個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Hideaway
(1995)アメリカ
出演…ジェフ・ゴールドブラム
アリシア・シルバーストーン
ジェレミー・シスト
監督…ブレット・レナード
★★★
〔ストーリー〕
妻と娘の家族三人で山小屋に出かけた帰り道、ハッチは自動車事故に巻きこまれる。崖から車が転落して湖に飲みこまれ、意識不明の重体に。病院にかつぎこまれた彼は、ジョナス医師の懸命の蘇生治療によって、からくも生還する。リハビリ期間を終えて無事社会復帰したかに見えたが、そのころからハッチには、おかしな映像が見えるようになり…
ディーン・R・クーンツの 「ハイダウェイ」 です。
クーンツ、わたしはいまいち苦手な部分のある作家でして、(…といいつつも、邦訳のほとんどは読んでます。だって、やっぱり娯楽作家の標準をかるーく越えてる、貴重なくらい腕のある人ですからね!)なんでかっていいますと、この人の世界観にあるんです。そのものずばり、
“愛” ですね。
“正義” ですよ。
砂糖菓子のような “ヒューマニズム” が、世界を救うんですよ。
物語のプロットとしてはじゅうぶんな方向性、多様性、人を食ったような意外性だってときおり発揮していますが、やはり性格の問題なのでしょうか(?)、わたしのようにひねくれている人間からすると、「燦然と輝く愛」 を最終兵器に持ってこられても、「…現実って、そんなものかな?」 と、憎まれ口を叩きたくなってしまうのも事実… コレ、悲しいことに、ホント性格の問題のようです。
それで、クーンツの映画化と聞いても、やはり触手が騒がなかったんですが、ジェフ・ゴールドブラム主演というので観てみることに。
オープニングからクーンツ節が効いています!
不気味な装飾の施された部屋で奇怪な儀式をはじめる少年、場面は換わって、家族旅行の帰り道の不運な交通事故、湖に沈む車、ハッチの臨死体験… と、複雑怪奇なストーリーの幕開けです。「さ~あ、ココからドコに連れていってくれるの?」 と、期待にワクワク、半分不安にドキドキ。
ああ、わたしの感想はまちがってました。
クーンツは “愛の人” でいいんです。
人間を全面的に信じていいんです。
だって、映像化されたことで、陳腐で子供騙しに思えていた世界観が、不思議と説得力を増すんですよ。これがジェフ・ゴールドブラムの影を秘めた演技と相乗効果して、気がついたら見入っちゃってました!
それにしても、ハッチの天敵のヴァサーゴ役の美少年が、ジェレミー・シストだと気づくまでにだいぶ時間がかかりました。だって、どう見たってガ〇トにしか見えないんです!
しかも、すっごい細いし! フィギアのジョニー・ウィアーくんみたい!(← 知ってる人は知ってると思いますが、日本でも非常に人気が高く、ちょっと女っぽい男の子のフィギア・スケーターの方です)。 おそるべし、ジェレミー・シスト… 役のためとはいえ、こんなに様変わりをしちゃうなんて…!!(← 褒めてます)。
「悪と善の存在理由」 というテーマのためCGを多用していますが、当然数十年前の作品ということで、子供っぽいです。が、それでもラストの壮大さと深い感動へと昇華させる技は、なかなかのもの。B級テイストなのに、どこかB級とは片づけられない神々しさも。映画って、ほんとに不思議ですね。
ハッチの目前に、少女が惨殺される
いたましいシーンが見えるようになり
ますが… 妻のリンジィには、
それがどうしても信じられない。
長女レジーナ役のA・シルバーストーン。
じつは一年前に妹を事故で亡くし、
ハッチとはうまくいかなくなっています。
ほら、これがウィアーですよ、
…じゃなかった、シストですよ!
こんな細かったんですね!!
思い悩んだハッチは霊能者ローズを
たずねると、彼女は不思議なことを
口走りはじめて…
どう見たって、ガ〇トなシスト。
でも、悪魔的にキレてる演技は
(めずらしいので)必見です!
(1995)アメリカ
出演…ジェフ・ゴールドブラム
アリシア・シルバーストーン
ジェレミー・シスト
監督…ブレット・レナード
★★★
〔ストーリー〕
妻と娘の家族三人で山小屋に出かけた帰り道、ハッチは自動車事故に巻きこまれる。崖から車が転落して湖に飲みこまれ、意識不明の重体に。病院にかつぎこまれた彼は、ジョナス医師の懸命の蘇生治療によって、からくも生還する。リハビリ期間を終えて無事社会復帰したかに見えたが、そのころからハッチには、おかしな映像が見えるようになり…
ディーン・R・クーンツの 「ハイダウェイ」 です。
クーンツ、わたしはいまいち苦手な部分のある作家でして、(…といいつつも、邦訳のほとんどは読んでます。だって、やっぱり娯楽作家の標準をかるーく越えてる、貴重なくらい腕のある人ですからね!)なんでかっていいますと、この人の世界観にあるんです。そのものずばり、
“愛” ですね。
“正義” ですよ。
砂糖菓子のような “ヒューマニズム” が、世界を救うんですよ。
物語のプロットとしてはじゅうぶんな方向性、多様性、人を食ったような意外性だってときおり発揮していますが、やはり性格の問題なのでしょうか(?)、わたしのようにひねくれている人間からすると、「燦然と輝く愛」 を最終兵器に持ってこられても、「…現実って、そんなものかな?」 と、憎まれ口を叩きたくなってしまうのも事実… コレ、悲しいことに、ホント性格の問題のようです。
それで、クーンツの映画化と聞いても、やはり触手が騒がなかったんですが、ジェフ・ゴールドブラム主演というので観てみることに。
オープニングからクーンツ節が効いています!
不気味な装飾の施された部屋で奇怪な儀式をはじめる少年、場面は換わって、家族旅行の帰り道の不運な交通事故、湖に沈む車、ハッチの臨死体験… と、複雑怪奇なストーリーの幕開けです。「さ~あ、ココからドコに連れていってくれるの?」 と、期待にワクワク、半分不安にドキドキ。
ああ、わたしの感想はまちがってました。
クーンツは “愛の人” でいいんです。
人間を全面的に信じていいんです。
だって、映像化されたことで、陳腐で子供騙しに思えていた世界観が、不思議と説得力を増すんですよ。これがジェフ・ゴールドブラムの影を秘めた演技と相乗効果して、気がついたら見入っちゃってました!
それにしても、ハッチの天敵のヴァサーゴ役の美少年が、ジェレミー・シストだと気づくまでにだいぶ時間がかかりました。だって、どう見たってガ〇トにしか見えないんです!
しかも、すっごい細いし! フィギアのジョニー・ウィアーくんみたい!(← 知ってる人は知ってると思いますが、日本でも非常に人気が高く、ちょっと女っぽい男の子のフィギア・スケーターの方です)。 おそるべし、ジェレミー・シスト… 役のためとはいえ、こんなに様変わりをしちゃうなんて…!!(← 褒めてます)。
「悪と善の存在理由」 というテーマのためCGを多用していますが、当然数十年前の作品ということで、子供っぽいです。が、それでもラストの壮大さと深い感動へと昇華させる技は、なかなかのもの。B級テイストなのに、どこかB級とは片づけられない神々しさも。映画って、ほんとに不思議ですね。
ハッチの目前に、少女が惨殺される
いたましいシーンが見えるようになり
ますが… 妻のリンジィには、
それがどうしても信じられない。
長女レジーナ役のA・シルバーストーン。
じつは一年前に妹を事故で亡くし、
ハッチとはうまくいかなくなっています。
ほら、これがウィアーですよ、
…じゃなかった、シストですよ!
こんな細かったんですね!!
思い悩んだハッチは霊能者ローズを
たずねると、彼女は不思議なことを
口走りはじめて…
どう見たって、ガ〇トなシスト。
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(めずらしいので)必見です!
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
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