ダニエルソンは、ほんとに新人さんですか?
写真家ジェニファー。
おとなしそうに見えます
けど、彼女にはすんごい
秘密が…!!
ヤク中青年バズ。
こっちもおとなしそう
ですが、彼にもすん
ごい秘密が…!!
あ、
また殺しちゃった…♪
あーん、
また産まれちゃったーん♪
バズのほうも忙しいこと
になってます。
もーう、どうにかして!!
バズとエッチした売春婦
は、なんかすっごい
状態になっちゃって
ますが…!?!
The Burrowers
(2008)アメリカ
出演…カール・ゲアリー
ウィリアム・メイポーザー
クランシー・ブラウン
監督…J・T・ぺティ
★★☆
〔ストーリー〕
1897年のアメリカ北部ダコタ・テリトリー。開拓者たちが荒れた大地を果敢に切り開くなか、青年コフィは、恋仲のメアリーアンに結婚の申しこみをする。しかし、その夜、メアリーアンの家族は何者かに襲撃され、幼い弟・妹をふくめた家族四人の虐殺遺体が発見、メアリーアンは行方不明となってしまう。村人たちは怒りに燃え、この虐殺行為をインディアンたちの仕業だと思いこみ、騎馬隊を組んで犯人探しをはじめるのだが…
J・T・ぺティの新作、ウェスタン・ホラーです。ぺティ監督というと、「Batman Begins」(「バットマン・ビギンズ」2005)の脚本担当がいちばん有名でしょうか。あと、「Mimic: Sentinel」(「ミミック3」2003)の脚本・監督もしていらっしゃいますね。
ブライアン・ラムレイの〈タイタス・クロウ〉シリーズに、似たようなタイトルのクトゥルフものがあったので、てっきりその映画化かと思ってたんですが… ぜんぜんちがいました、ぺティ監督のオリジナルでした。といっても、内容はわりと似通っています。とくに、モンスターが地中を自由にいききするところなんか。肝心のモンスターの正体も、クトゥルフといえなくもないです。
ときは19世紀末のダコタ・テリトリー。青年コフィ(カール・ゲアリー)は、恋人のメアリーアンに銀にブローチを贈ってプロポーズをします。幸せの絶頂なふたり…♪ でも、その幸せはほんのちょっとしかつづきませんでした。その夜、農場主だったメアリーアンの父の家を何者かが襲い、家族は地下に非難するのですが、不気味な犯人はとうとう彼らの居場所を嗅ぎつけてしまい…
そして翌朝、無惨な遺体が発見されます。犯人は幼い子供たちにも容赦がなく、喉を掻き切られていて、メアリーアンだけ遺体が発見されませんでした。
村人たちはこのおそるべき犯行に怒りを隠しきれず、インディアンの仕業と見当をつけて、騎馬隊を組んで犯人捜しに乗りだします。そして、運悪く近くにいたインディアンの青年を見つけるや、おぞましい報復を開始してしまうのです…!!
なにがこわいってですね、この報復&拷問シーンがいちばん見るに耐えられなかったです。騎馬隊長のヘンリー(ダグ・ハッチソン)がまた、これでもかというくらい陰険で冷酷なサディストを演じていて、史実を紐解けば、こんなこといくらでもあったのだろうなーと、思うと、背筋が寒くなってしまいます。過去もの、ある特定の場所や時間に舞台を設定した場合、こんなふうに人間の愚かさが露呈してしまうからイヤですよね。そんなわけでして、早くモンスター、出てこいっ! こんなひどいこと、早く終わらせてくれいっ!! という気分になってしまいます。
もちろんカウボーイのなかにもいい人はいまして、主人公のコフィをはじめ、友人の黒人青年カラガン(ショーン・パトリック・トーマス)とか、語学力に長けているウィル(ウィリアム・メイポーザー)とか、彼らの父親役にあたるジョン(クランシー・ブラウン)などといった、まともな性格の人たちもいるんですが。
開拓時代の男たちがどれだけ血なまぐさかったかは予想がつきますが、インディアンひとりをいじめただけでは満足できないヘンリーは、グループにわかれて探索することを提案します。当然コフィは、仲のいい友人たちとジョンとで組んで行動することにするのですが…
ウェスタンということで、まあ、ある程度は想像がついちゃったんですけど、たいした人間関係の発展もないままに、延々野原を駆けめぐる映像を見せられるのはちょっと苦しいです。でも、後半になって、なんとか盛りかえしてくれます。地下を跋扈するモンスターは、「ある昆虫の習性」 をモデルにしていると思うのですが、その正体は、なんとなんと~!!
人がどんどん死んでいくわりには、たいした余情も感慨も残さず、そのあたりがまたいかにもウェスタン映画らしくて、ホラーらしくないといえばホラーらしくないかもしれません。そこんとこがまた、ちょっとおもしろいかなあと思いました。モンスターがわりとグロかったですね。それ以上にグロイのは、やはり人間ですねん…
コフィ役のカール・
ゲアリー。
無実の青年をいたぶる
騎馬隊!!
ジョン(クランシー・ブラウン)
は、現場で奇妙な穴を発見
するのですが、周囲は
相手にしてくれません。
こんなんで “男のロマン”
とかいってる人は、
軟弱すぎですよ~
…うあんっ!!
端っこになんか、
なんかいるようっ!!
(2008)アメリカ
出演…カール・ゲアリー
ウィリアム・メイポーザー
クランシー・ブラウン
監督…J・T・ぺティ
★★☆
〔ストーリー〕
1897年のアメリカ北部ダコタ・テリトリー。開拓者たちが荒れた大地を果敢に切り開くなか、青年コフィは、恋仲のメアリーアンに結婚の申しこみをする。しかし、その夜、メアリーアンの家族は何者かに襲撃され、幼い弟・妹をふくめた家族四人の虐殺遺体が発見、メアリーアンは行方不明となってしまう。村人たちは怒りに燃え、この虐殺行為をインディアンたちの仕業だと思いこみ、騎馬隊を組んで犯人探しをはじめるのだが…
J・T・ぺティの新作、ウェスタン・ホラーです。ぺティ監督というと、「Batman Begins」(「バットマン・ビギンズ」2005)の脚本担当がいちばん有名でしょうか。あと、「Mimic: Sentinel」(「ミミック3」2003)の脚本・監督もしていらっしゃいますね。
ブライアン・ラムレイの〈タイタス・クロウ〉シリーズに、似たようなタイトルのクトゥルフものがあったので、てっきりその映画化かと思ってたんですが… ぜんぜんちがいました、ぺティ監督のオリジナルでした。といっても、内容はわりと似通っています。とくに、モンスターが地中を自由にいききするところなんか。肝心のモンスターの正体も、クトゥルフといえなくもないです。
ときは19世紀末のダコタ・テリトリー。青年コフィ(カール・ゲアリー)は、恋人のメアリーアンに銀にブローチを贈ってプロポーズをします。幸せの絶頂なふたり…♪ でも、その幸せはほんのちょっとしかつづきませんでした。その夜、農場主だったメアリーアンの父の家を何者かが襲い、家族は地下に非難するのですが、不気味な犯人はとうとう彼らの居場所を嗅ぎつけてしまい…
そして翌朝、無惨な遺体が発見されます。犯人は幼い子供たちにも容赦がなく、喉を掻き切られていて、メアリーアンだけ遺体が発見されませんでした。
村人たちはこのおそるべき犯行に怒りを隠しきれず、インディアンの仕業と見当をつけて、騎馬隊を組んで犯人捜しに乗りだします。そして、運悪く近くにいたインディアンの青年を見つけるや、おぞましい報復を開始してしまうのです…!!
なにがこわいってですね、この報復&拷問シーンがいちばん見るに耐えられなかったです。騎馬隊長のヘンリー(ダグ・ハッチソン)がまた、これでもかというくらい陰険で冷酷なサディストを演じていて、史実を紐解けば、こんなこといくらでもあったのだろうなーと、思うと、背筋が寒くなってしまいます。過去もの、ある特定の場所や時間に舞台を設定した場合、こんなふうに人間の愚かさが露呈してしまうからイヤですよね。そんなわけでして、早くモンスター、出てこいっ! こんなひどいこと、早く終わらせてくれいっ!! という気分になってしまいます。
もちろんカウボーイのなかにもいい人はいまして、主人公のコフィをはじめ、友人の黒人青年カラガン(ショーン・パトリック・トーマス)とか、語学力に長けているウィル(ウィリアム・メイポーザー)とか、彼らの父親役にあたるジョン(クランシー・ブラウン)などといった、まともな性格の人たちもいるんですが。
開拓時代の男たちがどれだけ血なまぐさかったかは予想がつきますが、インディアンひとりをいじめただけでは満足できないヘンリーは、グループにわかれて探索することを提案します。当然コフィは、仲のいい友人たちとジョンとで組んで行動することにするのですが…
ウェスタンということで、まあ、ある程度は想像がついちゃったんですけど、たいした人間関係の発展もないままに、延々野原を駆けめぐる映像を見せられるのはちょっと苦しいです。でも、後半になって、なんとか盛りかえしてくれます。地下を跋扈するモンスターは、「ある昆虫の習性」 をモデルにしていると思うのですが、その正体は、なんとなんと~!!
人がどんどん死んでいくわりには、たいした余情も感慨も残さず、そのあたりがまたいかにもウェスタン映画らしくて、ホラーらしくないといえばホラーらしくないかもしれません。そこんとこがまた、ちょっとおもしろいかなあと思いました。モンスターがわりとグロかったですね。それ以上にグロイのは、やはり人間ですねん…
コフィ役のカール・
ゲアリー。
無実の青年をいたぶる
騎馬隊!!
ジョン(クランシー・ブラウン)
は、現場で奇妙な穴を発見
するのですが、周囲は
相手にしてくれません。
こんなんで “男のロマン”
とかいってる人は、
軟弱すぎですよ~
…うあんっ!!
端っこになんか、
なんかいるようっ!!
Coming Soon
(2008)タイ
出演…チャンタウィット・タナセーリー
ウォラカーン・ロートワチャラ(パンチ)
監督…ソーポン・サクダーピシット
★★☆
〔ストーリー〕
映画館に勤めるシェーンは、同僚のヨドと最新作の違法コピーを撮ってこっそりお金を稼いでいる。以前ヨドの妹で切符販売員のソムとつきあっていたが、ささいなケンカがきっかけで別れていた。ソムの誕生日にみんなでお祝いするが、どこかぎこちないふたり。その日の深夜のこと、映画館にもどったシェーンとヨドは近々上映予定の「Evil Spirit」というホラー映画をCAM撮りする。しかし、シェーンが寝てしまっているあいだに、ヨドは姿を消していた…??
たまにはこんなのもどうでしょう!!
タイ発の呪われた映画のお話です。これぞまさしく、アジアン・ホラーです。原題がやたら長くって、しかも表記不能でしたので、英語タイトルになってしまいましたがご勘弁ください。ついでに、役者さんたちの詳細もよくわかりません… わかりしだい追加しておきます。
タイ・ホラーって、ほんとバラエティに富んでますよね。話題作しか日本に入ってこないので、どんな状態になっているのかいまいちナゾなのですが、とりあえず、ホラー映画はたくさん作られているようです。「アート・オブ・ザ・デビル」シリーズみたいな、強力なゴア押しホラーから、起承転結がすっきりした「13 Game Sayawng」(「レベル・サーティーン」2006)、少年の日が心地よくて味わい深い「Dek hor」(2006)、こてこてのコメディ… といった、いろんなタイプの作品があるみたいです。
それで、この作品はあらすじを読んでいただければわかるように、ぶっちゃけ「リング」(1998)の “呪いの媒体” を映画に替えてみた! というだけのお話なのですが… これがけっこう、楽しめました。不気味でした。オープニングがまた、なかなかヤヴァイんですよー。
冒頭、くだんの呪いの映画 「Evil Spirit」 からはじまるのですが、幼い少女が汚い部屋に監禁されています。と、そこへ、片足をひきずる犯人が登場! この、片足をひきずるショットを見ただけで、「うわ~、なんかヤヴァそう…」と、わたしは思ってしまいました。タイ・ホラーって、ときどきやりすぎなんぢゃない?? というくらい過激なときがありますけど、これはしょっぱなから、子供にそんなことしちゃダメですってば、てば!! な展開になってしまいます。
肝心のお話よりも、この映画のほうがやけにコワいです… と、思ってましたら、映画のほうがコワい理由がちゃんとあったんですね。うーん、納得。
監督さんは、「Shutter」(「心霊写真」2004)の脚本を書いた人だそうです。
主人公の青年シェーンには、売出し中の若手俳優チャンタウィット・タナセーリー。相手役のヒロインのソムには、ウォラカーン・ロートワチャラ。じつは彼女、パンチという名前で歌手活動もしています。日本でも人気があるヴォーカリストさんのようです。
最初はずいぶん地味な(…ファンの方がいたら、ごめんなさいね~)キャラクターたちだなーと、思ってたんですが、ソム役のウォラカーンはだんだんかわいくなってくるし、シェーン役のチャンタウィットくんもフラストレーションを抱えた平凡な青年役が悪くなかったです。ストーリーはテンポよく進んで、あっという間に呪いの謎にたどりついてしまいます。この手の映画はいつも思うのですが、「その程度の悲劇で、そんな強力な呪いは生まれない」と、水を差すのは… やっぱり反則ですね~
ですが、ありがちなストーリーながら、コンパクトなまとめ具合がよかったです。アジアン・ホラーって、たまに洒落になんないくらい薄気味悪くて、気持ち悪くって、イヤですよね~、じゃなかった、イイですよねー。これと強烈なゴアがタッグを組んだりしたら、なんか最強ホラーが生まれそうな予感がするんですけど… そういう企画は、まだですか…?
映写技師のシェーン。
隠れてちょっと違法な
こともしています。
冒頭、映画館で友人を探す
女性は、なにに怯えて…??
元カノのソムと。
タイはかわいい娘が
けっこう多いです。
相方のヨドが消えて
しまったため、ひとり
映画館に残って
新作ホラーをコピー
しようとするのですが…
(2008)タイ
出演…チャンタウィット・タナセーリー
ウォラカーン・ロートワチャラ(パンチ)
監督…ソーポン・サクダーピシット
★★☆
〔ストーリー〕
映画館に勤めるシェーンは、同僚のヨドと最新作の違法コピーを撮ってこっそりお金を稼いでいる。以前ヨドの妹で切符販売員のソムとつきあっていたが、ささいなケンカがきっかけで別れていた。ソムの誕生日にみんなでお祝いするが、どこかぎこちないふたり。その日の深夜のこと、映画館にもどったシェーンとヨドは近々上映予定の「Evil Spirit」というホラー映画をCAM撮りする。しかし、シェーンが寝てしまっているあいだに、ヨドは姿を消していた…??
たまにはこんなのもどうでしょう!!
タイ発の呪われた映画のお話です。これぞまさしく、アジアン・ホラーです。原題がやたら長くって、しかも表記不能でしたので、英語タイトルになってしまいましたがご勘弁ください。ついでに、役者さんたちの詳細もよくわかりません… わかりしだい追加しておきます。
タイ・ホラーって、ほんとバラエティに富んでますよね。話題作しか日本に入ってこないので、どんな状態になっているのかいまいちナゾなのですが、とりあえず、ホラー映画はたくさん作られているようです。「アート・オブ・ザ・デビル」シリーズみたいな、強力なゴア押しホラーから、起承転結がすっきりした「13 Game Sayawng」(「レベル・サーティーン」2006)、少年の日が心地よくて味わい深い「Dek hor」(2006)、こてこてのコメディ… といった、いろんなタイプの作品があるみたいです。
それで、この作品はあらすじを読んでいただければわかるように、ぶっちゃけ「リング」(1998)の “呪いの媒体” を映画に替えてみた! というだけのお話なのですが… これがけっこう、楽しめました。不気味でした。オープニングがまた、なかなかヤヴァイんですよー。
冒頭、くだんの呪いの映画 「Evil Spirit」 からはじまるのですが、幼い少女が汚い部屋に監禁されています。と、そこへ、片足をひきずる犯人が登場! この、片足をひきずるショットを見ただけで、「うわ~、なんかヤヴァそう…」と、わたしは思ってしまいました。タイ・ホラーって、ときどきやりすぎなんぢゃない?? というくらい過激なときがありますけど、これはしょっぱなから、子供にそんなことしちゃダメですってば、てば!! な展開になってしまいます。
肝心のお話よりも、この映画のほうがやけにコワいです… と、思ってましたら、映画のほうがコワい理由がちゃんとあったんですね。うーん、納得。
監督さんは、「Shutter」(「心霊写真」2004)の脚本を書いた人だそうです。
主人公の青年シェーンには、売出し中の若手俳優チャンタウィット・タナセーリー。相手役のヒロインのソムには、ウォラカーン・ロートワチャラ。じつは彼女、パンチという名前で歌手活動もしています。日本でも人気があるヴォーカリストさんのようです。
最初はずいぶん地味な(…ファンの方がいたら、ごめんなさいね~)キャラクターたちだなーと、思ってたんですが、ソム役のウォラカーンはだんだんかわいくなってくるし、シェーン役のチャンタウィットくんもフラストレーションを抱えた平凡な青年役が悪くなかったです。ストーリーはテンポよく進んで、あっという間に呪いの謎にたどりついてしまいます。この手の映画はいつも思うのですが、「その程度の悲劇で、そんな強力な呪いは生まれない」と、水を差すのは… やっぱり反則ですね~
ですが、ありがちなストーリーながら、コンパクトなまとめ具合がよかったです。アジアン・ホラーって、たまに洒落になんないくらい薄気味悪くて、気持ち悪くって、イヤですよね~、じゃなかった、イイですよねー。これと強烈なゴアがタッグを組んだりしたら、なんか最強ホラーが生まれそうな予感がするんですけど… そういう企画は、まだですか…?
映写技師のシェーン。
隠れてちょっと違法な
こともしています。
冒頭、映画館で友人を探す
女性は、なにに怯えて…??
元カノのソムと。
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
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