個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Minority Report
(2002)アメリカ
出演…トム・クルーズ
コリン・ファレル
サマンサ・モートン
マックス・フォン・シドー
監督…スティーヴン・スピルバーグ
★★★☆
〔ストーリー〕
2053年のアメリカは、特殊な能力を持つ “プレコグ” と呼ばれる子供たちによる“殺人予知システム” によって、犯罪のない社会になっていた。だが、犯罪予防局の取締りチームの主任のジョンは、ある日自分が第一級殺人の容疑者として予知されてしまう。ジョンは自分が事件を起こすことになる36時間以内に、真相を暴くことができるのか…??
スピルバーグの「マイノリティ・リポート」です。
原作は、フィリップ・K・ディックの短編 『少数派意見』 を元にしています。ディックといえば、「Blade Runner」(「ブレードランナー」1982)の原作 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 なんて作品も。こちらは大傑作です。未読の方は、ぜひ読んでみてください! そのディックのひさしぶりの映画化なんですが、こんな立派な作品に仕上げてくれたなんて知ったら鼻が高いでしょうねー♪ というくらい、おもしろいことになっています。グッジョブ! です。
やはり映画は「ストーリーが命!」ということを気づかせてくれた一作でもありまして、原作がしっかりしていると、必然的にハラハラドキドキ♪映画になってしまうんですね~。スピルバーグ監督というと、この前年には「Artifical Intelligence: AI」(2001)なんて傑作もものにしています。(…こちらの原作は、ブライアン・オールディスの 『スーパートイズ』)。
さすがスピルバーグだけあって、近未来の風景がうまいですね。未来というと、どうしてもメカニックに描きたがる人が多いですけど、スピルバーグの未来はうつくしいです。流線的なフォルムの車なんかカッコイイし、(…商品化されても、ぜったいカッコイイと思います!)、犯罪防止科の人たちが乗る個人用ジェット機(?)、プレコグの意識を映像化して解析する装置、人の網膜を感知する虫型ロボット… などなど、細かいディティールが非常に凝っていてうつくしいです。
こういったあたり、一度観ただけではもったいないので、何度でも観て確認したくなってしまいます。
そして、主人公のジョンを演じるトム・クルーズについてもちょっとひとこと。
トムはカッコイイですね! だれがなんといおうと、ステキですね~♪♪ 少年のような笑顔ややんちゃな暴れっぷりが魅力のトムですけど、今回はけっこういじめられちゃってます。(キャー、ドキドキ…!)
犯罪防止科の主任のジョンは、表むきには敏腕デカのように頼りがいがあるのですけど、じつは悲しい過去を抱えていました。8歳の息子・ショーンを誘拐されて、いまだにその安否はつかめず、結婚生活も崩壊、自宅では薬物に依存する日々…
精神的にキツイシーンがわりと多いんですけど、とくにひどかったのは、○○を取り替えるシーン! 「…オイオイ、マヂですか??」 と、訊きたくなっちゃうくらい、けっこうグロイです。おっかないです。わたしはまともに観ることができませんでした。。。(こういう系統は、どうも苦手ですね~…)
全体的にはかなりシリアスなドラマですが、サスペンス映画として楽しむのもよし、SF映画として楽しむのもよし、とにかく観て損のない作品です。
プレコグが予知するのは悪夢
ばかり。殺人がいちばん強烈
な感情なんでしょうね。
氷風呂に隠れるも… 追っ手
の虫型ロボットに見つかっ
ちゃった!!
ジョンはいちばんのプレコグ
能力者アガサ(サマンサ・
モートン)を連れて、
真相を探りだしますが…
(このシーン、「NEXT」
(2007)っぽいです!)
ジョンを追うウィットワー刑事(コリン・ファレル)。
予知された過去の事件の被害者の行方は…??
(2002)アメリカ
出演…トム・クルーズ
コリン・ファレル
サマンサ・モートン
マックス・フォン・シドー
監督…スティーヴン・スピルバーグ
★★★☆
〔ストーリー〕
2053年のアメリカは、特殊な能力を持つ “プレコグ” と呼ばれる子供たちによる“殺人予知システム” によって、犯罪のない社会になっていた。だが、犯罪予防局の取締りチームの主任のジョンは、ある日自分が第一級殺人の容疑者として予知されてしまう。ジョンは自分が事件を起こすことになる36時間以内に、真相を暴くことができるのか…??
スピルバーグの「マイノリティ・リポート」です。
原作は、フィリップ・K・ディックの短編 『少数派意見』 を元にしています。ディックといえば、「Blade Runner」(「ブレードランナー」1982)の原作 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 なんて作品も。こちらは大傑作です。未読の方は、ぜひ読んでみてください! そのディックのひさしぶりの映画化なんですが、こんな立派な作品に仕上げてくれたなんて知ったら鼻が高いでしょうねー♪ というくらい、おもしろいことになっています。グッジョブ! です。
やはり映画は「ストーリーが命!」ということを気づかせてくれた一作でもありまして、原作がしっかりしていると、必然的にハラハラドキドキ♪映画になってしまうんですね~。スピルバーグ監督というと、この前年には「Artifical Intelligence: AI」(2001)なんて傑作もものにしています。(…こちらの原作は、ブライアン・オールディスの 『スーパートイズ』)。
さすがスピルバーグだけあって、近未来の風景がうまいですね。未来というと、どうしてもメカニックに描きたがる人が多いですけど、スピルバーグの未来はうつくしいです。流線的なフォルムの車なんかカッコイイし、(…商品化されても、ぜったいカッコイイと思います!)、犯罪防止科の人たちが乗る個人用ジェット機(?)、プレコグの意識を映像化して解析する装置、人の網膜を感知する虫型ロボット… などなど、細かいディティールが非常に凝っていてうつくしいです。
こういったあたり、一度観ただけではもったいないので、何度でも観て確認したくなってしまいます。
そして、主人公のジョンを演じるトム・クルーズについてもちょっとひとこと。
トムはカッコイイですね! だれがなんといおうと、ステキですね~♪♪ 少年のような笑顔ややんちゃな暴れっぷりが魅力のトムですけど、今回はけっこういじめられちゃってます。(キャー、ドキドキ…!)
犯罪防止科の主任のジョンは、表むきには敏腕デカのように頼りがいがあるのですけど、じつは悲しい過去を抱えていました。8歳の息子・ショーンを誘拐されて、いまだにその安否はつかめず、結婚生活も崩壊、自宅では薬物に依存する日々…
精神的にキツイシーンがわりと多いんですけど、とくにひどかったのは、○○を取り替えるシーン! 「…オイオイ、マヂですか??」 と、訊きたくなっちゃうくらい、けっこうグロイです。おっかないです。わたしはまともに観ることができませんでした。。。(こういう系統は、どうも苦手ですね~…)
全体的にはかなりシリアスなドラマですが、サスペンス映画として楽しむのもよし、SF映画として楽しむのもよし、とにかく観て損のない作品です。
プレコグが予知するのは悪夢
ばかり。殺人がいちばん強烈
な感情なんでしょうね。
氷風呂に隠れるも… 追っ手
の虫型ロボットに見つかっ
ちゃった!!
ジョンはいちばんのプレコグ
能力者アガサ(サマンサ・
モートン)を連れて、
真相を探りだしますが…
(このシーン、「NEXT」
(2007)っぽいです!)
ジョンを追うウィットワー刑事(コリン・ファレル)。
予知された過去の事件の被害者の行方は…??
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イメージカラーはメタリックシルバー。
「今日の早川さん」という本でディック作品の映画化
にはイチャモンをつける癖に「ブレードランナー」だけはベタ誉めというフレーズが出てきて笑ってしまいました。自分は早川さんみたいなナイスバディの可愛い女性ではありませんが、思い当たる所が多いです。「NEXT」は許せないんで!でもこの作品は
近未来のガジェットがきちんと作りこまれていて
ストーリーも破綻していませんでした。ジョンの部屋
が寒々しくて生活感がないのは彼の心象風景を
表しているんですね。プレコグの超能力で息子さんの安否が分かればいいのに。あのシーンはサブイボ
がたって正視出来なかったです。
にはイチャモンをつける癖に「ブレードランナー」だけはベタ誉めというフレーズが出てきて笑ってしまいました。自分は早川さんみたいなナイスバディの可愛い女性ではありませんが、思い当たる所が多いです。「NEXT」は許せないんで!でもこの作品は
近未来のガジェットがきちんと作りこまれていて
ストーリーも破綻していませんでした。ジョンの部屋
が寒々しくて生活感がないのは彼の心象風景を
表しているんですね。プレコグの超能力で息子さんの安否が分かればいいのに。あのシーンはサブイボ
がたって正視出来なかったです。
わたしが超能力者なら見つけてあげたい
>亀母さん
「今日の早川さん」というのは4コママンガなのですね。タイトルもおかしいし、プロットも秀逸ではないですか。「NEXT」はたしかにがっかりな内容でした。前半はスピード感があってよかったのに、いつの間にやら3分ルールが、アレ? アレレ…??
トムのジョン、切なかったですよね。子供があんなふうにいなくなっちゃったら、絶対気が狂っちゃいます。ひとり暮らしの部屋も淋しすぎる… 結局真相はわからないままだし…
あのシーンは反則ですね! 映ってないけど、こわすぎるんだって…!!
「今日の早川さん」というのは4コママンガなのですね。タイトルもおかしいし、プロットも秀逸ではないですか。「NEXT」はたしかにがっかりな内容でした。前半はスピード感があってよかったのに、いつの間にやら3分ルールが、アレ? アレレ…??
トムのジョン、切なかったですよね。子供があんなふうにいなくなっちゃったら、絶対気が狂っちゃいます。ひとり暮らしの部屋も淋しすぎる… 結局真相はわからないままだし…
あのシーンは反則ですね! 映ってないけど、こわすぎるんだって…!!
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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