個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Pathology
(2008)アメリカ
出演…マイロ・ヴィンティミリア、マイケル・ウェス
トン、ローレン・リー・スミス、ジョニー・
ウィトウァース
監督…マルク・ショーラーマン
★★★
〔ストーリー〕
ハーバード大学を主席で卒業した医学生のテッドは、ある少年の検視から難事件を解決した秀才児。フィラデルフィアの大学病院に招かれて研修をはじめるが、そこにはグリフィン、ジェイクをはじめとするエリート集団グループがいて、テッドが特別扱いされることを歓迎しない。ある晩ジェイクに誘われて彼らと酒を飲み、そのままあやしげな売春宿へと連れていかれてしまう。翌日、解剖台にのっていた検体は、昨晩売春宿で見かけた用心棒の男だった…!!
巷でドクハラが話題になったり、医療に従事する人間が患者を殺しちゃったりと、とても絵空事とは思えないような作品の登場です。オープニングからも、不快感た~っぷりなんですよ。医学生たちが検体相手にバカっぽく遊んでで、「死体と遊ぶな子供たち!」と、思わず突っこみたくなるような、全編そんな感じの映画でした。
主人公のテッドには、「HEROSE/ヒーローズ」でブレイクした、マイロ・ヴィンティミリア。ほかに、テッドの婚約者にアリッサ・ミラノが出ていたり、ラリー・ドレイクが出ていたりして、トレイラーからもかなり期待していた作品だったのですが…
うん~、いろんな意味で非常に残念な映画でした。テーマも時代性にあっているし、撮り方しだいではかなりおもしろくなったと思うんですけどねー…
まずは内容からご紹介します。
テッド(マイロ・ヴィンティミリア)は頭脳明晰な医学生。難事件を解決に導いたことを買われて、フィラデルフィアの難関大学に招かれて、新たにインターンとして研修をはじめます。そこには、選民意識たっぷりのグリフィン(ジョニー・ウィトウァース)、ちょっとクセのあるジェイク(マイケル・ウェストン)、美女のジュリエット(ローレン・リー・スミス)… といったメンバーが構成する、エリート集団5人衆がいました。彼らは初日から、テッドを邪魔者あつかいします。いじめます。ようするに、テッドが注目されるのが気に入らないんですね。
しかし、ある晩ジェイクからお誘いが。ここは仲よくなっておこうとテッドも承諾して、みんなで酒を飲みにいきます。「なーんだ、話せばそんなに悪いヤツラじゃないな…」 などど思っているうちに、気がついたらあやしげな売春宿へ。オエッと吐いちゃってる間に、意識がフェイドアウト。
そして翌日、解剖台の上には見覚えのある男が…
ここから、世にもおそろしいスリラーがはじまっちゃうのです。
この作品の非常に残念な点は、全体として焦点がぼやけていて、ストーリーがちょっと掴みにくい点です。最新医学への探究心、向上心などから道をそれてしまう、引きかえせなくなってしまう… という構図は、よーく理解できるのですが、いかんせん、骨組みが弱い。ごくフツーの人間が犯罪へとシフトするには、それなりの理由、動機づけ、いわば 「カリスマの存在」 などが必要不可欠だと思うのですが、そういうのを感じさせてくれる人物がいないのがさみしかったでしょうか…?
また、編集もちょっと荒いんじゃないかな? と、思わせる場面もいくつかありました。唐突なストーリー展開に観客は引きつけられるというよりも、たぶんびっくりしてしまう(!)と思います。(まあ、それはそれでまた、意外性でもあるのですが…)
おそらく、「医学生たちが危険なゲームに没頭する世界」 を描くために、アブノーマル、自己陶酔、肥大化した自我、研究欲… などといったキーワードを意欲的に盛りこみすぎてしまったために、肝心のお話がぼけてしまったのだと思います。
でも、こういう作品は正直きらいじゃないです。
それから、CGをいっさい使っていない解剖シーンのオンパレードは、そういうのが弱い人にはちょっときびしいかもしれません。現実の医学生も、こんな感じですかねー、やっぱり?
頭脳明晰な、超エリート集団結集!
医療に従事していくうちに、自分が “神” のような存在になったと錯覚してしまい、
「人の死」 さえも操るようになってしまいます。
テッド(マイロ・ヴィンティミリア)
と、婚約者のグウェン
(アリッサ・ミラノ)。
グリフィン役のジョニー・ウィト
ウァース。
ジュリエット(ローレン・リー・ス
ミス)は、テッドに個人的に
興味をおぼえて…
検視ゲームのはじまり!
これが現実だったら
イヤだな~…!!
(2008)アメリカ
出演…マイロ・ヴィンティミリア、マイケル・ウェス
トン、ローレン・リー・スミス、ジョニー・
ウィトウァース
監督…マルク・ショーラーマン
★★★
〔ストーリー〕
ハーバード大学を主席で卒業した医学生のテッドは、ある少年の検視から難事件を解決した秀才児。フィラデルフィアの大学病院に招かれて研修をはじめるが、そこにはグリフィン、ジェイクをはじめとするエリート集団グループがいて、テッドが特別扱いされることを歓迎しない。ある晩ジェイクに誘われて彼らと酒を飲み、そのままあやしげな売春宿へと連れていかれてしまう。翌日、解剖台にのっていた検体は、昨晩売春宿で見かけた用心棒の男だった…!!
巷でドクハラが話題になったり、医療に従事する人間が患者を殺しちゃったりと、とても絵空事とは思えないような作品の登場です。オープニングからも、不快感た~っぷりなんですよ。医学生たちが検体相手にバカっぽく遊んでで、「死体と遊ぶな子供たち!」と、思わず突っこみたくなるような、全編そんな感じの映画でした。
主人公のテッドには、「HEROSE/ヒーローズ」でブレイクした、マイロ・ヴィンティミリア。ほかに、テッドの婚約者にアリッサ・ミラノが出ていたり、ラリー・ドレイクが出ていたりして、トレイラーからもかなり期待していた作品だったのですが…
うん~、いろんな意味で非常に残念な映画でした。テーマも時代性にあっているし、撮り方しだいではかなりおもしろくなったと思うんですけどねー…
まずは内容からご紹介します。
テッド(マイロ・ヴィンティミリア)は頭脳明晰な医学生。難事件を解決に導いたことを買われて、フィラデルフィアの難関大学に招かれて、新たにインターンとして研修をはじめます。そこには、選民意識たっぷりのグリフィン(ジョニー・ウィトウァース)、ちょっとクセのあるジェイク(マイケル・ウェストン)、美女のジュリエット(ローレン・リー・スミス)… といったメンバーが構成する、エリート集団5人衆がいました。彼らは初日から、テッドを邪魔者あつかいします。いじめます。ようするに、テッドが注目されるのが気に入らないんですね。
しかし、ある晩ジェイクからお誘いが。ここは仲よくなっておこうとテッドも承諾して、みんなで酒を飲みにいきます。「なーんだ、話せばそんなに悪いヤツラじゃないな…」 などど思っているうちに、気がついたらあやしげな売春宿へ。オエッと吐いちゃってる間に、意識がフェイドアウト。
そして翌日、解剖台の上には見覚えのある男が…
ここから、世にもおそろしいスリラーがはじまっちゃうのです。
この作品の非常に残念な点は、全体として焦点がぼやけていて、ストーリーがちょっと掴みにくい点です。最新医学への探究心、向上心などから道をそれてしまう、引きかえせなくなってしまう… という構図は、よーく理解できるのですが、いかんせん、骨組みが弱い。ごくフツーの人間が犯罪へとシフトするには、それなりの理由、動機づけ、いわば 「カリスマの存在」 などが必要不可欠だと思うのですが、そういうのを感じさせてくれる人物がいないのがさみしかったでしょうか…?
また、編集もちょっと荒いんじゃないかな? と、思わせる場面もいくつかありました。唐突なストーリー展開に観客は引きつけられるというよりも、たぶんびっくりしてしまう(!)と思います。(まあ、それはそれでまた、意外性でもあるのですが…)
おそらく、「医学生たちが危険なゲームに没頭する世界」 を描くために、アブノーマル、自己陶酔、肥大化した自我、研究欲… などといったキーワードを意欲的に盛りこみすぎてしまったために、肝心のお話がぼけてしまったのだと思います。
でも、こういう作品は正直きらいじゃないです。
それから、CGをいっさい使っていない解剖シーンのオンパレードは、そういうのが弱い人にはちょっときびしいかもしれません。現実の医学生も、こんな感じですかねー、やっぱり?
頭脳明晰な、超エリート集団結集!
医療に従事していくうちに、自分が “神” のような存在になったと錯覚してしまい、
「人の死」 さえも操るようになってしまいます。
テッド(マイロ・ヴィンティミリア)
と、婚約者のグウェン
(アリッサ・ミラノ)。
グリフィン役のジョニー・ウィト
ウァース。
ジュリエット(ローレン・リー・ス
ミス)は、テッドに個人的に
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
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