個人的にグッときたホラー映画(べつの意味でグッときたホラー映画も)なんかや、
小説のレビューなどをポツポツと…
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Heartless
(2009)イギリス
出演…ジム・スタージェス
エディー・マーサン
イモージェン・チャーチ
監督…フィリップ・リドリー
★★★★
〔ストーリー〕
兄の写真スタジオを手伝うジェイミーは、写真が趣味。しかし、彼の顔半分は痣におおわれていたため、人目を避けるように明け方の街を写真に撮っていた。ある朝、不気味な叫び声に導かれるように廃屋へ。そこには奇怪なマスク(?)をつけたグループが火を放っていた。ジェイミーはおそれおののくも、彼らの写真を撮る。翌日、現場で人が焼き殺された事実をニュースで知るのだが…
「The Reflecting Skin」(「柔らかい殻」1990)のフィリップ・リドリー監督の15年ぶりの作品です!!
こーれーはー、傑作。。。
「柔らかい殻」は、映画ファンのあいだではけっこう話題になった作品です。残念ながら、わたしは劇場鑑賞することはできなかったのですが、それでもあの結末に衝撃をうけたことはおぼえています。同時に、イギリス映画ってすごいおもしろいんだなー!! と、感動したことも。そのフィリップ監督、なんでも15年ぶりの作品なのだそうですが、やってくれちゃいましたよ。わたしは不覚にも、泣いちゃいました。
ストーリーを簡単に説明しますと、主人公のジェイミー青年(ジム・スタージェス)は痣のある男の子。そのため、いつもフードをかぶって顔を隠しています。痣が強いコンプレックスなんですけど、家族は彼のことを愛しているし、写真が趣味。だれもいない明け方、だれも見むきもしないようなゴミとか廃屋とか、写真に撮るのが好きなんです。ああ、なんていじらしいの!!
ある朝、自分の写真に奇妙なものが映っているのを発見にします。それは、爬虫類(?)のような牙だらけの仮面をかぶっている人影。不審に思いながらも、翌日も街をうろつくと… 不気味な叫び声が! そこには、前日写真に写っていたのとおなじ仮面をかぶったグループが、なにやら建物に火を放っていたのでした。つい写真を撮っちゃうジェイミー。相手にも気づかれてしまい、「プシャー!!」 とか、牙をむかれちゃいます。ひえ~っ、なんか、ぜんぜん仮面とは思えません!! ジェイミーはあわてて逃げだすのですが…
すると翌日のニュースで、放火現場で人が焼き殺されていたのを知ります。そうなのです、つまりジェイミー、殺人事件の目撃者となってしまったのです…!!!
うーん、ほんとうはもっと書いちゃいたいんですけど… これからご覧になる方のために~、なるべく自粛しておきます。
じつはわたし、けっこう最初の時点から、この映画の結末が読めてしまったんですが… それでも、結末の感動はかなーり大きかったです。
「柔らかい殻」 をご覧になった方ならわかると思うんですけど、すごくセンシティブなドラマ作りをする監督さんですよね。んで、その強いドラマ性のなかに、不条理感や不思議感があったり。この作品は、「柔らかい~」 より、いっそうそういったことが顕著にあらわれていると思います。
ストーリーもよいんですけど、ジェイミー青年を演じるジム・スタージェスくんがすごくよかったです。ジェイミーくんはほんといじらしい青年なんですが、兄の写真スタジオにくるモデルさんに「ひっ!」って、顔を見て驚かれるたびに、萎縮してしまう… こういう、弱い立場の人間を主人公に据えているってだけでも、もう物語として強い共感性を得てしまいますよね。
お兄さんは結婚していて子供もいて、ティーンエイジャーの甥っ子からは「アンクル・ジェイミー」 と呼ばれていたり。ジェイミーは父を亡くしていて、母親とふたり暮らしなのです。この、亡くなった父というのも重要なキャラクターとなるのですが…
映画の力って、すばらしいなとあらためて実感できる作品です。タイトルがなぜ「Heartless」になっているのか? 考えながら観ると、非常に興味深いかもしれません。ひさびさにズキンときました!!
いじらしすぎる
ジェイミー青年。
放火現場で目撃した、
ギャング団とおなじ
仮面!!
このとおり、
ジェイミーは顔半分
に痣があるのです…
銃を手に入れた
ジェイミーは??
謎の男、ウェポンマン
の正体は…!!
(2009)イギリス
出演…ジム・スタージェス
エディー・マーサン
イモージェン・チャーチ
監督…フィリップ・リドリー
★★★★
〔ストーリー〕
兄の写真スタジオを手伝うジェイミーは、写真が趣味。しかし、彼の顔半分は痣におおわれていたため、人目を避けるように明け方の街を写真に撮っていた。ある朝、不気味な叫び声に導かれるように廃屋へ。そこには奇怪なマスク(?)をつけたグループが火を放っていた。ジェイミーはおそれおののくも、彼らの写真を撮る。翌日、現場で人が焼き殺された事実をニュースで知るのだが…
「The Reflecting Skin」(「柔らかい殻」1990)のフィリップ・リドリー監督の15年ぶりの作品です!!
こーれーはー、傑作。。。
「柔らかい殻」は、映画ファンのあいだではけっこう話題になった作品です。残念ながら、わたしは劇場鑑賞することはできなかったのですが、それでもあの結末に衝撃をうけたことはおぼえています。同時に、イギリス映画ってすごいおもしろいんだなー!! と、感動したことも。そのフィリップ監督、なんでも15年ぶりの作品なのだそうですが、やってくれちゃいましたよ。わたしは不覚にも、泣いちゃいました。
ストーリーを簡単に説明しますと、主人公のジェイミー青年(ジム・スタージェス)は痣のある男の子。そのため、いつもフードをかぶって顔を隠しています。痣が強いコンプレックスなんですけど、家族は彼のことを愛しているし、写真が趣味。だれもいない明け方、だれも見むきもしないようなゴミとか廃屋とか、写真に撮るのが好きなんです。ああ、なんていじらしいの!!
ある朝、自分の写真に奇妙なものが映っているのを発見にします。それは、爬虫類(?)のような牙だらけの仮面をかぶっている人影。不審に思いながらも、翌日も街をうろつくと… 不気味な叫び声が! そこには、前日写真に写っていたのとおなじ仮面をかぶったグループが、なにやら建物に火を放っていたのでした。つい写真を撮っちゃうジェイミー。相手にも気づかれてしまい、「プシャー!!」 とか、牙をむかれちゃいます。ひえ~っ、なんか、ぜんぜん仮面とは思えません!! ジェイミーはあわてて逃げだすのですが…
すると翌日のニュースで、放火現場で人が焼き殺されていたのを知ります。そうなのです、つまりジェイミー、殺人事件の目撃者となってしまったのです…!!!
うーん、ほんとうはもっと書いちゃいたいんですけど… これからご覧になる方のために~、なるべく自粛しておきます。
じつはわたし、けっこう最初の時点から、この映画の結末が読めてしまったんですが… それでも、結末の感動はかなーり大きかったです。
「柔らかい殻」 をご覧になった方ならわかると思うんですけど、すごくセンシティブなドラマ作りをする監督さんですよね。んで、その強いドラマ性のなかに、不条理感や不思議感があったり。この作品は、「柔らかい~」 より、いっそうそういったことが顕著にあらわれていると思います。
ストーリーもよいんですけど、ジェイミー青年を演じるジム・スタージェスくんがすごくよかったです。ジェイミーくんはほんといじらしい青年なんですが、兄の写真スタジオにくるモデルさんに「ひっ!」って、顔を見て驚かれるたびに、萎縮してしまう… こういう、弱い立場の人間を主人公に据えているってだけでも、もう物語として強い共感性を得てしまいますよね。
お兄さんは結婚していて子供もいて、ティーンエイジャーの甥っ子からは「アンクル・ジェイミー」 と呼ばれていたり。ジェイミーは父を亡くしていて、母親とふたり暮らしなのです。この、亡くなった父というのも重要なキャラクターとなるのですが…
映画の力って、すばらしいなとあらためて実感できる作品です。タイトルがなぜ「Heartless」になっているのか? 考えながら観ると、非常に興味深いかもしれません。ひさびさにズキンときました!!
いじらしすぎる
ジェイミー青年。
放火現場で目撃した、
ギャング団とおなじ
仮面!!
このとおり、
ジェイミーは顔半分
に痣があるのです…
銃を手に入れた
ジェイミーは??
謎の男、ウェポンマン
の正体は…!!
PR
Fobos,
Klub Strakha
(2010)エストニア/ロシア
出演…ピョートル・フョードルフ
レナータ・ピオトロフスキー
タティアナ・コスマシェバ
監督…オレーグ・アサドゥニン
★★☆
〔ストーリー〕
男女7人のグループで古い建物を改装、クラブ〈フォボス〉としてスタートさせようとする。前準備のため、深夜に集まった彼ら。しかし、仲間のひとりがスタッフルームで奇妙なボタンを押してしまったことから、扉がとざされてなかにとじこめられてしまう。困った7人は、どうにか脱出を図ろうと建物内を探索するのだが…
どうしようかな~ と、ひどく迷ったんですが。
ちょっとめずらしいかなと思ったので、サラリとご紹介。これ、ぜったい殺人鬼ものと思うでしょう?? ちがうんですよー、ただ! たんに! とじこめられるお話!!
というわけでして、純粋なホラーファンからしたら、怒りたくなっちゃう内容かもしんないです… で、わたしは一応、自分のことを純粋なホラーファン(?)だと思ってるんですけど、これはこれでアリかなと思いました。とりあえず、内容説明から。
(名前ほとんど覚えていません、すいません!!)
ヒロインのジュリアは、恋人といっしょにクラブ〈フォボス〉にむかう途中。〈フォボス〉の店長、といいますか、この計画の主要人物はイケメン(たぶん、ピョートル・フョードルフ!)くんで、ほかにもカップルがふた組います。若者7人で古い建物をカッコよく改装して、クラブとして流行らせようという計画なんですね。んで、このクラブ内がまたけっこういい雰囲気でしてー、「おおっ、デモンズっぽい?」とか、期待しちゃったんですが。
お調子もののマイクはひとり控え室に入って、麻薬をキメようとします。そこへ、なんかへんなボタンがニュ~ と出てきたもんだから、思わず押しちゃった! これが非常事態用のボタンだったらしく、鋼鉄の扉によって通路をとざされてしまいます。あと、7人のほかにもうひとり、電気系統に強いオジサンがいたんですが、このオジサン、「だいじょうぶ、だいじょうぶ、これぐらいすぐに直しちゃう~」 なんていいながら、あっけなく感電死しちゃいます。
クラブ〈フォボス〉は街はずれにあって、携帯電話も通じません。彼らが行方不明になったとして、だれが気づいてくれるだろう…? 絶望的な状況に気づいた彼らは、なんとか自力で脱出しようと試みるのですが…
…とまあ、つかみは非常にオーケーな感じなんですが。こっから殺人鬼なり、それに近い恐怖なりが出現してくると思いますでしょう? ちがうんですよー、ほんと、ただたんに、とじこめられるというお話なだけでした!!
まあ、それなりにいろんな恐怖はあるんですけどね。ホラーに馴れていないお国柄らしく(?)、演出が妙につたなくて、そこらへんがまた、逆に新鮮だったりするんですが。なんかもう、ドーン! とか、バーン! とか、ジャ、ジャ、ジャーン!! と、大きな音しまくりなんですよ。あと、女の子悲鳴あげすぎ。キャラも感情爆発しまくり。すぐケンカしすぎだし、どなりすぎ!! と、つっこみどころが満載です。
んで、この合間合間に、ヒロインと主人公のホンワカした心の交流が見られて… 途中から、これって、すっごいオチとか用意されているのかな? 主人公が、じつは〇〇だったとか?? いやもう、それくらい大きなオチがなくっちゃ、やってられないでしょ!! などと、いろいろ考えつつも観ちゃいました。
それほど大きなオチはなかったのですが~、まあ、一応アリかな~と。なにぶん、ホラー馴れしていないんですよ!! あたたかい目で観てあげましょう!!
ということで、今回は超甘めの採点です。困ったことに、けしてつまらなくはありませんでした。あまりいぢめないであげてください。
クラブ〈フォボス〉は、
こんな感じ。
パニックから、いろいろ
問題が起きちゃいます。
建物内は、迷路みたいに
なっているよ!!
主人公の青年。
名前は忘れた!
(でもイケメン!)
ヒロインのジュリア。
こっちも美人だ!
(なんかもう、今回は
投げやりだ!!)
Klub Strakha
(2010)エストニア/ロシア
出演…ピョートル・フョードルフ
レナータ・ピオトロフスキー
タティアナ・コスマシェバ
監督…オレーグ・アサドゥニン
★★☆
〔ストーリー〕
男女7人のグループで古い建物を改装、クラブ〈フォボス〉としてスタートさせようとする。前準備のため、深夜に集まった彼ら。しかし、仲間のひとりがスタッフルームで奇妙なボタンを押してしまったことから、扉がとざされてなかにとじこめられてしまう。困った7人は、どうにか脱出を図ろうと建物内を探索するのだが…
どうしようかな~ と、ひどく迷ったんですが。
ちょっとめずらしいかなと思ったので、サラリとご紹介。これ、ぜったい殺人鬼ものと思うでしょう?? ちがうんですよー、ただ! たんに! とじこめられるお話!!
というわけでして、純粋なホラーファンからしたら、怒りたくなっちゃう内容かもしんないです… で、わたしは一応、自分のことを純粋なホラーファン(?)だと思ってるんですけど、これはこれでアリかなと思いました。とりあえず、内容説明から。
(名前ほとんど覚えていません、すいません!!)
ヒロインのジュリアは、恋人といっしょにクラブ〈フォボス〉にむかう途中。〈フォボス〉の店長、といいますか、この計画の主要人物はイケメン(たぶん、ピョートル・フョードルフ!)くんで、ほかにもカップルがふた組います。若者7人で古い建物をカッコよく改装して、クラブとして流行らせようという計画なんですね。んで、このクラブ内がまたけっこういい雰囲気でしてー、「おおっ、デモンズっぽい?」とか、期待しちゃったんですが。
お調子もののマイクはひとり控え室に入って、麻薬をキメようとします。そこへ、なんかへんなボタンがニュ~ と出てきたもんだから、思わず押しちゃった! これが非常事態用のボタンだったらしく、鋼鉄の扉によって通路をとざされてしまいます。あと、7人のほかにもうひとり、電気系統に強いオジサンがいたんですが、このオジサン、「だいじょうぶ、だいじょうぶ、これぐらいすぐに直しちゃう~」 なんていいながら、あっけなく感電死しちゃいます。
クラブ〈フォボス〉は街はずれにあって、携帯電話も通じません。彼らが行方不明になったとして、だれが気づいてくれるだろう…? 絶望的な状況に気づいた彼らは、なんとか自力で脱出しようと試みるのですが…
…とまあ、つかみは非常にオーケーな感じなんですが。こっから殺人鬼なり、それに近い恐怖なりが出現してくると思いますでしょう? ちがうんですよー、ほんと、ただたんに、とじこめられるというお話なだけでした!!
まあ、それなりにいろんな恐怖はあるんですけどね。ホラーに馴れていないお国柄らしく(?)、演出が妙につたなくて、そこらへんがまた、逆に新鮮だったりするんですが。なんかもう、ドーン! とか、バーン! とか、ジャ、ジャ、ジャーン!! と、大きな音しまくりなんですよ。あと、女の子悲鳴あげすぎ。キャラも感情爆発しまくり。すぐケンカしすぎだし、どなりすぎ!! と、つっこみどころが満載です。
んで、この合間合間に、ヒロインと主人公のホンワカした心の交流が見られて… 途中から、これって、すっごいオチとか用意されているのかな? 主人公が、じつは〇〇だったとか?? いやもう、それくらい大きなオチがなくっちゃ、やってられないでしょ!! などと、いろいろ考えつつも観ちゃいました。
それほど大きなオチはなかったのですが~、まあ、一応アリかな~と。なにぶん、ホラー馴れしていないんですよ!! あたたかい目で観てあげましょう!!
ということで、今回は超甘めの採点です。困ったことに、けしてつまらなくはありませんでした。あまりいぢめないであげてください。
クラブ〈フォボス〉は、
こんな感じ。
パニックから、いろいろ
問題が起きちゃいます。
建物内は、迷路みたいに
なっているよ!!
主人公の青年。
名前は忘れた!
(でもイケメン!)
ヒロインのジュリア。
こっちも美人だ!
(なんかもう、今回は
投げやりだ!!)
The Wolfman
(2010)イギリス/アメリカ
出演…ベニチオ・デル・トロ
エミリー・ブラント
アンソニー・ホプキンス
監督…ジョー・ジョンストン
★★★★
〔ストーリー〕
古典作品のリメイクです。19世紀末のイギリス。舞台俳優のローレンスは、兄のベンが行方不明になったと連絡をうけ、故郷のタルボット城にもどることに。不仲だった父のジョン、ベンの妻のグウェンがローレンスを迎えてくれるが… 兄はすでに、無惨な遺体となって発見されていた。近隣の住人たちは自警団を組み、この残虐な殺戮の主らしい、凶暴動物を殺そうとするのだが…
やっと観ました、「ウルフマン」!!
評判がいまいちだったので、すこし心配しちゃったんですけど、わたし的にはとてもよかったです。オリジナルは1941年の作品なのですね。こちらのウルフマンは、ロン・チェイニー・Jr が演じています。
古典作品リメイクということで、いい意味で期待を裏切らない、超ゴシックな格調高い王道ホラードラマでした。たぶん、ご覧になった方も多いのではないかと思います。ストーリーはある程度予測がついちゃうんですけど、映画じたいの質が高いので、いいものを観たなという気になります。ただ、ちゃんと上にも書きましたけど、(ホラー)ドラマなんですけどね。
人気舞台俳優のローレンス(ベニチオ・デル・トロ)は、兄のベンが行方不明になっているという報せをうけます。そこで急遽、故郷にもどることに。途中、列車のなかで同席した紳士に、仲よくなったついでに短剣のしこまれた杖をうけとります。
帰ったさきは城主の名前をとったタルボット城。ローレンス、じつはとーんでもないお金持ちのお坊ちゃまだったのですねー。でも、彼はロンドンで好き勝手な生活を送っていて、城に残ったのは兄のベンでした。ベンにはグウェン(エミリー・ブラント)という美貌の妻がいて、父親のジョン(アンソニー・ホプキンス)もローレンスの帰りを待っていたのですが…
いまさらストーリー説明をするまでもないんですが~~
ローレンス役のベニチオ・デル・トロは、見てのとーり、あんまり野生的でも、剛毛そう(?)でもないんですよ。どっちかというと文学青年だし、舞台俳優というバックグラウンドも似合っています。骨ばった顔に哀しげな三角目が、ときに色っぽかったり。母性本能くすぐられたり!
これに対抗するのが、グウェン役のエミリー・ブラント。この人ってば、見るたびどんどんキレイになっちゃってますよねー! ということで、この主役ふたりがいるだけで、映画はじゅうぶん成立してしまうんですよ。
父親のジョン役のアンソニー・ホプキンスも、しっかり健在されてました。ホプキンスさん、そろそろいいお歳? なんて思ってましたけど、この作品を見るかぎりでは、そんなことはぜんぜんなかったですね。むしろ若返ってます!
監督のジョー・ジョンストンは、「Honey, I Shrunk the Kids」(「ミクロキッズ」1989)や「Jumanji」(「ジュマンジ」1995)、「Jurassic Park Ⅲ」(「ジュラシック・パークⅢ」2001)なんかを撮ってきた方です。
話題の変身シーンなんですが、「An American Werewolf in London」(「狼男アメリカン」1981)のときには、おおー、すごい!! って感じでしたけど、こちらは見ていてひたすら気持ちがいいです。だって、滑らか! 超自然! 最近の映画技術では、こんなことまでリアルに再現できてしまうんですね~
映画としてはとてもよかったんですけど、観終わったあと、それほど強い感想がなにも残らない(?)のが残念でしたかね…? そうなんですー、すみません… ついきのう観たばっかりなんですけど、なんかもう、あんまりおぼえていません?…そのため、こんな淡白な感想に…
とりあえず、映画はよかったですと!! ただ、古典作品を忠実にリメイクしたものであるため、なにか新しい解釈でも入っていないと、現代人にとっては退屈に感じるかもしれません。
あと、書き忘れるところでしたが、残虐な殺人事件の謎を解こうと、高名な探偵(ニコラス・デイ)という方も出てきます。なんでも、切り裂きジャックの調査をしたとかしないとか(← って、結局解決できてないじゃん!)で、有名な探偵さんとして登場するんですが… 見るからに活躍しそうにありません!! …と、思ってましたら、最後に意外なところで活躍されてましたー♪ どんな活躍かは、観てのお楽しみーってほどでもないか。
しつこいようですが、とりあえず、映画はよかったんです!!
ローレンス役の
ベニチオ・デル・トロ。
未亡人のグウェンは
うつくしく…
父親ジョンの
ホプキンス。
自称高名な探偵!
彼にも見せ場が
あるのです。
変身シーンは
こんな感じだ!!
満月に吠えるウルフマン…
作品じたいはすごくよかったんですけどねー… 最近いろんなものを観ているせいか、超王道に感じました。正直な感想はコレ。
(2010)イギリス/アメリカ
出演…ベニチオ・デル・トロ
エミリー・ブラント
アンソニー・ホプキンス
監督…ジョー・ジョンストン
★★★★
〔ストーリー〕
古典作品のリメイクです。19世紀末のイギリス。舞台俳優のローレンスは、兄のベンが行方不明になったと連絡をうけ、故郷のタルボット城にもどることに。不仲だった父のジョン、ベンの妻のグウェンがローレンスを迎えてくれるが… 兄はすでに、無惨な遺体となって発見されていた。近隣の住人たちは自警団を組み、この残虐な殺戮の主らしい、凶暴動物を殺そうとするのだが…
やっと観ました、「ウルフマン」!!
評判がいまいちだったので、すこし心配しちゃったんですけど、わたし的にはとてもよかったです。オリジナルは1941年の作品なのですね。こちらのウルフマンは、ロン・チェイニー・Jr が演じています。
古典作品リメイクということで、いい意味で期待を裏切らない、超ゴシックな格調高い王道ホラードラマでした。たぶん、ご覧になった方も多いのではないかと思います。ストーリーはある程度予測がついちゃうんですけど、映画じたいの質が高いので、いいものを観たなという気になります。ただ、ちゃんと上にも書きましたけど、(ホラー)ドラマなんですけどね。
人気舞台俳優のローレンス(ベニチオ・デル・トロ)は、兄のベンが行方不明になっているという報せをうけます。そこで急遽、故郷にもどることに。途中、列車のなかで同席した紳士に、仲よくなったついでに短剣のしこまれた杖をうけとります。
帰ったさきは城主の名前をとったタルボット城。ローレンス、じつはとーんでもないお金持ちのお坊ちゃまだったのですねー。でも、彼はロンドンで好き勝手な生活を送っていて、城に残ったのは兄のベンでした。ベンにはグウェン(エミリー・ブラント)という美貌の妻がいて、父親のジョン(アンソニー・ホプキンス)もローレンスの帰りを待っていたのですが…
いまさらストーリー説明をするまでもないんですが~~
ローレンス役のベニチオ・デル・トロは、見てのとーり、あんまり野生的でも、剛毛そう(?)でもないんですよ。どっちかというと文学青年だし、舞台俳優というバックグラウンドも似合っています。骨ばった顔に哀しげな三角目が、ときに色っぽかったり。母性本能くすぐられたり!
これに対抗するのが、グウェン役のエミリー・ブラント。この人ってば、見るたびどんどんキレイになっちゃってますよねー! ということで、この主役ふたりがいるだけで、映画はじゅうぶん成立してしまうんですよ。
父親のジョン役のアンソニー・ホプキンスも、しっかり健在されてました。ホプキンスさん、そろそろいいお歳? なんて思ってましたけど、この作品を見るかぎりでは、そんなことはぜんぜんなかったですね。むしろ若返ってます!
監督のジョー・ジョンストンは、「Honey, I Shrunk the Kids」(「ミクロキッズ」1989)や「Jumanji」(「ジュマンジ」1995)、「Jurassic Park Ⅲ」(「ジュラシック・パークⅢ」2001)なんかを撮ってきた方です。
話題の変身シーンなんですが、「An American Werewolf in London」(「狼男アメリカン」1981)のときには、おおー、すごい!! って感じでしたけど、こちらは見ていてひたすら気持ちがいいです。だって、滑らか! 超自然! 最近の映画技術では、こんなことまでリアルに再現できてしまうんですね~
映画としてはとてもよかったんですけど、観終わったあと、それほど強い感想がなにも残らない(?)のが残念でしたかね…? そうなんですー、すみません… ついきのう観たばっかりなんですけど、なんかもう、あんまりおぼえていません?…そのため、こんな淡白な感想に…
とりあえず、映画はよかったですと!! ただ、古典作品を忠実にリメイクしたものであるため、なにか新しい解釈でも入っていないと、現代人にとっては退屈に感じるかもしれません。
あと、書き忘れるところでしたが、残虐な殺人事件の謎を解こうと、高名な探偵(ニコラス・デイ)という方も出てきます。なんでも、切り裂きジャックの調査をしたとかしないとか(← って、結局解決できてないじゃん!)で、有名な探偵さんとして登場するんですが… 見るからに活躍しそうにありません!! …と、思ってましたら、最後に意外なところで活躍されてましたー♪ どんな活躍かは、観てのお楽しみーってほどでもないか。
しつこいようですが、とりあえず、映画はよかったんです!!
ローレンス役の
ベニチオ・デル・トロ。
未亡人のグウェンは
うつくしく…
父親ジョンの
ホプキンス。
自称高名な探偵!
彼にも見せ場が
あるのです。
変身シーンは
こんな感じだ!!
満月に吠えるウルフマン…
作品じたいはすごくよかったんですけどねー… 最近いろんなものを観ているせいか、超王道に感じました。正直な感想はコレ。
The New Daughter
(2009)アメリカ
出演…ケヴィン・コスナー
イバナ・バケロ
サマンサ・マシス
監督…ルイス・ベルデロ
★★★
〔ストーリー〕
シングルファーザーのジョンは、ティーンエイジャーの娘のルイーサ、幼い弟サムとともに郊外の邸宅に引っ越してくる。そこは森に囲まれた、閑静な住宅だった… が、ある日姉弟が古墳らしき盛り土を発見したことから、すこしずつ日常が崩れはじめる。ルイーサはしだいに不気味な振る舞いをするようになるのだが…??
この映画、イバナ・バケロちゃんの成長だけを見るための映画です。
それ以外の見どころは、あ、あんまりないかもしれません…!!
…なんて、これだけの感想じゃまずいかなーと思いつつ、それとなくストーリー説明しておきますか。ストーリー説明といっても、よくあるパターンなんですけどね。
シングルファーザーのジョン(ケヴィン・コスナー)が、娘のルイーサ(イバナ・バケロ)、弟のサム(ギャトリン・グリフス)と新しい家に越してきます。そこは森に囲まれたすてきな邸宅で、3人は母の死を乗り越えて、新生活をはじめようとするのですが… その土地、じつは呪われた場所だったのですよね~!! という、もう何千回もくりかえされてきたよーなお話。ですが、着眼点はまあまあだったんですけど。
ルイーサは思春期にさしかかり、ちょっと反抗的。いっぽうサムは、かわいい甘えたい盛り。
越してきて間もなく、ふたりは森のなかで古墳らしき小高い丘を発見します。それをすぐさま父に報告、ジョンも見にいくことに。しかし、なぜだか(?)サムは浮かない様子で、その場所を敬遠していました。いっぽうルイーサは、この発見にわくわく。彼女はどうやら、その場所をすっかり気に入ってしまった様子なのです。
見どころのイバナ・バケロちゃんですが… おそらく、ファンの方も多いと思うのですが、すっごい美人に成長しちゃいましたよー♪ しかも、この子ってば、美少女子役のなかではずば抜けて存在感ありますよね!! なにこのコ!! イイじゃないの!!
演技のほうも、文句のつけどころがないくらい堂々としています。もしかしたら、今後そうとう出世しちゃうんじゃないのかなあ、と思わせちゃう貫禄さえそなわっているんです。
タイトルにもあるとおり、まだ子育てに馴れていないお父さんが、思春期にさしかかった娘の振る舞いにとまどい、「娘にいったいなにが起こったんだろう? こういうことは、ごくふつーの娘の成長過程で起こることなんだろうか??」 などと、いろいろ悩んじゃう。そのお父さん目線から見た、New Daughter、別人のようになっちゃった娘なんです。このとおり、着眼点はよいのですよ。
はあ~、でもなあ…
帰結があまりにふつーすぎた!!!
これだけ大スターが出演しているにもかかわらず、非常ーに、なんといいますか、薄い内容(??)の作品となっております。淡白すぎ。ありがちすぎ! この、父と娘の関係を、もうちょっとつっこんでくれたらよかったのになあと、わたしは勝手に残念に思っちゃったんですが。
でもまあ、観て損のない作品だとは思います。
娘の変化にとまどい、グーグル先生に質問しまくり(!)のケヴィンお父さんが、妙に愛らしかったです。
もちろん、バケロちゃんの小悪魔的な魅力と演技力にも注目。この子は近い将来、ほんものの大物女優になると見た!!
ということで、今回はわりとサラッとご紹介~
一般的に好まれそうな、無難なホラー作品だと思います。
最近のバケロちゃんは、
こんな感じだ!!
子育てに奮闘する、
お父さんのジョン。
ルイーサはすこしずつ、
おかしくなっていき…??
車を運転中、
何者かに襲撃された!!
ケヴィンお父さんは、愛する娘を救うことができるのか…??!!
(2009)アメリカ
出演…ケヴィン・コスナー
イバナ・バケロ
サマンサ・マシス
監督…ルイス・ベルデロ
★★★
〔ストーリー〕
シングルファーザーのジョンは、ティーンエイジャーの娘のルイーサ、幼い弟サムとともに郊外の邸宅に引っ越してくる。そこは森に囲まれた、閑静な住宅だった… が、ある日姉弟が古墳らしき盛り土を発見したことから、すこしずつ日常が崩れはじめる。ルイーサはしだいに不気味な振る舞いをするようになるのだが…??
この映画、イバナ・バケロちゃんの成長だけを見るための映画です。
それ以外の見どころは、あ、あんまりないかもしれません…!!
…なんて、これだけの感想じゃまずいかなーと思いつつ、それとなくストーリー説明しておきますか。ストーリー説明といっても、よくあるパターンなんですけどね。
シングルファーザーのジョン(ケヴィン・コスナー)が、娘のルイーサ(イバナ・バケロ)、弟のサム(ギャトリン・グリフス)と新しい家に越してきます。そこは森に囲まれたすてきな邸宅で、3人は母の死を乗り越えて、新生活をはじめようとするのですが… その土地、じつは呪われた場所だったのですよね~!! という、もう何千回もくりかえされてきたよーなお話。ですが、着眼点はまあまあだったんですけど。
ルイーサは思春期にさしかかり、ちょっと反抗的。いっぽうサムは、かわいい甘えたい盛り。
越してきて間もなく、ふたりは森のなかで古墳らしき小高い丘を発見します。それをすぐさま父に報告、ジョンも見にいくことに。しかし、なぜだか(?)サムは浮かない様子で、その場所を敬遠していました。いっぽうルイーサは、この発見にわくわく。彼女はどうやら、その場所をすっかり気に入ってしまった様子なのです。
見どころのイバナ・バケロちゃんですが… おそらく、ファンの方も多いと思うのですが、すっごい美人に成長しちゃいましたよー♪ しかも、この子ってば、美少女子役のなかではずば抜けて存在感ありますよね!! なにこのコ!! イイじゃないの!!
演技のほうも、文句のつけどころがないくらい堂々としています。もしかしたら、今後そうとう出世しちゃうんじゃないのかなあ、と思わせちゃう貫禄さえそなわっているんです。
タイトルにもあるとおり、まだ子育てに馴れていないお父さんが、思春期にさしかかった娘の振る舞いにとまどい、「娘にいったいなにが起こったんだろう? こういうことは、ごくふつーの娘の成長過程で起こることなんだろうか??」 などと、いろいろ悩んじゃう。そのお父さん目線から見た、New Daughter、別人のようになっちゃった娘なんです。このとおり、着眼点はよいのですよ。
はあ~、でもなあ…
帰結があまりにふつーすぎた!!!
これだけ大スターが出演しているにもかかわらず、非常ーに、なんといいますか、薄い内容(??)の作品となっております。淡白すぎ。ありがちすぎ! この、父と娘の関係を、もうちょっとつっこんでくれたらよかったのになあと、わたしは勝手に残念に思っちゃったんですが。
でもまあ、観て損のない作品だとは思います。
娘の変化にとまどい、グーグル先生に質問しまくり(!)のケヴィンお父さんが、妙に愛らしかったです。
もちろん、バケロちゃんの小悪魔的な魅力と演技力にも注目。この子は近い将来、ほんものの大物女優になると見た!!
ということで、今回はわりとサラッとご紹介~
一般的に好まれそうな、無難なホラー作品だと思います。
最近のバケロちゃんは、
こんな感じだ!!
子育てに奮闘する、
お父さんのジョン。
ルイーサはすこしずつ、
おかしくなっていき…??
車を運転中、
何者かに襲撃された!!
ケヴィンお父さんは、愛する娘を救うことができるのか…??!!
5150,
Rue Des Ormes
(2009)カナダ
出演…マーク・アンドレ・グロンディン
ノーマン・ダマー
ミレーネ・サンソブール
監督…エリック・テシアー
★★★★
〔ストーリー〕
映画学校の進学が決まったヤニック。学校近くにアパートを借りて、恋人のジョシーとも夢いっぱい。新しい生活場所を撮影しようと、カメラ片手に自転車に乗っていると… 突然猫が飛びだしてきて、ヤニックは転倒してしまう。自転車のチェーンははずれ、両手も血まみれに…
運よく近隣に暮らす男性にわけを話すと、男性は気立てよく、「ちょっと待っていなさい」と、家のなかに姿を消す。両手を洗いたいことをいい忘れたヤニックは、「すいません、ムシュー!」と、声をかけながらなかに入ってしまうのだが…
ホラーの新しい可能性が発見できましたよ!!
これはすーごくよかったです。巷では、“監禁拷問ホラー” となっていますが、拷問なんてほぼありません。本国のベストセラー小説を映画化したもようです。
近年の外国産ホラーの活躍は、アメリカとくらべて抜きんでているものがありますが、こちらはいっさいゴア、スプラッタなし。でも、すばらしい出来なんです~~、おそらく原作小説が、しっかりした内容なんだと思われます。役者さんの演技もみんなよかったです。
ついでに、英題では「5150 Elm's Street」となっていますが、フレさんとはなんの関係もありません!
主人公のヤニック青年(マーク・アンドレ・グロンディン)は、映画学校の入学を許可されて、恋人とも大喜び♪ 映画監督になる夢をはたすべく、学校近くのアパートを借ります。「3ヶ月でもどってくるなよ!」というパパの忠告にも、「だいじょうぶ、ぜったいうまくやるから!」と、約束するヤニック。引っ越しそうそう、カメラ片手にあたりをサイクリングしてみます。
と、そこへ、かわいらしい小さな女の子が。女の子は悪ガキにサンドイッチをパクられてしまい、ヤニックがとりかえしてあげます。彼女はどうも(?)自閉症気味らしいのですが。母親はふくよかでやさしげな女性で、ヤニックに感謝しきりです。
いい気分のまま、自転車に乗っていると… 突然目の前を黒猫が。驚いたヤニックは、無理な恰好から転倒してしまいます。自転車も両手も悲惨なことに…でも、よかった、カメラは壊れていませんでした。壊れた自転車をひきひき、近所の男性ジャック(ノーマン・ダマー)に助けをもとめます。ジャックはタクシー運転手だといい、こころよく手を貸してくれるというのですが…
この後、血だらけの手を洗いたくて、家のなかに入ってしまったヤニックにとんでもない災難が降りかかっちゃう、というお話。一応ホラーなんですけど、これはホラー苦手な人でもじゅうぶん楽しめる内容です。まず、ホラーにありがちな、極端に誇張されたキャラクターが存在しない!これに、おおと、感動してしまいました。
そういえばー、ベストセラーと謳われるホラー小説って、けっこうリアリズム追求が多いですもんね。こちらも骨太です。お子ちゃまホラーとはちがうと。そのため、まるで一冊の小説でも読んでいるような、しっかりとした観ごたえのある作品になっていました。しかも、奥が深いです。
ヤニックが助けをもとめてしまった家は、まず家長のジャックから狂っていたのですね。その狂い方というのも、見た目にわかるおかしさではなく、ほんもののサイコなのです。彼には狂った理念、理想と正義があって、そのためには殺人さえいとわない。
しかも、この考えにどっぷり影響されてしまったティーン・エイジャーの娘、キャサリン(ミレーネ・サンソブール)がいました。キャサリンは父の影響にくわえて、とても暴力的だったのです…
あんまり書いちゃうとあれですので、これ以上は省くことにしますが、このほかにもふたり、重要なキャラクターが登場します。このふたりは、ヤニックに同情的なんですねー。といいますか、ノーマルな考えの持ち主なんです! とくに、このうちひとりは積極的にヤニックを助けようとするのですが、なかなかうまくいきません。そして、ヤニックはジャックにある条件をもちかけられます。この賭けに勝ったならば、自由にしてあげる、というのですが…
ヤニック青年も、サイコなジャックもすごくよかったです! とくに、ジャックがときに、哀れみさえ感じさせる人間像としてしっかり描かれているところに、う~んと、思わずうなっちゃいました!
ヤニックが監禁されてしまったのは、二階に男性が倒れているのを目撃してしまったからなのですが… じゃあ、なぜジャックはすぐにヤニックを殺さないのか? これにも、意味があるのです。それはジャックの理念と、あともうひとつ、屈折した父親心理なのですね~
賭けの内容ですが、画像があるので書いちゃいますか。(↓)このとおり、ジャックはチェスの大会で優勝しつづけている天才プレーヤーなのですよ。そして、なぜチェスなのか? これにも、深ーい意味があるのデス!
いままでにない展開だなと思ったのは、ヤニックの心象風景が描かれていた点。これは囚われの身の心理をあらわすとともに、チェスプレイヤーの孤独でもあるのですよ。チェス板にむかいあったとき、自分と、相手しか存在しない。集中力が極限に達した瞬間、すべての感情、恐怖から解放されて、そこに彼にしか見えない風景が出現するのです。
さきが読めない展開にくわえて、けっこうハラハラする場面もあったりして、非常に濃い内容でした。キャラクターの存在じたいもよかったですね。結末も深く、ちょっと考えさせられてしまいます。
ホラーはグロだけじゃない! これは超オススメな映画です!
心やさしい青年、
ヤニック。
ジャックの娘の
キャサリン。
囚われの身となった
ヤニックは…
ジャックはチェスのゲーム
を持ちかけます。
条件は、たった一回
勝ったら自由にする!
ヤニックに力をあたえる、この女性たちの正体は…???
Rue Des Ormes
(2009)カナダ
出演…マーク・アンドレ・グロンディン
ノーマン・ダマー
ミレーネ・サンソブール
監督…エリック・テシアー
★★★★
〔ストーリー〕
映画学校の進学が決まったヤニック。学校近くにアパートを借りて、恋人のジョシーとも夢いっぱい。新しい生活場所を撮影しようと、カメラ片手に自転車に乗っていると… 突然猫が飛びだしてきて、ヤニックは転倒してしまう。自転車のチェーンははずれ、両手も血まみれに…
運よく近隣に暮らす男性にわけを話すと、男性は気立てよく、「ちょっと待っていなさい」と、家のなかに姿を消す。両手を洗いたいことをいい忘れたヤニックは、「すいません、ムシュー!」と、声をかけながらなかに入ってしまうのだが…
ホラーの新しい可能性が発見できましたよ!!
これはすーごくよかったです。巷では、“監禁拷問ホラー” となっていますが、拷問なんてほぼありません。本国のベストセラー小説を映画化したもようです。
近年の外国産ホラーの活躍は、アメリカとくらべて抜きんでているものがありますが、こちらはいっさいゴア、スプラッタなし。でも、すばらしい出来なんです~~、おそらく原作小説が、しっかりした内容なんだと思われます。役者さんの演技もみんなよかったです。
ついでに、英題では「5150 Elm's Street」となっていますが、フレさんとはなんの関係もありません!
主人公のヤニック青年(マーク・アンドレ・グロンディン)は、映画学校の入学を許可されて、恋人とも大喜び♪ 映画監督になる夢をはたすべく、学校近くのアパートを借ります。「3ヶ月でもどってくるなよ!」というパパの忠告にも、「だいじょうぶ、ぜったいうまくやるから!」と、約束するヤニック。引っ越しそうそう、カメラ片手にあたりをサイクリングしてみます。
と、そこへ、かわいらしい小さな女の子が。女の子は悪ガキにサンドイッチをパクられてしまい、ヤニックがとりかえしてあげます。彼女はどうも(?)自閉症気味らしいのですが。母親はふくよかでやさしげな女性で、ヤニックに感謝しきりです。
いい気分のまま、自転車に乗っていると… 突然目の前を黒猫が。驚いたヤニックは、無理な恰好から転倒してしまいます。自転車も両手も悲惨なことに…でも、よかった、カメラは壊れていませんでした。壊れた自転車をひきひき、近所の男性ジャック(ノーマン・ダマー)に助けをもとめます。ジャックはタクシー運転手だといい、こころよく手を貸してくれるというのですが…
この後、血だらけの手を洗いたくて、家のなかに入ってしまったヤニックにとんでもない災難が降りかかっちゃう、というお話。一応ホラーなんですけど、これはホラー苦手な人でもじゅうぶん楽しめる内容です。まず、ホラーにありがちな、極端に誇張されたキャラクターが存在しない!これに、おおと、感動してしまいました。
そういえばー、ベストセラーと謳われるホラー小説って、けっこうリアリズム追求が多いですもんね。こちらも骨太です。お子ちゃまホラーとはちがうと。そのため、まるで一冊の小説でも読んでいるような、しっかりとした観ごたえのある作品になっていました。しかも、奥が深いです。
ヤニックが助けをもとめてしまった家は、まず家長のジャックから狂っていたのですね。その狂い方というのも、見た目にわかるおかしさではなく、ほんもののサイコなのです。彼には狂った理念、理想と正義があって、そのためには殺人さえいとわない。
しかも、この考えにどっぷり影響されてしまったティーン・エイジャーの娘、キャサリン(ミレーネ・サンソブール)がいました。キャサリンは父の影響にくわえて、とても暴力的だったのです…
あんまり書いちゃうとあれですので、これ以上は省くことにしますが、このほかにもふたり、重要なキャラクターが登場します。このふたりは、ヤニックに同情的なんですねー。といいますか、ノーマルな考えの持ち主なんです! とくに、このうちひとりは積極的にヤニックを助けようとするのですが、なかなかうまくいきません。そして、ヤニックはジャックにある条件をもちかけられます。この賭けに勝ったならば、自由にしてあげる、というのですが…
ヤニック青年も、サイコなジャックもすごくよかったです! とくに、ジャックがときに、哀れみさえ感じさせる人間像としてしっかり描かれているところに、う~んと、思わずうなっちゃいました!
ヤニックが監禁されてしまったのは、二階に男性が倒れているのを目撃してしまったからなのですが… じゃあ、なぜジャックはすぐにヤニックを殺さないのか? これにも、意味があるのです。それはジャックの理念と、あともうひとつ、屈折した父親心理なのですね~
賭けの内容ですが、画像があるので書いちゃいますか。(↓)このとおり、ジャックはチェスの大会で優勝しつづけている天才プレーヤーなのですよ。そして、なぜチェスなのか? これにも、深ーい意味があるのデス!
いままでにない展開だなと思ったのは、ヤニックの心象風景が描かれていた点。これは囚われの身の心理をあらわすとともに、チェスプレイヤーの孤独でもあるのですよ。チェス板にむかいあったとき、自分と、相手しか存在しない。集中力が極限に達した瞬間、すべての感情、恐怖から解放されて、そこに彼にしか見えない風景が出現するのです。
さきが読めない展開にくわえて、けっこうハラハラする場面もあったりして、非常に濃い内容でした。キャラクターの存在じたいもよかったですね。結末も深く、ちょっと考えさせられてしまいます。
ホラーはグロだけじゃない! これは超オススメな映画です!
心やさしい青年、
ヤニック。
ジャックの娘の
キャサリン。
囚われの身となった
ヤニックは…
ジャックはチェスのゲーム
を持ちかけます。
条件は、たった一回
勝ったら自由にする!
ヤニックに力をあたえる、この女性たちの正体は…???
The Human
Centipede
(First Sequence)
(2009)オランダ
出演…ディーター・ラザール
アシュリー・C・ウィリアム
アシュリン・イェニー
監督…トム・シックス
★★★
〔ストーリー〕
ドイツを旅行中のリンゼイとジェニー。深夜にホテルを出発するが、途中で車のタイヤがパンクしてしまう。まわりは薄暗い木々ばかり。言葉も通じない。地元の男性に卑猥な言葉をかけられ、危機を感じたふたりは、なんとか自力で助けを呼ぶことに。しかし、森のなかでどしゃぶりに見舞われてしまう。やがて、木立のむこうに瀟洒な邸宅から光がもれているのを発見するのだが…
あまりに鬼畜なド変態すぎて、ひきまくり必至!!
マッドなお医者さんは、人間ムカデを作ってみたかったのー♪
…いやはや、まいりました。
ストーリーを聞いた時点で、一風変わったホラーだなと、期待していたのですが… これはもう、期待以上でした。そこまで鬼畜すぎなくても、というくらいえげつない内容でした。ついでに、変態度もトップレベルに達しております。こんなもの、オススメしていいのかな…? と、若干疑問も残るのですが…(汗)、まあ、一応真新しい変態さんだったので。それとなくご紹介。
監督のトム・シックスは、ずいぶん若い新人さんです。これまでにも作品がいくつかあるんですが、どれもホラーではないようです。で、なーんで急に、こんな鬼畜ド変態ホラーを撮っちゃったんだろ? なんか、思いっきし大きな心境の変化でもありましたの?? …などと、わたしが不安に思うことではないですかね? とにかく、内容からしてブッ飛んでおりまして、これはあちこちで話題になるはずです。
ドイツを旅行中のアメリカ美人、リンゼイ(アシュリー・C・ウィリアム)と、ジェニー(アシュリン・イェニー)。車で移動中に、タイヤがパンクしてしまいます。しかも、そこは人通りのすくない林道でした。どうしよう? 助けを呼ぶにも、電話がありません。と、親切なオジサンが横に停まってくれたと思いきや… 言葉が通じないのをいいことに、卑猥な冗談でからかっていたのでした。ふたりはすっかりこわくなって、車から降りれなくなってしまいます。
いやがらせをするオジサンがいなくなって、やっとひと息ついたふたりは… 無謀にも、車を降りて自力で助けを呼びにいこうとします。これがいけなかったのですよー、ああ、ホラーの運命の別れ道って、ホント残酷! 雷雨に見舞われ、ようやく森をぬけたむこうには、立派なお屋敷が。ふたりはなんの疑いもいだかずに、駆けこんでしまいます。
その邸宅には、医師のへイター(ディーター・ラザール)が住んでおりました。へイターはふたりの出現にとまどうものの、「まあ、入んなさい」と、家にあげてくれます。「助けも呼んであげよう」と、電話もかけてくれるし…
安心したリンゼイとジェニーは、彼からもらった水を飲んでしまうのですが…!!!
マッドなお医者さんホラーは数あれど、ここまで徹底した変態なお医者さんははじめてかもしれないです。
だって、既存のマッドなお医者さんには、それなりの理由があって自分を正当化していたわけですよ。娘の傷ついた顔をとりもどしたい~ とか、不老不死になった手前、死ぬわけにはいかない~ とか…
でも、こちらのへイター医師は、そーんな生やさしいもんじゃありません!!
ただ! たんに! 人間ムカデを作りたかったの!! ただそれだけ!!
これを潔いと呼ぶのか、シンプルでいいじゃないと褒めたらいいのか… よくわかりませんが(汗)、こんな単純なマッドホラーを、すごーく真面目に、完璧シリアスに撮ろうと考えた監督! あなたがいちばんびっくりですよ!
てっきりこんなお話じゃあ、B級臭プンプンなんだろうなと、思っちゃうでしょう? これがぜんぜん(!!)シリアスすぎて、逆にひくんです。胸くそ悪いです。あー、たんに気分が悪いのと、生理的嫌悪の両方です。役者さんたちも、いたって真面目に演じていらっしゃる…(あたりまえか!)そこが2番目にすごいところだなーと、ズブな素人のわたしは感心しちゃいましたが。
注目すべきは、もちろんマッドなディーター・ラザール。ギョロ目が爬虫類を思わせて、表情ひとつとってもキョワイ! そのへんの殺人鬼なんかより、よっぽどこわい雰囲気あります。なかなかのバケモノっぷりで、怪演を見せております。
かわいそうなリンゼイとジェニーも熱演してましたけど、自称日本人ヤクザの青年・カツロー(アキヒロ・キタムラ)さんがインパクトありました。近ごろの日本人の役者さんも、海外作品でも物怖じしなくて対等にわたりあってますよね。うんうん、うれしいですよ!
奇抜な内容にくわえて、シリアスすぎて、救いもなくて、ほんとひくんですが… ディーター・ラザールの怪演はとにかくすごかった! 一見の価値ありです。 こんな映画を撮っちゃうなんて、やっぱりこの監督さん、私生活でなにか大きな問題でもあったのでしょうか…???
正直いって、オススメはできませんが(あまりに気持ち悪い内容のため~)、ホラーにくわしい方の感想がぜひとも聞きたい作品です。
真性イカレ〇ンチの
お医者さん、
へイター。
この後に起こる、
悲劇も知らずに…!!
こんな子供の落書きみたい
の持ってこられて、
さあ、
手術をはじめるよ~♪
なんていわれてもー!!!
あああああ!!!
ついに悪魔の所業が…!!
(これより画像自粛)
ひいぃぃぃ、
だからキョワイ、
キョワイってば!!
Centipede
(First Sequence)
(2009)オランダ
出演…ディーター・ラザール
アシュリー・C・ウィリアム
アシュリン・イェニー
監督…トム・シックス
★★★
〔ストーリー〕
ドイツを旅行中のリンゼイとジェニー。深夜にホテルを出発するが、途中で車のタイヤがパンクしてしまう。まわりは薄暗い木々ばかり。言葉も通じない。地元の男性に卑猥な言葉をかけられ、危機を感じたふたりは、なんとか自力で助けを呼ぶことに。しかし、森のなかでどしゃぶりに見舞われてしまう。やがて、木立のむこうに瀟洒な邸宅から光がもれているのを発見するのだが…
あまりに鬼畜なド変態すぎて、ひきまくり必至!!
マッドなお医者さんは、人間ムカデを作ってみたかったのー♪
…いやはや、まいりました。
ストーリーを聞いた時点で、一風変わったホラーだなと、期待していたのですが… これはもう、期待以上でした。そこまで鬼畜すぎなくても、というくらいえげつない内容でした。ついでに、変態度もトップレベルに達しております。こんなもの、オススメしていいのかな…? と、若干疑問も残るのですが…(汗)、まあ、一応真新しい変態さんだったので。それとなくご紹介。
監督のトム・シックスは、ずいぶん若い新人さんです。これまでにも作品がいくつかあるんですが、どれもホラーではないようです。で、なーんで急に、こんな鬼畜ド変態ホラーを撮っちゃったんだろ? なんか、思いっきし大きな心境の変化でもありましたの?? …などと、わたしが不安に思うことではないですかね? とにかく、内容からしてブッ飛んでおりまして、これはあちこちで話題になるはずです。
ドイツを旅行中のアメリカ美人、リンゼイ(アシュリー・C・ウィリアム)と、ジェニー(アシュリン・イェニー)。車で移動中に、タイヤがパンクしてしまいます。しかも、そこは人通りのすくない林道でした。どうしよう? 助けを呼ぶにも、電話がありません。と、親切なオジサンが横に停まってくれたと思いきや… 言葉が通じないのをいいことに、卑猥な冗談でからかっていたのでした。ふたりはすっかりこわくなって、車から降りれなくなってしまいます。
いやがらせをするオジサンがいなくなって、やっとひと息ついたふたりは… 無謀にも、車を降りて自力で助けを呼びにいこうとします。これがいけなかったのですよー、ああ、ホラーの運命の別れ道って、ホント残酷! 雷雨に見舞われ、ようやく森をぬけたむこうには、立派なお屋敷が。ふたりはなんの疑いもいだかずに、駆けこんでしまいます。
その邸宅には、医師のへイター(ディーター・ラザール)が住んでおりました。へイターはふたりの出現にとまどうものの、「まあ、入んなさい」と、家にあげてくれます。「助けも呼んであげよう」と、電話もかけてくれるし…
安心したリンゼイとジェニーは、彼からもらった水を飲んでしまうのですが…!!!
マッドなお医者さんホラーは数あれど、ここまで徹底した変態なお医者さんははじめてかもしれないです。
だって、既存のマッドなお医者さんには、それなりの理由があって自分を正当化していたわけですよ。娘の傷ついた顔をとりもどしたい~ とか、不老不死になった手前、死ぬわけにはいかない~ とか…
でも、こちらのへイター医師は、そーんな生やさしいもんじゃありません!!
ただ! たんに! 人間ムカデを作りたかったの!! ただそれだけ!!
これを潔いと呼ぶのか、シンプルでいいじゃないと褒めたらいいのか… よくわかりませんが(汗)、こんな単純なマッドホラーを、すごーく真面目に、完璧シリアスに撮ろうと考えた監督! あなたがいちばんびっくりですよ!
てっきりこんなお話じゃあ、B級臭プンプンなんだろうなと、思っちゃうでしょう? これがぜんぜん(!!)シリアスすぎて、逆にひくんです。胸くそ悪いです。あー、たんに気分が悪いのと、生理的嫌悪の両方です。役者さんたちも、いたって真面目に演じていらっしゃる…(あたりまえか!)そこが2番目にすごいところだなーと、ズブな素人のわたしは感心しちゃいましたが。
注目すべきは、もちろんマッドなディーター・ラザール。ギョロ目が爬虫類を思わせて、表情ひとつとってもキョワイ! そのへんの殺人鬼なんかより、よっぽどこわい雰囲気あります。なかなかのバケモノっぷりで、怪演を見せております。
かわいそうなリンゼイとジェニーも熱演してましたけど、自称日本人ヤクザの青年・カツロー(アキヒロ・キタムラ)さんがインパクトありました。近ごろの日本人の役者さんも、海外作品でも物怖じしなくて対等にわたりあってますよね。うんうん、うれしいですよ!
奇抜な内容にくわえて、シリアスすぎて、救いもなくて、ほんとひくんですが… ディーター・ラザールの怪演はとにかくすごかった! 一見の価値ありです。 こんな映画を撮っちゃうなんて、やっぱりこの監督さん、私生活でなにか大きな問題でもあったのでしょうか…???
正直いって、オススメはできませんが(あまりに気持ち悪い内容のため~)、ホラーにくわしい方の感想がぜひとも聞きたい作品です。
真性イカレ〇ンチの
お医者さん、
へイター。
この後に起こる、
悲劇も知らずに…!!
こんな子供の落書きみたい
の持ってこられて、
さあ、
手術をはじめるよ~♪
なんていわれてもー!!!
あああああ!!!
ついに悪魔の所業が…!!
(これより画像自粛)
ひいぃぃぃ、
だからキョワイ、
キョワイってば!!
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(いちおう)プロフィールです
HN:
ななみといいます
性別:
女性
自己紹介:
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
独断と偏見で、ホラー関係(広い意味でのホラーですので、SFやファンタジーなんかもやってます)のレビューを書いてます。コメント大歓迎です。新情報や、こんなのもあるよ!って情報などなど、寄せてくれるとありがたいです。
〈好きかも♪〉
おにぎり、猫たん、ジャック・ホワイト、ブクオフ、固いパン、高いところ、広いところ、すっげー大きな建造物、ダムとか工場とか、毛玉とり、いい匂い…
〈苦手かも…〉
かます、説明書、道案内、カマドウマ、狭いところ、壁がすんごい目の前とか、渋滞、数字の暗記、人ごみを横切る、魚の三枚おろし…
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